ノベル道場/小説の批評をし合おう!

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元記事:青春女の自転車部(仮)の批評

はじまりから合コンまで読みました。
私はマリア先生の下ネタな性格が非常にインパクトがあって面白いです。ただ、上の方が書かれているようにおっさん向けになっているのだろうと思います。

上記の回答(青春女の自転車部(仮)の批評の返信)

投稿者 瀬戸R : 0 投稿日時:

すみません。『私は』が要りませんね。続きを楽しみにしています。執筆活動、頑張ってください。応援しています。

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元記事:青春女の自転車部(仮)

こんばんは。
あれから7話書きましたが読んでくれる人が居なくて感想や全然ダメだとかいってくれる人が居ません。
現代のラノベは読まれないのか、私がダメすぎるのか教えてください。よろしくお願いいたします。

上記の回答(青春女の自転車部(仮)の批評)

投稿者 瀬戸R : 0 投稿日時:

はじまりから合コンまで読みました。
私はマリア先生の下ネタな性格が非常にインパクトがあって面白いです。ただ、上の方が書かれているようにおっさん向けになっているのだろうと思います。

長所。良かった点

マリア先生が気に入りました。このまま突き抜けたキャラでもいい気がします。

良かった要素

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要望 : 長所を教えてください! スレッド: 青春女の自転車部(仮)

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元記事:されど、彼はゆく

ノベル道場にははじめて投稿します。
批評がほしいのと長所があるのか知りたいです。自分の中で主人公とその仲間には思い入れが強く、活かすにはどうしたらいいかも教えてほしいです。

上記の回答(されど、彼はゆくの批評)

投稿者 瀬戸R : 1 投稿日時:

 僭越ながら和冬雅彦の場面を批評させていただきます。
まず、場面は美術館なのですが、どこの国ですか? 東京の国立西洋美術館でしょうか? いきなり拳銃を突きつけた男は、たぶん極道かマフィア物とのことで中華マフィアか韓国マフィアか、西洋人の特徴が書かれてなかったので私はそう解釈しました。

 和冬雅彦のリュックに何が入っていたのかまでは分からないのですが、極道だとしたら暴対法で締め付けられてる昨今の現状で、リスク犯してまでハジキ出さないような気がします。そもそも音が響く美術館でハジキの音はでかすぎます。サプレッサーの描写がないので多分装着してないはずですし。

 上の方が仰られているようにハードボイルド物はリアリティが結構重要なので、そこが改善されたら良い小説になると思います。
 

長所。良かった点

とても読みやすかったです。

良かった要素

ストーリー 文章 オリジナリティ

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元記事:「第4話 最初の”first contact”はクソッタレ 前編」の批評

ご返信ありがとうございます。

「第4話 最初の”first contact”はクソッタレ 前編」を拝見しました。

ご質問ですが、文章は柔らかいほうが良いと思います。
本作の売りは、トオルとキューのおもしろい掛け合いにあります。
また、「第4話 最初の”first contact”はクソッタレ 前編」というように、章のタイトルは、ならず者っぽい口語体です。

シリアス展開でありながらも、ユーモアを忘れない二人というのが、この作品の特徴かと思います。
それでしたら、文章は柔らかい方が良いと思います。

また、第4話まで読んだ感想ですが、ロネの街の惨劇と、トオルたちの話がどう繋がるのが、まだわかりません。

ロネの街の惨劇は、プロローグから繋がっているのはわかるのですが、二つのストーリーが同時に進行していると、どちらに注目して良いのか、わかりにくくなります。
トオル達に感情移入していたのに、話が飛び飛びになっているように感じました。

小説は本来、主人公を中心に展開させるのが王道です。
なぜかというと、その方が、話の筋がわかりやすくなり、主人公に感情移入しやすくなるからです。

この物語は、プロローグはラナリ。二話、三話は、トオル、四話はアルバと視点が頻繁に移動し、誰に注目して良いのかわかりにくい構成になっています。
(ラナリ、アルバとトオルがどういう関係にあるかわからないので、展開の意味が掴みづらい。ラナリとトオルが兄妹であるなどとしてしまった方が、トオルにとっても切実な展開になるので読者の興味を引けると思います)

視点移動、時点移動は、なるべく少なくし、わかりやすい構成にするのが良いかと思います。

ロネの街の惨劇は、おもしろい展開だと思いました。
また、後で続きを読んでみたいと思います。

上記の回答(「第4話 最初の”first contact”はクソッタレ 前編」の批評の返信)

スレ主 瀬戸R : 0 投稿日時:

 うっぴー様、四話までのご高覧、誠に有難うございます。
 ×ご知啓 〇御知恵 と誤変換をしていてしまい誠に申し訳ありませんでした。
 "また、第四話まで読んだ感想ですが、ロネの街の惨劇と、トオルたちの話がどう繋がるのが、まだわかりません。"
 と展開の拙さのご指摘有難うございます。
 一応、五話に繋がる話として書きました。視点移動を余りしないほうが良いとのご指摘を肝に銘じて改稿を行っていきたいと存じます。

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要望 : 長所を教えてください! スレッド: Continuous first contact ~見知らぬ惑星に落ちた青年達の影響~

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元記事:Continuous first contact ~見知らぬ惑星に落ちた青年達の影響~の批評

瀬戸Rさん、はじめまして。『ノベル道場』の開発、運営をしています、うっぴーと申します。
「第2話 不時着したトオルとキュー(生首) 前編」まで、読みました。
少々、厳しめになってしまうかも知れませんがご容赦ください。

まず、タイトルですが、

「Continuous first contact ~見知らぬ惑星に落ちた青年達の影響~」

実は、プロ作家さんらに聞いたところ、英語のタイトルというのは、意味が伝わりにくいので、非常に不利ということです。

また、タイトルは学術研究のレポートのようで、この話の魅力が何なのかわかりにくいのが難点です。
小説はとにかく興味を持たれなければ読まれないので、なろうの上位作品を参考にタイトルを改良することをオススメします。
例えば、

「口の悪いアンドロイド美少女と未知の惑星に落とされた!」

などです。

あらすじは、未開の惑星からの脱出がテーマなのか、戦争がテーマなのか、内容を盛り込みすぎているように感じます。
戦争が絡んでくることはあえて伏せていたほうが、小説の内容がわかりやすくて良いかと思います。
また、あらすじは、ちょっと平凡すぎると思います。このあたりは改良の余地が大きいと思います。

プロローグは、素晴らしい出来栄えだと思います。
ヒロインに焦点を絞っていているのでわかりやすく、SFでありながらも難しい用語がまったく出てこないので、物語に入っていきやすいです。
インパクトのある大事件が起きるのも興味を惹かれる展開です。

また、文章もうまいです。作者の実力の高さがうかがえる文章です。

2話と3話ですが、トオルとキューの掛け合いがおもしろかったです。
ただ、彼らは未知の惑星に遭難したにしては、余裕が有りすぎるように感じます。

>トオルは、それを聞いて安堵した。実はツキが回ってきているのではとも思い始める。
トオルはこの状況をラッキーだと感じています。
もちろん、冒険を成功させた際に宝が手に入るのは良いのですが、現在の状態の緊迫感を薄めてしまっていると思います。

例えば、まっさきに水と食料の心配をするなどしたら、主人公のピンチがより鮮明になって良いのではないでしょうか?

ユーモアがあると同時に、もっと緊張感があると緩急が生まれて、より良い作品になると思います。

総評として、本編がおもしろいので、この小説はタイトルとあらすじでかなり損をしてしまっていると思います。この2つを改良することをオススメします。

以上です。
すいません。少々、厳しめになってしまったかも知れませんが、本当に応援していますので、これからも更新頑張ってください!

なろうのブックマークに登録させていただきました。
また、後で続きを読んでみたいと思います。

また、すでにご存知とは思いますが、「ノベル道場」では、他者の小説の批評を書くと、ご自分の最新の批評依頼がサイトの一番上に移動し、「おすすめ小説」の表示がされます。
おすすめ度を示す星マークは、批評を書けば書くほど増えていきますので、今後ともぜひ、他の方の小説の批評を書いていただけるとありがたいです!
(私は、おすすめ小説の表示がついた小説を優先的に読んでいきます)

上記の回答(Continuous first contact ~見知らぬ惑星に落ちた青年達の影響~の批評の返信)

スレ主 瀬戸R : 1 投稿日時:

 うっぴー様大変忙しい中のご高覧、誠に有難うございます。
 あらすじ要改良の件につきましては、ノベル道場を利用し改良したく存じます。
 三話までのご批評につきましては、拙作が伏線を張って回収していくタイプで御座いますので
 色々と目に留まる点があるかと存じますれば、展開の遅い拙作を恥ずべきだと心中に刻み込みました。
 
 拙作は章の途中で文章の軟さ硬さが変わる箇所が御座います。
 そこで文章が柔らかいほうが良いのか、途中のシリアス展開に置いては硬いほうが良いのかを決めかねております。
 
 ご多忙のところ誠に恐縮ですが、ご知啓を賜りたく存じ上げます。

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要望 : 長所を教えてください! スレッド: Continuous first contact ~見知らぬ惑星に落ちた青年達の影響~

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書いてる時に楽しくなってしまい地の文でふざけ過ぎている気がします。現実の友人に見せるのも気が引けるので皆さんからの感想が欲しいです。... 続きを読む >>

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元記事:ZODIAC PRADOX EXTREAM/CHAOSPHERE!

どうもこんにちは。
最近「小説家になろう」で連載を始めたのですが、
「面白い」「つまらない」以前に
『読んですらもらえない』
(投稿数が多過ぎてランキング以外の作品は流れて埋もれてしまう)
という事実を不覚にも失念していました。
なので読んで戴き皆様の忌憚なき意見を頂戴したと想います。
宜しくお願い致します。

上記の回答(ZODIAC PRADOX EXTREAM/CHAOSPHERE!の批評)

投稿者 お名前無い太郎 : 1 投稿日時:

つ……釣られクマー…?

5話まで読みました。転生ものもいわゆるなろう小説も読んだことのない人間の意見でよろしかったらご活用ください。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: ZODIAC PRADOX EXTREAM/CHAOSPHERE!

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元記事:架空だけど架空じゃない君に恋をする

序盤の批評をお願いしたいです。

問題だと感じているところは、
・出だしからして何がしたい話なのか伝わらない気がする。魅力がない。
・立ち上がりが遅い。事件らしい事件が起きるのが五話目でようやく。

作者の思い(狙い)としては、
・話の目的→主人公の感情が幼なじみからヒロインに移り変わるさまを描きたい。
・事件を起こしたところ(戦闘シーン)から始めたりすると、バトルもののネットゲームものだと誤読されてしまいそう。描きたいのは主人公たちの関係性であって、バトルはただの過程…という気持ち。

以前創作掲示板にて、同じ話を相談させていただいたこともあるのですが、主人公が消極的なこともあり、どうしても書き出しに魅力がなくて、このまま書き進めてもいいものかと踏みとどまってしまっています。

投稿数が少ない段階で申し訳ないのですが、上記の問題点以外にも、気になった点やツッコミ所があったらぜひ聞かせてください。
必要があればがっつり修正したい気持ちなので、お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。

上記の回答(架空だけど架空じゃない君に恋をするの批評)

投稿者 【本人から削除依頼】 : 2 投稿日時:

 冒頭のシーンのタイプで物語のタイプも決まってしまうかどうかについて、多少の紛れがあることは留意しておくべきかと思います。物語の出だしが戦闘シーンだから、バトルものとなるかどうか。

 確かに冒頭がバトルで始まっていれば、読者としてバトルものの可能性は感じます。だけれど、そう決めつけるわけでもありません。まだ誰が何をする物語なのか知らない、知らないから知ろうとして読み進めているわけですので。

 例えば、冒頭がバトルだとして以下のような流れだとするとどうか。

01:小隊規模2グループAとBの激しいバトルが起こっている。
02:激戦が続くもAは形勢不利になり、主人公を残して撤退。
03:しかし主人公は負傷を重ねつつも悪鬼の形相で反撃を続ける。
04:たじろぐ敵グループB
05:そこへAチームの要請で援軍Cが到着。
06:形勢逆転でBが撤退。
07:しかし主人公は敵のいなくなった戦場でまだ攻撃動作を続けている。
08:援軍指揮官が主人公に駆け寄り、「もういい、やめろ」と言って揺さぶる。
09:主人公はハッと我に返り、援軍指揮官の胸倉を掴んでオイオイ声をあげて泣く。
10:援軍指揮官は「やっぱり怖かったのか」と思いかけたが、主人公が必死で指さすのに気が付く。
11:指さした先にはAチームの戦友の1人が倒れていた。主人公は仲間を守りたかったのだと指揮官は気が付く。

 01~04は主人公の勇猛、05~06は勇猛によって生じた幸運、07~09は主人公の必死ぶりを描いています。それが10が転機となり、11で主人公にとってのシーン全体の状況が明らかになり、主人公と戦友との関係性を印象付ける段取りになっています。
(↑実はある実話をちょっと脚色したものだったりする。)

 ですので、派手なバトルを描いても、バトルで魅せるとは限りません。人間関係を示唆するための道具としてのバトルということも可能です。

 前置きが長くなりました。すみません。本編の感想に移ります。冒頭から最新話(5.無様でも不格好でも)まで拝読してみました。

「1.幼なじみの君が好き」
 ここでは、出だしからいわゆる先取りのイメージシーンとなっています。その書き方で気になる点があります。

>  その一言に、すべての想いを込めるように。

 読者としては、のっけからまだなじみがないどころか、正体すら不明のキャラが万感の思いを込めても、どういう感情なのか、どういう思い入れを抱いていいのか分かりません。まだ作品内容について、一切知らないのです。

 作者さんはこのシーンでの主人公やサクヤの状況、気持ち、考え等々はよく分かっておいでです。そこを分かってないと書けませんものね。

 そこが作者と読者の非対称性で、作者視点でのみ分かることを書かれると、正直、目が滑るような気がします。読んでも無意味な感じがしてしまうし、見ず知らずの赤の他人が強い感情を抱いても魅力とはならず、かえって引きます(外で偶然出くわした人が、突然激情をあらわにしてきたたような戸惑い)。

 もちろんですが、作品内時系列でのイベントシーンを先取りしても、誰がどこで何をする話なのかは見えません。この先、こういうことがあると予想はしますが、心情メインのため目を引きません。

 この後、主人公 礼司と人間ヒロインと思しき李莉の日常ですが、冒頭のイメージシーンと逆で、極めて日常的です。目を引くものが出て来ず、注意を引き付けることも起きていません。何かひたすら悶々としているな、という印象のみがあります。

 一応、サクヤが乱入するように二人に割り込みますが、サクヤも日常に参加しているだけになっています。その後は、回想で時間を遡っての設定紹介を兼ねた日常。この章を通じてあるのが、悶々と物思い、というものです。

 内心のつながりを表し、それで引き付けようという狙いかもしれませんが、読者としましては、どんなキャラが悩んでいるのかのほうが、まずは大事です。言い換えれば、「興味を持ったキャラが何か悩んでいるなら知りたくなる。悩みから入られても、キャラを好きにはなれない」ということです。

 最新章までの印象でも同様で、作者さんのキャラに対する思い入れがそのまま出てしまうことがときおりあり、それが圧迫感となって、読者としてついていきにくい感じがします。読者がキャラに慣れてくるまで、作者としてはあえてキャラを突き放してしまうことも必要なのではないかと思います。

 最初にご紹介した参考例では、

必死に戦う男→それはなぜ?→助かって泣く男→なぜ勇敢だった男が泣くの?→負傷した戦友を指さす男→そういうことか、

となった後でようやく、必死に戦う男に興味が湧きます。戦友のためにそこまで戦う男と分かれば、何か悩んだら知りたくなりますし、同情、共感も起きて来ます。もし、戦友の大事さを訴える男→戦闘になった→負傷した戦友を守った→…、としてしまうと、最初の男の訴えの部分で興味を失う可能性が大です。

 この章は読者を引き込む大事な出だしであるはずです。キャラの内面や性格紹介より先に、読者にキャラに対する興味を抱かせることに注力すべきで、それには前提知識なしに、客観的に分かる行動、アクションで訴求すべきではないかと思います。

「2.イライラ」
 第1章と同じく、ゲームが出て来たものの、日常と物思いで終始する観があり、まだツカミらしいツカミが出てこない点、かなり損だと思います(いわゆるブラバを招く恐れを感じる)。

「3.ルクスチェインとルール」
 この章の半ばくらいで、ようやく目を引ける戦闘が出てきますね。しかし、キャラの関係性を描きたい、バトルものと受け足られたくないというお気持ちからか、戦闘の様子の割には、描写は控えめな感じがします。

 非常に説明的なんですね。アクションの生々しさ(ないしは迫力)を描くレベルとしては、「説明<行動<動作」という感じになります。説明「AはBを斬った」→行動「Aは刀を抜いてBに斬りつけた」→動作「Aは一跳躍してBの目の前に出ると、抜く手も見せずに抜刀、袈裟懸けに斬りつけた」みたいな感じです。

 説明だけだと経過だけが分かります。全て動作で描写すると迫真になりますが、長くなりますし、どのアクションも同じような重みになって平板となる恐れも高くなります。ですので、説明、行動、動作をシーンでの各アクションの重要性に従って使い分けると、よく分かって、かつ印象に残るものとなります。

 そのような描き方で、もっとバトルアクションで目を引いてよいと思います。そのアクションがどういう意味を持つかは、戦ったキャラの動作の意味を少し明かすなどすれば伝えることができ、アクションからキャラの気持ちを伝えることも可能のはずです。
(サクヤと主人公の関係性がまだ分からないで、勝手に想像してみると、例えばサクヤが主人公のリスクを異様に気にするわりに、自らの被害を省みないようなら、サクヤの気持ちを察することができる。)

 バトルが説明的なのに、分かりにくくなっている面も感じられます。主人公の内面も描写したせいか、視点があちこちに移動しています。各文で誰がどこから見ているのか、アクション描写されているのは誰かが分かりにくくなっています。

 視点移動が厳禁などと申し上げるつもりはありません。読んで分かるなら使っていいし、仮に分かりにくいとしても視点移動に全ての原因を求めるべきでもない。ですが、おそらくこのバトルの分かりにくさ(見えにくさ)は視点移動が大きく作用しているように感じます。ざっくり申し上げると、上手く描かれたコミックを読んで説明しているような印象です。聞く側(読者)は、おそらくいい絵なんだろうなと思いつつ、しかしどういう絵面なのか判断できないようなもどかしさがあります。

 加えて、新キャラを突如、投入しています。ですので、例えば、

>  しかし違和感を認識している間もなく、それは、突風のように現れた。

で、「それ」が何かが分からなくなっています。キャラが何かのきっかけで豹変するってよくありますので、サクヤが「獣混じり」に変わったとも思えます。新キャラだと分かるのは、

>  カイは、いつもの、くりっとした大きな瞳を瞬かせて、礼司たちを振り返った。

辺りからです。でも、その一文を読んでもまだ惑います。カイは名前はずっと出てきていました。なのに、その直前では、

>  側頭部にある一対の耳に、二本の大きな尾。少年は、耳にしたことのある噂を思い出す。あれは希少な種のシェイド――通称“獣混じり”ではないか。

とあります。主人公たちが初めて見るような感じの書き方です。ですから、何度も名前が出てきたカイと、なかなか認識できません。読み進めて「カイでないとつじつまが合わない」と思って「カイだ」と認識することになります。

 バトルがおおむね説明的なのに、こういうところだけ劇的にしたりすると、どういうことか分かりにくくなってしまうわけです。ここを最短で手直しするとしたら、例えば主人公が「獣混じり」と認識した直後、サクヤが「カイ!」と呼びかけるといったことが考えらえます。読者が惑うか、すっと理解するかは、文章的にはほんのわずかの差のことが多いです。

 その後の章もおおむね同様の問題を感じます。

 いろいろ欠点だけあげつらうようなことを書き散らかしてしまいましたが、少し読者目線で分かりやすくして頂けさえすれば、設定的には現在の王道的な作品で、内容はキャラを掘り下げようとしてあり、しかもそういう難しいものに真正面から取り組んでいることが強く感じられます。冒頭でのツカミ、描写を読者目線から考慮するなら、読みごたえがある作品になるものと思います。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 架空だけど架空じゃない君に恋をする

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元記事:覇者の剣〜炎上したブロガーの俺が、得意のDIYを駆使して異世界の魔王に成り上がるッ!?〜

まだ書き途中の作品ですが、かなり魔法に力を入れ、差別をテーマにしました。
現時点では完結していないので、主にここが良いところかもしれない、と言うところを教えていただきたいと思います

上記の回答(覇者の剣〜炎上したブロガーの俺が、得意のDIYを駆使して異世界の魔王に成り上がるッ!?〜の批評)

投稿者 読むせん : 1 投稿日時:

hexa さん : 0 No: 7の返信 を見て目から鱗。
おお・・・言われてみれば。

>>毎回JJさんの作品は序盤はけっこう読めるんだけど、だんだん難解になってきてついていけなくなってくる。

と言っていらっしゃいますが、私は逆に【あ、なんかストーリが雑になった。ベタな方向に逃げたな~読むの面倒だな~】と感じていました。

特に説明したい要素を、キャラのセリフに突っ込んで「はい出来上がり」みたいなのが一気に増えますね。

序盤は、じっくりねっとり読めたのに、後半は雑にしか読めなかった。設定の説明が難しくてゴチャゴチャと必要なさそうなデータだらけだから【ざっくり読み】になってしまっていたんだ。

読みおとしが出るわけだ。なるほど!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なろうもの糞テンプレの利点に【説明をはぶける】というのがあります。

たとえば「悪役令嬢にはどでかいスパナがよく似合う」という作品があるのですが、序文これ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【トラック】【ゲームの悪役令嬢】【破滅フラグ】たった1行で現状報告してみる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これだけで、

①主人公はトラックにはねられて死んだ、現代社会の人間の記憶がある。

②①の記憶と現代の自分の状態をすり合わせて見た所、前世で知っている物語の筋書きに地名や名前まで一致している。

③どうもゲームキャラに生れたらしい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここが自分の存在も含め、ただのデジタルデータの集合体—————あるいは二次元の世界などの「低位異次元」である可能性もある(【哲学的ゾンビ】と【第四の壁】理論)。

単に植物状態になった「前世の自分」が見ている、冷めない悪夢の世界かもしれない(【胡蝶の夢】と【世界五分前仮説】)。
むしろその「前世の記憶」こそが自分の妄想である可能性も高い。【水槽の脳】

だが、検証の結果、現代における科学知識(化学知識)などはこちらの世界でも成立する。数学の知識も合致し、高等数学などは、まだ公式を証明されていないようだ。

よって魔法や錬金術、一定の病気などの不確定なジャンルが存在するかもしれないが、前世の知識として覚えている知識ーーーーーー化学知識や衛生知識、医療知識、人体における毒や薬の効果などは現世でも適用可能である可能性が高い。

よってとりあえずこの世界はパラレルワールド的な物であり。そして同時に、自身はこの世界に起こりうる確定的未来事象(みらいじしょう)のほとんどを知っていることを確定とする。
ただし「自覚した自分」という不確定な存在による別の問題の発生(【バタフライ・エフェクト】)は除く。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

④という上記の条件の上で、自分が何のアクションも起こさなかった場合、必ず破滅する立場にあることを確信する。

みたいなのを1行3ワードに圧縮できちゃうわけです。

すごくね?意味不明じゃね?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なろう書籍化のスタート時、読書メーターという読書感想文を投稿しつつ読んだ本の管理をするサイト内を冷やかしたのですが

【設定が凝りすぎていて理解が追いつけない!!意味不明!!】

という感想が多かったです。

実際なろう作家も読者もこれらの情報圧縮を駆使しています。
下手な人だと圧縮しすぎて意味不明になるんです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

で、後半になってからの JJ さんはその気になったら「1行3ワード」で説明できそうな文章をまったく圧縮せず、がー!!っと垂れ流しにしてしまっていますね。

難しいというより「あー、あるある展開ね」みたいな。前半は対照的に、めっちゃ圧縮ききすぎな感じ

これはあると思います。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n9455fb/

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 覇者の剣〜炎上したブロガーの俺が、得意のDIYを駆使して異世界の魔王に成り上がるッ!?〜

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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