俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1197ページ目

「我百歳次の元号見据えたり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 我百歳次の元号見据えたり

鳴石滉輝さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。ひいおばあちゃん、百歳ですか!それはご長寿、おめでとうございます。そんなひいおばあちゃんに、俳句を送ってあげるなんて、優しいお気持ちですね!

ただ、私が引っ掛かりますのは、御句は、ひいおばあちゃん自身が百歳記念に詠んだような作りになっていることです。そうではなくて、滉輝さんがプレゼントするのですよね?
それなら滉輝さんのお気持ちで作ってみてはいかがでしょうか?

・新元号見据へ百歳春の風

あと、俳句は季語といって、季節を表す言葉を一つ入れることになっていますので、上のようにしてみました。

さらなるご長寿お祈りします。

点数: 0

「我百歳上がる血圧下がる腰」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 我百歳上がる血圧下がる腰

鳴石滉輝さん、こんにちは。
御句拝読しました。もう一つのご投句にもコメントしたので、そちらと併せてご覧くださいね。

このままでは、「我百歳」とあり、ひいおばあちゃんが作ったみたいですので、滉輝さんが送るなら、そこを変えたいと思う、というのは同じです。

ただ、ここはあえて、百歳のひいおばあちゃんが、「自分で詠んだ」ということでコメントしてみたいと思います。

まず季語を入れたいです。
それと、「上がる血圧」はいいですが「下がる腰」というのはよくわかりませんね。「曲がる腰」ではいかがですか?

・春百歳上がる血圧曲がる腰

無理矢理「春」を入れましたが、あまりよくないですねー。
血圧が上がることと腰が曲がることを入れて、なおかつ百歳まで入れると、季語を入れる余地が極めて少なくなります。
血圧と腰とで、分けて詠むのもありかと思いました。

・行く春や上がる血圧我百歳
・鳥雲に入る百歳の曲がる腰

点数: 0

「梅の香や風吹く街の西明かり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 梅の香や風吹く街の西明かり

もんなさん、こんにちは。
御句拝読しました。「西明かり」、素敵な措辞ですねー。

御句でちょっと気になりましたのは、「風の吹く」です。梅の香は、風がなくてもほのかに匂うところに風情があると言われています。
そこに風が吹くと、逆に、雅な香りを飛ばしてしまうのではないかと危惧します。

また、この街はもんなさんの住む街で、お好きな街だろうと思います。しかし「風の吹く街」は、ともすると、「さびれた街」のようなイメージを与えやしないかと。

どちらも余計な心配かもしれませんが、せっかくのもんなさんのお気持ちを大切にしたいと思いました。

そこで、この街がもんなさんの通りがかりではなく、住んでいる街なのだ、ということを入れて、

・梅の香の我が住む街や西明かり

とか考えてみました。いかがでしょう?

いい街の景色が浮かびます。

点数: 2

「麗らかに記憶手放す海馬かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 麗らかに記憶手放す海馬かな

もんなさん、こんにちは。
御句拝読しました。もんなさんは脳医学がご専門なのですね?すごいです。ベン・ケーシーみたいです(古い!)。

海馬ですが、私はケチをつけるつもりは毛頭ないのですが、一般にわかってもらえるかどうか心配です。
というのは、独自性はありますがとても専門的で、逆に似たような言葉で本当の動物を表す言葉があるので、それと混同されないかと。
例えば、「河馬」でカバ、「海豚」でイルカとかです。「海馬」でタツノオトシゴを意味する場合もあります。英語のsea horseです。

そこで私は、読み手に理解してもらうために、「脳の」と入れてみてはいかがかと思いました。
提案句は、苦労しましたが、

・月朧動かぬ脳の海馬かな
・朧夜や脳の海馬の薄れゆく

どちらも、海馬の本当の働きからすると違うかと思いますが、こんなところでご容赦ください!
またよろしくお願いします。

点数: 1

「二月とは穴のあきたるコッペパン」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 二月とは穴のあきたるコッペパン

げばさん、こんにちは!
お久しぶりです!本当に、げばげばさんですよね?がばがばさんとかではないですね?

なら良かった!色々なところでお名前拝見していますよ。特にN俳テキスト。私は選者どなたか一人の佳作に入ればラッキー!と思っているのに、げばさんの名前は、あ、この選者でも、お、この先生にも…えっ、このお題でも…。悔しい(笑)。「大阪府」のところ、これから飛ばそうかな(笑)。

なんて、冗談はこのくらいにして、御句です。う〜ん、よくわかりません。穴のあいたコッペパンが何を意味するのかわからないですし、それが二月とは???
げばさん得意の二月尽であれば、ちょっとわかるけど…。

でもその場合も、固くなったコッペパンとか、食べかけとかなら共感。
逆に食パンなら「穴のあいた」はわかる。真ん中だけ食べたとか。でもなぁ、コッペパンでしょ?
あっ、チョココルネ作ろうとして穴だけ開けたけど、採点作業が忙しくてまだチョコを入れていないとか?

私は、忙しくて昼食もろくにとれないでいるうちにカビがはえてしまったコッペパンの、カビだけつまみ取って穴が空いてしまったという光景ととらえて、

・二月尽穴のあきたるコッペパン
・如月や穴のあきたるコッペパン

とします!

最後になりましたが、おかえさきさんは気分害してはいらっしゃらないと思いますよ。もちろん、人の心の中がわかろうはずはないのですが、おかえさんはそういう方ではないと思います。げばさん、出直さず(笑)、このままいてください!

点数: 1

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