異世界エルフのユキくんはの批評の返信
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異世界エルフのユキくんはの批評(元記事)
大野です。出先で鍛錬投稿室の方に批評を書かせていただいたのですが、上手く送信できてないかもしれないので、こちらにも同じ内容を貼っときます。家に戻りました。
八話まで読みました。
他の方の批評を読むと「前半スローライフ、後半シリアス系バトルもの」の形になっているように見えるのですが、前半がスローライフものとして出来が良かっただけに、スローライフのまま最後まで走ってほしいなあ、と感じました。
さて、ここからは「読んだ」部分の批評。
まず、8話までですが、文章も読みやすく、テンポも良かったように感じます。
他の方には滅多に言わない細かい指摘ポイントを言うなら、もう少し「地の文での文語と口語のバランス」を考えた方がいいかもしれないですが、現段階で文章そのものはプロ並みに読みやすいです。
展開について言うと、リエル先生との初対面でもうひと悶着あってほしい、かなあ。
読む限り、「ロキ」はかなりなんでもありのキャラに読めるので、「嘘判別の魔法を潜り抜けているかもしれない」位は疑ってほしいのと、ロキに対する悪評の割りにはリエル先生の態度には恐怖も毅然と立ち向かう様も見られず、どっち付かずにへりくだっているように見えました。
また、学園長による歴史解説のシーンは、長台詞過ぎるのと、これを入れるのが早すぎる印象。リエル先生がすでに名前を出しているので、エルヴィナが簡単に解説して、その後で学園長が初登場して解説してくれても良かったかも。
細かいポイントです。
冒頭。「本当はもう少し前から~」→「本当は少し前から~/もう少し前から~」の方が、読みやすく感じます。といっても、かなり細かい追求点なので、感性に合わなかったら無視してください。
続いて、「しかし、美味しそうと言われても」ですが、やや危機感の薄い感じに聞こえます。「美味しそうなどと(物騒な)ことを言われても」等のように、少し緊張した空気を入れたい。ちなみに、括弧内はなくてもいいです。
魔法の初使用シーンでの、「構成」という単語の多さは少し気になります。ユキは日本出身なので「漫画で見た魔方陣」などの表現を入れるといいと思います。
冒頭部に関して言えば、エルヴィナの説明が感覚的ながらも芯をとらえていて、「未知の異世界」を分かりやすくかけていたと思います。
反面、ユキを中心に書いているので、「ユキに見えていないもの」の描写が少し足りなかったように感じます。
学園に来るシーン。大きな扉というより、門では? あえて異様に大きな扉なら、その異様さをもう少し強調してほしい。
門番の台詞、「当日受付歓迎」だと文語的過ぎるので、「当日受付大歓迎」か「当日受付でも歓迎」のがいいと思う。
魔力のランクについて、「とりあえずて一番上に回される」ってのの意味がわからなかったです。精霊王の発言にそういう強い効力・実証性があるなら、もう少し敬った喋り方にするべきだし。
学園長の初登場シーン、「思ったより、一回り大物だ」でも通じますが、今度は口語的すぎるので、「予想より、また少し大物であった」などとしたい。
学園長の歴史解説のシーンはやはり長いっす。地の文挟もうぜ、せめて。
通貨レートについてですが、金貨というワードには日本人は「大判/小判」でイメージしがちなので、金貨百枚は高価に聞こえます。
地の文で現実世界との比較を書きたいところ。
と、まあ八話まで読みましたが、スローライフものとしての出来はとてもいいと思います。
すみません、まだ一・二ヶ月はリアルが忙しい状態が続く感じなので続きの批評を書くのが難しいかもしれません。
どのみち他の方にもにたようなお願いをするつもりなので、多分余裕はまだまだあります。とはいえ、必要とされないものを書く余裕もなく。なく「できればほしい」場合なら、少しした後に続きの批評を書きますが、もし必要ないようでしたらそう言ってもらえると幸いです。
異世界エルフのユキくんはの批評の返信
スレ主 ワルプルギス 投稿日時: : 0
大野さん、わざわざこちらにもありがとうございます。
嫁がワクチンの副反応でダウンしてたので返信遅れました。
嘘判別魔法は、御作の魔術探偵同様に直接的に嘘を言わずに誤解を誘う話し方ならすり抜けられる設定。
ロキがそのすり抜け方を知っているとリエル先生も知っているので、
逆にそうした話し方をしないユキを信用したわけです。
……説明するとクソややこしい and 純真なユキ・エルヴィナには理解が追い付かないので、まるっとスルーしたのですが、確かにもう一段階疑っても良かったかもですねー。
学園長の説明は、反省しているところで。
どこかで入れとくべき情報なんだけど、あそこで入れるのは明らかに間違ってたよなーと思いつつ、
どういう形で入れるのがいいのかが自分でもまだ見つけ出せてない感じです。
文語・口語については、あまり考えてなかった切り口で参考になります。
作品的には口語に寄せたいところですが、多分自分の普段の思考が文語よりなんだろうなぁ。
残りの部分の感想もぜひ頂きたいので、ゆっくりで良いですからよろしくお願いします。