ノベル道場/小説の批評をし合おう!

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元記事:誰ガ為ノ拳(だれがためのこぶし)

この作品は「すべてのジャンルをバランスよく一つにしたら、いい作品が描けるんじゃね!?」と思い、三年前に筆を取ってからずっと書いているものです。

力を入れた点は、心理模写と戦闘模写です。特に戦闘模写は読みやすいように書きました。恐らく、三章になったらすらすら読めるという自負がある、気がします。

不安な点は、第一章です。全体的に文章が固くなりすぎたかな……みたいな雰囲気があります。ひいては第一章じゃ何も完結しないところです。というか三章にあってもまだ完結していませんすみませんすみませry

シーンの狙いは、一言にすると青春王道拳コメディシリアス日常バトルがどのように組み合わさっているかです。正直僕も何言ってるかわからないです。

ウケるために工夫したことは、読みやすいようでいて読みにくい、また、読みにくいのに読みやすいという不思議な文章にしたとかであったり、やはり戦闘模写に力を入れたり、シリアスながらもみんなの力でそれほど雰囲気は怖くならないとかです。

おねがいしまぁぁぁぁぁす!

上記の回答(誰ガ為ノ拳(だれがためのこぶし)の批評)

投稿者 お名前無い太郎 : 0 投稿日時:

白狼は朧げに(4)まで拝読させていただきました。私も現代バトルアクションファンタジーを書いてる身です。同じ畑ですので『能力説明の仕方がわからん』とか『どの程度情報を小出しにすべきか丁寧にすべきかわからん』等の悩みはわかっているつもりです。
そんな私の意見でよろしかったら、どうかご活用ください。

長所。良かった点

『解はない。ないからこそ存在するのだ』のキャッチコピー素敵です!これだけで『ああ、これは個々人が自分なりの「解」を求める多様性の話なのかな?』とスタンスが想像(あるいは理解)できます。私もキャッチコピーをストーリーの主軸に据えているので同じ作法を取ってる人がいてくれて嬉しいです!
また、『読者(私)が多人数のキャラクター像を一度で理解できる・覚えられる』というのは羨ましいばかりの技量です。物理最強のノルさん、ジト目奔放の紫ちゃん、強くて元気で元敵のフィアちゃんといった具合に、特徴が一読しただけで理解できました。

一章が不安かつ『プロになりたい』ということですので、率直に申し上げます。
『白髪1』を読んでいる最中、こう思いました。
「この起伏のない展開いつまで続くの…?」
……次の話でヲージさんが来て、展開が急に動きますね。でも初見ではわかりません。作者は最初から白髪3で展開が変わるのを知っているから、「えっ、ここまで読み進めるのも我慢できないの?」となることでしょう。しかし読者にはわかりません。
読者にしてみれば、「いったいいつまでこのふわふわした展開続くの…?だってあらすじにバトルものって書いてあったからクリックしたのよ?なのに日常ばっかなんだ…今バトルモノ読みたかったのになぁ…じゃあな!!」。
いえ、わかります。おそらく、江本先生は『日常パート兼登場人物紹介』をしたかったんですよね。
でしたら最初、主人公含めた仲良し三人組でキーパーソンとなる緑お姉さんとヲージさんの話をしてしまうのはどうでしょうか?
達夫くんが緑お姉さんを知ってるのが不自然なら、紅ちゃんと白くんで緑お姉さんの入院先にお見舞いに行く(あるいは緑さんの部屋を掃除する・アルバムから緑さんの写真を見つける等)のはどうでしょうか?
そこで『何故彼女が入院することになったのか』『在りし日の緑とヲージの仲睦じい様子』『白髪のヲージという人物が失踪している』の情報を読者に与えてしまいましょう。読者は「あれ?もしかして『始まり(1)』の白髪はこのヲージさん?ほうほう、キーパーソンは義兄と緑姉さんなんだな」「こんなに尊い夫婦だったのに…。ヲージさん可哀想…」と理解します。ついでに「おっ。この世界は顕現能力ってもんがあるんだな。主人公はきっと後々この力に目覚めるに違いないぞ!」などと思ってくれます。『主人公の覚醒』というゴールを勝手に見つけてくれるから、多少日常ターンが長引いても付いてきてくれます。白くん最初から覚醒済みのようですが、読者はそんなこと知りませんからね。
その後に山田くんと紅ちゃんと遊びに行き、ノルさんや紫ちゃんを出したら良いのではないでしょうか?
ついでに日色家がどれだけ凄いのか、軽くアピールしてくれると助かります。あくまでも私の感想なのですが、私完全に日色家(黒家?)って業界でもかなり零細企業だと思ってました。「親族経営会社?っぽいからきっと規模小さいんだろうな〜」と思ってたので日色家敵に回すとまずいと言われて「零細企業なのに?」と初めて江本先生との情報格差に気付きました。

あとすみません…おそらくページに落丁があります…!顕現能力とセカンドアビリティの説明をした話が抜けてます…!そのせいでせっかくの綺麗で丁寧な戦闘描写なのに「セカ…え?それは…いったいどのくらい凄いものなんだ…?」と読者は急に置いてけぼりになっている状態です。

色々と言ってしまいすみません。白状申し上げれば、とても魅力的で興味のある作品です。推しはフィアちゃんです。次にノルさん。その分、置いてけぼりになってしまうのが辛く…。
「置いてけぼりになるなんて初めて言われた」ということでしたら、確実に私の読解力不足なのでしょう。お気になさらないでくださいませ。
江本先生の執筆をこれからも楽しみにしています。

良かった要素

ストーリー

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 誰ガ為ノ拳(だれがためのこぶし)

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元記事:試作の批評

読みにくいです。ここからは自分の趣味の範疇かもしれませんが。
序盤、というかのっけから。チャッピーに出会うまで、「チャッピー。ご飯だよー」以前の部分が丸々無駄に感じます。極論すればいきなりオクトに出会ってもいいわけです、この物語的に考えると。序盤にいきなり主人公の情報を詰め込んでいくのは悪手と思います。
次、『180cmほどの長身』。うん、座ってる人の身長を目測で予測するのは難しいよ? 手足長い、モデル体型とか、そう言う言い方の方がいいと思う。数字のデータは立ち上がって翔斗が朧を見上げて言う方が自然かと。
次。『「領域 展開。対象一名を除き、排除―――――」』
刹那が京楽に変わった瞬間。ここは描写がほしい。なんか不自然。急に声が低くなったとか、機械的な声に変わるとか。
次。巨人全般。もっと描写を書きましょうよー! プロレスラーみたいなやつだとか、筋肉モリモリの奴みたいだとか。それとサイコガンはいきなり言われると、は? となります。コブラわからないとこれが何なのかわかりませんよ? それと『緑の腹は黒ずんでいき、やがて鉄になり―――――散弾銃の形になって、分離した。』の部分、もっと描写できると思う。
戦闘シーンはいい雰囲気で描けてると思います。
あと、朧と翔斗の会話シーン。えんえんカギ括弧が続くのですが、その間の所作の描写がほしい。いらいらしながらとか、不思議そうにとか。会話が続くと読者が置いてけぼりにされるような感覚を覚えます。

自分が読んでの感想はここまでです。ボコボコにしてくださいとのことだったので言いたいこと言って申し訳ない。

上記の回答(試作の批評の返信)

スレ主 お名前無い太郎 : 0 投稿日時:

いえいえ、お気になさらないでください。
そも、私が『ボコボコにしてくれ』の意思表示で作品を出したのです。書いた情報は全て作者(私)が必要だと思ったから書いたもの。でも読者にはそんなこと関係ないし、わからないですからね!

改めて推敲ありがとうございます。もう読みすぎて修正箇所が見つからない程になっていたのでご指摘が新鮮でした。
それどころか、戦闘シーンを褒めていただき感謝です!おかげで自信が付きそうです。
そして!サイコガン!桝多部さんの仰る意味がよくわからず、『コブラ』を検索しました。あれはあの漫画特有の固有名詞だったのですね?!知りませんでした…手を銃改造したものをサイコガンと呼ぶのだとばかり…!正式投稿して赤っ恥を掻く前に指摘してくださりありがとうございます!

意外なのは巨人描写のご指摘でした。巨人描写が欲しい…ですか?いえ、もちろん描写要求嬉しいです!実はこの巨人、全体通してのキーパーソンですし!
しかし作者がどんなに重要と設定しても、読者にとってはヒロイン(推定)の後ろに付き従う知性無い巨人なんて、現時点じゃただの敵モブですよね。
あれ…違う…?バトル小説界隈ではやっぱ筋肉の方が重要なんですかね…?
『敵モブの情報を出したとこで、誰が得すんの?楽しいの私だけじゃん?』ということで、バッサリ削ったのですが……もしかしたら、読者的にはもっと敵としての盛り上がりが欲しい、あるいは視覚的情報が欲しいところなのでしょうか…?
似たようなご指摘があと二つ出たら、見直させていただきます。

その他ご指摘、直せるところは直させていただきました!ありがとうございます!

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元記事:試作②の批評

個人的には、わけわからん要素が多かった一話と違って情景もわかりやすかったし、享楽とデフの軽いやり取りも好物です。
ま、強いて言うなら一話一話が長すぎる気がする。
僕個人の経験ですが三千字くらいの文章を毎日とか二日に一度更新するほうが『読まれやすい』と思う。

上記の回答(試作②の批評の返信)

スレ主 お名前無い太郎 : 0 投稿日時:

講評、ありがとうございます!
情景わかりやすいと言っていただけて嬉しいです!2話は1話のわけわからん要素解答編の面もありますし、どんなことでもこのパートへの『わかりやすい』はとってもとってもうれしいです
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
1話、早い話が『主人公が善意で救急車呼んだら1ミリも意味わからないままレズの修羅場に放り込まれた』ですからねえ。あっ、大野先生の『開き直ってBL書いたら』を実行した結果、性癖に負けて佐野木朧は女に、主人公には男辞めてもらうことになったことを報告します。佐野木は男の姿と女の姿の二つを持つタイプの女の子です。主人公はこの章の終わりでガチな両性具有になります。楽しみですね。

やはり2話長いですよね。読者を疲れさせるんじゃないかという危惧はありました。でもあの話のまま行くなら切るところが無いので、2話を根本的に作り変えます。せっかく好きと言ってくださったのにごめんなさい、デフラグは別の話で出します。
見てもらうって大切ですね……重ね重ねありがとうございます!
あとタイトル変えられたんですね!後で拝読させていただきます。

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元記事:日本と異世界の平和を守る『藍崎企画』の提供でお送りします。

以前ここで批評依頼をしたものです。
『まだ短い』『タイトルが紛らわしい』などの意見を頂きタイトルを変え、ついでに内容も頭から書き換え、二日一更新を地道に続けて分量増えたんで誰か叩いてください。
旧題:『帰還勇者は静かに暮らせない』です。
ですが、正直キャラの名前と設定以外は結構変わりました。
悪質な広告になってしまっていたらごめんなさい。

上記の回答(日本と異世界の平和を守る『藍崎企画』の提供でお送りします。の批評)

投稿者 お名前無い太郎 : 1 投稿日時:

タイトル変えられたのですね。
お仕事の雰囲気出ていますね!個人の意見ですが、旧タイトルよりずっと良い気がします。組織や班といったグループ大好きな箱推し型のオタクは一定数いますから。
異世界との細かい差異を延々と描くの、たまんないですねえ。細かい設定は(図鑑読んでるような意味合いで)楽しいです!

長所。良かった点

欠点指摘が欲しいようでしたら、『展開の起伏が薄いかな?』という点を。
もちろんそれが好きという人もいますので別段問題ないかと。あくまで私の趣味の範疇です。大野先生は1話完結のギャグを目指してらっしゃるようですし。
あとはまだ読んでないから完全には判断しきれませんが、私なら2話の勇者騒動を1話に据えるかな くらいです。『わかりやすく異世界と日本の平和を守ってる』『わかりやすく問題解決してる』で読者の掴みは良いかと。
"新人"のユノちゃんを疑問提示役、主人公が解説役に回す形にすれば自然と世界観説明も業務説明もできますし。で、今の1話をゴディダニア様が大きく関わるパートの前に過去編という形で持ってきます。
しかし大野先生は私じゃないですし、そもそも私はプロットを知らないのでコレは大変無責任極まりない言葉です。気にしなくても大丈夫ですよ!

良かった要素

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最強魔王の背後霊

投稿者 のぞぞ 返信数 : 1

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テンポを早くすることを意識してるんですが、そのせいで、もっと読み応えが欲しいと言われます。設定で意識しているのは、キャラや戦いに意味... 続きを読む >>

欠点の指摘歓迎!

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▼おすすめ小説!

【イラスト有】Ex:魔狼な娘とHp:ゼロの師弟

投稿者 野々とあ 返信数 : 2

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異世界転生系ファンタジーです。 説明くさいと思うので、文章はわかりやすいか、何処がわかりにくいのかご指摘して頂けると嬉しいです... 続きを読む >>

たのもー!(ボコボコにしてください)

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人類をかけて一日一善はじめます。

投稿者 漠せいさい 返信数 : 3

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今流行りの異世界転生、転移の話で主人公がどのように自分の与えられた使命、又は生き方をするのかを考え構想した物語で、チート無双というよ... 続きを読む >>

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元記事:帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命

力を入れた部分:テーマ設定
超能力ものですが、あえてSFにしています。理由はテーマがあったからです。
『生命倫理』という大きな枠の中で、人間として生きていくのか、兵器として生きていくのか。
人間と兵器の違いとは。
立場が違う二人の生死観を表すのに力を入れました。

強みは、じっくりと進む序盤。そして、主人公の出自が明らかになってからの展開の動きが動き、クライマックスはスピード感を出すようにしました。

そして、キャラクターの個性についても、言葉遣いなどで書き分けできるようにしています。

上記の回答(帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評)

投稿者 狐塚 : 5 人気批評! 投稿日時:

お疲れ様です! ピロさん、来ちゃいました!
外伝まで読んだうえでの批評となります。

①ストーリー
 さんざん言われているかもしれませんが、プロローグにまさかのクライマックスから始まるというのが私の中ではすごく斬新でした。あまり見ない手法なので、序盤のプロローグが一体どこの場面なのか、これが頭の中にずっと残ります。
 プロローグで鬼気迫る主人公とヒロインの会話や戦闘シーンの一端を見せられたと思えば、第二話目からやっぱり少し心を閉ざした?というかなんか淡々としていて冷たい感じを思わせる主人公のギャップのせいで、余計にプロローグが頭の中に引っかかって普通だったらつまらなく感じる役人との会話も、伏線に思えたりと、なかなかに存在感を発揮しています。プロローグのおかげで二話目でヒロインと出会うまですごく「次へ」という意識を読者にひかせていると思います。
・また、ストーリーの流れが自然に不自然さを演出しているのもこの物語の良いところだと思います。例えば、ヒロインがようやく護衛っぽくテロリストを一掃するシーンも、普通ならあり得ないと思ってしまったり、街中で拳銃や機関銃をぶっ放すというのはいかがなものかと思いますが、二人の不自然な関係や雄一のとまどいを押しのけて道理を進めるヒロインの豹変していく様が自然であるため、なんとなく読者として受け入れてしまうようになっています。
 あと、しれっと読者の虚を突くように伏線を鮮やかに回収していくストーリー展開も作者の力量の高さをうかがわせます。
 そしてストーリー批評の最後は、やはりこの物語の全体になりますが。
 主人公とヒロインが運命的な出会い方をして、わずか10日の物語とあり、その必要性があるのか。など思ってしまっていましたが、しっかりと意味もあり、その10日間の一日の描写一つ丁寧でかつ、読みやすく、様々な思惑や陰謀が主人公や周りの仲間、はてまた敵さえも戸惑わせているのがすごく面白いです。
そして、主人公とヒロインの選択する未来。
すれ違う心の葛藤などもうまくかけているので、本当に第五章あたりは泣きました。はい、いきなりすぎてやられました。
悲しい現実の前にしても戦わないといけないヒロインと親友との戦闘。
主人公が『帝国の守護者』のリーダーと激しい戦いの中助けに来たシーンからは、途端に熱い展開! 
そして、エピローグの最後の「大好き」って言葉、グッときました!!!
 あの終わり方、ほんとうにすごいです。

②キャラクター。
①でも散々話したのですが、実は物語の中盤から後半にかけて主人公とヒロインが面スポットから離れます。でも、だからと言って物語が弱くなるのではなく、ヒロインの仲間や主人公の幼馴染たち、まさに『個性の暴力』や『スーパー助っ人』ともいえるほどに本当に個性豊かで頼りになる仲間たちの活躍がさらに主人公やヒロインが復活する際の最高のスパイスとなっています。
 どうでもいいですが、私は犬型後輩系キャラの「レン」くんとヒロインのツンデレだけど芯がしっかりした「アスカ」ちゃんがすっごく好きです。
 でも、豪快で頼りになる姉貴肌の伊吹さんや、声が出せないけどレン君に一途な「レイナ」と伊吹を崇拝しているようにもみえる「サキ」さんの絡みも好きでした。
 ただ、後半にかけて敵のラスボスともいえる最強の『帝国の守護者』もすっごくいい味を出していて、悪役なんだけどいろいろと背負って戦っているのがわかる分後半感情移入してしまいました。そして、中盤まで影の薄かった主人公が伏線ごとまるっと回収して物語を終えたのもカッコよかったと思います。
 戦闘もワンパターンかと思えば、そうでもないですし、本当に参考になりました。

③設定は、なろうでは珍しい「近未来SFファンタジー」です。
ジャンルも不人気な「空想科学」。
部隊は第二次世界大戦を連合国相手に引き分けに持ち込んで科学重視政策を推し進めた日本=『東亜帝国』を舞台にしていますが、なんで第二次世界大戦に引き分けに持ち込めたのかもしっかりとセリフのなかで解き明かされており、なぜ軍が強いのかや、どうして科学立国になったのかも、技術や家電の様子などからうかがい知ることができます。
 また、あえて地図には乗らない島での研究という設定で『帝国の守護者』と『人間』が大きな壁を隔てて住んでいるというのも、両者の存在を暗喩していて「この作者、うまいなー」って感心しちゃいました!
 同じ目的が利害関係の一致によるという設定も、クーデターが起こるというのに温度差がある点や不穏な動きを両陣営が見せるのもハラハラできてよかったです!
 ただ読者層の想定がわからないのですが、20代以降の人に向けてになるのかなと思います。ラノベを買うとされる中高生には、難しい話も出てきていたので。

④文章
 一言でいえば、作者の文章力はかなり高いと思います。特に、書き進めて上達したのか、中盤以降の文章には舌を巻きました。
 あと、同じような表現を多用しない、語彙力が高いと思います。なろうではあまり見かけないレベルです。あと、読ませる技術が相当高いと思います。
 ただ、なろう系小説という場合には、少し読むのに敷居が高くなってしまうような気がしまう。それは、作者の地の文で魅せるところ、会話文で魅せるところそれぞれがバランスよく配置されてするが故だと思います。もしも、なろう層を取り込むなら、会話が7地の文3で行くのはどうでしょうか。
 キャラクターの書き分けも、引き立てもかなりできていますし、外伝を読んでいると、かなりキャラクターが確立できているので会話文だけでもかなりイメージできましたよ?

⑤オリジナリティー
 設定やキャラクター、そして科学と異能がぶつかり合うというのはありきたりに見えるのですが、どれとも言えないのが正直です。ある意味、オリジナルだし。場面一つだけとってみれば、「禁書」っぽい(でもなんか違う)に見えるときもあるし、序盤のひときわ読者を引き込む銃撃戦のシーンは「ブラックラグーン」にも見えなくないと思えば、サキとアスカの共同戦線は「ヨルムンガンド」っぽくも見えなくなし、でもなんか雰囲気はあるけど違うんですよね。不思議な作品です。
 また、ストーリーのお展開やクライマックスはものすごく王道だと思います。私の好きな90年代から00年代のアニメやそのあたりのライトノベルのような、懐かしさとそこに作者が展開する様々なグループや人が同じ一つの到達点に向かっていくというストーリー展開が合わさって、斬新だけど王道で安心して読めるというのが感想です。

⑥感想と総評
 少しプロの方の添削や指導が入ったら、かなり光り輝く作品になっていると思います。ただ、なろうというサイトでは異色すぎるというのと光りすぎてしまってどうなんだろうという感じです。それでも、高ポイントにも納得の作品だと思います。
 また、50万文字は単行本4冊程度に相当しますので、気軽に頭を真っ白にして読むには難しい作品かなと思います。一からだと余計に気合がいりますしね。
 そして、最後に。
 初期のころから応援していますが、完結おめでとうございます。
 この物語を読むことができて本当に良かったです。
 本当に書籍化してもおかしくない出来だと思っています。
 これからも頑張って下さい。応援しています。

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要望 : 長所を教えてください! スレッド: 帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命

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元記事:地球歩きのスカベンジャー

元は新人賞に応募するためのものだったのですが、改良を重ねているうちに締め切りが過ぎてしまい、せっかくなので『なろう』に投稿しています。SFですが、ほとんどジャンルの枠組みを意識しないで書いているので、いろんな人に楽しんでもらえたらと思っています。

なるべく難しい表現は控え、言い回しも砕けた感じにしてあるので読みやすいとは思いますが、すでに『分かりにくい』とか『説明不足』といった感想を頂いているので、そこら辺が不安なところ。ほとんど人間のキャラクターが出てこないのもあり、好みが大きく分かれるかもしれません。

まだ一章が終わったばかりで日も浅いですが、より良い作品を作れるように、ここで批評を頂きたいとは前から思っていました。どなたでも構いません。お気軽に批評やご感想のほど、よろしくお願いします!

上記の回答(地球歩きのスカベンジャーの批評)

投稿者 うっぴー : 1 投稿日時:

結尉奈りおさん、はじめまして。『ノベル道場』の開発、運営をしています、うっぴーと申します。
第1話 カルボ・ナーラを読みました。
たのもー!(ボコボコにしてください)、ということなので、厳しめにいきますがご容赦ください。

プロローグはおもしろかったです。
国家の英雄である主人公が、会社の重役たちから責め立てられているという緊張感のある状況。主人公の大胆不敵なキャラが出ていて良かったです。

>すでに『分かりにくい』とか『説明不足』といった感想を頂いているので、そこら辺が不安なところ。

わかりにくさは私も感じました。
原因は、キャラクターや世界観の情報量が多すぎることにあると思います。
文章で説明過多にならないように気をつけていることはわかりますが、設定がかなり特殊なSFなので、飲み込みづらいです。

また、第一話は、プロローグの続きではなく、過去の話かと思います。
特殊な世界観に加えて、場面が連続していないので、状況がわかりにくくなっています。
プロローグのゴロニャコフさんと、軍人のやり取りがおもしろかったので、できれば、この続きを読ませて欲しいところです。
その方が、世界観も飲み込みやすいと思います。

また、特にSFにこだわりがないのでしたら、舞台を読者に馴染みの深いライトファンタジーにした方が良いかと思います。その方が、説明が必要な情報が減るので、わかりやすくなると思います。

>食の民ポテポテ、美の民ペチペチ、技の民ゴロゴロ

このあたりのネーミングはとてもおもしろいと思いました。

アウトサイダーKさんが、視覚的情報の不足を指摘していますが、ゴロニャコフさんの外見は猫なのでしょうか?
ネーミングなどから猫っぽい種族をイメージしたので、もし猫族であるなら、最初のうちにそのように示してもらえると、イメージしやすいと思います。

以上です。
すいません。少々、厳しめになってしまったかも知れませんが、本当に応援していますので、これからも更新頑張ってください!

なろうのブックマークに登録させていただきました。
また、後で続きを読んでみたいと思います。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 地球歩きのスカベンジャー

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元記事:能力者たちの物語in世界戦争

戦闘部分をかっこよく書きたいです!設定は多少凝ったつもりですが、読みにくい、改善すべき点等、ご指摘頂ければ幸いです!

上記の回答(能力者たちの物語in世界戦争の批評)

投稿者 うっぴー : 1 投稿日時:

ソ中さん、はじめまして。『ノベル道場』の開発、運営をしています、うっぴーと申します。
4話「迎撃準備」までを読みました。
ボコボコにしてください、ということなので、厳しめにいきますがご容赦ください。

2話、「片翼の氷女」ですが、『今では随分と平和になった』『基本的に「全種族」仲良く暮らしてる』という説明の後に、喧嘩の仲裁シーンが始まると、説明との矛盾を感じます。

> バカにしたような視線を二人に向け、先程から沈黙を貫いていた天使がいきなりナイフを腰から出した。
>「俺は生意気で煩い餓鬼が嫌いなんだよ、なんなら追い剥ぎでもして売っちまおうかな……」

しかも、かなり物騒で、この世界の治安の悪さを示してしまっています。

物語の出だしとしては、昔からよくある王道で、特に問題はないと思いますが、いきなり説明とストーリーに矛盾が発生していると、この物語はちゃんと考えて作られているのだろうか? と不安を感じてしまいます。

おそらく、作者さんとしては、

>街なかで小競り合い等はしばしばあるものの、

という一文があるため、矛盾はないと考えたのかと思います。
しかし、暴漢がナイフを取り出し、追い剥ぎをして人身売買をしようとするとなると、もはや小競り合いのレベルではなく、かなり治安の悪い世界であるという印象になってしまいます。

3話「死霊」についてです。

>「そろそろクリスマスだから、警備しろと、国からのお触れだ。」

クリスマスとは、イエス・キリストの生誕祭です。
このクリスマスについては、まったく説明がありません。この世界に、イエス・キリストが存在したのでしょうか?
現実世界とはまったく異なる異世界にクリスマスがあるというのは、かなりの矛盾を感じます。

もし、クリスマスという名称の祭を行うのであれば、どういったものであるのか、現実世界のクリスマスとは違うということを簡潔に説明した方が良いです。
あるいは、そもそもクリスマスといった名称を使うべきではありません。現実世界にあるものを安易に異世界に持ち込むと、この世界のリアリティが台無しになってしまいます。
この世界には、この世界の歴史、成り立ちがあるはずです。

4話「迎撃準備」についてです。

>「ニーア・ラティス・ドール。ナチス所属の人間。能力は荊使いで…あっ、あの腰の武器見える?あれが銃なんだけど……」

ナチスという言葉が出てきて、この世界は現実世界と関連があるのかと考えたのですが、おそらく無関係かと思います。

クリスマスにナチスと、現実世界の有名な祭りや組織を出してしまうのは、完全な異世界ファンタジーとしては、あまりよろしくないことです。
どうしても、ナチスドイツのことが連想されてしまいますし、無関係であるなら、別の名前を付けることをオススメします。

文章はわかりやすくて良いのですが、リアリティについての考察が甘いのが気になりました。

ストーリーについては、主人公に明確な目的がなく、テロ組織と戦う動機づけが弱くて、あまり引き込まれません。命令されたからやる、それではあまり共感できません。
手垢がついたパターンですが、その組織のボスに両親が殺された、くらいの動機づけがあった方が良いです。

主人公は、強い上に軍に所属しているので、テロ組織より強大な存在です。このため、戦っても簡単に勝てるとしか思えません。
もう少し、物語に読者を引き込むための仕掛け、工夫が必要だと思います。

なろうのブックマークに登録させていただきました。
また後で続きを読んでみたいと思います。

すでにご存知かも知れませんが、「ノベル道場」では、他者の小説の批評を書くと、ご自分の最新の批評依頼がサイトの一番上に移動し、「おすすめ小説」の表示がされます。
おすすめ度を示す星マークは、批評を書けば書くほど増えていきますので、ぜひ、他の方の小説の批評を書いていただけるとありがたいです!
(私は、おすすめ小説の表示がついた小説か、「 たのもー!(ボコボコにしてください)」と要望された小説を優先的に読んでいきます)

●補足
書き込みされたURLが間違っていたため、タイトルで検索して正しいURLを探し出して、こちらで修正させていただきました。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 能力者たちの物語in世界戦争

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