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元記事:寿国演義 無邪気皇后銀鈴、茶番で投獄されるのこと

 ドラコンです。「創作相談掲示板」「プロット掲示板」でアドバイスをくださった皆さん、ありがとうございます。何とか完成させました。掲示板のほうへ、構想を出していたころが、いちばん楽しかったですね。実際の執筆では、ハイになる特に書きたい場面はともかく、その他の場面は「事務作業」でした。出そうか、出すまいか、迷ったのですが、せっかく完成させられたので、出してみます。

 とはいっても、何度も「創作相談掲示板」「プロット掲示板」「プロローブ掲示板」「旧掲示板」「鍛錬投稿室」に投稿したものの焼き直しですが。それこそ、初出から最大10年前後経っています。覚えておいでの方はいますか?

 書いていて感じたことは、以下の通りです(順不同)。

 1、「中華・時代劇風ファンタジー世界」が上手く表現できているか? 洋服を着ている印象を持たれたくないので、今作ではあえて服装説明を細かくしてみた。その印象は?
 2、香々の故郷が、「シルクロードの町」と感じられるか?
 3、地の文のうち、「発言者を示す」「視点人物の心情」「背景事情」「キャラの仕草や表情」の書き方がよく分からない。発言者を示す部分は、「〇〇がこう言った」の単調になりやすい。
 4、全体的にご都合主義ではないか?
 5、香々が、消えたり現れたり、閉じ込められていても、出たり入ったりするが便利過ぎないか(ご都合主義)?
 6、裁判場面が2回あるなど、同じ内容を繰り返し書いた感じがするが、その印象は?
 7、作中劇『梨妙音伝』は、初出時には簡単に地の文で説明し、後に銀鈴が細かく説明している。このやり方はどう思われるか?
 8、こちらの管理人・うっぴーさんがツイートされている創作論( https://twitter.com/ranokenn )とは、正反対のことばかりやっているのでは? 主人公・銀鈴が、「受け身」「操り人形」では? また、設定ばかり書き連ねているのでは?
 9、特に書きたい場面はハイになった。だが、それ以外の場面や推敲は、「単なる事務作業」の感じがした。
 10、タイトルの印象は? 作品全体のタイトルも、章題も、「出オチ(ネタバレ)」になっているのか? それともこれで良かったのか?
 11、台詞を書いていて、銀鈴、茘娘、棗児、香々が「何でこんなことを知っているのか?」と感じた。
 12、Wordの音声読み上げ機能を使って推敲すると、場面によっては、「録音した自分の声を聞く感じ」の恥ずかしさがある。また、量が多いので読み上げにも時間が掛かる。
 13、どうしても、台詞が「説明臭く」感じる。

上記の回答(寿国演義 無邪気皇后銀鈴、茶番で投獄されるのことの批評)

投稿者 読むせん : 4 人気批評! 投稿日時:

ひたすら好みのままに言います!!合わなかったらスルーでお願いします!
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1,難しいです。

冒頭の冷風扇で

急々如律令は「いそいで速く」「律令のごとくに動け」なので、ここはいいけど
「臨兵闘者皆陣列在前」は「戦に臨める闘者兵士、みんな陣をそろえて我が前に整列せよ」なのを知っているため、それが扇風機回されるトリガーになるのモヤってしまいました。

列車を筆頭に文明を象徴する便利グッズ入れたいのは分かりますが、私的なご都合主義作品目安
「水道の明記が無いけど、自動水洗トイレや自動シャワーなどの設備があきらか個室に設置されている、2階建て以上の宿泊施設」並みに白けちゃいました。

 せめてもう少し原始的なシステムーーーーーーー単純に氷室やしっかりした厚い漆喰による断熱、室内水路などのアナログな手法をとるか、アレクサ式じゃない物理なスイッチ起動式、手動オルゴールみたいな絶えず取っ手をぐるぐる回す機構とか、ゼンマイ式とかの安っぽい道具のほうが中華風スチームパンク感が出ると思っちゃいます。

ギミック解説に拘り過ぎて場所が【後宮内のとある空き部屋。】だけなのもちょっと惜しい気がします。

北側の暗い一室なら明かり目的のロウソクやカワラケをつかった行灯の持ち込み、そのせいで気温が上がっちゃうとか。それを冷やすためにゴージャスにも貴人のために設えられた高価な機具である扇風機を持ち込みしている。とかのシチュエーション説明が好き。

あと、これは仕方がないんですが、「氷風扇」があまりに名前のまま過ぎて中華風ではなく昭和風に感じてつらい(;´∀`)中国でのシーリング・ファンの名称が「風扇」っぽいから、仕方ないんですけどね。
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3,
やや読みにくく感じていたけど、●銀鈴、姉弟子の取り調べを受ける
の辺りから、レスポンスが一気に軽妙になるので読みやすい。
ーーーーーーーーーーーーーーー
4、ちょっとご都合主義っぽく感じてしまう

 冒頭で銀鈴が無邪気な事を、他の登場人物たちにマンセーさせ過ぎているようには感じました。中盤から一気に明るいディスがでて親しみが湧くので、もっと早い段階で明るくディスっておいてもよかったかも?

 たぶん読者的には銀鈴と初対面なので、冒頭のアゲアゲで「は?小娘マンセーですか?メアリースーですか?もういいや」みたいな妙な反感を抱いて読むの止めかねない。

ある意味、この物語自体が【読者を銀鈴に惚れさせるための戦い】だと思いますから。読者を追っ払う前に絡めとって欲しい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
13
いまのところ、噺家の高座感、あるいは演劇脚本感はかなり強いです。
あんまり演劇脚本やト書き読むの好きじゃないので、私的にちょっとキツイ(´・ω・`)

香々姐さん出る所まで読めていないので、とりあえずここまで。

良かった要素

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元記事:黄金の魔女フィーア

どうもお久しぶりです。如月千怜と申します。
そろそろ枚数が100枚に到達しそうなので、ここに作品を掲載させていただきます。
実はオリジナル作品の長編は今回が初めてです。よろしくお願いします。

登場キャラ

フィーア・ブリューゲル
主人公。22歳の女性。黄金の魔女と呼ばれており、アルミュールでの知名度は高い。
ただ広がっている噂はほぼ偏見ばかりであり、元々人付き合いを好まない性分であったためか、住処の森であるフォレノワールから出てくることはほとんどない。
得意とする魔法は補助魔法。攻撃魔法は土属性に特化している。
本領はゴーレムなどの魔法生物の使役である。

ミレーヌ・ワロキエ
フィーアの友達。20歳の女性。
フィーアより年下だが幼少時代から付き合いがあったためか、彼女のことを普通に呼び捨てにしている。フィーアも全く気にしていない。
人付き合いが苦手なフィーアと違い、ガンガン他人に干渉する肉食女子。そして凄まじい恋愛脳の持ち主。
ただ一度裏切った相手、特に友達を傷つける奴に対しては一切容赦しない。そういうところはすごく真面目である。裏切りのジャッジは厳しめ。
得意とする魔法は攻撃魔法。

ティファレト・パヴェロパー
月の加護を持つ一族であるムラクモ族の戦士。22歳の男性。腕利きの冒険者である。
母親は一族の族長であり、跡取りに当たる立場である。今は武者修行のため一族の集落を離れている。
長身かつイケメンで女性にモテるが本人はマザコン。即ち残念なイケメンである。
ただ仕事に対しては真面目であり、ツッコミ役を担うことも多い。
武器は刀。旅に出る前にせんべつとして母親から受け取ったものである。
ちなみに第6話時点で実施したアンケートでは一番人気なキャラクターだった。

テオドール・グートハイル
フリーランスの傭兵。18歳の男子。主要キャラの中では最年少。
元々は軍に所属していたが、人間関係に嫌気がさしてすぐやめてしまい、傭兵になった。
軍属であったため、最年少でありながら達観した口ぶりが特徴。
ただ軍属時代に年相応とは言い難い経験をしたからか、ところどころ他人に対する情愛に欠けた言動が目立つ。

上記の回答(黄金の魔女フィーアの批評)

投稿者 読むせん : 2 投稿日時:

辛口でいっちゃうと【堅苦しい】ですねー。
 堅苦しすぎてマザコン無双までたどり着く前に、軟水ほしくなるほど硬いです。

あと今回、格好つけすぎよ?ヒロイックサーガを目指すより「笑い」を取りに行った方がいいと思う。マザコンのマザコン具合がカッとばない気がします。
湿気たマッチに火をともそうとせず、ダイナマイトに点火してほしい派。

長所。良かった点

独白調。ハードボイルドさとダークファンタジー感は出ている

良かった要素

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元記事:ゴーレム乗りは荒野を駆ける(トルク・ギア改稿版)の批評の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信

 正直、言っちゃ失礼だけど、今回の意見は読むせんさんの趣味がかなり入ってる気がするなァ……。ソースは統計ね。ここのサイト含め二十人くらいから意見集めてるので、『俺自身が共感できないものかつ、複数人から同一・類似の指摘が無いこと』を趣味として処理してる、ってことなんだけど。

①台詞回しが~。とりあえず具体的に指摘された点の大半は『キャラの特徴を説明するため』の台詞です。癪に障ると仰るのであれば、『この娘、いまいち萌えないな~』に近いことかも。受けにくい、という点では参考にします。
②場面転換への移行が~。すみません、よくわかりません。申し訳ないですが、もう少し具体的にお願いします。
③必要な設定ほど~。うーんと、これも具体的に聞かないと何とも。伏線的なものもそうだし、割と『キャラクター性の説明』のための設定・情報もあるので何とも。そもそも論を言えば、読者に謎解きさせるのを目的としない、主人公たちの精神的なアレコレを見てもらうための作品なので、必要な情報はほぼないと考えます。

①~⑤、ライカは基本的に物事をくさして言ったり、悪意的にみて冗談にして笑う、ということをする人間です。ジェイクとの模擬戦で『侮っていたことは否定しないんだね?』と皮肉ってみたり、ヒロインポジのモネの行動に対して『おばさん臭い』と割と直球に言ったりするので、正直そこまで違和感はない。
 地の分でも基本的に、『純粋』ということはあるけど『良い子』とは言わないし、基本的に誉め言葉の前後に『守銭奴』『皮肉ることこそある物の』と付けているので、そういうキャラです。

⑥⑦は説明台詞ですね。戦争によって土地が荒れたこと・盗掘屋の仕事が不安定であることを言わせてるので、これは確かにキャラとしては微妙におかしいです。言い回しはいつも通りの皮肉ですが、この言い方は確かにライカじゃない。

⑧⑨は、これはキャラ立てです。ライカは基本的に『名前+さん』か『名前+おっちゃん/兄・姉ちゃん』と呼び、またジェイクのように『おっちゃん』呼びを嫌がるキャラもいる中で、ライカ母(酒場の女将)とトーマスのみが『母ちゃん/おっちゃん』と『名前呼びでない=わざわざ固有名で呼ぶ必要が無い』親密な相手である、という暗喩ですね。
 これは終盤においてライカがトーマスの冷徹さに失望したり、或いは『救えないかもしれない人間』を考えてしまうシーンで親密度の高さが浮き彫りになるので、『最初からいるキャラのちょっとした特別感』を出す要素です。

10,11、12。同じく伏線要素。終盤におけるトーマスの『盗賊と盗掘屋は生きるために戦っているが~』というのにつながるので、並べ立てて言うことに意味があります。また、中盤でスネンヴァルと出会うまでの『盗賊への差別意識』をしっかり描写するためにも、『自分が盗賊ではない』と言い張ることに意味があります。

13、14、15、16。結構どっちでもいいセリフです、この4つは。読みにくいなら書き換えます。
17。女の子っぽくない女の子なので、これで良いです。
18。いえ、ここのシーンは直前に明確に厄ネタを意識しているのに、戦闘にのめりこんで忘れてしまうライカの子供っぽさ・ズレを描きたかったので、キャラとしては『盗賊ともども領軍に捕まる』のが正しいです。ストーリーの都合があるので、領軍来ませんけど。
20。そうですね。分かりやすいならそうしましょう。
21。戦闘狂キャラの伏線です。『明らかに飛んでる』、つまり非常識に好戦的であるのでキャラを表す要素です。地の文における補強が必要だとするならしますが、直前の文の『相反するような好戦的な笑み』もあるので、異常であることをちゃんと明記していますよ
22。地の文は荒野関係の解説と、D85番地の周辺事情のせいで尺が重いのです。『領軍という厄ネタを無視して突っ込むライカ』『戦場のど真ん中で中立領とかいう、明らかに不審なテレーヌ領』『盗賊との戦力差』など迂闊に削れない伏線・設定が埋まってるのでここになりました。
23。言いたくないですが、『ロボットオタ』以外も読者層に取り込みたい作者として、出来るだけ『ロボを語らない』ロボットアクションを作ろうとしてやってきました。冒頭から『○○軍の量産機△△は、戦時中の量産機で十年近く前の機体だが、型落ちと呼ぶには~』とかされたら絶対萎えるんで、出来るだけ下ろしてここです。戦闘シーンが入らない以上、機体スペック・設定こそ『余計な情報』に他なりません。

25。ちゃんと読みました? 射程外で、当たる云々以前に届かない距離で撃ったから驚いてるんです。
26。説明台詞なので地の文でもいいですが、これを埋めると5行連続地の文になり、やや読みにくいのでセリフです。
27。こっちは地の文に埋めてもよさそうですね。
28,29。『格好つけ』『男勝りの態度を意図的に問ってイキる』など、『一人前ぶりたい』というそこそこ見栄を重視する彼女のキャラを表すセリフです。過剰だというのなら消すのはやぶさかではないですが、意味はあります。
30。会話シーン入ってしまうと、ジェイクのキャラ性の紹介や戦闘シーンとごっちゃになるので、上述の『カッコつけ』を一回挟む必要がありました。
36。無条件に信頼している、のではなく『信頼以前に多勢に無勢だから庇う』という浅はかさを示すシーンです。後々多く描かれる『考えてるつもりで何も考えてない』ライカらしい行動です。
38~64。なぜ馴れ馴れしいかというと、ジェイクの初対面に対する態度のデフォが『馴れ馴れしい慇懃キャラ』だからです。トーマス・スネンヴァルとの初対面もそうですね。だからこそ、後に登場するエリーチカのシーンで最初から『必要以上に寄り添おうとせず、揶揄うけど慇懃って程じゃない』態度になることに、『既に長い付き合いである』ことの暗喩になります。また、ジェイク・ライカ・トーマスが中を深めることが物語の筋の一つなので、『ほぼ全ての初対面に対し、同じ対応である』ので、ジェイクに限ってはこれで正解です。
 ちなみに彼の考え方について語ると、基本的に『胡散臭さ』を表に押し出して人を遠ざける・ないしお人好しを釣るのが目的です。戦時中のトラウマや、戦後しばらくの『万人の相互的な疑心暗鬼状態』を経て、彼は『あえて疑わしいキャラを示すことで相手の出方を見ようという』、どこぞの厄介なヒロインみたいな思考に至ったのです。
 ゴマすり・慇懃・なのに馴れ馴れしい、この三点は彼の常套手段ですね。好感度が上がると、段々揶揄うようになるので紛らわしいですが、ある程度を超えると不必要に絡まなくなる・警戒を解いて本音を発するようになります。
65。女の子らしさ、は彼女の場合不要です。
66。項64に出てきた『侮り』ですね。読むせんさんとは考える順番が前後しただけじゃないっすかね。

質問1について。ジェイクは初対面相手に『クソキャラ』を演じた上で、相手がそれでも近付いてくるのであれば気を許したり、相手を探った上で気を許したりするメンドクサイ子です。正直、ライカやモネ以上にヒロインしてますね、そういう意味じゃ。
 根っこに善性は有りますが、間にデカめの地下茎挟んだうえでさらに盛り土してるんで、相当掘らないと出てきません。あと、善性というよりは『○○かっこ悪い』『さすがに××は気が引ける』程度の、非常にネガティブな良心です。

 『嬢ちゃん』呼びが街の安い娼婦に聞こえるのは、完全に偏見だと思うなぁ。ジェイクの発音的には『ォ嬢ちゃん』が近いんだけど、『お嬢ちゃん』とは言わないので『嬢ちゃん』になった部分があります。イメージとしては、ログホラに出てくる円卓メンバーの一人・ミチタカさんの年少組に対するときの『坊主・嬢ちゃん』呼びですね。

 保護するべき子供として見つつ、『お』と丁寧表現をつけて呼ぶと馬鹿にしていると取られるんじゃないかと妙な気遣いをして、『嬢ちゃん』と言ってしまう。
 一方で、彼自身は無意識ながらも女子供を戦わせるべきじゃない・感情的に怒鳴るべきじゃないと考えているので、これはトーマスなどと相対するシーンが比較しやすいですが、『感情的になった後の誤り方・戦闘シーンでのフォローの仕方』にはかなり対応の差があります。そのため、『庇護すべき対象』として『嬢ちゃん』以外の二人称はまずありえないですね。

 今回は、俺の作りたかったキャラと読むせんさんの受け取ったであろうキャラの差で細かく追及して書きましたが、正直に言えば暗喩として入れていたもの・弱い伏線として入れていたものが『不自然』と取られており、自分の作りこみの甘さを痛感しました。
 一方で、読むせんさんの指摘には『不必要なリアリティ』を求めすぎているところも随所に感じられました。もちろん、『書くことはせず、読む側にのみ回る』ことによるバイアスのかからない感想はとてもありがたいのですが、一方で『そこのリアリティを追及すると、そもそも作品の前提が崩れるよ・読みにくくなるよ』というのが――失礼ながら――分かっておられないように感じる部分もあります。

 これからも精進したいと思いますので、どうかよろしくお願いします。
 今回はご意見、ありがとうございました。

上記の回答(ゴーレム乗りは荒野を駆ける(トルク・ギア改稿版)の批評の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 読むせん : 2 投稿日時:

セリフ回しに関しては、間違いなく趣味が入っていますが、たぶんだけど何かが触ってしまっているのは読者のカンがささやいている感じです。私は書き手じゃなくて読み手ですから
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>>①~⑤、物事をくさして言ったり、悪意的にみて冗談にして笑う、ということをする人間です。ジェイクとの模擬戦で『侮っていたことは否定しないんだね?』と皮肉ってみたり、ヒロインポジのモネの行動に対して『おばさん臭い』と割と直球に言ったりするので、正直そこまで違和感はない。

>>17女の子っぽくない女の子

>>28,29。『格好つけ』『男勝りの態度を意図的に問ってイキる』など、『一人前ぶりたい』というそこそこ見栄を重視する彼女のキャラを表すセリフです。

セリフ混ざりの理由はそこかも。
小説はアニメーションやマンガみたいな画像や少女声が無いので、華奢な少女がべらんめぇ口調で喋っていても、それがギャップ案件にまで至りません。
 ジェイクが粘っこい喋りをするので区別がつけられるようになったけど、以前のだとジェイクと同じ年代のオッサン口調で喋っているため「え?このセリフどっち??」になりやすかったんじゃないかな?

あと今のジェイクとキャラ被りになっていますね。
ジェイクこそ、物事をくさして言ったり、悪意的にみて冗談にして笑う、ということをする人間に見えます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>>⑧⑨は、これはキャラ立てです。ライカは基本的に『名前+さん』か『名前+おっちゃん/兄・姉ちゃん』と呼び、またジェイクのように『おっちゃん』呼びを嫌がるキャラもいる中で、ライカ母(酒場の女将)とトーマスのみが『母ちゃん/おっちゃん』と『名前呼びでない=わざわざ固有名で呼ぶ必要が無い』親密な相手である

これ、地の文に入れた方がいい、ライカの人間像の掘り下げになるから。
 この説明を入れて初めて、「ジェイクさん」呼びは実際のところ他人行儀の表れなのだ、という事ができる。
人間の名前を呼ばない事で親しさのアピールをするって普通は逆だと思う。

あと、親しい人に『格好つけ』『男勝りの態度を意図的に問ってイキる』など、『一人前ぶりたい』という行動とっても格好つかないし甘えたいなら、そこまでイキるの矛盾していないかな?
 友達や同僚ならともかく、実母や目上の親せき相手にイキれる物なの?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>>10,11、12。同じく伏線要素。終盤におけるトーマスの『盗賊と盗掘屋は生きるために戦っているが~』というのにつながるので、並べ立てて言うことに意味があります。また、中盤でスネンヴァルと出会うまでの『盗賊への差別意識』をしっかり描写するためにも、『自分が盗賊ではない』と言い張ることに意味があります。

大事なセリフこそ乱発しちゃあ、だめ。意味が軽くなるよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>>21。戦闘狂キャラの伏線です。『明らかに飛んでる』、つまり非常識に好戦的であるのでキャラを表す要素です。地の文における補強が必要だとするならしますが、直前の文の『相反するような好戦的な笑み』もあるので、異常であることをちゃんと明記していますよ

シーンが飛びすぎ。の方です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
①>>ライカが幼いころからの知り合いであるトーマスは少しの小遣いを握らせるとライカは笑顔を浮かべて去っていった。
②>>「さーてと、どうしようかね~」
③>> 翌日のライカ。今は次の狩場を探してGGでお散歩中である。

 これがアニメーションなら、
①の直後にブラックアウト
②のシーン前に朝日がさす緩衝地帯を上から俯瞰で見せつつ朝日を浴びながらはしるGGの姿をとらえ
「「さーてと、今日はどうしようかね~」」
くらいの移行になると思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
緩衝地帯であっても激戦区であっても、この世界には平等に朝日はのぼる。そんな朝日を浴びながら一体のギアは荒野を駆けていた。ライカのGGだ。

「さーてと、今日はどうしようかね~」

今のライカは次の狩場を探して危険地帯を「お散歩中」である。今回はあくまで下見目的なので盗掘用の重い荷台は「町」でお留守番だ。久しぶりの身軽なギアは、なんだかんだで調子が良く、ちょっとテンションが上がる。

とかの方が場面の移行がスムーズになるんじゃないかな?セリフより先にシーン移行を書いてからの方が良いと思った。あとここに㉒を入れてしまっていい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>>22。
というか㉑
「うっわ、盗賊だ」
くらいの一言で!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>>23。言いたくないですが、『ロボットオタ』以外も読者層に取り込みたい作者として、出来るだけ『ロボを語らない』ロボットアクションを作ろうとしてやってきました。冒頭から『○○軍の量産機△△は、戦時中の量産機で十年近く前の機体だが、型落ちと呼ぶには~』とかされたら絶対萎えるんで、出来るだけ下ろしてここです。戦闘シーンが入らない以上、機体スペック・設定こそ『余計な情報』に他なりません。

ロボ玄人の意見ですね(;´∀`)あとせっかく【モンスター名前】つけている意味がない。

ロボものの一番クソな点は 不 親 切 な事です!!!!!!コアなファンしかついてこれない専門用語や略称こそが敵!!!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・
②「ここの基地は一通り漁ったし。そろそろ狩場を変えるか……」

 ライカは廃基地からでるべくGGの上体を曲げる。彼女の乗るギア―――通称ゴブリンは、機体サイズが小さめで攻撃力も馬力もはっきりいって弱い。だが、こういった隙間に潜り込んだり、足元に散らばる鉄片をつまみ上げたりと小器用な動きに適している作業用のギアだ。

 ライカとしては、もっと格好いいギアに憧れる気持ちもあるものの、いかにも悪戯好きな小鬼(ゴブリン)を思わせる特性を持つ、このギアを愛用していた。
「それじゃあ、今までお世話になりました、と」
口調こそ荒いが礼儀は弁えているつもりだった。今となっては跡形すらないけれど、場所そのものに向かって彼女はゴブリンの頭を下げていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とかにすればいんだよーヾ(:3ノシヾ)ノシ

そうすれば
>>㉓「しっかし、この辺りにあんな連中居たかね? ……アタシのと同(おんな)じ『ゴブリン』一機に、『ヘルム・ギア』二機か……。(武器は地の文にあるから要らん)」

で、区別がつけやすくなるから。
ここでいきなり【ライカのギアはゴブリンだよ!!】という情報【ギアにも種類がいろいろあるよ!!】のダブル重要情報を暗にぶち込むんじゃなーい!!!!ヾ(:3ノシヾ)ノシ

上記でゴブリン特性に振れているから、㉓は『ヘルム・ギア』の特性にだけ触れておけばいい
・・・・・・・・・・・・
『ヘルム・ギア』は作業用ギアであるゴブリンと違い、本格的に戦闘用のギアだ。
3体のギアの動きは不揃いで、移動速度からしてもロクに整備もしていないようだが、武器の数だけは有った。先頭を走るゴブリンこそ初期搭載されている小型銃と小型斧を持っているきりだが、後ろの2機はバズーカやらマシンガンやらを馬力に任せてたっぷり積んでいる。

どうやら3対がかりでライカのゴブリンを襲おうとしているようだ。

(ここジェイクが襲われていると認識していました。同じゴブリン仲間だし。この明言いると思う)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
くらいで十分なんだよーヾ(:3ノシヾ)ノシ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>>㉕「って、撃ったぁ!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「って弾あたったぁ!?」
ライカを撃ったのは先頭のゴブリンである。
しょせんゴブリンの搭載銃弾なので、はかすり傷にもならない程度だが、狙撃特化のギアでもギリギリ当たるかというほどの距離だというのに、どれほどの射程精度を持つパイロットだ!?そう思ってスコープを覗き込んだ時、ライカは微かな違和感に気が付いた。

「あのゴブリン、追われてる?」

よく見れば、後ろのヘルム・ギア二体には所属を表すように赤いバンダナを左肩に巻いているのに反して、前方を走るゴブリンはそうでない。不揃いな動きに見えたのは、ヘルムから打ち込まれる雨のような銃弾をひたすらかわすための挙動だ。移動速度の遅さも駆動系をやられているのだろう。

 必死に逃げる手負いのゴブリンを、戦闘用であるヘルムギア2体がかりで執拗にいたぶって弄んでいるのだ。
そして手負いのゴブリンはライカのゴブリンを巻き込まぬよう、ヘルムたちに気付かれる前に逃げるよう促(うなが)した。

「二対一とは、卑怯じゃないのさ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とかのほうが、ジェイクの善性チラ見えしていいと思う。
特にギアは人型に近い形状みたいだし、簡単な擬人化を使えばロボじゃなくてキャラ扱いになるんだよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここらで休憩、_(┐「ε:)_

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要望 : 長所を教えてください! スレッド: ゴーレム乗りは荒野を駆ける(トルク・ギア改稿版)

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元記事:たそがれ。

私の理想を詰め込みました。
小学生なので語彙力など諸々未熟ですが、宜しくお願いします!

上記の回答(たそがれ。の批評)

投稿者 読むせん : 2 投稿日時:

小説ってか詩作って感じっすね(´・ω・`)ごめん詩あまり好きじゃないから蓄積データ少ないねん。

詩としては秋も近い日のすぐに暮れてしまう一瞬の夕方の時間みたいな、妙な焦り感や、もう今日も終わりかけみたいな諦め感が出ているかなーと思います。

「海を渡るは回教徒(かいきょうと) キリスト信者は通らぬそうだ」
みたいに、詩なら詩っぽいリズム感があっても素敵だったかも?

良かった要素

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: たそがれ。

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元記事:覇者の剣〜炎上したブロガーの俺が、得意のDIYを駆使して異世界の魔王に成り上がるッ!?〜

まだ書き途中の作品ですが、かなり魔法に力を入れ、差別をテーマにしました。
現時点では完結していないので、主にここが良いところかもしれない、と言うところを教えていただきたいと思います

上記の回答(覇者の剣〜炎上したブロガーの俺が、得意のDIYを駆使して異世界の魔王に成り上がるッ!?〜の批評)

投稿者 読むせん : 1 投稿日時:

こまこま書かせてください。

・プロローグである【炎は無常なりて】の前書きに書いてある文章が邪魔。
これがあると一気に読むのが面倒になります。ドラマティカな導入台無しになるので、どうしても書きたいなら、後書きの部分に書いてくれた方がいいです。

・「」の前後に改行を入れて欲しい。できたら喋っている人ごとにも1行空けてほしい。
ママとリリー君のセリフに間髪無さすぎるように見えて狭(せま)いし、地の文に混ざってセリフが読みにくい

・地の文の『』が邪魔。たぶん重要なことを強調したいのだと思いますが、目に邪魔(-_-;)再び必要になってからもっかい書いとくとかしてくれた方が好き(笑)

では続き読んできます( ̄ω ̄)ゞ

長所。良かった点

プロローグだけでも面白そう。タイトルもキャッチーでいいと思う。少なくとも私は好き(いやお前だけに好かれても・・・・なんてね)

良かった要素

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目的:趣味で書く

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元記事:たそがれ。

私の理想を詰め込みました。
小学生なので語彙力など諸々未熟ですが、宜しくお願いします!

上記の回答(たそがれ。の批評)

投稿者 2164 : 0 投稿日時:

この作品が詩であるなら良いものだと思います。
最初に夕日を眺めていたら風が吹いてきて、それをきっかけに視線や思考があっちこっちに飛んでしまっているのが分かります。
特に後半部分で「今日は~」「明日は~」と連続するところがリズミカルで、一つの考えに集中できない様子を表せていると思います。

この作品は主人公の頭の中が文字になっている一方、実際の風景がどのようなものであるのかがほとんど伝わってきません。

例えば、1行目の「放課後の教室。」の部分。
放課後なのでクラスの全員がいないのは分かります。
しかし、教室には主人公一人だけでしょうか。
それとも、もう2~3人いるのでしょうか。
15行目があるので恐らく一人なのだとは思いますが、よく分かりません。
また、教室は静かなのでしょうか。
6行目で校庭を眺めていますが(教室は2階以上で見下ろしている状態なのでしょう)、外で誰かが遊んでいたりスポーツをしていれば掛け声などが聞こえてくるはずです。
校庭には誰も居なかったとしても、校舎内で誰かが楽器の演奏をしていたらその音が聞こえてくるはずです。

2行目の「端の席で夕日も見ていた。」の部分。
これは春夏秋冬でいえばいつの話でしょうか。
夏の夕日ならやっと涼しくなると思うでしょうし、冬の夕日なら急いで帰らないとあっという間に暗くなるという心配をするかもしれません。

3行目の「カーテンの隙間から吹いている風。」の部分も同じです。
夏で昼間は暑かったけど、夕方になったら涼しい風が吹いてきて心地よいのか。
冬で寒いけど換気のために窓を開けていて、すきま風で凍えているのか。

最初に「詩であるなら良い」と言いましたが、これが小説であるなら、少し物足りないのかもしれません。
主人公の頭の中のことはよく書けていると思います。
しかし、この主人公は「夏の放課後、自分以外に二人いる教室でスポーツの掛け声も聞こえている時」と、「冬の放課後、自分一人しかいない教室で物音が全くしない時」に、同じことを考えるのでしょうか。

主人公の頭の中をのぞいているものの、「主人公がどのような人物でどのような状況に置かれているのか」があいまいになっていると思います。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: たそがれ。

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元記事:『フリーターの青年がカレーを食いに行く話』

大野です。
以前、創作相談の方で言っていた『飯テロモノがやりたい』というのを試しに作ってみたものです。

これ自体は2500文字の短編なのですが、こういう感じの『誰かが飯を食いに行く、そして何かを思う』みたいなすごく短い短編を、今回の主人公にしたフリーターの青年中心で連載してみたいと考えています。

『創作相談』の方には、色々と構想中の設定を書き連ねましたが、多分そこらへんは大幅に刷新すると思うので気にしないでください。

作品自体には人間ドラマとか伏線とかはなく、ただ『主人公が飯を食いに行くだけ』です。これが受ける層があるのか、無いのか。というの含めて答えてもらえると嬉しいです。

上記の回答(『フリーターの青年がカレーを食いに行く話』の批評)

投稿者 手塚満 : 1 投稿日時:

創作相談掲示板で、とりあえずお書きになると仰っていたのは、こちらでしたか。あのご質問の続きだと思って、感想を申し上げてみます。

急いだのでしょうか、人称で難が見られるのは残念です。おおむね三人称で進んでいますが、地の文で「俺」が2か所あるのは、はっきり一人称に変わっています。その他の部分でも、かなり一人称的な地の文があり、読んでいてイメージが揺らぎます。思い切って、一人称に切り替えてはどうかと思います。

全体の運びとしては、狙いはいいと思います。下げておいて上げるパターンになってまして、落差分が山場の高さとなり得ます。出だしから下げ始めるのではあるんですが、全体からして短いですし、「飯を食いに行く」は一貫してますので、いわゆるブラバ、離脱等はこのラストまででは起きにくいように思います。

しかし、読者の気分を下げて上げる個々の点では疑問符が付くものが散見されるようです。まず出だしで語られる気候「五月だというのにうだるような熱気」です。要は暑いんですよね? この暑さ、以降で使われていません。

せっかくインドカレー店がメインになるのに。カレーが香辛料をふんだんに使うのは、インドが暑いからだったはずです。最終的にカレー店を選択する理由の1つが暑気払いでもよかったはずです。今の流れを使うなら、出だしの暑さ描写は不要でしょう。

設定は出したら使う、後でも使わないなら削ることを考えるという風にされてはどうかと思います。

同様に、行く先の選択肢の1つ「蕎麦屋」も宙に浮いたまま、消えてしまっています。オムライス屋はいかにも軽い扱いでどうでもいいことが伝わりますが、蕎麦屋のほうが主人公がラーメンがないなら、カレーか蕎麦かと思いめぐらすくらいですから、もう少し丁寧に扱ったほうが効果的のように思います。

この場の思い付きで練れていなくも申し訳ないのですが、蕎麦屋に入りかけたらカレーの匂いがする。カレーうどんかカレー南蛮ですね。一説によると、蕎麦屋/うどん屋で誰かがカレーうどんを注文すると、カレーうどんの注文が相次いで起こるそうです。かなり釣られる匂いみたいです。

御作の主人公ですと、ラーメン以外ならカレーか蕎麦かとまず思い浮かぶわけですから、蕎麦屋でカレーの匂いに気が付き、もう一度通りを見てカレー屋が回転記念日で半額なのを発見、みたいな流れが考えらえます。ですが、現状では単なる選択肢に留まっています。

そういう、出してみただけの設定みたいなものが散見されます。しかし、それらはまだ細かい点です。飯テロ狙いだとすると、おそらく最大の問題点は「主人公が空腹ではない」ということです。少なくともお腹を空かしている様子が感じられません。昼食の時間だから飯食っておこう、でないと晩まで持たないから、みたいな雰囲気を感じます。

せっかく「ちょっと遅めの昼飯」という描写があるのに、それが「空腹」に結びついていない感じです。美味しさを示す基準があるとすれば、「食道楽な彼」という表現くらいでしょう。でも直後の「高すぎず不味すぎずを好む彼」で打ち消されてしまっている。

「空腹」は誰でも経験があります。そのときは無性に飯が食いたいことも実感として分かります。「空腹は最高のスパイス」なんて言葉があり、その通りだと思う人も多い。飯テロ、しかもB級飯においては非常に便利な設定ですのに、なぜか排してある。

飯テロとしては、たとえ量が少なくて味を楽しむ路線もあり得ます。腹を満たすのではなく、舌を楽しませるものですね。スイーツなんかはそういうものになります。ですが、繰り返しですが「高すぎず不味すぎずを好む」で主人公を印象付けてしまっています。それでは、たとえ「美味かった」を繰り返しても美味そうには感じないものです。

やはり、まずは空腹をアピールすべきではないかと思います。それにはカレー屋に行くまでで主人公が急ぐ必要があるでしょうし、カレー屋に入ってからは焦れる必要もあるでしょう。料理が出されたらすかさずむさぼるように食うべきでもあるでしょう。カレーとナンがどういう感じかは、半ば食った主人公が気づくようにすれば、空腹がまぎれ、満たされ始めた感じも同時に伝えることができます。

以上、あくまでも例えばの説明用で、この場の思い付きですので、ベタだし練れていない等はご容赦ください。

その一方、何があるか、誰が何をしているか等の描写自体はよく分かりますので、個々の表現力は大丈夫だと思います。ですので、腹が減った人が何をしそうか、どう考えそうか/感じそうかをリアルに想像して、シーンをイメージしてはどうかと思います(やや腹が減ったときに考えても可ですが、あまりに空腹だとかえってリアリティを欠く運びにしがち)。

繰り返しになりますが、下げておいて上げる構成はいい感じです。全体状況にあるものもうまく設定、選択されていると思います。文章も分かりやすい。後は、主人公の細かい行動や思考、感情の動きですから、今の作品から改稿を重ねれば、数段よくなるはずです(舌を楽しませる路線ですと、変更量は多そう)。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 『フリーターの青年がカレーを食いに行く話』

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元記事:寿国演義 銀鈴、都へ行く 急行列車と動物支障と家出娘

 鉄道が存在する、中華時代劇風ファンタジーです。

 何度かプロローグ掲示板やプロット掲示板に投稿してご意見をいただいたのですが、構想を広げ過ぎて、収拾がつかなくなってしまいました。そこで、とにかく完成させることと、鉄道描写の練習で書いてみました。

 特に以下について、ご意見をいただけないでしょうか。それ以外のご意見もあれば、お寄せいただけると幸いです。
 
 1、読みやすさを考えて、度量衡はメートル法の漢字表記にしたが、その印象は?
 2、作中人物が「洋服」を着ている印象はあるか?
 
 なお、ご意見はリンク先のコメント欄ではなく、この「ノベル道場(小説の批評依頼掲示板)」のほうへお願いします。また、感想返しはご随意に願います。ご感想いただいても、感想返しをできるとは限りませんので。

上記の回答(寿国演義 銀鈴、都へ行く 急行列車と動物支障と家出娘の批評)

投稿者 t : 1 投稿日時:

最後まで読みました。
1、読みやすさを考えて、度量衡はメートル法の漢字表記にしたが、その印象は?
うーん、なんかでてきたけどどうせ飛び降りるだろうし、読み飛ばしてしまえというような……ごめんなさい。
 
2、作中人物が「洋服」を着ている印象はあるか?
服の印象よりも名前が入り乱れていて、人物の名前を思い出すのに必死といいますか……名前の後は設定を思い出す・何をする人や職かで話についていくので精一杯でした。

このなかでは●書類選考 が一番わくわくしました。
私としては●書類選考くらいが楽しく読める許容範囲でした。

物語のラストが、「、と最後まで仁瑜を“女”と思い込み、あこがれる銀玲だった。」だったのがちょっと、傾国級を未然に防いだぞみたいなオチでまとまっていたら……。
「とにかく完成させることと、鉄道描写の練習で書いてみました。」を読んで、そうだよなぁといった感じで。
まさかここまで鉄道に乗り続ける話だとは思わなかったので、舞台の糸が緩く、降りて豚さんを移動させるあたりから退屈に思えたといいますか。ちょっと強引にでも例えば皇帝は列車で年中鉄道で移動してます、警戒してても頻繁に襲撃に遭う設定とかでもよかったのかなと思ったり……しました。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
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要望 : 長所を教えてください! スレッド: 寿国演義 銀鈴、都へ行く 急行列車と動物支障と家出娘

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