小説のタイトル・プロローグ改善相談所『ノベル道場』

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元記事:家事力0の女魔術師が口の悪い使用人を雇ったところ、新生活が始まりましたの返信

アウトサイダーKさん、はじめまして。『ノベル道場』の開発、運営をしています、うっぴーと申します。

私は男性なので、女性向け小説はあまり得意でありませんが、感想を述べたいと思います。

「家事力0の女魔術師が口の悪い使用人を雇ったところ、新生活が始まりました」

まず、このタイトルですが、この物語の売りとなる部分がわかりにくい感じがします。
新しい使用人を雇ったら、新生活が始まるのは当たり前だからです。
そこで、以下のようなタイトルを付けることを提案いたします。

「ひきもり続けた女魔術師が口の悪いイケメン使用人を雇ってしまった件」

プロローグから、ヒロインは気が弱くてあまり自己主張できないタイプだと感じましたので、このようなタイトルにしてみました。

プロローグの文章は上手だと思います。情景描写、心理描写、ともに上手く書かれています。
が、本題に入るまでが長くてまどろっこしい印象を受けます。

ヒロインが露店で絡まれるシーンからスタートし、それ以前の文章はバッサリ切ってしまった方が、よろしいかと思います。

ヒロインのピンチをヒーローが救うという出会い方は、恋愛小説の王道とされるもので、二人の出会い方は、とても良かったと思います。
台詞回しもとても上手です。おそらく、たくさんの女性向け小説を読まれて研究されているのだと思います。

本題に入るまでが長いこと以外は、かなり上手な導入部で、続きに期待が持てる小説です。

以上です。
すいません。少々、厳しめになってしまったかも知れませんが、本当に応援していますので、これからも更新頑張ってください!

なろうのブックマークに登録させていただきました。
後で続きを読んでみたいと思います。

また、すでにご存知とは思いますが、「ノベル道場」では、他者の小説の批評を書くと、ご自分の最新の批評依頼がサイトの一番上に移動し、「おすすめ小説」の表示がされます。
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上記の返信(アイディアありがとうございます<(_ _)>)

スレ主 アウトサイダーK : 0 投稿日時:

うっぴーさん

このような素敵な場を設けてくださり、また相談にも乗ってくださり、誠にありがとうございます。

プロローグは、確かに本題(ヒーローとの出会い)までが冗長ですね。
ちょっと考えてみます。

この度は本当にありがとうございました。

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スレッド: 家事力0の女魔術師が口の悪い使用人を雇ったところ、新生活が始まりました

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元記事:家事力0の女魔術師が口の悪い使用人を雇ったところ、新生活が始まりましたの返信

第三話 魔術師の屋敷の惨状まで読ませていただきました。
描写と説明がとても丁寧で、好感が持てる文章でした!

タイトルについて考えたんですが、
これからこの二人でどんなやり取りがされるのか、
分かりにくいのが勿体ないと思いました。

「不器用な女と不器用な男が、対立することもありつつもお互いを補い合おうとする」
あらすじにある、この上記の文章から、コメディが想像しにくかったです(ごめんなさい)。

ヒーローの口は悪いけど、なんだかんだ言って主人公に甘いのか、
「(案)世間知らずの女主人が毒舌使用人に溺愛されちゃいます!」

いつも毒舌で主従がどっちなのか分からないのか、
「(案)世間知らずの女主人が毒舌使用人に下剋上されそうです」

男女が二人屋根の下に暮らすので、ラブは予想できるけど、
コメディ部分が冒頭からもっと伝わると、良かったと思いました。

色々書きましたが、タイトルつけるのって、悩みますよね(;^ω^)
ではでは失礼しました。

上記の返信(アイディアありがとうございますm(__)m)

スレ主 アウトサイダーK : 0 投稿日時:

藤谷要さん

ご感想およびタイトルについてのアイディアありがとうございます。

タイトルにもラブ感は必要だと気付かされました。心より感謝いたします。

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スレッド: 家事力0の女魔術師が口の悪い使用人を雇ったところ、新生活が始まりました

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元記事:あらすじに再考の余地ありかと

タイトル、あらすじ、プロローグを拝読しまして、最も再考の余地があると感じたところはあらすじです。
ウェブ小説のあらすじは、この小説を読めば読者は何を楽しめるのかをアピールするための文章であると私は考えております。

対して、このプロローグは、読者に作品の予備知識を与えることはできるかもしれませんが、惹きつけるまでは至っていないのではと考えます。

オオカミ(ピロシさんは、読者に「超科学大国」の話を読んでもらいたいのですか?
「児童自立支援施設で育った」「遺伝子生物学者」をすごいと感じてほしいのですか?
「失踪した父親と同じ道を志し、研究に励む」主人公に憧れを抱いてほしいのですか?

どうも私には、ご作品の魅力となる部分と、あらすじで伝えられている部分がずれているのではないかと思います。

この作品の魅力は何か、読めばどんな読書体験ができるのかを読者に訴えられるあらすじが望まれます。

それから、あらすじで体言止めが多用されていることも気になりました。
体言止めは、アクセントとして使うのであれば有効ですが、こうも多用されるとわざとらしく思えます。

上記の返信(あらすじに再考の余地ありかとの返信)

スレ主 ピロシ : 0 投稿日時:

まずは読んでいただきありがとうございます。

なるほど、あらすじはたしかに再考の余地ありですね。少し絞って、再考してみます。

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スレッド: 帝国の守護者

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元記事:家事力0の女魔術師が口の悪い使用人を雇ったところ、新生活が始まりました

ジャンルは異世界〔恋愛〕。女性向けラブコメです。
以下、あらすじです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
その女は幼き頃から魔法に打ち込み、その結果、優れた魔法の使い手となった。
しかしながら、魔法のみに打ち込んできたため家事はからっきしだった。

その男は幼き頃から使用人として教育を施された。
仕える家の使用人として、誰よりも優れた働きを見せた。
しかしながら、誰に似たのか彼は口が悪かった。
主人に罵詈雑言を浴びせたとして、男は解雇され長年仕えた家を追われた。

家事のできない女魔術師と、口の悪い使用人。
二人が出会い、雇用関係を結び、一つ屋根の下で暮らし始めたことで運命が回り始める。

これは、不器用な女と不器用な男が、対立することもありつつもお互いを補い合おうとするラブコメディ。

上記の返信(家事力0の女魔術師が口の悪い使用人を雇ったところ、新生活が始まりましたの返信)

投稿者 うっぴー : 1 投稿日時:

藤谷要さんのタイトル案がよかったので、さらにタイトルを考えてみました。

「ひきもり女魔術師が毒舌イケメン使用人に溺愛されちゃいます!」

使用人ではなく、執事の方が読者を引き付けられるかも知れませんが……
女子は愛されることを望むので、下克上より、溺愛の方が良いかと考えました。

タイトル案

ひきもり女魔術師が毒舌イケメン使用人に溺愛されちゃいます!

良かった要素

ストーリー キャラクター 文章

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スレッド: 家事力0の女魔術師が口の悪い使用人を雇ったところ、新生活が始まりました

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元記事:精霊楽士のオトロギア

あらすじです。
異世界×音楽×探偵。
物語と呼べる新たな楽譜を奏でよう。

雑音(ノイズ)を扱う技能者、それは精霊楽士。
その一人である言霊転寝は相棒の紅崎縁離と共に、探偵業を通じてさまざま依頼をこなしていく。

非なろう系の異世界転生もので、ミステリーローファンタジーを描いています。
不安だらけですが何かしらの意見が欲しいので何卒よろしくお願いします。

上記の返信(精霊楽士のオトロギアの返信)

投稿者 うっぴー : 1 投稿日時:

日叶さん、はじめまして。『ノベル道場』の開発、運営をしています、うっぴーと申します。

「精霊楽士のオトロギア」

かっこいいタイトルだと思います。
精霊楽士とオトロギアというのが、どちらもこの作品特有の固有名詞なので、どういう意味なのかわからないのが欠点だと思います。
読者の興味を惹き付けられるかという点では、弱いです。

プロローグですが、東京が壊滅しているという衝撃的な出だしで、怪獣と巨大ロボットもいるし、興味を惹かれるかっこいい冒頭です。

ただ、あらすじと中身が違うのではないか? という違和感があります。

「異世界×音楽×探偵」というジャンル説明から、もっと落ち着いた物語を予感していましたが、正反対のバトル物であるというのがプロローグを読んだ印象です。
もちろん、これから異世界×音楽×探偵になっていきますが、第一印象がスーパーロボット大戦だと、音楽と探偵というイメージからはかけ離れてしまうので、これを期待した読者は離れてしまう恐れがあります。

また、プロローグは、専門用語が多すぎるのが難点です。情報量が多いと読者は疲れてしまうので、情報はなるべく小出しにしていくのが良いです。
プロローグで出てきた専門用語をあげてみます。

ローレライ、ロストギア、モノリウス、ムーンサテライト、聖歌隊、ダスクウイルス、精霊楽士、ノーツシンボル、WNS(ワールドノーツ協会)

これだけの専門用語を理解するのは難しく、なんだか難しそうな小説だなぁ、という印象を与えてしまっています。

特にモノリウスの姿、何が脅威なのか説明があまりされていないので、ストーリーに大きく関わっていながら、どういったものであるのか、イメージできません。
おそらく吸血鬼やゾンビのようなものであるということはわかります。

> ダスクウイルスと呼ばれる菌が脳に感染すると、人間を始めとした生物の身体を蝕み、その姿、モノリウスへと生態を書き換えられてしまう。
> 加えて、そのモノリウス自身がダスクウイルスを生み出すという悪循環。

モノリウスについての説明は、これだけです。
菌に感染ということでしたら、病気になるということだと思いますが。
おそらく、ゾンビのイメージが書かれているのだと思いますが、バイオハザードなどを知らない人には意味がわかりにくい説明だと思います。

また、主人公が異世界転移をした経緯がよくわかりません。
ローレライが関わっているのだと思いますが、どうして異世界転移をしたのか、ロボットバトルとの繋がりよくわからず、意味不明な展開になっていると感じます。

なろう小説をよく読んでいる人にはテンプレ展開なので、意味が通じるかも知れませんが、テンプレを知らない人にはついていくのが難しい展開だと思います。

一つの案として、ロボットバトルでプロローグを終了し、異世界に転生してからを1話とするように話を分割した方が良いでしょう。
プロローグが長すぎるのも、専門用語の多さと相まって読むのに疲れを感じます。

プロローグは掌編小説として分離、完結させて、1話からを本編としてスタートさせていく、というのはプロローグの王道の一つです。

また、主人公と相棒の名前が読めません。
主人公、言霊転寝。相棒は紅崎縁離。これは括弧を使ってルビを振っていただく必要があります。

以上です。
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タイトル案

東京壊滅! 機神ロストギア起動せよ!

長所。良かった点

東京が壊滅しているという衝撃的な出だしがおもしろい。

良かった要素

ストーリー 設定

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スレッド: 精霊楽士のオトロギア

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元記事:家事力0の女魔術師が口の悪い使用人を雇ったところ、新生活が始まりました

ジャンルは異世界〔恋愛〕。女性向けラブコメです。
以下、あらすじです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
その女は幼き頃から魔法に打ち込み、その結果、優れた魔法の使い手となった。
しかしながら、魔法のみに打ち込んできたため家事はからっきしだった。

その男は幼き頃から使用人として教育を施された。
仕える家の使用人として、誰よりも優れた働きを見せた。
しかしながら、誰に似たのか彼は口が悪かった。
主人に罵詈雑言を浴びせたとして、男は解雇され長年仕えた家を追われた。

家事のできない女魔術師と、口の悪い使用人。
二人が出会い、雇用関係を結び、一つ屋根の下で暮らし始めたことで運命が回り始める。

これは、不器用な女と不器用な男が、対立することもありつつもお互いを補い合おうとするラブコメディ。

上記の回答(家事力0の女魔術師が口の悪い使用人を雇ったところ、新生活が始まりましたの返信)

投稿者 ふじたにかなめ : 1 投稿日時:

第三話 魔術師の屋敷の惨状まで読ませていただきました。
描写と説明がとても丁寧で、好感が持てる文章でした!

タイトルについて考えたんですが、
これからこの二人でどんなやり取りがされるのか、
分かりにくいのが勿体ないと思いました。

「不器用な女と不器用な男が、対立することもありつつもお互いを補い合おうとする」
あらすじにある、この上記の文章から、コメディが想像しにくかったです(ごめんなさい)。

ヒーローの口は悪いけど、なんだかんだ言って主人公に甘いのか、
「(案)世間知らずの女主人が毒舌使用人に溺愛されちゃいます!」

いつも毒舌で主従がどっちなのか分からないのか、
「(案)世間知らずの女主人が毒舌使用人に下剋上されそうです」

男女が二人屋根の下に暮らすので、ラブは予想できるけど、
コメディ部分が冒頭からもっと伝わると、良かったと思いました。

色々書きましたが、タイトルつけるのって、悩みますよね(;^ω^)
ではでは失礼しました。

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スレッド: 家事力0の女魔術師が口の悪い使用人を雇ったところ、新生活が始まりました

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元記事:幻想砂漠(仮題)

創作相談掲示板のほうにも投稿させていただきました、仮想現実を舞台にした話です。

ストーリーを語らずに見せる、スピード感のある文体を模索しています。
描写の過不足や場面の組み立てなどについて、ご意見をいただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。

上記の回答(幻想砂漠(仮題)の返信)

投稿者 silica : 0 投稿日時:

私は正直プロットなどなどは知りませんので、プロローグのみを見ての批評というか感想を書かせて頂きます

全体として、この勢いが死なない限りにおいてはとても面白そうな作品だな、とも思います。『ライトジーンの遺産』などが脳裏に浮かんでくる、面白そうなサイバーパンクモノとしての風格を持っていると思います。

その上で、気になることを幾つか。
①電脳空間内で物理的な距離や障壁を扱っていること
恐らく、この話はサイバーパンク系電脳世界モノの一種だと思うのですが、その中で明らかに物理的な距離や荒野が言われているのはどうにも違和感があります。この現実世界に重ねられる形で存在しているのなら、まだそれも理解できるのですが、どうにもそういう訳ではなく、現実世界と別に電脳世界が設定されているように見えます。もしそうだとしたら、そこにある距離は、『北回りルート』のような言葉で表現されるものとは違う道や距離なんじゃないかと思います。また、『未開発領域』に風景が設定されていることも違和感があります。本当に『未開発』なのであれば、そのような分かりやすい風景が設定されているとも思えません。また、荒野はそこまで人が通れない場所でもないでしょう。寧ろ、お宝が隠れているなどで良く人が入りそうな印象があります。逆に、未開発とされているだけなら、開発に関わっていた主人公が知らないとも思えません
②あまりにも発想が現実に寄りすぎている
①と同じですが、判断などがあまりに現実に寄せ過ぎているように感じます。アリスは少女の姿を取っている訳ですが、電脳空間においては姿なんてどうにでもなるので大した意味はありません。だと言うのにそれをもってガキと全員が認識しているのは違和感があります。また、リアルでは五十口径もあれば頭を吹っ飛ばすのには十分ですが、電脳空間内ではやはりその姿に大した意味は無いです。アリスが『シャフト』の一員であることを最初から認識しているのに、そのシャフトのシステムで対抗しようとしているのも違和感があります
③アリスの知識量
『シャフト』は『レーヴ』に深く関わっている企業なのでしょう。そのトップ周りの一員である人物が、『未開発領域』のようなレーヴの常識レベルの事を知らないとは思えません。世間知らずっぽさの演出にも出来ていません。また、主人公の過去を漁れているあたりからして『シャフト』内で冷遇されているために何も知らないと言うふうにも見えません。どうにもチグハグです。

1、2に関してはまとめて言ってしまえば、この邂逅はリアル側でこそなされるべきだと思います。電脳空間内での邂逅はまた違う性質を持っていると思います
3は人物造形に関する問題です。ここはある種アリスがどんな人かの説明にもなる部分ですので、そこで『知らない』行動を取ると、アリス『・シャフト』との噛み合いが悪くなってしまいます。これを私の受け取ったアリス感から直すとしたらこのような感じです
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「どうして未開発領域がああいう風景に設定されてるか、知ってるか? ま「ともな感性のやつが、ちゃんと二の足を踏むように、あんな場所に入ったら、無事に出てこれるわけがないと思わせるため、でしょ?」」
 クラウは、発言を奪われ憮然として振り返ると、そこにはしたり顔のアリスがいた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
もちろんこれでは前後も変えなければなりませんが……。

スレッド: 幻想砂漠(仮題)

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元記事:幻想砂漠(仮題)

創作相談掲示板のほうにも投稿させていただきました、仮想現実を舞台にした話です。

ストーリーを語らずに見せる、スピード感のある文体を模索しています。
描写の過不足や場面の組み立てなどについて、ご意見をいただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。

上記の回答(幻想砂漠(仮題)の返信)

投稿者 大野知人 : 1 投稿日時:

 読みました。
 スピード感はあると思うんですが、読者にとって初見の単語は流石に解説が居るかも。レーヴがVRMMOであること、セイクルスが場所の名前であること、未開発大陸とは何か、あたり。
 あと、『白血球』という言葉が一般的過ぎるので、せめて当て字で『白血球(監視プログラム)』って書くとかした方が良いかな。

 後半のクラウとエルの会話のシーン、『一つの台詞+一つのモーション』って言うのがずっと交互に入る構造になっていて、ちょっと短調すぎます。
 もう少しメリハリがあった方が良いかも。まあ、俺も上手く出来ないけど。 

 ちょっと思い付きで、『俺だったらこうする』版を作ってみました。参考までに。

ピクセルで構成された荒野を、データの風が吹き抜けていく。
《大陸》と呼ばれる広大なマップの端のまた端、何にもないような荒野にポツンと経つ小さな事務所の扉が今、開かれた。
「腕の良い運び屋を探してるんだけど」
入ってくるなり、少女はそう言った。
ステータスバーに表示されているのは『アリス』という名前のみ。ガキらしい口調に反して情報管理はしっかりしてやがるな。内心で考えつつ、クラウは皮肉で返す。。
「こっちが探してるのは依頼人だ。迷子じゃなくてな」
スクリーンの起動音。
クラウが顔を上げると、少女は無言のまま、目の前にバンクコイン(ゲーム内通貨)の残高証明を展開してみせる。
「おいおい、何の冗談ですかっての。それともアレ? どこぞの石油王が変声機(ボイチェン)まで使って美少女ロールプレイですか?」
嫌味を言いつつ、眺めていた端末をデスクに投げ出す。面倒そうながらも、真っ直ぐに少女を見つめる。
「で?」
クラウの態度が気に食わないのか、アリスはスクリーンを消して、端的な言葉だけで目的を述べる。
「セイクルスまで。期限は明後日の12時」
クラウは鼻で笑った。ここからセイクルスまでの距離もそうだが、問題はその時間設定だ。確実に大陸を横断するハメになる。海路ならまだしも、横断はヤバイ。
「知らないみたいだから教えてやる。〈レーヴ〉で未開発大陸を横切ろうとするのはな、監視プログラム(ハッケッキュー)に不正アカウント扱いでBANされたい自殺志願者と犯罪者(レッド)ユーザーに有り金スラれたいマゾヒストだけだ。……ああ、別に授業料はいらないぞ。ただの常識だからな」
「つまり、あなたには無理ってことね。ありがとう。他を当たるわ」
馬鹿にしたような言い様には、馬鹿にしたような返しが戻って来る。クラウの口元が引きつった。
だが、こっちは大人だ。すぐ余裕を取り戻してニッコリと笑みを浮かべる。
「もうひとつ教えてやるよ。俺たちみたいな小悪党を相手にする時は、言葉に気をつけたほうがいい」
「お互いにね」
向こうもまた嫌味に笑顔で返し、ログアウト。
少女の姿が現実空間へとかき消えると同時、クラウは小さく呟いた。
「エル」
「随分面白い目に遭ったみたいね」
入れ替わりにログインしたのか、それともステルス迷彩でも羽織っていたのか。若い女の声と共に一匹の黒猫がデスクの上に現れる。
「相手する気がないなら、最初から入れなきゃ良かったのに」
「許可してない。勝手に入ってきた」
「あらら」
そう言いながら、エルはデスクから飛び降りる。
塵ひとつない床を行ったり来たりしながら、
「いまログ見たけど、ダミーアカウントですらないみたいね。この短時間で痕跡を完ぺきに消すなんて、そんなことできるのかな? もしかすると……最初から実在してなかったりして」
「はぐらかすなよ。どうせ答えぐらい知ってるんだろう?」
「いえいえ、そうでもないわよ。私は消すのが専門だもの。直感的に見える事ならともかく、テクノロジーはそっちの専門。でしょ?」
返事はせず、クラウはデスクにスクリーンを展開する。
タタタタタタタン。めちゃくちゃなスピードでコンソールを叩いた。
「馬鹿馬鹿しい。脳みそのない幽霊が〈レーヴ〉にアクセスできるかよ」
滝のように流れる文字を目で追う。
少女との先程のやり取りが、0と1に分解されて再現された。
「ほーら。見えて来たぞ……」
エルが肘掛けに飛び乗ってきて、一緒になってスクリーンを見つめた。
やがて、ぴたりと手を止める。
タン!
「チッ。どーせ、そんなこったろうと思ってた」
どれどれ、という感じでエルが覗き込む。
素人はもちろん、一流のプロですら見落としそうなほど巧妙なやり方で、オフィスとはまったく別の座標が仕込まれていた。たかだか数十文字の、会話の中に。
「ここが次の面接会場ってわけだ」
「……で、行くの? 行かないの?」
クラウは座標をダウンロードし、スクリーンを消去する。
「分かってて言ってるだろ?」
「ええ、まあ。キーボードを叩く指が楽しそうだったもの。でも意外ね。こういうの普段なら嫌がるじゃない?」
「……おう、ちょっと思う所あってな」
エルは首をかしげ、ネコらしく後ろ足で首元を掻いた。
「あら意外。やっとお金の大切さがわかった?」
「お前と一緒にすんなよ」
そう言って、乱暴にコンソールを押しのけて立ち上がる。
窓の外に広がる荒野を一瞥する。
エルのほうに向き直り、余裕ぶった笑みを浮かべて言う。
「俺はな、ああいうクソガキが大嫌いなんだ」
ログアウト。

スレッド: 幻想砂漠(仮題)

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