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『フリーターの青年がカレーを食いに行く話』 (No: 1)
スレ主 大野知人 投稿日時:
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大野です。
以前、創作相談の方で言っていた『飯テロモノがやりたい』というのを試しに作ってみたものです。
これ自体は2500文字の短編なのですが、こういう感じの『誰かが飯を食いに行く、そして何かを思う』みたいなすごく短い短編を、今回の主人公にしたフリーターの青年中心で連載してみたいと考えています。
『創作相談』の方には、色々と構想中の設定を書き連ねましたが、多分そこらへんは大幅に刷新すると思うので気にしないでください。
作品自体には人間ドラマとか伏線とかはなく、ただ『主人公が飯を食いに行くだけ』です。これが受ける層があるのか、無いのか。というの含めて答えてもらえると嬉しいです。
あらすじ(プロット)
主人公、南波泰史はこの春に親元を離れて引っ越してきたフリーターである。
いくつものバイトを掛け持ちする彼の趣味は、時おり外食をすること。
コンビニのバイト上がりに寄ろうと思っていたラーメン屋が閉まっていたことに気落ちした彼は、前々から気になっていながらも雰囲気が怖くて入りづらかったインドカレー屋に入ることにする。
インド人の店主のやや片言で、やや不愛想な接客におののきつつもカレーを注文する。カレーが来るまでの間、店内の様子を少し見たりして、幼いころの思い出などを少し回想する。
いざ、出てきたカレーを食べてみると、日本人の作るカレーとは異なっていながらもなかなか美味しかった。値段も丁度良く、また来ようと決意する主人公。店を出る。
目的:趣味で書く
要望:たのもー!(ボコボコにしてください)
この小説を批評する!『フリーターの青年がカレーを食いに行く話』の批評 (No: 2)
投稿日時:
拝見しました、感想を述べます。
これが件の飯テロモノですかー、はっきり言いますと今回、テロは失敗しちゃってる気がします。
少なくとも、私はこの作品を読んでいて、カレー食べたいなーとか腹減ったなーみたいな感じはしませんでした。
ここからは、何故テロが失敗してしまったのか、個人的な意見を述べていこうと思います。因みに私は孤独のグルメとか見たことない人なのでよしなに。
では本題、私的に思う点は一つだけです。
食べ物の描写が希薄すぎる点です、飯テロモノとして一番力を入れないといけない点に力が入っていないのです。
調べましたが、食べ物を食べるシーンは作中全体の五分の一未満でした、せめて半分くらいは食べ物の魅力を書き表すべきだと思います。
それと、もう少し、感覚的な表現を増やしても良いかと思います。擬音を使ったり、舌触りや辛さ、匂い、夏にカレーを食べる心持ち、額に浮かぶ汗、湯気等々。
ただ、美味しいとだけ言われても、ふーん、で?みたいな感想しか浮かびません、読んでいて美味しいと思わせる具体的な表現を作中に詰め込みましょう。
あと、この作品は漢方薬、安っちい、ドロッと、妙になど、全体的に美味しいと思える表現が乏しく、列挙した微妙な表現が多いのです、お世辞でもいいので、このサラダは高級イタリアンにも負けず劣らずや、このカレーはもはや飲み物だ、咀嚼する間も無く俺の胃袋に吸い込まれていく!みたいな少し誇張された表現が欲しいところ。なんとかの宝石箱やーとか人間火力発電みたいなヤツ。
余談ですが、ニュースの食レポは何度もリテイクしているようです。それくらい美味しさを言葉で表現するのは難しいのです。
しかし、それができるようになれば強みになると思いますので、お互い頑張りましょう。
えと、受ける層があるか否かについては、分かりませんが、現状は特に無味無臭という感じがしますので、読者数を増やすには多分に工夫が必要でしょう。
結構辛口の評価をしてしまったかも、まぁカレーだから仕方ないね(檄寒)
長所。良かった点
文章力は相変わらずでした。
良かった要素
文章
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。
『フリーターの青年がカレーを食いに行く話』の批評 (No: 3)
投稿日時:
ご意見ありがとうございます。
『創作相談』の方で『そんなに書き込む方でもない』みたいな意見があったので、中途半端になっちゃったなと自分でも思っていたんですが、やはりですか。
もう少し描写多めで行ってみます。
『フリーターの青年がカレーを食いに行く話』の批評の返信 (No: 4)
投稿日時:
創作相談の方見てきました。
あと、先の批評、少しふざけすぎました、大野さんは真剣に書き込んでと思うのに、おちゃらけた返信をしてすみません。
それと、よかった点のところの文章の相変わらずは、相変わらず文章が上手い、と言う意味なので一応書いておきます。言葉足らずで不甲斐ないです。
私的にもう少し食べ物を食べるシーンを活写して欲しかったので、改善したら、是非また読ませてくださいね。
『フリーターの青年がカレーを食いに行く話』の批評 (No: 5)
投稿日時:
創作相談掲示板で、とりあえずお書きになると仰っていたのは、こちらでしたか。あのご質問の続きだと思って、感想を申し上げてみます。
急いだのでしょうか、人称で難が見られるのは残念です。おおむね三人称で進んでいますが、地の文で「俺」が2か所あるのは、はっきり一人称に変わっています。その他の部分でも、かなり一人称的な地の文があり、読んでいてイメージが揺らぎます。思い切って、一人称に切り替えてはどうかと思います。
全体の運びとしては、狙いはいいと思います。下げておいて上げるパターンになってまして、落差分が山場の高さとなり得ます。出だしから下げ始めるのではあるんですが、全体からして短いですし、「飯を食いに行く」は一貫してますので、いわゆるブラバ、離脱等はこのラストまででは起きにくいように思います。
しかし、読者の気分を下げて上げる個々の点では疑問符が付くものが散見されるようです。まず出だしで語られる気候「五月だというのにうだるような熱気」です。要は暑いんですよね? この暑さ、以降で使われていません。
せっかくインドカレー店がメインになるのに。カレーが香辛料をふんだんに使うのは、インドが暑いからだったはずです。最終的にカレー店を選択する理由の1つが暑気払いでもよかったはずです。今の流れを使うなら、出だしの暑さ描写は不要でしょう。
設定は出したら使う、後でも使わないなら削ることを考えるという風にされてはどうかと思います。
同様に、行く先の選択肢の1つ「蕎麦屋」も宙に浮いたまま、消えてしまっています。オムライス屋はいかにも軽い扱いでどうでもいいことが伝わりますが、蕎麦屋のほうが主人公がラーメンがないなら、カレーか蕎麦かと思いめぐらすくらいですから、もう少し丁寧に扱ったほうが効果的のように思います。
この場の思い付きで練れていなくも申し訳ないのですが、蕎麦屋に入りかけたらカレーの匂いがする。カレーうどんかカレー南蛮ですね。一説によると、蕎麦屋/うどん屋で誰かがカレーうどんを注文すると、カレーうどんの注文が相次いで起こるそうです。かなり釣られる匂いみたいです。
御作の主人公ですと、ラーメン以外ならカレーか蕎麦かとまず思い浮かぶわけですから、蕎麦屋でカレーの匂いに気が付き、もう一度通りを見てカレー屋が回転記念日で半額なのを発見、みたいな流れが考えらえます。ですが、現状では単なる選択肢に留まっています。
そういう、出してみただけの設定みたいなものが散見されます。しかし、それらはまだ細かい点です。飯テロ狙いだとすると、おそらく最大の問題点は「主人公が空腹ではない」ということです。少なくともお腹を空かしている様子が感じられません。昼食の時間だから飯食っておこう、でないと晩まで持たないから、みたいな雰囲気を感じます。
せっかく「ちょっと遅めの昼飯」という描写があるのに、それが「空腹」に結びついていない感じです。美味しさを示す基準があるとすれば、「食道楽な彼」という表現くらいでしょう。でも直後の「高すぎず不味すぎずを好む彼」で打ち消されてしまっている。
「空腹」は誰でも経験があります。そのときは無性に飯が食いたいことも実感として分かります。「空腹は最高のスパイス」なんて言葉があり、その通りだと思う人も多い。飯テロ、しかもB級飯においては非常に便利な設定ですのに、なぜか排してある。
飯テロとしては、たとえ量が少なくて味を楽しむ路線もあり得ます。腹を満たすのではなく、舌を楽しませるものですね。スイーツなんかはそういうものになります。ですが、繰り返しですが「高すぎず不味すぎずを好む」で主人公を印象付けてしまっています。それでは、たとえ「美味かった」を繰り返しても美味そうには感じないものです。
やはり、まずは空腹をアピールすべきではないかと思います。それにはカレー屋に行くまでで主人公が急ぐ必要があるでしょうし、カレー屋に入ってからは焦れる必要もあるでしょう。料理が出されたらすかさずむさぼるように食うべきでもあるでしょう。カレーとナンがどういう感じかは、半ば食った主人公が気づくようにすれば、空腹がまぎれ、満たされ始めた感じも同時に伝えることができます。
以上、あくまでも例えばの説明用で、この場の思い付きですので、ベタだし練れていない等はご容赦ください。
その一方、何があるか、誰が何をしているか等の描写自体はよく分かりますので、個々の表現力は大丈夫だと思います。ですので、腹が減った人が何をしそうか、どう考えそうか/感じそうかをリアルに想像して、シーンをイメージしてはどうかと思います(やや腹が減ったときに考えても可ですが、あまりに空腹だとかえってリアリティを欠く運びにしがち)。
繰り返しになりますが、下げておいて上げる構成はいい感じです。全体状況にあるものもうまく設定、選択されていると思います。文章も分かりやすい。後は、主人公の細かい行動や思考、感情の動きですから、今の作品から改稿を重ねれば、数段よくなるはずです(舌を楽しませる路線ですと、変更量は多そう)。
長所。良かった点
一読して分かる描写になっています。それだけの文章力があるように思います。
良かった要素
文章
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。
『フリーターの青年がカレーを食いに行く話』の批評 (No: 6)
投稿日時:
インドカレー好きで、何度引っ越ししようがその地域のインドカレー店はチェックするヘキサです。特に好きなのはバターチキンとキーマカレーです。
ちょっと他の作品の感想も入っちゃうけど、同作者の場合はそれ込みで話したいことが多くなるのでご容赦ください。藍崎企画のほうでもラーメン食べてる時「至福の時」と言っていたんですが、にも関わらず全然おいしそうに感じられなかったんですよね……ズズッ、という音の連発においしさよりも品の無さが来たような。「一口すするごとに海鮮(たぶん)ダシの旨味が口の中に広がっていく」とか「店主ご自慢の自家製味噌のコクと風味が舌にいつまでも残っている」とか。多少は知識や直接的描写がないとなって感じが。
なので相談掲示板のほうで「直接的表現よりも~」という意見が出た時に「いや……大野さんの場合はそっちを少し増したほうがいいと思う」と思ってしまったのですが、タイミングが合わなくて書きこめていなかったんですよ。一般論と個人別意見の違いを思い知らされたような感じです。
あと、グリーンカレーはタイ料理でサラッとしてるけど激辛&酸味の強いスープカレーですが、もしインドカレーでルーが緑色のドロッとした料理を指しているんだったらサグポテトカレー(ほうれん草ベースなのでヘルシーで女性に人気)になるんだけどな。いくら視点人物に興味がなくても、少しは知識を入れておいたほうがいいんじゃないのかとか思ったり。私の今の最寄りのインドカレー店は辛さ五段階選択なので「控え目」とかいう曖昧表記ではなく「甘口」「中辛」「辛口」「激辛」あともうひとつ忘れたや、とか。
それから、行きつけの蕎麦屋でもインドカレー店もなんですけれど、メニューや壁の貼り紙に「○○産のそば粉で二八ではなく十割」「天ぷら用の油は○○産のごま油とその他の特性ブレンド」とか、「インドでは一日三食カレーってホントですよー」とかいう豆知識や料理の良さを伝えようとする店側の意欲がよく出ていたりして、そういうのもするっと入れ込むと食べる前の準備段階で期待感を煽れたりとか。
食テロものは既に前例がかなりあるので、どのへんを目指しているのかは大体わかったのですが「それにしてももうちょっと知識や直接的描写を」と思ってしまったので、描写量の加減の参考までに、と思い一意見としてご検討ください。
長所。良かった点
「はじめての経験」というのは忘れやすいものなので、それを書き留めておくという試み自体がいいなと思いました。
良かった要素
キャラクター
追記です (No: 7)
投稿日時:
申し訳ない、やっぱり藍崎企画のラーメンの話ですが
「合わせだしに頼らない、鶏がらとかつおベースの」的なことが描かれていましたが、その時点で合わせだしだと思います(汗
和風だしは一番メジャーなのがかつお+昆布で、ラーメンの場合は鶏のみというのがおそらく究極のシンプル系だと思います。母曰く「動物系はうかつに合わせるとわけわからん状態になる」とのことで、なので昆布を合わせることが多いんだそうです。海鮮はごっちゃになりやすいやつですよね、「何のダシかよくわからんけど旨い」な感想になりやすいやつ。
時々こういう的確でない言葉が出てきている時があるので、ちょっと気をつけて欲しいかも、と思いました。
『フリーターの青年がカレーを食いに行く話』の批評 (No: 8)
投稿日時:
手塚さん、ヘキサさんありがとうございます。
正直、『描写不足』と『説明過剰』の合間で悩んでいた部分が多々あったので、とても参考になります。
手塚さんの指摘されていた『出してみただけ』みたいになってしまう設定は以前に『ツッコミがうざすぎる主人公』を作ってしまったときのトラウマですね。今度は描写不足になってしまった。
微妙に愚痴になってしまうのですが、以前作っていた『吟遊詩人の主人公が賢者ポジで人々を助ける』旨の作品で、『世界・動きの描写が多すぎる、映画じゃねぇんだぞ』と注意されたことがありまして。いや、俺の調整が下手なだけなんですけどね。
ヘキサさんの指摘もとてもありがたいです。グリーンカレー、なかなか手が出ずにいたので実は知らずに書いてました。ごめんなさい。
藍崎企画におけるラーメンの描写は、実在の店ベースでやってるので事実として『鳥と鰹』の『上手な』ダシは実在します。ただ、『合成だしを使わない』ですね。誤表記です、ゴメンナサイ。
あと、それ以前に指摘いただいてる描写不足・媒体ミスは感じてます。
『静かに、カツカツと食べる』という描写が好きなんですが、俺には向いてないみたいです。
いろんな人の意見を聞いた感じだと、『直感的ではなく、細かい要素のある描写』『素材や調理法・その料理に関する豆知識などの描写』がやはり重要かなぁ、と感じました。
少しリアルが忙しくなるので、一週間ほど返事は難しくなります。
皆さん、ありがとうございました。
『フリーターの青年がカレーを食いに行く話』の批評 (No: 9)
投稿日時:
店のミステリアスな(あっ、インド人けなしてるわけじゃないです)雰囲気はよかったのではないかと思います。
美味しそうだと書いてあるのに、「肉と玉ねぎしか入っていないカレー」と逆的な表現書いてあるのが?かも、後カレーぽくないくせのある味はどんな「くせ」か書いてあると良かったかと思います。
主人公はあまり贅沢しようとは思わないタイプの人でお腹がすいていたらちょっと怪しい店でも入ってしまう人と言う感じでそれはそれで良いんですが、僕は雑誌とかで評判の良い店に行きたい思うタイプなので、個人的にはやや共感点が少なかったです(怪しそうな店はたとえ美味しかったとしてもあまり行かない事が多いので)。すごいご馳走を食べに来たわけでなく、たまたま入った少し怪しい店が予想外に美味しかった、みたいな雰囲気は出てると思います。
長所。良かった点
雰囲気が良く出てる事。
良かった要素
ストーリー オリジナリティ
『フリーターの青年がカレーを食いに行く話』の批評 (No: 10)
投稿日時:
店のミステリアスな(あっ、インド人けなしてるわけじゃないです)雰囲気はよかったのではないかと思います。
美味しそうだと書いてあるのに、「肉と玉ねぎしか入っていないカレー」と逆的な表現書いてあるのが?かも、後カレーぽくないくせのある味はどんな「くせ」か書いてあると良かったかと思います。
主人公はあまり贅沢しようとは思わないタイプの人でお腹がすいていたらちょっと怪しい店でも入ってしまう人と言う感じでそれはそれで良いんですが、僕は雑誌とかで評判の良い店に行きたい思うタイプなので、個人的にはやや共感点が少なかったです(怪しそうな店はたとえ美味しかったとしてもあまり行かない事が多いので)。すごいご馳走を食べに来たわけでなく、たまたま入った少し怪しい店が予想外に美味しかった、みたいな雰囲気は出てると思います。
長所。良かった点
雰囲気が良く出てる事。
良かった要素
ストーリー オリジナリティ
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