俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1426ページ目

「真夜中に眉の整う受験生」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 真夜中に眉の整う受験生

おはようございます。

今は年間通して中学三年生や高校三年生、浪人生のことを「受験生」と呼んだりするのですが、
季語の「受験生」は「受験」「入学試験」の傍題・関連季語で、春の季語。
つまり受験日当日や、受験を明日に控えた心持ち、受験を終えた直後の心持ちの青少年の映像をもって詠むことになります。

御句は季語としてではなく「受験生」という単語を使っている感じがしてしまいました。「試験勉強しなきゃいけない」状況はいろいろな季節で発生しますし。

「試験勉強しなきゃいけないのに顔のことを気にしてばかりいる」という内容。秋か冬あたりの風景としてみた方が、季節感としては似合いそうな気がします。

・学生の眉の整ふ夜長かな

点数: 1

「阿鼻叫喚サンタも寄らぬ風邪の家」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 阿鼻叫喚サンタも寄らぬ風邪の家

おはようございます。
大変でしたね。ご苦労様でした。

できるだけ大げさに言いたい、という気持ちがあるのだとは思いますが
【阿鼻叫喚】とは【苦しみで泣き叫ぶこと】を意味に含みます。
風邪で泣き叫んでいた?!と思うと不自然な言葉に感じますし、そもそも大げさすぎる気はしますね。

コメントから「地獄」という単語をお借りします。

・地獄かなサンタも寄らぬ風邪の家

「サンタ」と「風邪」に季重なり感がありますが、こちらは句意からは仕方ないとは思います。思いますが、日記で面白いことを言おう、と考えすぎている気はします。

いろいろ試してみてください。

点数: 1

「干し魚のすき間に拝む初日の出」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 干し魚のすき間に拝む初日の出

おはようございます。

面白い光景ですね。初日の出の光景に新たな可能性を感じました

なお様ご自身でも気にしている点、「拝む」にやや余計な要素の雰囲気はあります。
やはり自分の(他者かもしれませんが)動作を句に入れ込むは難しい時はありそうです。

・初日出づ干されし魚のすきまより
・初日出づ干さるる魚のすきまより

提案句では「前から干されていた」ので「干されし」でよいと思いますが、過去の「し」が嫌いな場合は「干さるる」で。

点数: 1

「茜さす道に羽根散る久女の忌」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 茜さす道に羽根散る久女の忌

こんにちは。

何の羽根かは気になりながら、鳥の想像ができない句でした。

もう一段言うなら、季語以外では「茜さす道」に重きがあり「羽根」が軽い句だと思います。
生命を感じるような生々しい羽ではなく、羽根つきの飾り羽のように、生命を感じない羽根を想像しました。

点数: 1

「コンビニのおでんを提げて星濃なり」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: コンビニのおでんを提げて星濃なり

こんにちは。

「星濃なり」ここが読めませんでした。「ほしのうなり」と読ませて、星が濃く(多く輝いて)感じると言いたいのでしょうか?

コメントの「帰りばや」よりは工夫があって良いとは思いますが、読み方を悩むような言葉を置きたくない・考えさせたくない内容の句ではありますね。

・コンビニのおでんを提げて星の街

点数: 1

イサクさんの俳句添削依頼

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