俳句添削道場(投句と批評)
つちや海郷さんのランク: 師匠54段 合計点: 280

つちや海郷さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

桜蘂降るや遊具の撤去跡

回答数 : 13

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ベランダで煙草ルートビア片手に

回答数 : 6

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牡丹散ればふたたび雨の小庭かな

回答数 : 6

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風光る帰路や富美男の句集提げ

回答数 : 7

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椿よしここの歯医者は痛くない

回答数 : 11

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つちや海郷さんの添削

「竹林に棲家があるなりヒメボタル」の批評

添削した俳句: 竹林に棲家があるなりヒメボタル

めいしゅうさんこんにちは。

2句で迷われているとのことですね。
申し訳ないですが個人的にどちらもちょっと微妙ですかね。
そもそもですが、動物・植物関連の季語は余程の効果を狙わない限りカタカナで書くのはやめた方がいいと思います。図鑑みたいになるので。

先に銀河の方の句ですが、
蛍を銀河に例える比喩は少し安直かなと思いました。
もし使うなら、何かしらの工夫やオリジナリティのある発想を入れるべきだと思います。
例えば「竹林にうごめく銀河姫蛍」みたいに。

次に棲家の句ですが、
この書き方だと「竹林に誰かの棲家があります。そこには姫蛍がいます。」というニュアンスになると思いますが、めいしゅうさんが言いたかったことは「竹林に姫蛍の棲家があった」ということではないでしょうか。
そうでしたら、「姫」という言葉が入りませんが「竹林に蛍の棲家ありにけり」とした方がいいと思います。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

「夏のそら前進4打のあるホール」の批評

添削した俳句: 夏のそら前進4打のあるホール

めでかやさんこんにちは。

私はゴルフやったことないんです。
めちゃくちゃやってみたいです(笑)

御句
中八ですが、「ん」がリズムを作ってるので、あまり気にはならないですね。
ただ、「の」を抜いても言葉は通じると思うので、「前進4打あるホール」でもよかった気がします。
しかし、「ある」という言葉の説明感が気になりますね。上手く使えば効果的になる場合もありますが。

前進4打は「マエヨン」とも言うらしいですね。どうせ専門用語を使うなら、いっそのことこっちを使うのもありかと思います。文字数の節約にもなりますし。

『マエヨンのホールや夏の空青し』
『マエヨンのホールや夏の風清し』
『マエヨンのホールへ抜ける初夏の風』
いかがでしょうか。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 4

「娘との思い出星影のワルツ」の批評

添削した俳句: 娘との思い出星影のワルツ

優子さんこんにちは。
コメントありがとうございます。

私は才能のある人間ではありません。
かなり要領の悪い人間でして、2年前に仕事で怒鳴られまくって、死ぬことを考えたほどです。(私が悪いんですけどね)
ちなみにその仕事は速攻でやめました。
俳句を続けているのは、人生で褒められた経験が少ない分、自分が作ったものが褒めてもらえたことが嬉しかったからです。
評価目的に俳句をやるのはあまりよくないんですが、それが続ける活力になっていますし、少々厳しい意見をもらっても「次は良い句を作ってやる」と思えます。

若輩者の私がアドバイスするのはおこがましいかもしれませんが、自分を受け入れてマイペースに生きることが大切だと思います。
そして辛いときは逃げてもいいと思います。逃げることは悪い事ではなく手段の一つです。
急ぐ人はいつか転びます。

御句
千昌夫さんの「星影のワルツ」ですか。
娘さんとの御関係などについてはわかりませんが、娘さんとこの曲を重ね合わせた句ですかね。
無季の句ではありますが、詩になってますし句またがりの仕方が綺麗です。
もっと実景が見えてくればいいなと思ったのですが、思いの強く乗った句なのでなかなか手が入れづらいですね。

添削にはなりませんが、例えば
『星影のワルツ娘とアイスティー』とやると、実景が見えてきます。
また、星影のワルツが別れの歌なので、もしかしたら娘さんと別れるんじゃないかと匂わせることができます。
また、アイスティーは夏の季語なので、有季の句にもできます。
いかがでしょうか。

長文失礼しました。
月並みですが、夢に向かってがんばってください。
またよろしくお願いします。

点数: 3

「陽炎や折りたたみ傘或る右手」の批評

添削した俳句: 陽炎や折りたたみ傘或る右手

イサクさんこんにちは。
拙句へのコメントと添削ありがとうございました。

「散れば」は全て散り終わった後ということで詠ませていただきましたが、”散っていく時間”のことまでは考えていませんでした。
「ふたたび」という言葉についても、「また雨が降ってきた」ぐらいにしか考えておりませんでした。

やはりイサクさんは読みが深い。
また一つ勉強になりました。ありがとうございました。
またよろしくお願いします。

点数: 0

「踏み切りの音の間近に梅雨に入る」の批評

添削した俳句: 踏み切りの音の間近に梅雨に入る

水谷さんこんにちは。

御句
中七の「音の間近に」という叙述が気になりました。
おそらく繋げていないと思いますが、下五に繋がっているように見えて「ん?」と思いました。

少し変えてみます。
・「踏み切りの音間近なる梅雨入かな」※梅雨入は「ついり」と読みます。
・「梅雨めきて踏切の音間近なり」

またよろしくお願いします。

点数: 0

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