ノベル道場/小説の批評をし合おう!

いとなしサテラさんの返信一覧。得点の低い順2ページ目

元記事:滅び行く世界は不思議で溢れている

 出来るだけ読みやすく、流れを意識したことにした。それにより、読みやすい内容になってはいると思うが、話に抑揚が少ない気がする。また、少しずつ世界の謎を開放していっているが、それが難しい。特に二章は途中であるけど、突然すぎる感じが強い。
 とにかく、駄目だしを多く下さい。修正して、今後の糧にします。

上記の回答(滅び行く世界は不思議で溢れているの批評)

投稿者 いとなしサテラ : 1 投稿日時:

読みやすいか、読みにくいかで言うと非常に読みやすかったのでいい意味で驚かせてもらいました。また後でゆっくり読ませてもらいます。

簡単なことだけですが、最初の方の語り手は主人公ですよね? 三人称神視点の神じゃないですよね?
最初、手記みたいな感じで書いていたので世界観を大事にしてるのかなーと思ったら、「異世界」「サハラ砂漠」と来て一気に冷めました。現実に引き戻されてしまったんです。サハラ砂漠は別に残っててもおかしくないですが(でもかなり拡大して名前も変わってそうですが)異世界はやめてほしいです。異世界が当たり前に存在する世界でないのなら、作中に「作品外の読者を意識しているのかな」と思わせるような言葉は控えてほしいのが読者です。異世界じゃないとかいうのはあとがきか割烹にでも書いたらいいんですよ。
ただ、三人称でいうところの、神視点の神が語るなら現実や現実の話題のものを引き合いに出しても大丈夫です。登場人物と神が別世界の存在だと認識することで、登場人物たちの世界は守られるわけです。
また、視点がおかしいところもあります。
①主人公の立場が行方不明
ーーーーーーーーー
 ここはれっきとした地球であり、ここは名もなき砂漠の真ん中でなのだ。
 というのも、ここ数百年で地球の大半は砂漠になってしまったのだ。何処を旅しても、砂漠化、何もない荒野やひび割れた大地。
ーーーーーーーーー
↓②書き換え案
ーーーーーーーーー
 ここはれっきとした地球であり、ここは名もなき砂漠の真ん中なのだ。
 初めて知った時は驚いたけど、何百年も前はここにも植物があったらしい。研究でわかっている。数百年前から砂漠化が進み始めたんじゃないかと言われている。そうはいっても、今の地球は何処を旅しても、砂漠、何もない荒野やひび割れた大地。
ーーーーーーーーー
一人称だけで書いている未熟な人がよくやらかすミスですが、「作者」と「登場人物」が生きている世界は、時代や文化が違っていることがあります。ちゃんと主人公なら主人公の目線で書いてくれないと冷めます。ここらへんが曖昧な作品はなんとも言えない気持ち悪さが残り、読者が世界に入りこむ邪魔をしてしまいます。
世界観とストーリーとオリジナリティはいいと思うので、あとは読者が世界に入り込めるような書き方をしてもらえると幸いです。

良かった要素

ストーリー 設定 オリジナリティ

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n8118eh/

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 滅び行く世界は不思議で溢れている

この書き込みに返信する >>

元記事:ハート(レス)ブレイクの批評の返信の返信

追記なんですが、自分の作品を読み直して、いやほんとに無理してるなーと思いました(笑)
秋鳴かけすパートのBとか、これ明らかにズルしてますよね。これもうほぼ一人称じゃないですか。無理やり括弧使って誤魔化してるじゃないですか(笑)
それとやっぱり、自分はもったいぶった言葉使いや感傷的な形容を表現したいと、そこに創作の目的の多くを置いていると分かったので、三人称は向いてないっぽいですね。これからは素直に一人称で書こうと思います。
奈須きのこっていう人、知ってますかね。あの人戦闘シーンとかで、三人称なのにまるでプロレスの解説みたいに情感あふれる表現を多用しているんですけど、あれ神じゃなくて滅茶苦茶作者が語ってますよね(笑)自分は好きなんですけど、一部の人から猛烈に嫌われてるのはそういう理由だったのかなー。

上記の回答(ハート(レス)ブレイクの批評の返信の返信の返信)

投稿者 いとなしサテラ : 1 投稿日時:

 別に三人称と一人称はどちらか100%にする必要はありませんよ?
 もったいぶった言い方をしたい時だけ、三人称の「しずく」から、主観の一人称「私」とかに変えるだけでいいんです。主観の人物なら現在進行形で風景を見てもいいですし、もったいぶった言い方をしても違和感は少ないです。「私」と「しずく」の段落を分けて、どこから見てるか、言葉遣いを間違えなければ書けます。諦めるのはちょっともったいないですよ。
 奈須きのこさんの作品はFate/stay night(ゲーム)ぐらいしかちゃんと読んだことないんですが、別に神が作者の色を持っててもいいと思います。ただ、読者としては曖昧な言い方をしてほしくないんです。「全部知ってんになんで知らないフリするの?」って思わせなければいいんです。「おそらく」なんて言葉は神が自分の存在を、絶対的ではないと否定していることになります。全ての地の文に確信をもって断言しているなら変わった神でもありだと思います。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885194538

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: ハート(レス)ブレイク

この書き込みに返信する >>

元記事:ハート(レス)ブレイク

特殊な視点、構成で書いているので、途中で自分でも頭がこんがらがっていました。なので矛盾している点や、違和感を覚えたことなど、なんでも結構なのでご指摘いただけると嬉しいです。
その他、表現や設定に関する批評も大歓迎です。よろしくお願いします。
本サイトにも投稿しているのですが、カクヨムのほうが傍点処理されているので、こちらを選ばせていただきました。

上記の回答(ハート(レス)ブレイクの批評)

投稿者 いとなしサテラ : 1 投稿日時:

 一応全文読みました。いやー独特な世界観が面白かったです。
 少し苦言をていするとすれば、実際に起きた「事実」と語り手の「感情」が長~く引き伸ばすように書いてあって、結局どうなんだ? と、混乱してしまいました。ところどころで、その時点までにわかった「事実」や「推測」をもったいぶらない言葉で、短く簡潔に、地の文で、書いてほしいと思いました。点で強調されても、強調されている点が多すぎてイマイチ頭に入りにくかったです。それでも点で強調したいのなら、地の文でもう一回同じことを別の言い方で書いてください。同じ事実を何度も違う言い方で書くことで、読者は知らないうちに自然に理解することができてしまいます。
◆例:地の文追加◆
――――――――――――――
(だって俺が、ゆいの体をズタズタに裂いたのだから)
 ゾンビになる前、俺がナイフでゆいを殺した。
(そしてしずく――恐らくはそのゆいがお前なんだ)
 ゾンビになってから、ゆいがしずくを演じているんだ。
(しずくが今解剖している死体、それが本当のしずくなんだ)
 ゾンビになることもなく、頭の潰れた死体がしずくなんだ。
――――――――――――――
 これだけでもかなり違います。もし今後も『点での強調』や、思わせぶりな言葉を使いたいのであれば、できるだけ直後に、断定の形で書き換えてください。
 私個人としては「事実」をはっきり書いた方が、「え? どういうことなの? なんで?」と思って続きが気になります。あいまいだと「ん? どういうことなんだ? 続き読めばわかるのか?」「ん? 続き読んでもよくわからないぞ。結局どういうことなんだ」となってしまいます。読者に読みこませてしまうのは、読みこまないと理解できないのは、私はよくないと思います。
 しかし、世界観やキャラクターたちはすごくよかったと思います。人間の汚さ(?)というか心のヤバさを描くような邪道は私は大好物なのでこれからも創作頑張ってください。

長所。良かった点

舞台設定、キャラクターストーリー

良かった要素

ストーリー キャラクター 設定 オリジナリティ

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885194538

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: ハート(レス)ブレイク

この書き込みに返信する >>

元記事:僕たちの異世界転生はTV局に仕組まれていました〜最初の犠牲者は最強チート高校生!?〜

異世界転生しない異世界転生小説です。今回はこの作品の欠点を皆様に教えていただこうと思っています。
「この表現はいらない」や「こういった点はちょっと……」など、この作品を読んで気になった点を教えていただけたら幸いです。
 それとこの小説はパロディーネタが多いのですが、「ここはいらない」などといった点も教えていただけると嬉しいです。

上記の回答(僕たちの異世界転生はTV局に仕組まれていました〜最初の犠牲者は最強チート高校生!?〜の批評)

投稿者 いとなしサテラ : 1 投稿日時:

 どうも。読者のサテラです。とりあえず一話を読んでみて思ったことがあるので書きますね。キツいことも書くかもしれませんがご了承ください。
 そうですね。一回冷静になりましょう。全体的な雰囲気として、作者のあなたが冷静さを欠いています。客観的になれていない部分が多々あります。もっと落ち着いて自分の文章を読み返してみましょう。
 まあ、こんなことを言われても実感沸かないと思います。ですから、第一話の具体的な部分とともに解説していきたいと思います。客観的になれていないと私が判断した理由について。

①時代を考えよう
 まず、『異世界転生』の説明が変です。「近年、若者たちを夢中にさせるライトノベルのジャンル」という部分。何がおかしいかわかるでしょうか。『近年異世界ものが人気』なのは、我々の時代。2017年前後の話なんですよ。
 一応確認ですが、未来の話ですよね? 未来の話であれば書き方は変わるはずです。書き換えの例は後で書きます。

②視聴者層を考えよう
 この番組はどこの誰へ向けた放送なんでしょう。オタクか。一般人か。それによって説明しなきゃいけない言葉も変わってきます。
 オタク向けだったとしても、我々の時代とは違います。未来のオタ文化ができているはずです。「異世界ものはオワコン」が常識の未来だってありえます。
 とりあえず、非オタクの人が聞いてもわかるレベルで説明しておくのが無難です。

 ①時代と②視聴者層を踏まえた上で、異世界転生を説明すると以下のようになります。

ーーーー
 若者向けの娯楽小説、ライトノベル。そんなライトノベルにおいて、二十世紀前半から根強い人気を誇ってきた一つのジャンルがあります。それが『異世界転生』です。現代で死んでしまった主人公が、全く別の世界、異世界で生まれ変わって大活躍するという冒険ものです。
ーーーー

 いかがでしょう。ラノベと異世界ものの説明だけでコレなんです。なんとなくわかっていただけたでしょうか。
 その世界の人たちの言葉で書かれていないと、読者は冷めます。文字からイメージを膨らませるのは読者の仕事です。作者は、イメージを文字にするのが仕事です。登場人物の目から見える光景を、登場人物のクチから出る言葉で書いてみましょう。
 また、普通の言葉で説明する、ということも本当に大事です。誰にでもわかる言葉で書かないと、読者の誰かを切り捨ててしまうんです。作中の視聴者層、作品の読者層を意識してみてください。無知で非オタな視聴者にもわかるように説明しましょう。

③そもそも騙されているのがおかしい
 序盤ですら、主人公を騙せているのが不思議です。そう思わせる要素がいくつかあります。設定不足とも想像力不足とも言えます。

◇序盤の違和感◇
(1)映像と役者だけじゃ誤魔化せない。環境音と匂いと手触りはどうしているのか。

(2)ソレっぽいゲームが出てそう。オタクならVR→異世界もの、みたいな妄想してそう。

(3)CMやるほどだったらニュースでVR機器の現状くらい誰でも知ってるはず。まず可能性として、そこを疑わないのは変。

(4)望月君が最初に全く疑わない時点で、精神的にどこか壊れている。妄想と現実の区別がついていないのは普通ではない。番組で「思い込みが激しい」くらいは言っておくべき。

 今一度、設定が甘くないか考えてみてください。

④番組が公平性を欠いている
 主人公がゼウスと会話するシーンですが、説明しているのはゼウスの方ですよね? 望月君が痛々しい妄想をしていたとしても、痛々しい設定を喋ったのはゼウスの方ですよね。
 では、どうして番組内では「彼の考えた痛い中二病設定についていったあの神様役のおじいさん」なんていうセリフが出てくるのでしょう。一度、冷静になって考えてみてください。
 番組のコメントも遠回しに望月君をバカにしているように感じて不快です。放送されたら絶対コレ炎上しますよ。望月君は芸人じゃない一般人ですからね。一般人をバカにしたら視聴者の反感を買いますから。たまにはバラエティ番組を真剣に見てみてください。

⑤シーンはしっかり描写しよう
 主人公が書店に訪れたシーンはなんのために書いたのでしょうか。役割としては、主人公の現実と非現実の分岐点、と言えます。しかし、番組自体は主人公の目が覚めたところから始まっているので省略もできます。必要とも不要とも言える部分なんです。
 どうしても直前の主人公のシーンを入れたいのであれば、しっかりと書きましょう。中途半端が一番いけません。

◇原文抜粋◇
ーーーーーー
 いつも通り学校帰りに書店に寄り、一番の娯楽である異世界転生もの小説を買いに行った。
 入荷していた新刊に描かれた”金髪碧眼エルフ”に心を奪われていた俺は、背後から近づいてくる男に気づかなかった。
 その男に睡眠薬のようなものを飲まされて、目覚めたらそこはさっきまでの書店ではなく豪華絢爛の神殿だった。
ーーーーーー
↓お試し推敲

◇しっかり書く場合◇
ーーーーーー
 あの日、俺はいつも通りの行動をした。学校帰りに書店に寄ったのだ。俺にとって一番の娯楽である、異世界転生ものの小説を買うためだった。
 店内にて、新刊をチェックしていた俺の目を奪ったのは〝金髪碧眼エルフ〟の表紙だった。金糸のようで美しい髪。緑色の大きな瞳。耳たぶの先が尖った特徴的な耳。俺の大好物だ。幼い外見の可愛らしい少女であればなお良い。
 だから、いつものように本を手にとって眺めてしまった。背後に俺の様子をうかがっている誰かがいたというのに。
 美少女エルフちゃんを前に、頬もクチも緩んでいた当時の俺。俺の背後の男は、俺の明らかな隙を見逃さなかった。男の手によって口内に突っ込まれるラムネ状の固形物。薬か!? ドラッグ、毒薬、薬物、そういう言葉が頭の中に浮かんだ。
 男は手で俺のクチを覆った。開かないように男の手に力が入る。異物を放りこまれただけで気持ち悪かったのに。俺はより気分が悪くなった。吐き出したい。しかし、我に返った。金髪碧眼エルフの目の前じゃないか! いくらフィルムに包まれている本でもダメだ。水を吹き掛けたりしたら俺は俺が許せなくなる。だから、俺は錠剤も水も飲みこんだ。こうするしかないと判断した。今思えばバカだ。俺の意識はすぐに途切れた。
 寝ていた、ということに気が付いた時、俺は知らない場所にいた。不快感のない冷たい空気が場を満たしている。とても白い場所だ。視界に入るのは、白い石で造られたであろう、美しい彫刻・美術品。……豪華絢爛な神殿。ソレが俺の受けた印象だった。
ーーーーーー

 はい。かなりアレンジ加えちゃいました。
 主人公が睡眠薬だと知ってるわけがないので、曖昧に書きました。主人公の視点が行方不明だったため、未来の主人公が当時を思い出して語ってるように書きました。「あの日」「当時」「今思えば」で語り部との時間差を強調しました。薬だけ飲ませるのって難しくないか、と思って水を追加しました。

 ちなみに、書店のシーンを省略せずに、神殿から物語を始める方法もあります。

◇神殿から始める場合◇
ーーーー
 俺はある日突然、知らない場所で意識を取り戻した。
 あれ。寝てるのにいつもの布団じゃない。どういうことだ。
 目を開けた俺の目に飛び込んできたのは全く知らない内装の空間だった。神々を象ったであろう像、絵画、装飾の数々。注ぎ込んでくる柔らかな光。澄んだ清らかな空気。この場所を一言で表すなら神殿という言葉がぴったりだ。
 ちょっと待て、おかしいぞ。俺は本屋で『金髪碧眼エルフ』の本を探してたはずじゃ……。
(書店のシーンに続く)
ーーーー

 はい。結局、私が言いたいのは、色んな書き方があるよってことです。
 色んな書き方があるんですが、作者目線になっちゃうとおかしいところも出てくるので、冷静になりましょう。

 まあ、私から言えることは以上ですかね。

 最後に。熱意だけで書いた文章は、自己満足で終わりやすいです。自分と似たような人にしか伝わりません。色んな人が満足する、他者満足にするためには、冷静さと客観性が必要です。同じことをもっと色んな角度から見て表現してみましょう。それができれば今書いている作品ももっと素晴らしい表現で書けるはずです。
 期待しているので頑張ってくださいね。

長所。良かった点

 独特なアプローチ、挑戦は素晴らしいです。ただ、考えるべき視点が多い、茨の道です。自分の設定に振り回されないよう頑張ってください。

良かった要素

ストーリー 設定 オリジナリティ

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n5327ef/

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 僕たちの異世界転生はTV局に仕組まれていました〜最初の犠牲者は最強チート高校生!?〜

この書き込みに返信する >>

元記事:勇者転生Ⅰ~ある日死んだ少年の英雄譚~

力を入れた点としては出来事ばかりではかく、動きの描写なども入れたところで、不安な点としては文の基本構成が乱れてしまっていないかということと、誤字脱字といった点です。
よろしくお願いします。

上記の回答(勇者転生Ⅰ~ある日死んだ少年の英雄譚~の批評)

投稿者 いとなしサテラ : 2 投稿日時:

 キツい言葉もあるのでご了承ください。設定やストーリーは個性的でいいと思います。しかし、あなただけではなく色んな人に言えることですがまず第一に読みやすくありません。書けば誰かが読んでくれるわけではありません、誰が読めるように書いているのでしょうか。
 新革命さんの場合、次のようなことに気を付ければテンポがよくなると思います。

①段落の最初の地の文には必ず『 』(スペース)を入れる。

 小さなことですが、これに気を付けるだけでかなり見やすくなります。台詞と地の文の違いが『パッと見』の見た目ではっきりするからです。これがいい加減だと、(あれ? どこまで読んだっけ?)と混乱して小さなストレスになります。ノリノリの音楽に手拍子をした方がノリやすいように、文章にもスペースという手拍子があった方がノリやすく、テンポよく読めるようになります。

②一つの文に行動を詰め込みすぎない。

『Aは朝起きて歯を磨いて家を出た』
『そこにいたのは怖い顔をしているが優しいと噂のBだった』
『じたばたしているCを見てDはかわいいと言った』

 よりも、

『朝、Aは起きた。起きたAは歯を磨いた。歯を磨いたAは家を出た』
『そこにいたのはBだ。Bは怖い顔をしていた。しかし、Bは実は優しいという噂があった』
『Cはじたばたした。かわいい。そう言ったのはCのもがく姿を見たDだった』

――とした方がわかりやすいと思いませんか。多くの情報を一つの文に書いてしまうと、誰が何をしたのか、いつ何をしたのか、現在目に見えている情報と目に見えていない情報は何か、を正確に伝えることができないのです。

③オタクにわかればいいという妥協をしない。

 これは他の方にも伝えたことですが、あなたの小説を読むのはオタクではないと思ってください。両親、小学生、お年寄り、テレビしか見ない社会人の方に読ませると思ってください。全く同じ内容でも、言葉を言い換えなくてはならないはずです。
 書いた文章を見せるのではなく、原稿を音読・朗読すると思ってください。音読であれば②で伝えたような短い文の方が聞きやすいはずです。
 また、『なので』といった話し言葉を、接続詞の代わりに誤用しているところがあります。固い口調で語っているところでは『そのため』『よって』『故に』を使った方がいいです。会話の中なら『なので』もありです。すべて話し言葉にしてしまう方法もありますが、話し言葉は台詞の中だけにするのが無難です。
 なろう系を読んでる人にだけ伝わればいいや、と妥協していませんか。専門外の人が読めない文章とは読みにくいということです。

 以上のことに気を付けると、あらすじもこんな感じで書けます。

 ◇◇◇
 とあるところに少年がいた。小学生時代から少年は考える。生きる意味を真剣に。そんな少年に訪れた悲劇。彼は若くして死んでしまう。
 突然に訪れた不運。何のために生きてきたのか。答えのないまま終わる少年の人生。だが、運は彼を見捨てても女神は見捨てていなかった!
 死者の運命を場所。女神クオーラとの出会い。示された三つの道。その時、未練を遺した少年が選びとったものとは!?
――これは新たなる勇者の英雄譚。
 ◇◇◇

 まあ、色々と考えた結果こんな感じになりました。大事なのは自分頭の中のイメージをどの言葉で伝えるかです。
 設定とストーリーはいいと思うので『それ以前』と言われるような問題を片づけましょう。がんばってください。

良かった要素

ストーリー 設定

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n8722ej/

要望 : 長所を教えてください! スレッド: 勇者転生Ⅰ~ある日死んだ少年の英雄譚~

この書き込みに返信する >>

現在までに合計15件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全3ページ中の2ページ目。

ランダムに批評を表示

▼おすすめ小説!

なんちゃって近代浪漫・掌編集

投稿者 おきらく 返信数 : 2

投稿日時:

近代ということを意識して近代文学で見るような漢字や、文体を意識しました。いずれちゃんとした資料を集めて、時代ものの(近代)で公募に(... 続きを読む >>

長所を教えてください!

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887874778

最強魔王の背後霊

投稿者 のぞぞ 返信数 : 1

投稿日時:

テンポを早くすることを意識してるんですが、そのせいで、もっと読み応えが欲しいと言われます。設定で意識しているのは、キャラや戦いに意味... 続きを読む >>

欠点の指摘歓迎!

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n9993em/

▼おすすめ小説!

小さなランタン

投稿者 えんがわ 返信数 : 2

投稿日時:

短編です。1話で完結しています。 ちょっとだけ温まるような話を書きたいと思いました。 って今年の夏は暑そうです…… 続きを読む >>

欠点の指摘歓迎!

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/146446894/615227954/episode/1458935

ランダムに批評を表示

元記事:宝ヶ崎のトレジャーハンター

ページを開いていただきありがとうございます。新人賞に向けて自身で三作目となる小説をなんとか書き上げることができたのですが、何百回と読み返したため推敲しようにも修正箇所がわからないという状態に陥ってしまいました。文字数が10700文字でページ数がword42x34で130とまだまだボリュームを減らせていないので、もし読んで頂ける方がおりましたら感想や修正案をお聞かせいただきたいです。
 
 内容は学園コメディなので、スラスラと読み進められる文でかけているかも教えて頂きたいです。

(wordに書いたものを無理やりコピーしてなろうに貼り付けたので行頭下げができていない箇所があるかもしれません。その他なろう向けに書いたものではないので一つ一つの章の分量が多くなってしまっています。一応読みやすくなるようスペースは入れさせて頂きましたが、見にくかったら申し訳ないです……)

本当はキャラのやり取りや設定などお聞きしたいことだらけなのですが……昨日書き上げてそのままなろうに写しこの文章とあらすじを書いているため体力の限界が来てしまいました。
どうかお願いします……ガク

上記の回答(宝ヶ崎のトレジャーハンターの批評)

投稿者 ヘキサ : 0 投稿日時:

ざっくり読み終えました。いやー、心理描写の運び具合が抜群にうまいです。前回の問題点であった「物語を終わらせていいのか」をそのままキャラクターの抱える課題にした、その素直な描き方としっかり常識をわきまえた上であえて起こす非常識なギャグが非常にツボに入りました。

あ、スミマセン、細かい文章面の指摘はできない人なんで、そのへんはあまり言えなくてごめんなさい……wordのインデント機能の罠は私も悩まされたので、以後は最初からテキスト形式で書くしかないですしね、お疲れ様です。

強いて気になる点はというと、全体的にほぼ平均点以上、普通にweb掲載で高評価を得られる作品だと思うけれども、新人賞の公募向けかどうかという点ではこれといって目立つ点がなく厳しくとられるところでしょうか。こればっかりは私にもわかりませんもので。

ただ他の作品を書いても一定水準を保てる人だ、という信用が得られる描き方をしているので、今後も執筆活動を続けて順調にファンを増やせる気がしています。今後も楽しい作品を読ませていただけるのを期待しております(^_^)/~

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n3727ga/

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 宝ヶ崎のトレジャーハンター

この書き込みに返信する >>

元記事:神器鳴動

こんばんは。

今年の電撃に出す予定の作品が完成したので批評お願いします。
この作品、実は一度ここで批評をして頂いたものを、設定や展開、文章について一新した作品となっています。

良い作品であると自負していますが、出来るだけ欠点を教えてくれると嬉しいです。
よろしくお願いします。

上記の回答(神器鳴動の批評)

投稿者 s.s : 0 投稿日時:

すみません、サイトの使用上、拙策が目立つ位置に来てしまいましたが、コメントしないでください。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/works/16817330651925260078

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 神器鳴動

この書き込みに返信する >>

元記事:元男の俺が女剣士になってもイイですか?

こちらは去年の某賞にて1次落ちした作品です。いろいろメチャクチャな話なんですが、力試しと思い投稿いたしました。自分でもどこがいいのかどこが悪いのかよくわかってないので、忌憚なきご意見ご感想よろしくお願いします。
それなりにスタンダードな異世界ファンタジーものを目指して書いた感じです。いや、そう見せかけていろいろオカシイところが多々あるんですが……特殊な主人公像含め評価していただけると幸いです。

上記の回答(元男の俺が女剣士になってもイイですか?の批評)

投稿者 平野ハルアキ : 1 投稿日時:

プロローグまで拝読しました。

かなり厳しいコメントになるかと思われますが、ご容赦をお願いします。不快であれば、無視して頂いて構いません。

まず、あらすじに矛盾が存在します。
以下、一部抜粋。

『女に転生した剣男勝りな剣道家、藤ノ木タケミは男に告白され絶望の淵に。いっそ女になりたいと思ったタケミは学校帰りに暴漢に返り討ちに遭い死亡――そして異世界の『女の子』に転生する。』

抜粋終わり。

初めて見た時、「何故『女に転生した』にも関わらず、『男に告白され』たから『いっそ女になりたい』なんて思うのだろう? あなたもう女でしょ?」「その後更に『女の子』に転生……?」と、訳が分からなくなってしまいました。

本文でまず気になったのは、三人称視点と一人称視点が混在している点です。

『藤ノ木タケミは告白された』は、タケミを外部から見た視点ですが、少し後の『目の前の大山は、どうも本気で俺に告白してきたようだ。』は、タケミから見た視点です。

混乱するため、どちらかに統一した方が良いです。

更に、あくまでプロローグの範囲ではありますが、私はタケミに対して全く感情移入出来ません。

第一に、『いっそのこと、俺が女だったら――』と思う心理が全く分からない点です。一応『俺は女の子が好きなんだよぉおおおおおおおおおお!』と絶叫する場面こそ存在しますが、これはあくまで「異性に興味がある」と主張しているだけです。そこから『清涼感のある学園生活』→『自分が女の子になりたい』にまで発展するのは、論理が飛躍し過ぎていると感じました。

第二に、彼は剣道部主将と言う立場であるにも関わらず、剣道及び関係者に対して、礼儀や敬意を欠いていると言わざるを得ない態度を取っている点です。

『相手を倒すことだけを考えればいい。心を修羅にして、相対する敵はスリッドの入った面をかぶったヤツのため手加減はいらない』
剣道は「礼に始まり礼に終わる」と言われる程に、対戦相手に対する礼儀、礼節を重視します(時には勝敗以上に)。競技者の心理としては分からなくもありませんが、『倒すことだけを考えればいい』訳ではありません。また、安全対策のために、例えば「突き禁止」が設けられる事もあり得ます。相手の技量にもよりますが、『手加減はいらない』訳でもありません。
上記の思想を持つタケミは、剣道部の主将には相応しくありません。

『(剣道には、将来がないしなぁ……)』
はっきり言って、真面目に剣道に向き合っている読者であれば怒り出してもおかしくない文章です。
将来がない→やる意味がない→無駄、と言う風に受け取れますし、『心身を鍛える』『純粋に剣道が好きだから』と言った理由で行っている人達にとっては価値観を押し付けられている、と感じる事でしょう。
そもそも『実業団や指導者、道場主になったりなどの道はある』時点で、将来は十分にあります。

『強いやつに会いに行こうにも、この世界には剣の腕を上げるための“戦い”がない』
それこそ、『強豪の集う全国大会』を目指すべきですし、そのために剣の腕を上げるべきでしょう。全国の強豪選手達の事は、タケミの意識にはないのでしょうか?

第三に、『自分には力がある。剣がある』ために、『タケミはそれと戦わなければならない使命にある』と、思い込んでしまえる点です。

現代の剣道と言うものは、選手の安全を十分に考慮した上で、決められたルール内で技を競い合う「スポーツ」です(この点で、『剣道は武道であってスポーツで非ず』と言う認識は正確ではありません)。当然、ルール無用で襲い掛かって来る相手と戦う事など想定されていません。
タケミが戦った相手が、単なる暴漢なのか、それとも異世界の怪物のような存在なのかはプロローグの段階ではまだ分かりません。が、いずれにせよ「ただの剣道少年」であるタケミが、使命うんぬんと言う理由で危険な相手に挑み掛かるのは不自然です。これでは「色々勘違いしている、痛い少年」でしかありません。
単純に正義感からの行動とした方が良いのでは、と思います。

『俺は……女になってしまったのか……』と言う展開は、読者の興味を引きますし、私も興味を引かれました。「異世界に放り出され、しかも女になった」と言う状況。彼改め彼女はこれからどうする? 女になった事に対する反応は? その心理は? ……様々な期待感が胸をよぎります。
ところが、次の行で『そしてその日から3年後……』。これは非常にもったいない事です。上記の期待感溢れるイベントを、丸々放り投げてしまっています。

正直、突っ込みどころはまだありますが、取り敢えずここまでとします。
重ね重ね、不躾なコメントをお許し下さい。

以上です。失礼しました。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n7157eq/

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 元男の俺が女剣士になってもイイですか?

この書き込みに返信する >>
トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

小説の批評を依頼する!
コメントは4500文字以内。
あらすじは3000文字以内。
批評通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

ノベル道場/小説の批評をし合おう!の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ

関連コンテンツ