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ドラコンさんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:寿国演義 銀鈴、都へ行く 急行列車と動物支障と家出娘の批評

1、読みやすさを考えて、度量衡はメートル法の漢字表記にしたが、その印象は?
>特に違和感は無かったです。
2、作中人物が「洋服」を着ている印象はあるか?
>時代劇と書いてあったので、民族衣装を思い浮かべました。

内容自体は面白かったです。銀鈴が芸能学校でどう成長していくかが気になりました。
ただ、銀鈴が志望動機に「お菓子食べ放題」と書いていますが、子供らしいとはいえ面接官が見たら叱られないですか?

上記の回答(寿国演義 銀鈴、都へ行く 急行列車と動物支障と家出娘の批評の返信)

スレ主 ドラコン : 0 投稿日時:

 >エアさん

 ご感想ありがとうございます。ドラコンです。

 >銀鈴が志望動機に「お菓子食べ放題」と書いていますが、子供らしいとはいえ面接官が見たら叱られないですか?

 叱られることはないでしょうね。裏設定にはなりますが、一次面接で、面接官面前で履歴書を書かせるのは、受験者本人の筆跡を確実に入手することが目的です。多少、魔法(仙術)がある世界なので、受験者の“気”を見るのが大事です。「無邪気」=「邪心がない」ですからね。

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元記事:アメジストの軌跡

異世界ファンタジーです。
魔法は出てきますがスキルやステータスに頼らない、地の文重視の作品です。

上記の回答(アメジストの軌跡の批評)

投稿者 ドラコン : 0 投稿日時:

 ドラコンと申します。あらすじに「人間が生まれながらにして持つ魔法の力と、遅れて発展した科学の力が融合した世界」とあったので、興味を持ち、拝読しました。最初の十数話を軽く流し読みした程度で恐縮ですが、感想を申し上げます。

 税を払えず、連行されそうになった母娘を助ける場面が、5話目なのは、遅過ぎてもったいなかったですね。せっかくいい場面でもありますし、あらすじの最初の重要エピソードです。ですので、1話目か、せいぜい2話目で出てほしかったですね。1話分がかなり短いので、1話分が長く、1話目にこの場面が入っていれば、そう感じなかったことかもしれません。

 あくまでも一試案です。ただでさえ重い税の取り立てが、さらに厳しくなったことは、字の文か、説明役の大人でも出せば、良いかと。また、シェイドとジェイドの母親との絡みも、連行されそうになった母娘の場面の後でも、成り立つかと存じます。

 主人公が弱い者助けをするのは、主人公に好感を持ってもらうために、かなり有効な一手段だそうです。

 ・参考記事「小説の書き方【SAVE THE CATの法則】物語の最初の方で主人公は弱い者を助ける!」
 https://www.raitonoveru.jp/cms2/2019/09/08/45505/

長所。良かった点

 ・主人公が弱いもの助けをするのが良い。
 ・舞台設定が緻密である。

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元記事:アメジストの軌跡の批評の返信

この度は丁寧な批評をありがとうございます。
まず粗筋で興味を持っていただけたということで、粗筋の書き方そのものには特に問題はないと解釈して良いでしょうか?

展開にしてはそうですね、遅く感じられたかもしれません。
こちらは元々紙ベースを前提に書き進めていたため、ネット小説として読むと冗長に感じるということでしょうか。
必要なエピソードはテンポよく挟めるように工夫の余地アリですね。
是非とも今後の参考とさせていただきます。

上記の回答(アメジストの軌跡の批評の返信の返信)

投稿者 ドラコン : 0 投稿日時:

 ドラコンです。ご返信ありがとうございます。

 >まず粗筋で興味を持っていただけたということで、粗筋の書き方そのものには特に問題はないと解釈して良いでしょうか?

 もともと私が、「魔法と科学とが融合した世界」に興味がありましたので。ですので、あらすじの書き方は何とも論評しかねます。

 ただ、私としては、新人賞の下読みさんがありがたがる「公募用あらすじ」で書いてもらえると、助かります。本文を読む前に、当該作品の概要を把握しておけば、本文が速く読めますので。ただ、ネタバレを嫌う人もいるでしょうから、下記リンク先での、文庫本の表紙に書いてあるあらすじと称する「あおり」と、「公募用あらすじ」とのどちらが良いかは、判断しかねます。

 ・参考記事「下読みによるラノベ新人賞攻略Q&Aまとめ」「●あらすじについて」
 https://www.raitonoveru.jp/howto/h5/715f.html
 
 この「小説の批評依頼掲示板」はまだマシですが、このサイトの「鍛錬投稿室」の方では、作者コメントが作者の挨拶をひと言書いてあるだけで、どんな作品かを全く書いていない例がかなりあります。読む前の情報が「タイトルだけ」というのは、けっこうキツイですよ。
 
 この作品は、「公募用あらすじ」の書き方が非常に上手かったですね。
 
 ・「赤眼の王道」
 https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/review/novels/show/934

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元記事:ラジオ

前回は最後の創作部分が蛇足でわかりづらさに拍車をかけたようなので、今回は新耳袋などを参考に実話の再構成のみにとどめました。

上記の回答(ラジオの批評)

投稿者 ドラコン : 0 投稿日時:

ドラコンと申します。拝読しました。

「正直、よく分からない」。これが第一印象です。短過ぎて、何をおっしゃりたいのかが分かりません。先に感想を投稿されたエアさんと同じく、死者の声が聞こえるなどの要素が必要かと存じます。

長所。良かった点

 下記のように、家電製品で納得できぬ故障が起こることはあります。ですので、身近な家電の不思議な故障に目を付けられたのは良かったですよ。

 ・電気シェーバーの【電源が入るが、切れなくなる】。乾電池式なら、電池を外せば切れる。充電式だとバッテリーがなくなるまで作動しっぱなしなので、騒音を1時間以上聞くハメとなり本当に迷惑。
 ・コードレスホンの子機で、【子機から電話をかけらないが、かかってくる電話に子機で出ることは可能】。

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元記事:ラジオ(改訂)

皆様からのコメントを受けて改造しました。
良くなっていればよいのですが。

上記の回答(ラジオ(改訂)の批評)

投稿者 ドラコン : 0 投稿日時:

ドラコンです。拝読しました。

 大変失礼とは存じますが、改訂前との違いはよく読まねば分かりません。話自体も短過ぎます。話がもう少し膨らんでいれば、との感じがします。

長所。良かった点

 改訂前に申し上げた私見をふまえられてのことと存じます。家電は、電源が入らない完全な故障よりも、電源が切れなくなる方が気持ち悪いです(中途半端に使えると、買い替え・修理の決断がしづらいです)。そこに目を付けられたセンスは良かったですよ。

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元記事:「天から落ちた、最強だが性格が悪い、最低ランクの勇者が異世界で仲間達と独立部隊パーティーの一員に任命され戦争に巻き込まれ帝国と戦う!

もうすぐ話は終わらせようと思っています。
改稿でキャラ特に主人公の性格を掘り下げたりをしましたが、前にこのサイトでいただいた「序盤の展開が遅い」と言うご意見がこれまで私のまとめ力不足で序盤の話をまとめ切れなかったのですが、何とか切りました。
その後良くなっているか、あるいは問題点、こうしたら良い等のアドバイスをいただけたら幸いです。

上記の回答(「天から落ちた、最強だが性格が悪い、最低ランクの勇者が異世界で仲間達と独立部隊パーティーの一員に任命され戦争に巻き込まれ帝国と戦う!の批評)

投稿者 山本 結希 : 0 投稿日時:

先ほどの部分で挙げるべきでしたが、後で気づいたため一応戦闘シーンについて補足させて頂きます。こだわりのある部分であれば無視で構いません。

戦闘に関しては、私も一部書いたことがありますが、なかなか適切な表現が難しいものだと実感しています。

ただ、強さを表現する場合は、恐らく余裕感を感じさせる必要があるため、むしろ細かい動作を表現しない方が伝わるかもしれません。※足を踏み出す等が多用されるべきではない
逆に、細かい動作を表現したい場合は、冗長になりやすいので、切り下ろす×2、○足を踏み出して×2など同じ表現を並べない方がいいと思われます。

正直、私の場合は表現のレパートリーに蓄積が無く、会話文に比べて苦労した記憶がありますので、補足です。
恐らく、アクション系のジャンルに上手いものがあると思うのでそちらを見るのもいいかもしれません。

【以下単純な文型で強さを伝える場合】

「誰だっ!」
 王城に帰る途中、周囲を敵に囲まれ、護衛の騎士達が焦った声をあげる。
 しかし、本当に弱い、弱すぎる。
 バレバレな敵を泳がしていたのかと思っていたが、彼らはまるで気づいていなかったらしい。
「覚える必要は無い、どうせ全員あの世行きだ」
「くそっ!情報が漏れていたのか!?総員、陛下をお守りしろ。なんとしてでも、王城まで無事にお連れするのだ」
 にじる寄る敵、待ち構える護衛の騎士。
 緊張からか、誰かが唾を飲み込む大きな声が聞こえてくる。
 だが、正直、笑いを堪えずにはいられなかった。 
「はははっ。これは、面白い茶番だな」
 この場には似つかわしくない俺の笑い声に敵も味方もこちらの顔を訝し気に見てくるが、そんな顔すらも面白過ぎる。
「あはははははっ!俺を笑い死にさせる気か?」
「…………死ね」
 冷静な暗殺者達はどうやら俺の態度に怒りを覚えたらしい。
 近くにいた数人の刺客がこちらに殺意を放ちながら駆け寄ってきた。
 タイミングをずらすためのさり気ない隊列、見えない位置で暗器を構える所作に熟練の技を感じる。
「まっ、俺にとっちゃどれも、案山子にしか見えないけどな」
 まるで、散歩するような気持ちで足を踏み出し、そのそばを通り過ぎると、まるでその後を追うように全員の首が転がり落ち、血の絨毯を作った。
「っ!全員、距離を取れ!怪しげな術を使って――――」
 急に言葉を止めた男の方を暗殺者たちが見るが、既にそこには首の無い体が転がっているだけだった。
「隊長っ!?なんだ!この化け物はっ!!」
 無表情だった刺客たちの顔に明確に怯えの感情が走る。
 どうやら、あれで隊長格だったらしい。暇つぶしにすらならないレベルにさすがに苦笑し、俺は舞台に幕を引くことを決めた。
「皆が大好きな勇者様だよ。まっ、覚える必要は無いぜ?どうせ全員あの世行きなんだからな」
 そして、その言葉が空気に溶ける頃、相手側の演者は全員地面に転がった。
 悲鳴すら上げる暇も無く、一斉に。

【以下細かい文型で強さを伝える場合】

 相手に近づくため足を踏みしめると、違和感に気づく。
(体が軽い、少し加減が必要かもしれないな)
 後ろにはひび割れた大地、近くにいた護衛騎士が振動でよろめいているのが横目で見える。
(だが、まず一人か)
 振り抜いた剣が相手の首を刎ねる。死んだことにも気づいていないような顔が少し滑稽だった。
「え?」
 敵兵が反応出来ぬ間に、右足を軸に反転、勢いをのせて切り上げると、鎧ごと敵兵を両断する。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 「天から落ちた、最強だが性格が悪い、最低ランクの勇者が異世界で仲間達と独立部隊パーティーの一員に任命され戦争に巻き込まれ帝国と戦う!

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元記事:クジラの眠る家 第1稿

とりあえず流れだけでもということで依頼します。のちのち第2稿として書き直すつもりです。現時点での問題点が知りたいです。よろしくお願いします。

上記の回答(クジラの眠る家 第1稿の批評)

投稿者 手塚満 : 1 投稿日時:

「小説の創作相談掲示板」でご質問がありましたので、投稿されたこちらを少し拝読してみようと思いました。

もし「小説の創作相談掲示板」のミランさんと同名の別人でいらっしゃるなら、以下は無視頂ければと存じます。

―――――――――――――――――――――――――

どうも読み進められません。読んでイメージしにくいという意味で、少なくとも自分には読みにくいようです「小説の創作相談掲示板」では「なんだかスピード重視で丁寧さがない」と自己分析されておられますが、推敲が足りないのではないかと思います。

特に描写の順序、言い換えれば読者に情報を提示する順序です。

1.文章の分かりにくさ(第一章冒頭を例に)

とりあえず、「第一章 奏でる音に咲く花の」episode.1の最初から引用して、その辺りを少し説明申し上げてみます。説明の都合上、箇条書きに変え、番号を振ってみます。

01:夕焼けの迫る校舎から、大きな声が響いてくる。
02:屋上には二つ並んだ椅子から長い影が伸びており、
03:その上には教科書や筆箱が積まれていた。

01は地の文の語り手の視点から、校舎が見え、誰かの声がしていると受け取れます。

続く02では屋上について語り出しています。普通、カメラ視点の移動があると思わずに読むはずです。

ですので、どこかの屋上から校舎を眺めている、と読者は想像します。その屋上には椅子があり、椅子の影が伸びている。

03で「その上」とありますが、「その」は直前のものだと思い込みやすい。ですので「その」=「影」とイメージしてしまいます。

「影」の上に教科書や筆箱が積まれている、となります。さすがに読者としてここらで「あれ?」「何か変」と思います。

疑問に思って遡り、「その」=「椅子」か、と気が付きます。そう思ってようやく、「椅子の上に置かれた教科書や筆箱」がイメージできます。

それでも「地の文の語り手がいる屋上はどこだ?」は解決できません。読み進めて、早ければすぐ後の「サクラは発声練習」で気が付きます。そこで気が付かないと、ずっと「何の校舎だったのか?」と誤解したまま読み進める恐れがあるように思います。

この後も同様な感じで、試行錯誤しながら読み進めないといけないようです。そのため、episode.2までしか読み進められませんでした。

2.しかし書き手は気が付きにくい問題

しかし、作者さん(スレ主さん)としては、どこにも分かりにくいところ、誤読しそうなところはないように感じられるんじゃないかと思います。実は誰でもそうだからです。作者はイメージを作ってから文章化します。だから分かってしまうのです。もう知っていることを読み返しているだけだから。

読者は作者と逆の作業をせねばなりません。何のイメージも前提知識も持たず、言葉という記号からシーン(絵、動き、音、匂い等々)を再現しなければなりません。

カメラ視点だけでも、作者が勝手に移動したら分からなくなります。「その」などの指示語は、何を指すのか間違わないように書かれてないと、誤読してしまいます。結果、最悪は「わけが分からない」に陥ります。
(もしかすると「分からない」はまだマシかもしれません。作者的に最も怖いのは「誤読したまま辻褄合わせしてしまう」ことでしょうか。)

3.1文ごとにはむしろ上手い感じ

しかし、1文ごとでは問題はなさそうです。むしろさりげなく上手いと思えるものがあります。例えばepisode.1の最後の1文。

>  青いロリータドレスの美しい青年が、街路樹の並木の下に佇んでいた。

この前段「青いロリータドレスの美しい青年」ですね。(意地悪な読み方をしない限り)一読して、ロリータドレスは青く、青年は美しい、と受け取れます。もし「美しい青いロリータドレスの青年」と書いたら、美しいのはロリータドレス、と受け取りそうです。

この辺りの表現問題はよく「頭が赤い魚を食べた猫」を例文として、文・句の多義性について、ネットなどで説明されています。書いた人の意図したものは1つ、だけど読者はあり得る可能性全部思い浮かべる、という非対称性です。

4.しかしそこまでの描写で、1文ごとでも歪むことも

上記1文の問題は後段「街路樹の並木の下に佇んでいた」に少し表れています。単純に考えると「街路樹の並木」は「馬から落馬」タイプの重複表現と受け取られるかもしれません。

しかし、そういう意見がありそうなのを承知で、自分としては「街路樹」だけでも「並木」だけでもいけないような気がします。うまく説明できないのですが「街路樹の並木の下」でないと、どうもイメージがはっきりしない。

「街路樹の並木の下」と書かねばならないのは、おそらくその前の描写で何かが不足しているからでしょう。

状況である「街路樹が空を覆い、トンネルを作っている」は、かなり前の部分になります。もしもう最後に近いところで描写できたら、「街路樹の並木の下」と書かないほうが自然な感じだったかもしれません。この場合は、情報を出す順序の問題となりそうです。

あるいは「青年」が立つ場所の問題かもしれません。最も近い、場所を示せる単語は「街灯」でしょうか。白い物体=犬が街灯の下に行き、そこに青年も姿を現すのだったら、「街路樹の並木の下」と書かずに済みます。この場合は、文章で表せるシーンの作り方の問題になります。

5.まずは情報を読者に分かりやすい順序で出すべき

もっとも「街路樹の並木」自体は大した問題ではありません。説明しやすかったので、例に使ったまでです。

が、まず文ごとの情報の並び、つまり情報を出す順序に気を付けたほうがいいように思います。読者が分かりやすい、イメージしやすい情報の順序になっているかどうか。

情報の順序を読者目線で気にすると、自然とカメラ視点の恣意的な移動も気が付きやすくなるはずです。絵を見ながら自分(作者自身)に説明するのではなく、読者(他人)に絵を分かってもらう心づもりになりやすいですから。

次に、情報の内容(上記事例なら青年の立つ場所)を再点検する段取りになるかと思います。もし情報内容を変えたら、また順序に気を付ける、の繰り返しです。

注意したいのは、全体、あるいは最低でも章単位で書き上げてからにしないと、上手く行きにくいことです。途中まで、つまり中途半端なものを完璧に近づけることは不可能に近いですから。幸い、スレ主さんは急ぎ過ぎるくらいに完成が速いとのことですから、大丈夫だろうと思います。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: クジラの眠る家 第1稿

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元記事:ハート(レス)ブレイク

特殊な視点、構成で書いているので、途中で自分でも頭がこんがらがっていました。なので矛盾している点や、違和感を覚えたことなど、なんでも結構なのでご指摘いただけると嬉しいです。
その他、表現や設定に関する批評も大歓迎です。よろしくお願いします。
本サイトにも投稿しているのですが、カクヨムのほうが傍点処理されているので、こちらを選ばせていただきました。

上記の回答(ハート(レス)ブレイクの批評)

投稿者 宮本ゆう : 1 投稿日時:

すみません。
秋成かけす(B)で私の頭はついていくことができなくなりました_:(´ཀ`」 ∠):
つまらなくはないですし、なんというか廃退的な世界の中ゾンビとして彷徨シーンなど好きです。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: ハート(レス)ブレイク

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