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宝ヶ崎のトレジャーハンター (No: 1)
スレ主 YM 投稿日時:
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ページを開いていただきありがとうございます。新人賞に向けて自身で三作目となる小説をなんとか書き上げることができたのですが、何百回と読み返したため推敲しようにも修正箇所がわからないという状態に陥ってしまいました。文字数が10700文字でページ数がword42x34で130とまだまだボリュームを減らせていないので、もし読んで頂ける方がおりましたら感想や修正案をお聞かせいただきたいです。
内容は学園コメディなので、スラスラと読み進められる文でかけているかも教えて頂きたいです。
(wordに書いたものを無理やりコピーしてなろうに貼り付けたので行頭下げができていない箇所があるかもしれません。その他なろう向けに書いたものではないので一つ一つの章の分量が多くなってしまっています。一応読みやすくなるようスペースは入れさせて頂きましたが、見にくかったら申し訳ないです……)
本当はキャラのやり取りや設定などお聞きしたいことだらけなのですが……昨日書き上げてそのままなろうに写しこの文章とあらすじを書いているため体力の限界が来てしまいました。
どうかお願いします……ガク
あらすじ(プロット)
ネタバレ
【一章】宝ヶ崎学園。この学校には変わった部活動などがあり、大輔はその中の一つである青春部に入部する為にこの学校にやってきたが、先輩であり幼馴染の山岸健吾の策略により彼の所属する『この学校に隠された伝説の宝を探す部』という宝探し部に入部することになってしまう。
【二章】:大輔は自分と同じく無理やり宝探し部に入部させられてしまった誠二と協力し、宝探し部を抜けることを決意。その手段として『宝探し部が探している伝説の宝を自分達で見つけ出し、部を強制的に解散させる』という作戦を考案する。そして宝探し部の部員に気づかれないよう注意しつつ、誠二がどこからか持ってきた伝説の宝のありかが書かれた地図を頼りに、幼馴染の女の子のつかさにも協力してもらいながら宝探しに挑む。しかし探している途中、宝探し部の部員の一人であるこの学校の理事長の六歳の娘である唯にバレてしまい、他の部員に他言しない事を条件に彼女も仲間に加え、大輔、誠二、つかさ、唯の四人で宝探しをする。
しかしある日、大輔は唯が寝ながらにして父の名を呟き涙を流す姿を目撃する。
大輔は理事長に娘が会いたがっていることを伝えるため、理事長と接点のある先輩の健吾に相談することを決める。
【三章】:翌日の昼休み。大輔は健吾を宝探し部の部室に呼び出し、唯が理事長に会いたがっているため一度学校へと帰ってきてもらうよう伝えてくれと頼み込むが「理事長は忙しいから理由がないと学校に来れない」と取り合ってくれない。唯をかわいそう思った大輔は感情的になって説得を続けることでその日の放課後、理事長に学校に来てもらえるよう話を付ける。
しかし大輔は学校に来た理事長から。
理事長は唯の実の父親ではないこと。
唯の本当の父は学園長の兄であり、その兄は二年前の飛行機事故で死亡、母も出産後の体調不良で死亡したこと。
を告げられ、さらに宝探し部の本当の創部理由が、幼くして両親を失った唯が「人の温もりを感じる事ができる場所を作るためであることを教えられる。
【四章】
唯を不憫に思った大輔は『彼女の居場所である宝探し部を壊してはいけない』という結論に至り、伝説の宝を探す誠二達の邪魔を始める。しかし唯の口から『宝探し部がなくなっても、父の残した宝を見つけたい』という思いを聞き、大輔も宝探しに協力する。
そして無事宝箱は見つかり、中からは唯の実父から唯にあてた手紙が出てくる。
目的:プロになりたい!
要望:欠点の指摘歓迎!
この小説を批評する!宝ヶ崎のトレジャーハンターの批評 (No: 2)
投稿日時:
追記
一度見返しただけでも多くの誤字脱字を発見しました。読んでいただいた方がおりましたら申しわけありません。
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
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宝ヶ崎のトレジャーハンターの批評 (No: 3)
投稿日時:
ざっくり読み終えました。いやー、心理描写の運び具合が抜群にうまいです。前回の問題点であった「物語を終わらせていいのか」をそのままキャラクターの抱える課題にした、その素直な描き方としっかり常識をわきまえた上であえて起こす非常識なギャグが非常にツボに入りました。
あ、スミマセン、細かい文章面の指摘はできない人なんで、そのへんはあまり言えなくてごめんなさい……wordのインデント機能の罠は私も悩まされたので、以後は最初からテキスト形式で書くしかないですしね、お疲れ様です。
強いて気になる点はというと、全体的にほぼ平均点以上、普通にweb掲載で高評価を得られる作品だと思うけれども、新人賞の公募向けかどうかという点ではこれといって目立つ点がなく厳しくとられるところでしょうか。こればっかりは私にもわかりませんもので。
ただ他の作品を書いても一定水準を保てる人だ、という信用が得られる描き方をしているので、今後も執筆活動を続けて順調にファンを増やせる気がしています。今後も楽しい作品を読ませていただけるのを期待しております(^_^)/~
良かった要素
キャラクター 文章
宝ヶ崎のトレジャーハンターの批評の返信 (No: 4)
投稿日時:
ヘキサさん、とてもありがたいお言葉本当にありがとうございます。誰にも見せず書いていたため神経質になっていたのですが、おかげ様で初期に抱いていた謎の自信を取り戻すことができました。笑
実は近年の出版業界を見て、いつまでも新人賞だけを狙い続けるのはあまり得策ではないと感じていました。これからはweb掲載にも目を向け、一人でも多くの人に読んで頂けるような執筆活動を行っていきたいと思います。
そして恐縮なのですが、本編についてお聞きしたい事があります。
『大輔と誠二が宝探し部を抜けるために伝説の宝を探す』という状況に至るまで約30ページ程の文章になっていますが、やはり書いた身としては『この30Pまで読者の方がついてきてくれるかな』という不安が拭いきれません。というのも、この大輔達の行動原理を提示するまでの30ページ、本編では
・青春部が廃部になったことを知る。
・謎の女の子、唯 誠二と出会う。
・騙されて宝探し部に入れられる。
と大輔が行動目的を持たないシーンが続くため、読み手にとって物語が始まらない退屈なシーンになっているのではないかと感じてしまいます。
その解決策として現在、冒頭の『飛行機事故』について書いたプロローグをもっとインパクトのある『宝探し部として活動する大輔や誠二』に変えるのはどうかと色々試行錯誤しています。
説明が下手ですいません……具体的な例を挙げるとフルメタルパニックの一巻のような感じで、
プロローグ
・今回の伝説の宝騒動が一段落し、宝探し部として正式に活動している大輔と誠二の慌ただしい日常を描く。
・それに対し怒りの田島先生が飛んでくる。
・田島先生に連行される途中の大輔(はぁ入学前はこんな高校生活、全く想像してなかったよ ……すべての始まりは一か月前の入学式……) 一章の入学式へ続く。
という展開を考えていて、プロローグで読者の興味を引くことが出来れば30ページまで繋ぎやすくなるかもしれないし、この物語の雰囲気を早々に感じ取ってもらえるのではと考えています。
しかし未来視点で始まる冒頭だと作中の出来事が全て過去になってしまい、本編終盤の『どこへ繋がるか分からない川をシャチのフロートに乗って突き抜ける』シーンなどの緊張感が無くなってしまう恐れもあります。
とても漠然とした質問になり本当に申し訳ないのですが、もしお時間を頂けましたらこの点に関するヘキサさんのお考えをお聞きしたいです。
最後に、この作品をお読みいただき本当にありがとうございました。
宝ヶ崎のトレジャーハンターの批評 (No: 5)
投稿日時:
>誰にも見せず書いていたため神経質になっていたのですが、おかげ様で初期に抱いていた謎の自信を取り戻すことができました
私は逆に途中で見せるの非推奨派ですね、見切り発車で連載できるほどまだ先を見通した構成に自信がないものでして。せめて単行本一巻ぶんの量は読み直して推敲したい派です、web以前の小説書きはそうしていたはずですしね……。
三作目でこれ、って順調に地力をつけている人だと思えました。
>『この30Pまで読者の方がついてきてくれるかな』という不安が拭いきれません。
いや? 最初の事故のニュース→騙されて入部までで、けっこう興味を惹けてますよ? 今確認のため再読してますけれど、ニュースの被害者が次のページですぐ理事長と知らされていたのはかなり安堵しました。この間を長くとって読者を焦らさせようとする作品が多いので、しばらくそういう作品に食傷気味になっていたからかもしれませんが。
あ、でも、気になるのは最初のゲーム画面ですかね。いきなりマリオとかクッパとか出しちゃうと、権利問題をどうとらえるかが難しい……赤い服を着たヒゲのイタリア人とか言ってしまうとかえってまどろっこしいでしょうか(ここには私も自信は持てません)。
さらに主人公は「最初は青春部入部を目指す」目的意識があり、その廃部までもが一話で知らされているので、ここまでの展開だけでも飽きてはいません。健兄の腹黒さに「これは絶対にこの人から逃れられんだろうな……」と容易に予想(期待)でき、唯との出会いも1-2で済まし(なんとなく「おろちまる」の字面が目を惹きますね)、1-3で登場する誠二も目的が同じことがすぐにわかり、何より茜の罠に嵌まった時点でしばらく腹筋を押さえなくてはいけなくなった時に「うん、これは最後を見届けようか……」と腹をくくりました。
助演男優賞は誠二に、次点で健兄に。主人公と同性のキャラをうまく扱えている人というのは個人的にポイント高いです。
>その解決策として現在、冒頭の『飛行機事故』について書いたプロローグをもっとインパクトのある『宝探し部として活動する大輔や誠二』に変えるのはどうかと色々試行錯誤しています。
却下っ!!理由はご自身で推測なさっている通りです。
……見たところ、ここまでの流れに無駄はありませんでした。むしろ問題は以後かもしれません。「鬼の虫歯」で鬼の仇名の教師を狙うのは、どう考えてもハズレです……ただここの無駄な乱闘がそこそこ面白いのが迷いどころですね。さらにその繰り返しで「それはどう考えてもやっぱりハズレ」の突っ込みがやはりそこそこ面白く、ただその後のつかさの反応はちょっとわかりにくかったかも。その後のつかさの話の呑み込みの速さもやや都合が良すぎて気になりましたが、唯の挿入の仕方はうまいですね。
唯の描写になると途端に空気がガラッと変わる、こういったキャラ固有の存在感の強さを表現できるのは凄いと思いました。学園もので同学年や先輩がメインヒロイン・サブヒロインの話は多いですが、キーパーソンの女の子が幼女というのはいいアクセントになっていると思います。
うむ……しかしやはり、宝探しに入って逆にダレを感じてしまいました……こういう時小説と漫画・アニメの違いを思い知らされます、映像的に派手なシーンなのに何故か退屈するんですよねー……逆にアニメで説明セリフのみのシーンで退屈するのと逆の現象が。ここの感覚調整は私にも自信がないところです。
正直なところ、「鬼の虫歯」で止まり過ぎていた感じ。唯が辿り着く答えには私はけっこう速いうちに推測できました。逆に次の「欲を捨てる」のほうの難易度が高く、これを解いたつかさにやっぱりご都合感が強く出てしまったというか……何となく全体通してつかさの行動パターンの読めなさが気になりましたね。頭がいい・機転が利く娘だというイメージはちゃんと伝わってきてはいるんですが。
「ダヴィンチ・コード」の原作の日本語訳と映画を見た時に思ったことですが、原作者が無駄に迷わせているけれど一般的に見てあまりに簡単すぎる謎は、映画ではあっさり解いてました。ダヴィンチ・コードは映画監督の手の加え方が上手かったのか、私から見て「ここは縮めてここはもう少しわかりやすく時間を割いたほうがいいのでは」の匙加減が私の感覚とフィットしていたんですよね。もし未読・未試聴でしたら参考までにご覧になってみてください。
理事長の話も少し『長さを感じ』ました。もし大幅な改ざん、とまでいかずに縮められるとしたらここではないか、と思います。ここで減らせるだけ減らしたら中~終盤でちまちま削る箇所をしらみつぶしに探すと、10枚なんとか削れますかね……? と思えます。頑張ってください、応援してます。
良かった要素
キャラクター 文章
宝ヶ崎のトレジャーハンターの批評の返信 (No: 6)
投稿日時:
ご返信ありがとうございます。
30ページまでの悩みは私の杞憂でしたか。……未来視点の冒頭は書き始めの頃に絶対やってはいけないとわかっていたのですが、読み返すうちに読者視点の感覚が麻痺してしまっていたようです。
ご指摘いただいたつかさの件ですが、彼女が私の中で完全に『物語の進行、軌道修正』を行うためのキャラになっていることは薄々感づいていました。冒頭に出てきた鬼の虫歯を抜けという謎を最後まで引っ張りすぎという点に関してもです。
それらを踏まえ、これからの改稿案としては
1.つかさの人間味を増す。
2.「鬼の虫歯を抜け」という謎を「鬼の口から虫歯を抜け」に変え、裏山でお爺さんの話を聞いた時点で伝説の宝が体育館にあると気づく。
3.その他ご指摘いただいた箇所の修正
を軸に行ってやってみようと思います。
これまで初稿を書き上げたらそれで満足してしっかり改稿をしてこなかったので、この作業の難しさを痛感しております……。
本編の感想から改稿案の相談にまで応じていただき、本当にありがとうございました。
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