ノベル道場/小説の批評をし合おう!

ワルプルギスさんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:悪役令嬢RPG

どうも初めまして。
今回載せたのは初投稿の小説であります。
主に批評してもらいたいのは文章力です。実はまた別で新しく書いてる小説があるのですがこのままの文章力で良いのか不安になった次第であります。新しい小説の方は思い入れがあるので何とか人気にしたいのでここで今の自分の文章力を理解しておきたいのです。
できれば批評だけではなくどんな感じに直せばいいかも書いてくれると嬉しいです。
ストーリーは適当ですのでスルーしてください。

上記の回答(悪役令嬢RPGの批評)

投稿者 ワルプルギス : 0 投稿日時:

現在投稿しておられるところまでは一通り読ませていただきました。

さて、主に批評してもらいたいという文章力ですが、個人的には物足りなかったです。
私の考える文章力というのは、「文章で読者に思い描いていることを伝える能力」です。
ふじたにさんも書いておられるわけですが、本作ではいつの間にか場面転換していてついていけない所が多かったのですね。
つまり、作者としては場面転換したつもりでも、それが読者に伝わっていないので十分な文章力が無いという判断になります。
単純に言えば説明が足りていないのですが、説明を増やしすぎるとそれはそれで読みにくくなって読者が付いてきてくれなくなるので、バランスが大事です。
かくいう私のこの文章も、かなり説明過多で読みづらいかも……

また、第1話で1人称と3人称が混ざってしまっているところがありました。
女神が転生させる世界で迷うあたりですね。
場面転換の問題も含めてですが、漫画やアニメのようなつもりでストーリーを考えておられるのではないかなと思います。
漫画であれば、急に場面転換しても絵でわかりますし、突然サブキャラのモノローグが挟まるのもよくある表現です。
しかし、小説では絵がないので文章で説明しなければいけないし、突然視点を変えると読者が混乱してしまいます。

別で考えている小説があるとの事ですが、人気になるかどうかは読者が面白いと思うかどうかで決まります。
カレーうどんさんの中にある面白さを、読者にしっかり伝えることを意識して書いていかれると良いと思います。

長所。良かった点

2タイプのゲーム混ぜてみる、という着眼点は良いですね。

良かった要素

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元記事:異世界エルフのユキくんはの批評

 大野です。出先で鍛錬投稿室の方に批評を書かせていただいたのですが、上手く送信できてないかもしれないので、こちらにも同じ内容を貼っときます。家に戻りました。

 八話まで読みました。
 他の方の批評を読むと「前半スローライフ、後半シリアス系バトルもの」の形になっているように見えるのですが、前半がスローライフものとして出来が良かっただけに、スローライフのまま最後まで走ってほしいなあ、と感じました。

 さて、ここからは「読んだ」部分の批評。
 まず、8話までですが、文章も読みやすく、テンポも良かったように感じます。
 他の方には滅多に言わない細かい指摘ポイントを言うなら、もう少し「地の文での文語と口語のバランス」を考えた方がいいかもしれないですが、現段階で文章そのものはプロ並みに読みやすいです。

 展開について言うと、リエル先生との初対面でもうひと悶着あってほしい、かなあ。
 読む限り、「ロキ」はかなりなんでもありのキャラに読めるので、「嘘判別の魔法を潜り抜けているかもしれない」位は疑ってほしいのと、ロキに対する悪評の割りにはリエル先生の態度には恐怖も毅然と立ち向かう様も見られず、どっち付かずにへりくだっているように見えました。
 また、学園長による歴史解説のシーンは、長台詞過ぎるのと、これを入れるのが早すぎる印象。リエル先生がすでに名前を出しているので、エルヴィナが簡単に解説して、その後で学園長が初登場して解説してくれても良かったかも。

 細かいポイントです。
 冒頭。「本当はもう少し前から~」→「本当は少し前から~/もう少し前から~」の方が、読みやすく感じます。といっても、かなり細かい追求点なので、感性に合わなかったら無視してください。
 続いて、「しかし、美味しそうと言われても」ですが、やや危機感の薄い感じに聞こえます。「美味しそうなどと(物騒な)ことを言われても」等のように、少し緊張した空気を入れたい。ちなみに、括弧内はなくてもいいです。

 魔法の初使用シーンでの、「構成」という単語の多さは少し気になります。ユキは日本出身なので「漫画で見た魔方陣」などの表現を入れるといいと思います。

 冒頭部に関して言えば、エルヴィナの説明が感覚的ながらも芯をとらえていて、「未知の異世界」を分かりやすくかけていたと思います。
 反面、ユキを中心に書いているので、「ユキに見えていないもの」の描写が少し足りなかったように感じます。

 学園に来るシーン。大きな扉というより、門では? あえて異様に大きな扉なら、その異様さをもう少し強調してほしい。
 門番の台詞、「当日受付歓迎」だと文語的過ぎるので、「当日受付大歓迎」か「当日受付でも歓迎」のがいいと思う。

 魔力のランクについて、「とりあえずて一番上に回される」ってのの意味がわからなかったです。精霊王の発言にそういう強い効力・実証性があるなら、もう少し敬った喋り方にするべきだし。

 学園長の初登場シーン、「思ったより、一回り大物だ」でも通じますが、今度は口語的すぎるので、「予想より、また少し大物であった」などとしたい。

 学園長の歴史解説のシーンはやはり長いっす。地の文挟もうぜ、せめて。

 通貨レートについてですが、金貨というワードには日本人は「大判/小判」でイメージしがちなので、金貨百枚は高価に聞こえます。
 地の文で現実世界との比較を書きたいところ。

 と、まあ八話まで読みましたが、スローライフものとしての出来はとてもいいと思います。
 
 すみません、まだ一・二ヶ月はリアルが忙しい状態が続く感じなので続きの批評を書くのが難しいかもしれません。
 どのみち他の方にもにたようなお願いをするつもりなので、多分余裕はまだまだあります。とはいえ、必要とされないものを書く余裕もなく。なく「できればほしい」場合なら、少しした後に続きの批評を書きますが、もし必要ないようでしたらそう言ってもらえると幸いです。

上記の回答(異世界エルフのユキくんはの批評の返信)

スレ主 ワルプルギス : 0 投稿日時:

大野さん、わざわざこちらにもありがとうございます。
嫁がワクチンの副反応でダウンしてたので返信遅れました。

嘘判別魔法は、御作の魔術探偵同様に直接的に嘘を言わずに誤解を誘う話し方ならすり抜けられる設定。
ロキがそのすり抜け方を知っているとリエル先生も知っているので、
逆にそうした話し方をしないユキを信用したわけです。
……説明するとクソややこしい and 純真なユキ・エルヴィナには理解が追い付かないので、まるっとスルーしたのですが、確かにもう一段階疑っても良かったかもですねー。

学園長の説明は、反省しているところで。
どこかで入れとくべき情報なんだけど、あそこで入れるのは明らかに間違ってたよなーと思いつつ、
どういう形で入れるのがいいのかが自分でもまだ見つけ出せてない感じです。

文語・口語については、あまり考えてなかった切り口で参考になります。
作品的には口語に寄せたいところですが、多分自分の普段の思考が文語よりなんだろうなぁ。

残りの部分の感想もぜひ頂きたいので、ゆっくりで良いですからよろしくお願いします。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 異世界エルフのユキくんは

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元記事:異世界エルフのユキくんはの批評

どうもワルプルギス様、こんにちは。
作品を8話くらい読みました。感想を書きます。

この作品を読んだ感想として思った一番良くないところですが、対象読者層が全く見えてこない作品だなと思いました。
年代や性別とかじゃなくて、どのような既存作が好きな方に読んで欲しいのかがここまで読んでも全然見えてこないので、可能なら読了したかったのですが残念ながら断念することにしました。
全31話の中で8話まで読んでもどういう展開を売りにした物語なのか直感的にわからないのはキツイです……

他の方の感想を見た限りでは後半からシリアスめな戦いに移っていくようで、ほのぼのとした雰囲気が続かないことを残念がる方もいたそうですが、私は逆に最初からそっちが読みたかったです。
このままだとどちらの雰囲気が好きな方も突き放すような内容になっているのではないかな、と危惧しています。

上記の回答(異世界エルフのユキくんはの批評の返信)

スレ主 ワルプルギス : 0 投稿日時:

ご感想ありがとうございます。

対象読者層かー。うん、考えてないですね。
頂いたアウトラインで書いていることもあり、
前半は、筋書きに沿ったうえで如何に後半のための伏線を張っておくかの勝負でした。
まあ、それで読者を突き放してちゃ意味無いんですけどね。

できればで良いのですが第19話を読んでいただけないでしょうか。
割と頑張って書いたバトルシーンなので、バトル得意な如月さんに見てもらいたいなと思います。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 異世界エルフのユキくんは

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元記事:異世界エルフのユキくんは

批評は批評でほしいのですが、原案者の方を探しています。
昔(2017年頃?)、このライトノベル作法研究所の掲示板に「こういうプロットで書いてもらえませんか」というリクエストが出来る板があったんですね。
リクエストする人はそこそこいましたが、それに応えて書く人はあまりいなかったので、いつの間にかなくなってしまいました。
で、これはその板が無くなる前に酔狂な私が手を挙げて、プロットと設定をいただいたものです。

もらった元プロットを基に大雑把な自己流プロットまで組んだところでリアルが忙しくなって放置→忘却してしまい、2020年に思い出した時には掲示板ごと消えてて手がかり無し。
仕方なく自己流プロットを最後まで組み上げて今回連載を開始したという経緯になります。
もし、自分が原案者かもという方おられましたら、ご連絡ください。

上記の回答(異世界エルフのユキくんはの批評)

スレ主 ワルプルギス : 0 投稿日時:

せっかくなのでこちらにも記載しておきます。
連載完結しました。
ラ研の長編の間にも投稿しております。

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元記事:「天から落ちた、最強だが性格が悪い、最低ランクの勇者が異世界で仲間達と独立部隊パーティーの一員に任命され戦争に巻き込まれ帝国と戦う!

もうすぐ話は終わらせようと思っています。
改稿でキャラ特に主人公の性格を掘り下げたりをしましたが、前にこのサイトでいただいた「序盤の展開が遅い」と言うご意見がこれまで私のまとめ力不足で序盤の話をまとめ切れなかったのですが、何とか切りました。
その後良くなっているか、あるいは問題点、こうしたら良い等のアドバイスをいただけたら幸いです。

上記の回答(「天から落ちた、最強だが性格が悪い、最低ランクの勇者が異世界で仲間達と独立部隊パーティーの一員に任命され戦争に巻き込まれ帝国と戦う!の批評)

投稿者 ワルプルギス : 4 人気批評! 投稿日時:

初めの5話程度+勇者パーティー対メガス以降のバトルシーンを読みました。

前に指摘を受けたという序盤の展開速度は、早めに戦闘シーンを持ってきていることである程度解決出来ているのではないかと思います。

ただ、文章自体がやたらと説明的で首をかしげる言い回しも多く、読み続けるのが辛いです。
初期はともかく最近なら、と思って最後の方の戦闘シーンも読んだのですが、あまり変わりませんでした。
せっかくなろうに居るのですから、上位の方の作品を読み漁って文章力を上げることを狙うのが良いかと思います。

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現在までに合計16件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全4ページ中の2ページ目。

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呪われた魔法使いたち

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なかなかブックマークや評価をもらえませんし、面白くないんだろうなと思うのですが、どこを直せばいいかのか分かりません。皆さんからぜひア... 続きを読む >>

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

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元記事:ゴーレム乗りは荒野を駆ける(トルク・ギア改稿版)

 以前、こちらで意見を頂いた『機動装鎧トルク・ギア』という作品の改稿版です。
 すみません、ちょっと手抜きなのですが、五分割だった前回と違い、今回は前編・後編分けとなっています。
 前編:https://kakuyomu.jp/shared_drafts/9vDrKBA96kM2aHSmNKpermnFuFxGKd5w
 後編:https://kakuyomu.jp/shared_drafts/wJoQuGDifzfuVXio5VUb2Lmba1ahK3s2

 以下、前回意見を下さった方への『書き直したところ』メモになります。
 ・戦闘描写の削減/簡潔化
 ・登場人物の口調の差別化/似た口調にならないように調整
 ・会話シーンの追加/ヒロイン格のキャラクターとの会話の追加
 ・冒頭にあった主人公とその母親の会話の削除
 ・登場メカニック・脇役の追加。名無しモブのセリフを差別化
 ・最終決戦シーンの書き直し

上記の回答(ゴーレム乗りは荒野を駆ける(トルク・ギア改稿版)の批評)

投稿者 さる・るるる : 2 投稿日時:

初見です。
なので、常連さんとは違う視点です。
申し訳ない。前半の、かなり前段階で、飽きました。
したがって、そこまでの感想です。
まったく役に立たないかもしれません。

●飽きた理由
1.どういう話か、なかなか提示されない。
2.主人公に魅力がない。
3.何でもかんでも書いてあるので情報過多。
4.予定調和。
5.セリフがつまらない。

1.【どういう話(テーマ)か、なかなか提示されない】
戦争・ロボットモノなんだろうけど、
復讐劇なのか、自分探しなのか、どう言った話なのか、なかなか提示されません。

プロットに『己は軽々しい気持ちで戦っていたのかもしれない』と
思い悩むこととなる。とあったので、ここがテーマかと思い、その部分まで読みましたけど、
何を伝えたいのか、よく分かりませんし、印象にも残りませんでした。
しかもその後、またスグに銃撃戦が始まってしまうので、うやむやのままです。

もっと、テーマを「端的」に、「強烈」に描写すべきです。
出す部分も、もっと前ではないでしょうか?

もし、主人公が「戦うこと」に対し
「何も考えたことなかった」と言う「戦う意義」についてがテーマならば、
流れ者のジェイクが、「お前は死ぬ。近いうちに・・・」と予告し、
そのあと、スグに主人公を瀕死の重傷にまで追い込むぐらまでしないと、読者に残らないです。

また、このシーンは、【何でもかんでも書いてあるので情報過多】の最たる場所です。
地の文は不要です。セリフとセリフの間に、くどくどと説明を入れるのはやめましょう。
完全に、テンポを阻害してますし、言いたいことが、どんどんボヤケてきます。
「端的」に、「強烈」に、です。しかも、言葉を変えない、です。

2.【主人公に魅力がない】
キャラ作りの基本は、「長所」と「短所」をセットで考えることです。
自分が読んだところまでだと、常に、主人公が強いことを強調しています。
完璧な人間です。つまり、人間臭さがないのですよ、15歳の少女なのに。

誤解を恐れにずに言えば、短所(欠点・弱点)こそが「魅力」です。
特に、短所を読者に晒しておかないと、キャラに魅力を感じません。

例えば、戦うことは誰にも負けないが、幽霊が嫌いだから夜が大の苦手、とした時、
「本当のなぜ」も用意しておきましょう。
実は、幽霊嫌いと冗談めかして言ってるが、本当は、両親が、夜の襲撃で亡くなったため、
どうしても夜になると、そのことを思い出してしまうため、夜が苦手なのだ。
だから、常に不眠症なのだ、と。
そうなると、いつもアクビを噛み殺している無敵の女性パイロットというキャラが生まれます。
なので、戦う時以外は、いつも寝ぼけ顔。しかし、その裏では、両親の死という強烈なトラウマがある。
こう言ったギャップを用意することが、キャラの面白さを生むのではないかと思っています。

だから、「なんで強い奴と戦いたいのか?」という問いに、
「考えたこともなかった」という答えでは、「強さの裏付け」がなく、魅力が感じられませんでした。

物語の基本は、主人公を成長させていくことです。
例えば、最初は「親の仇のために戦っていた(自分のため)」けど、
最後は「難民キャンプのために戦う(みんなのため)」といった感じに
「考え方」をシフトさせていくのが、主人公の成長物語として定番です。
つまり、不完全なキャラの方が、物語作りやすい、主人公を成長させやすいと言えます。
そのため、ぜひ、短所を作っておきましょう!!

3.【何でもかんでも書いてあるので情報過多】
何を書いて、何を書かないか。これは非常に難しい問題です。
「必然性があるか、ないか」と言い換えた方がいいかもしれません。

地の文で、いらぬ説明が多過ぎる印象です。
例えば、以下のような“地の文”がありました。
他のヤツが多勢に無勢で襲われているのは見逃せない。ライカはそういう少女であった。
次に“セリフ”が、こう続きます。
「アタシの荒野で非道をされる奴がいるのなら、手を貸してやるのが人情じゃないの!」

まず、主人公の「考え方」が、“あらかじめ”地の文で説明されます。
そして、それを“裏付ける”「セリフ」が来ます。

つまり、地の文と、セリフの内容が、一緒です。
同じことを繰り返さなくても分かります。
ここは、「セリフ」だけで十分伝わります。

そして、以下のような“地の文”もありました。
「彼のGGはあちこちに欠損があり、そんな機体で危険な荒野を横断しようという“彼の豪胆さが窺い知れる”」
“彼の豪胆さが窺い知れる”と書いてあれば、その後の展開が読めます。
そして、それを裏付けるかのように、敵に勝ち、さらにシュミレーターでも主人公に勝ちます。
ツマラナイです。なぜなら、予想を裏切らないから。
物語というのは、自分の予想を見事に裏切ってくれるから、面白い!!と思うのです。

例えば、「そんな機体で危険な荒野を横断しようというなんて、“大馬鹿野郎だ!!”」
とあれば、主人公が助けに行くのも、道理が通ります。 
“豪胆なヤツ”を助けに行くのでは、道理が通りません。
そうなると、地の文がない方が、引っ掛かりがなく、物語を進行できるのではないでしょうか。
もしくは、上記のように道理の通った言葉に変えていくか、ですね。

これ以外でも、かなり「必然性がない」と思われる余分な部分が多く見受けらました。
色々とピックアップしたら4500文字を軽く超えましたので、バッサリ捨てました。ご勘弁を。

4.【予定調和】
最初、女性パイロットの日誌だと思いました。
ただ、日常の出来事を、淡々と書き綴ってあるだけです。
出来事はあります。他のロボットと戦ったり。でも、これって、パイロットの日常です。
事件が起きていないです。
じゃ、事件って、どういうことを指すのか?

自分が読んだところまでだと、主人公の思い通りに物語が進んでいます。
トーマスのところに物を売りにいく、喜んで買ってくれる。
ジェイクを助けに行き、相手も喜んで受け入れてくれる。

例えば、「今日もいい天気ですね」「そうですね」では何も始まらない。
でも、「今日もいい天気ですね」「そうですか?」と否定されると、ドラマが始まる、と言われます。

ジェイクを助けに行って、受け入れられた、ではフツーです。
ジェイクを助けに行ったが、拒否された!!となれば、これはドラマ(事件)です。

物語を面白くする秘訣は、主人公を、どんどん窮地に追い込むことです。
つまり、主人公の思い通りにさせてはいけません。
がんじがらめに縛り、主人公を、絶対に自由にはさせない。
あらゆる手を使って、フラストレーションを溜めさせ、
最後の最後に、感情を爆発させるからこそ、カタルシスが得られるのです。

前に書きましたが、物語の基本は、「主人公の成長させる」こと。
もう少し詳しく説明すると、成長させるためには、
問題(葛藤、障害、障壁)を与え、それを乗り越えさせることです。

ジェイクを「助けたいのに、助けられない」という状況を、どう切り抜けるのか?
これは、いわば見せ場です。

戦えば無敵だが、相手が助けを求めていない。
これを強引に助けてしまっては、面白くないですよね。さあ、どうしますか?
ここが予想外の展開になれば、「この物語、面白れー!」となります。

しかも、キャラの個性に合わせた、対処をしていかなければなりません。
問題が起こるたびに、場当たり的な行動を取ってしまっては、辻褄が合わなくなりますからね。

そして、“地の文”です。
だいたい、主人公の「考え方」が示してあり、
その後に、それを裏付ける「動き」がついてきます。
それでは面白くないです。それは、主人公の考えは「理屈」だから。
理屈って、ツマラナイんです。
読者は、理屈を読みたいワケじゃないんです。
じゃ、何が読みたいのでしょう?

例えば、非暴力主義の男が、暴漢に襲われて、話し合いで解決しようと試みます。
これは、この人の考え、いわば理屈のシーンです。
しかし、暴漢に刺され、この男は、カッとなって、暴漢を殴り倒してしまう。
これが、感情です。

人は理屈だけで動くワケでありません。
「感情」と言う、コントロールできないモノがあるのです。
そこが、面白いのです。
理屈じゃ説明できない、主人公の「感情」を、もっと知りたいのです。

人は二面性を持っています。
セリフで自分を偽り、“地の文”で本当の自分(感情)を吐露している部分が読みたいのです。
そして、最後には、押し殺していた、感情の爆発を期待しています。

読者は、もっと予想を裏切る「キャラ」と「展開」が欲しいのです。

5.【セリフがつまらない】
身も蓋もないことを言ってしまえば、
セリフが面白い人って、そうそういないです。

だいたい、筋の運ぶための「説明ゼリフ」ばかりで、
キャラの「個性を魅せる」印象的なセリフが、皆無なのが普通です。

まずは、セリフの中身が、キャラの感情や思想、経験に基づいているか、どうかです。
口調だけではダメです。
つまり、キャラの作り込みが甘い、と。

そのため、プロは、登場人物の履歴書を作っています。
設定ではなく、生まれてから、現在に至るまでの緻密なのものです。
作中では、ほぼ使われることはありません。
しかし、これを作ると、キャラが自分のモノになる、と言われています。
これを作るのが、大好きな人もいます。

得てして、キャラ作りが得意な人は物語を作るのが下手で、
物語を作るのが得意な人は、キャラ作りが下手だったりします。
まあ、二つとも得意な人がプロになるのでしょうね。

さて、長くなりすぎました。
お付き合いいただき、ありがとうございました。

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要望 : 長所を教えてください! スレッド: ゴーレム乗りは荒野を駆ける(トルク・ギア改稿版)

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元記事:異端の魔女クロエ・リゼルーの初恋

伸びません。
理由を教えてください。
よろしくお願いします。

上記の回答(異端の魔女クロエ・リゼルーの初恋の批評)

投稿者 ふ じ た に : 0 投稿日時:

お久しぶりです。
ブックマークの伸びについては、私もよく分かりませんが、
はやりの要素の有無や、出だしのインパクトで上手く取り込めないと、読まれにくいんじゃないのかなぁと。
また、完結後に注目されて伸びるときもありますよ~!

幼馴染の男の子の視点が来るまで、ちょっと読んでみましたけど、
一体、何を書きたいのか分かりにくい構成になってましたよ。

最初にエリアス(最初名前から女の子かと誤解しました)の視点が来て、
すぐにクロエに変わり、
二人の恋愛の物語なのかなぁと思ったら、
リュカ(幼馴染)の視点に変わって、「あれ? どういうこと?」って感じでした。

三角関係の物語なら、最初から三人出さなければ、
伝わりにくいと思いますよ~。

あと、冒頭の三人称神視点のエリアスが襲われたシーンですが、
登場人物の感情が書かれてなくて、ちょっと感情移入しづらかったです。
エリアスの視点で書かれたほうが、親しみやすいかなぁと思いました。

あくまで個人の意見ですので、合わなければ流していただいて構いません!
ちょっとでも参考になれば幸いです。
ではでは失礼しました。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 異端の魔女クロエ・リゼルーの初恋

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元記事:皇女と候補生と航宙軍艦カシハラ号

この作品は海洋冒険小説をオマージュした宇宙戦艦モノ(スタートレックや宇宙戦艦ヤマト)です。
星域帝国の政変に巻き込まれた宇宙軍艦に乗り合わせた人々を描く群像劇となっています。
軍事・政治・メカについての難解な用語や描写で読み進めにくい、という指摘は多くの方から頂いてもう解っているのですが、こちらで伺いたいのは登場人物に対する評価をお願いしたいです。

(ああ、なんだか偉そうな言い方に聞こえてしまってますね……ごめんなさい。)

先にも書きましたが用語が難解で地の文も多く、設定過多のきらいもあって、自分で言うのも何ですが読み進めにくい作品(しかも30万文字超……)ですが、理解できない部分は読み飛ばすくらいでも大丈夫です。
また〝男の子向け〟の戦争物語ではありますが、その一方で〝韓流ドラマ〟的な恋愛模様も織り込まれていますので、女性視点の意見も頂けたら嬉しいです。

よろしくご指導お願いします。

上記の回答(皇女と候補生と航宙軍艦カシハラ号の批評)

投稿者 神原 : 2 投稿日時:

こんにちは。

人物の批評がほしい。との事ですが、視点がころころ変わって一人の人物を読もうとすると覚える前に次の人物に移ってしまっています。なので、人物像が浮かんできません。

あ、2話まで読みました。

出だし。銀河英雄伝説を思い出しましたが、あの作品はきちんと視点が変わったらかなりの分量でその人物の話を繰り広げます。これが違う点。

ガンダムでも、リヴァイアスでもそうですが、突然攻撃を受けてと言う設定はけっこうありふれていて、どう読ませるかが重要になってきます。ハイスクール・フリートなどなど。でも、どれも視点が変わるのはよっぽどの事で、主人公となる人物に焦点を当てるべきであって、群像劇だから【短いスパン】でころころ変わっていい物ではありません。

せめて数話は一人に視点を定め、どう言う人物か知ってもらい覚えてもらう必要があると思います。

なので、知ってもらう前に視点が変わる為、人物批評は出来かねます。

もっとはっきりと言いますと。読み進めていく内にまた新しい人が出て来て、誰だよキムって? と言う状況に陥ります。(←作中に出てくる人なのでご存じでしょう、キム)

いい加減、主人公の話にならないかな、と言うか、物語になっていない。と言えばいいか。

人物も覚えて貰ってなんぼです。以上かな。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 皇女と候補生と航宙軍艦カシハラ号

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