「蛇の衣川に素足のおみなかな」の批評
馬場芳樹さん、こんにちは。
御句拝読しました。私は蛇が苦手なので、この季語は知らないわけではなかったですが、御句もコメント避けていました。
ですが芳樹さんですので頑張ってコメントします(笑)。
まず気になりましたのが下五の「おみなかな」です。これが意味がわかりませんでした。
もちろん、老齢の女性を嫗とか媼とか言うのは知っていましたが、あれは「おうな」だったと。そこで調べました。おみなは女性のことで「女」の美称とありました。なるほど。しかし、嫗/媼、おうな=老女のこととも。
訳がわからなくなりましたが、芳樹さんがコメントで老女とはおっしゃっていないので、単に女性と思うことにします。
私は、蛇の衣は川岸に引っかかっているが、川の中に入っていかないと取れないみたいな状況と思いましたので、コメントもいただいて、
・ジーパンをまくり川岸蛇の衣
・川中へジーパンまくり蛇の衣
としてみました。俳句で女性を意味する言葉を入れるのは難しいですので、提案句では省いてしまいました。でもこれでは作者が取りに行くみたいで句意と違う、ということであれば、
・川岸を嫗の探す蛇の衣
とさせていただきます。
よろしくお願いします。
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
川岸に蛇衣。ジーパンまくり川に入っていく女。
よろしくお願いします。