「鳥の巣の鳥の出入りの忙しく」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 鳥の巣の鳥の出入りの忙しく
ゆきえさん、こんにちは。
御句拝読しました。いい句ですねー。鳥の巣に出入りするのは鳥に決まっているかもしれませんが、その鳥の繰り返しが下五の「忙しく」につながっていくので悪くないと思いました。
私は個人的にかもしれませんが、下五は「忙しなく(せわしなく)」が好みかなぁと思いました。「忙しく」の「が」が無い分、調べがいいかなぁと思って。
よろしくお願いします。
点数: 1
回答者 なお
添削した俳句: 鳥の巣の鳥の出入りの忙しく
ゆきえさん、こんにちは。
御句拝読しました。いい句ですねー。鳥の巣に出入りするのは鳥に決まっているかもしれませんが、その鳥の繰り返しが下五の「忙しく」につながっていくので悪くないと思いました。
私は個人的にかもしれませんが、下五は「忙しなく(せわしなく)」が好みかなぁと思いました。「忙しく」の「が」が無い分、調べがいいかなぁと思って。
よろしくお願いします。
点数: 1
回答者 なお
添削した俳句: 朝食の皿洗い終え躑躅かな
万年雑草さん、こんにちは。
御句拝読しました。土日でキャンプ!いいですねー。私も行きたいなー。最近は山歩きすら遠ざかっていて、もっぱら温泉旅館巡りです(笑)。
さて御句ですが、イサクさんと少し似ていますが、二点気になりました。
一点目、意味的に中七で切れていて、キッチンから急に外(お庭)の景色になる点。これは、朝食の片付けを終えてホッとして外を眺めた時の句、ということでわかると言えばわかります。でも…。
二点目、一点目に関係するのですが、中七で切れが入るので、下五の「躑躅かな」がとって付けたみたいになっていることです。
下五に、季語+「かな」の場合は、上五はまだしも中七以降は一気につなげたいです。
私は、家での朝食という日常もいいですが、せっかく、キャンプという非日常の体験の中からの句ですから、そこを詠み込みたいと思いました。
・皿洗うせせらぎ映す躑躅かな
・共同の水場を覆う躑躅かな
・飯ごうを洗う河原の躑躅かな
みんな、野外を意識してみました。よろしくお願いします。
点数: 1
回答者 なお
添削した俳句: 都会から転校生やスイトピー
春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。いいですねー。「転校生」というだけで、すでにドラマですねー(笑)。
私もヒッチさんと同感で、「都会からの」、としたいと思いました。
確かに字余りではありますが、上五ですのでリズムは吸収できると思いました。「都会から」だけですと、来た方角を示す感じが強いですが、「都会からの」にしますと、都会の華やかさとか、憧れ的な印象が強まるような気がしたからです。
・都会からの転校生やスイートピー
ちなみに、「スイートピー」も、季語ですし長音が多いですから字余りにはならないですよ。
あと私は、「都会の」もありかと思いました。
・スイートピーある日都会の転校生
なんか面白くないですか?ダメ?
よろしくお願いします。
点数: 2
回答者 なお
添削した俳句: うつむきし花盗人や避けズボン
小沼天道さん、こんにちは。
御句拝読しました。避けズボンは、変換ミスで、頓さんのおっしゃるように裂けズボン、つまり、最近の若者がよく履いている、(わざと)裂け目を作ったようなズボン(ジーンズが多い)ですね。
天道さんは、花盗人の気持ちは、そういうズボンを履いている人のような気持ちでは、とのことですが、私はちょっと違う捉え方をしました。
・うつむきし花盗人の裂けズボン
・うつむきし裂けたズボンの花盗人
裂けズボンを履いた花盗人がうつむいているという光景で、切れは入れませんでした。捕まった?返しに来た?
よろしくお願いします。
点数: 1
回答者 なお
添削した俳句: 初物や筍飯に香そえて
ネギさん、こんにちは。
御句拝読しました。季節を感じる句ですね。詠み直し前より格段に良くなっていると思いますよ。
でも、気になりました点がありますのでお伝えします。
「筍飯」という季語は、「初物の筍が手に入ったので、筍飯にした。炊き上がったら、いい香りがする」という意味まで含んでいます。
読み手は、筍飯という2文字を見ただけでそこまで想像して、お腹が鳴ると思いますよ。
それからしますと、御句、季語の力をお使いになっていないと言うか、重複しています。「初物」は不要ですよ。あと、例えば「そら豆」とかでも、初物という形容はしなくていいと思います。
また、下五の「香そえて」ですが、これはなんと読ませますか?音数からいくと、「こうそえて」となり、香の物、つまりお漬物を添えてという意味に取れます。
でも、前の句からすると、そういうことではないですね。筍飯の香りに、木の芽の香りを添えてということですよね。
それなら、「香(か)を添えて」とか、「香り添え」にした方がいいですよ。
・木の芽添え筍飯に手を合わす
これは、一応提案として置きましたが、私の手元の歳時記では「木の芽(きのめ)も季語なのです。また、下五の「手を合わす」は初物なのでという意味ですが(我が家ではこういうとき仏壇に供える)、動詞が2個になるという欠点があります。
でも一応置かせていただきます。
よろしくお願いします。
点数: 0
最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。