俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1317ページ目

「汗袗や鳴るは花火か警笛か」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 汗袗や鳴るは花火か警笛か

ゆきちさん、こんにちは。
御句拝読しました。花火と警備、どちらも「び」が付きますね(笑)。

御句、気になることが二つあります。一つ目、「花火は初秋の季語」とのことですが、どこの歳時記をご参照ですか?私の手元の歳時記では、「昔は盆供養の行事だったので秋だったが、今では納涼のためなので夏の季語」となっています。
二つ目、花火が仮に初秋の季語としますと、あえて夏の季語である「汗袗」と合わせるのも妙な気がします。
ここは、花火を夏の季語としてお考えになってよろしいのではと思いました。

あと、「鳴るは花火か警笛か」との措辞ですが、これですと作者は、鳴る音が花火か警笛かどちらか判別がつかない様子に読めます。しかしコメントを拝読しますと、特にどちらだかわからないこともないようです。
それであれば、次のようなのはいかがでしょうか。

・足止まる花火の音と警笛と
・警笛とともに打上花火かな

よろしくお願いします。

点数: 1

「白球に夢のせ三年夏の星」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 白球に夢のせ三年夏の星

おかえさきさん、こんにちは。
再訪です。
「し」のこと、勉強になりました!有難うございます。それと、お地蔵様のお顔、崩れてはいないのです(笑)。アンパンマンが、お腹を空かせている子どもに自分の顔を分けてあげるように、削れているのです。
その意味で、ちゃあきさんのご鑑賞は、私も感銘しました。

あと、有難いお祝いコメントは、ポストの水曜日掲載にいただいたと思います。次は木曜日を目指します!

ところで、高校野球は地方大会の熱戦が続いていますね。千葉大会や昨日の西東京大会はいい試合でした!

点数: 2

「百日紅燃ゆる操車場郷思ふ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 百日紅燃ゆる操車場郷思ふ

ごっちるさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。この時期のサルスベリはきれいですよね。

先に竜子さんがいいコメントを残していらっしゃいます。私がちょっと気になりましたのは、「操車場郷思ふ」のくだりですが、これは「そうしゃばさとおもう」と読むのですよね。ここがちょっと詰まっている感があるかと。

・故郷へバスターミナルの百日紅

などが浮かんだものの、もしも、この「操車場」という特定が、作者の望郷の念とは特に関係がなく、単に百日紅が咲いていた場所、ということであれば、いっそ外して、

・故郷の庭も盛りや百日紅

このような形もあるかもと思いました。

点数: 1

「蛇の衣川に素足のおみなかな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 蛇の衣川に素足のおみなかな

馬場芳樹さん、こんにちは。
御句拝読しました。私は蛇が苦手なので、この季語は知らないわけではなかったですが、御句もコメント避けていました。
ですが芳樹さんですので頑張ってコメントします(笑)。

まず気になりましたのが下五の「おみなかな」です。これが意味がわかりませんでした。
もちろん、老齢の女性を嫗とか媼とか言うのは知っていましたが、あれは「おうな」だったと。そこで調べました。おみなは女性のことで「女」の美称とありました。なるほど。しかし、嫗/媼、おうな=老女のこととも。
訳がわからなくなりましたが、芳樹さんがコメントで老女とはおっしゃっていないので、単に女性と思うことにします。

私は、蛇の衣は川岸に引っかかっているが、川の中に入っていかないと取れないみたいな状況と思いましたので、コメントもいただいて、

・ジーパンをまくり川岸蛇の衣
・川中へジーパンまくり蛇の衣

としてみました。俳句で女性を意味する言葉を入れるのは難しいですので、提案句では省いてしまいました。でもこれでは作者が取りに行くみたいで句意と違う、ということであれば、

・川岸を嫗の探す蛇の衣

とさせていただきます。
よろしくお願いします。

点数: 2

「炎天背負い泡盛を抱く海人は」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 炎天背負い泡盛を抱く海人は

竜田姫さん、こんにちは。
御句拝読しました。うみんちゅ、いいですねー。
先にコメントが出ていますが、泡盛は夏の季語の焼酎の傍題とのことですが、沖縄の方々にとっては泡盛は特別な季節のものではないとの意味で、あえてのことだと了解します。

・炎天や海人は泡盛を抱く

提案しながら、「泡盛を抱く」という措辞をどうとらえたらいいか、まだ完全に飲み込んでいないのですが、「愛していていつでも手元に置いておく」という意味と理解します。
私も「どなん」とか残波、好きです。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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