俳句添削道場(投句と批評)

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日のぼれば雪は泥へと吉良の庭

作者 長谷機械児  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

今日12月14日は「四十七士討ち入りの日」。
最初に思い浮かんだ句は、

 掲げたる吉良のしるしや炭俵

だったのですが、あまりにも舞台やテレビドラマで見る光景そのままなので、別のイメージを。
四十七士が去った後の屋敷の景。上野介を捜し回った庭の雪は土と混じり合ってシャーベット状になり、日が当たればそれも融けてどろどろに。白い雪が演出していた美談の風景はより現実的な光景へ。

中七下五を「吉良の屋敷のはだら雪」と雅語的表現に落ち着けようとしたら「はだら雪」が春の季語だということで、更に手直し。結果、時間経過の表現が多い句になりました。

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「日のぼれば雪は泥へと吉良の庭」の批評

回答者 なお

こんにちは。長谷機械児様、いつもお世話になってます。
拙句「紺碧の海〜」にコメント有難うございました。提案句は、改作の二つとも感動しました。結局、こういうことを詠みたかったのですが、海の青さと山の白さの対比や、この土地は山には囲まれていないのだよ、という点に気を取られていました。勉強になりました。

さて御句、面白いですねー。私も忠臣蔵の話は大好きです。
皆さんがおっしゃるように、時間の経過は気になりますが、私も提案句を作ってみました。

・白雪の掻き回されし吉良の庭

当日は雪は止み、月がきれいだったそうですね。

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★★★★★

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「日のぼれば雪は泥へと吉良の庭」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

たしかに雪が泥へとなると春っぽくなるので、太陽が出たからだよという理屈と時間経過は気になりますが、討ち入りのストーリーを詠むならそうなりますよね。次の日の泥を詠むのはおもしろいですねー!次の日というのがいいです。

点数: 0

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「日のぼれば雪は泥へと吉良の庭」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

「討ち入りの翌日」発想を飛ばすのは見習いたいと思います。

上五で「日のぼれば」という前提条件をわざわざ付けてはいるものの、「雪は泥へ」という措辞には、春の季語「雪泥」「春泥」感があるかと思います。

季語「討入の日」を使わないのはわざとですか?
まあ、映像のあまりない季語というデメリットはあるので、何を選ぶかですが・・・

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添削対象の句『日のぼれば雪は泥へと吉良の庭』 作者: 長谷機械児
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