小説のタイトル・プロローグ改善相談所『ノベル道場』

帝国の守護者 (No: 1)

スレ主 ピロシ 投稿日時:

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https://ncode.syosetu.com/n9342ej/

 第二次世界大戦の終結から約100年が経過。超科学大国である東亜帝国は、東アジアに存在する先進国。

 幼少の頃から、児童自立支援施設で育った雄一は、孤独を胸に抱える遺伝子生物学者。

 偶然にも失踪した父親と同じ道を志し、研究に励む彼の前に現れたのは、政府の役人を名乗る背広の男。

 雄一は、男から持ちかけられたある依頼を承諾し、『アスカ』と名乗る護衛を紹介される。だが、彼女は護衛なのに、見た目がただの女の子。

 そして、突如姿を現わす『帝国の守護者』を名乗る、人造の超能力者たち。彼らは、人の形をした兵器として、戦場で敵を撃ち倒し、自身も戦場で命を散らすことを求められた存在。

 彼らは知らない、人の優しさも恋も。

 雄一はアスカと出会い、様々な災難に巻き込まれていく。二人は葛藤や衝突を繰り返しながらも、やがて立ちはだかる巨大な陰謀を前に、出会った仲間とともに『護るため』の戦いを決意するのだった。

 決して交わることのなかった運命の二人。

 これは、そんな二人が出会ってから10日間の軌跡。

不安しかないです笑笑

自分が読むとき、自分語りだけの作品は読まない傾向があったので、自分が読みたい作品の傾向をそのまま、プロローグに投影した感じです!

タイトルは非なろうですが、ターゲットが非なろう系ではないのであえてです……。ただ、陳腐なタイトルはやはり受け入れてもらいにくいと思ったので、『某皇国』を真似て、興味を引いてもらえるようにしてあります。

プロローグ

「――これでぇぇ、終わりだァァァァァ!」

 男の絶叫が周囲に轟く。彼は、空高くから落下しながら、標的をしっかりと捉えた。

 そこには装甲が剥がれ落ち、剥き出しになっているロボットの動力コア。

 そして視界の端には、崩壊したビルやマンション、所々に焼けた道路。そして、薄っすらと赤みがかった明け方の空が広がっている。

 ボロボロの白衣に、泥だらけのジーンズ。額や頬にある多数の擦り傷が、男のここに至るまでの戦いの激しさを物語っていた。

 男は、蒼炎をまとう右腕を高く振り上げる。

 彼は、すぐに眼下に迫る巨大な戦闘ロボットの動力部にその拳を向けると、口が張り裂けそうになるぐらいに大きく開いた。

「いっけぇぇぇぇ!!」

 男の叫びと呼応するように、彼の腕から爆炎が解き放たれた。投射された焔が、すでに大破に近い状態の機体を穿つ。

 刹那の沈黙に遅れを取って、コアを撃ち抜かれた機体は、眩い閃光を伴って大爆発を起こす。

「――ッ!?」

 爆風に呑まれた男が、空高く放り投げられる。視界が空転し、天と地が入れ替わった。

 地平線の彼方まで広がる空は美しい。反対に地上は焼け野原と化している。

 栄華の象徴だった超高層ビル群や、眠らない夜の街を妖しく照らすネオン街も、全てこの戦いによって見る影もなく消え去った。

 連合国と引き分けた第二次世界大戦後、資源の乏しい帝国が、科学技術者の育成を国策と定めておよそ百年。

 優秀な科学技術の開発により、世界の科学界をけん引する存在となり、驚異的な経済成長を遂げ続けた東亜帝国。

 だが、その富と科学力を集約させた『帝都』も、今や崩壊した都市に成り果てていた。

 男は、そんな故郷を横目に、いつか果たされる復興を夢見て、険しい表情を緩める。

「あぁ……終わった」

 10階相当の高さから落下すれば、どんな人間も助からないだろう。男は覚悟を決めて、目を瞑った。

 死を覚悟したものの、いざその場面を目の当たりにすると恐怖が先行する。

 だが、今の男に成す術はない。時間がこれまで感じたことないぐらいゆったりと流れていく。

 空が離れていく代わりに地面が背後に迫っていた。

「ゆういちぃぃぃぃ!!!」

 男の耳元に聞き慣れた少女の呼び声が聞こえた。重くなっていたまぶたを開け、声のする方向へ顔を向ける。

 黒髪ショートを振り乱した可憐な少女が、男の名前を叫びながら手を伸ばして接近してきているのが見えた。彼女の背中には、純白の翼。

 目に涙を溜めた少女は、太陽を背に男に急接近して、落下する男が空に向かって突き出した手をしっかりと掴んだ。

「ぜっっったい! 離さないっ!」

 少女の固い決意を表すかのように、彼女の手に力が入る。

 やがて、男の落下するスピードも緩まり、彼は少女と共にゆっくりと地上に降り立った。

 二人とも、地面に着地した瞬間、膝から崩れ落ちるようにその場にへたり込んだ。

「ハァ、ハァ……終わったわね」

 少女が疲れ果てて仰向けに寝転ぶ男に向かって、息を切らしながら声を掛ける。彼女も全身に大小さまざまなケガを負っており、表情も憔悴しきっていた。

 男は、やつれた顔で心配そうに彼の顔を覗き込む少女に、震える唇をわずかに動かす。

「はぁ……はぁ……もう、終わった。全部……だから、もういいんだ。お前は好きに生きて」

 男も息を切らしながら、少女の顔を下から見上げて、苦悶と感謝の混じった不器用な笑みを見せる。

 同時に、緊張から解き放たれた男に、ここ数日の間に蓄積された疲労が一気に襲い掛かる。

 男はそれに逆らうこともなく、ゆっくりと目を閉じ、少女の膝の上で束の間の休息を取ろうと試みる。

 続けて、少女のものとは違う、彼の名前を呼ぶ様々な声が彼の耳に届いた。男は、親指を突き立てた右手を高らかに上げ、無事を伝える。

「アンタ……変わったわね」

 憔悴しきった少女の声に、男は頷いて静かに答えた。内心で「ありがとう」と呟き、ゆっくりと回想にふける。

 孤独で平穏そのものだった男の日常は、この少女と出会い一変した。

 様々な陰謀や思惑に巻き込まれながら、二人はここまでやってきたのだ。

 彼は、彼女と出会ってから始まった非日常的な怒涛の十日間を振り返ったのだった。

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  • 5点帝国の守護者 ( )
  • 2点童貞の俺が帝国の奴隷として美少女に24時間密着されながら世界を救うことになった件 ( )
  • 0点猛る蒼炎、禍つ鉄の奔流〜究極科学の帝国守護者〜 ( )

一番興味を惹かれるタイトルを選んでください

  • 帝国の守護者
  • 童貞の俺が帝国の奴隷として美少女に24時間密着されながら世界を救うことになった件
  • 猛る蒼炎、禍つ鉄の奔流〜究極科学の帝国守護者〜
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童貞の俺が帝国の奴隷として美少女に24時間密着されながら世界を救うことになった件 (No: 2)

投稿者 うっぴー : 1 No: 1の返信

投稿日時:

ピロシさん、こんにちは。さっそくの投稿ありがとうございます!
『ノベル道場』の開発、運営をしています、うっぴーです。

『帝国の守護者』については、以前にも批評させていただきましたが、このプロローグは、ほぼ完璧、手直しの必要はないと思います。

いきなり派手なバトルとクライマックスシーンから始まるところ、主人公とヒロインの絆の深さを示し、今後の伏線にしているところが、優れていると思います。

おそらく、ピロシさんの作品がなろうの上位に居続けられたらのは、このプロローグの上手さがかなり大きく影響していると思います。

タイトルについては、ご自分でもなろう向けではないとおっしゃっているように、少し硬い印象を受けます。
原文タイトル『帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命』

私はラノベというのは基本的にIQを徹底的に落とし、俗な感情に訴えるのが人気を出すための秘訣だと考えています。
そこで、

「童貞の俺が帝国の奴隷として美少女に24時間密着されながら世界を救うことになった件」

というタイトルを提案します。
ヒロシさんのやりたい方向性とはかなり違うものになってしまうので、取り敢えず、こういう案もあるなぁ、くらいに受け取っていただければと思います。

また、すでにご存知とは思いますが、「ノベル道場」では、他者の小説の批評を書くと、ご自分の最新の批評依頼がサイトの一番上に移動し、「おすすめ小説」の表示がされます。
おすすめ度を示す星マークは、批評を書けば書くほど増えていきますので、ぜひ、他の方の小説の批評を書いていただけるとありがたいです!

タイトル案

童貞の俺が帝国の奴隷として美少女に24時間密着されながら世界を救うことになった件

長所。良かった点

プロローグは、お手本にしたい上手さ。
いきなり派手なバトルとクライマックスシーンから始まるところ、主人公とヒロインの絆の深さを示し、今後の伏線にしているところが優れていると思います。

良かった要素

ストーリー キャラクター 文章

童貞の俺が帝国の奴隷として美少女に24時間密着されながら世界を救うことになった件の返信 (No: 3)

スレ主 ピロシ : 0 No: 2の返信

投稿日時:

まずはお忙しい中、丁寧に推敲してくださりありがとうございます。

プロローグに直結するエンディングまでしっかりと繋げられるように精進して参ります。

タイトルは気に入りました笑

参考にします

あらすじに再考の余地ありかと (No: 4)

投稿者 風来亭ねのん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

タイトル、あらすじ、プロローグを拝読しまして、最も再考の余地があると感じたところはあらすじです。
ウェブ小説のあらすじは、この小説を読めば読者は何を楽しめるのかをアピールするための文章であると私は考えております。

対して、このプロローグは、読者に作品の予備知識を与えることはできるかもしれませんが、惹きつけるまでは至っていないのではと考えます。

オオカミ(ピロシさんは、読者に「超科学大国」の話を読んでもらいたいのですか?
「児童自立支援施設で育った」「遺伝子生物学者」をすごいと感じてほしいのですか?
「失踪した父親と同じ道を志し、研究に励む」主人公に憧れを抱いてほしいのですか?

どうも私には、ご作品の魅力となる部分と、あらすじで伝えられている部分がずれているのではないかと思います。

この作品の魅力は何か、読めばどんな読書体験ができるのかを読者に訴えられるあらすじが望まれます。

それから、あらすじで体言止めが多用されていることも気になりました。
体言止めは、アクセントとして使うのであれば有効ですが、こうも多用されるとわざとらしく思えます。

長所。良かった点

小説の中身そのものが素晴らしいことは、多くの読者さんの評価が示してくれていると思います。
あとは、読んでもらえるきっかけをより多くできると、オオカミ(ピロシさんのご作品をよりたくさんの読者さんに広められるのではないかと思います。

猛る蒼炎、禍つ鉄の奔流〜究極科学の帝国守護者〜 (No: 6)

投稿者 相田ラク : 1 No: 1の返信

投稿日時:

はじめまして、相田ラクと申します。
作品を拝読致しまして、その素晴らしい出来栄えに感銘を受けました。特に、登場人物が実在する血の通った人間のように生き生きと活躍する存在感がたまりません。この小説には、量と質を兼ね備えた十分なプロットが用意されているに違いない。そう確信できる仕上がりでした。

ところで、この作品は電撃大賞のような非なろう系の新人賞を想定していますか?
個人的には現タイトルから内容まで、完全に非なろう系のラノベという印象でした。ですが「ターゲットが非なろう系ではない」とのことですので、僭越ながら2つのタイトル案を用意させて頂きました。ラノベ用と、なろう小説用です。

【ラノベ用】
私が提案するラノベ用タイトル案は

「猛る蒼炎、禍つ鉄の奔流〜究極科学の帝国守護者〜」

です。本編は全体を通してバトル描写が非常に多く、そのバトル特化の突き抜けた雰囲気を表現しました。

本タイトル案で最大のポイントとなる点は最初の二文字「猛る」です。あまりラノベでは使われない傾向の単語ですね。これは、他のラノベとは一線を画するバトル描写が存在することを表しています。
記号テンプレに収まらない登場人物たちの熱い魂、息つく暇もなく展開される数々のバトル。作品の特定の部分ではなく、作品全体の雰囲気を形容するために「猛る」「鉄」「奔流」といった単語を採用しました。

また、先程言ったことと矛盾している気もしますが、このタイトル案は最後の戦いで登場する強敵・ヤマタノオロチとの戦いをイメージして作りました。
伝承によると、ヤマタノオロチは氾濫した川や洪水の化身とされています。「禍つ」を現代語訳すると「災いの」となり、本文中の内容と照らし合わせると「災いのロボット・ヤマタノオロチ」みたいなニュアンスになります。
伏線とまでは行きませんが、タイトルで既にラストバトルが表現されていたと知れば、読者の方々は思わずニヤリとしてしまうかもしれません。タイトルの後半部がヤマタノオロチなら、前半部は主人公です。蒼炎という単語でそれを表しています。

サブタイトルは当たり障りのない安牌な感じに仕立てました。メインタイトルが独特でラノベにしては変則的だからです。
自分で付けといて言うのも何ですが、メインタイトルがあまり内容の説明になってない点が問題です。そこで、サブタイトルは内容の説明にしました。雰囲気でバトル物であることも伝わると思います。

【なろう用】
お次に、ネット小説・なろう小説としてのタイトル案です。

「孤児院育ちが世界最強〜美少女もいることだし、俺は現実世界でチート無双することにします〜」

かなり話の内容と乖離していますが、そもそも話の内容がなろう的ではないので致し方ない部分があります。
なろう小説のタイトルで最も重要なのは「私は読者様の承認欲求を満たす存在です」とアピールすることです。

本タイトル案は、なろう読者の自尊心を傷つけないように直接的な表現を避けつつ、隙あらば宣伝効果を狙うスタンスです。
恵まれない環境の人間が主人公であることを自然な流れで述べつつ、美少女が当たり前のように存在することも示唆。最大のセールスポイントは、現実世界でチートな活躍ができるという点です。

【おわりに】
私は、新人賞には新人賞向け、なろうにはなろう向けのラノベがあり、少なくとも現在の時点では両者は同化していないと考えております。
私がピロシ様の作品は非なろう系だと感じた理由は、敵に「非日常感がある点」と「悪役に悪のカリスマ感がある点」です。

なろう系には、緩やかにその世界の日常へと溶け込むような雰囲気があります。それが魔法バトル有りのファンタジー作品だったとしても、どこか湯船にドップリ浸かったような感覚になります。一方、ピロシ様の作品はその世界における非日常の出来事を描いています。
また、なろう系の悪役にジョジョのDIO様やドラクエのゾーマ様みたいな格好良さは不要どころかマイナスポイントです。なろう系を目指すなら、もっと小物感・クソ野郎感を丸出しにする必要があります。

最後に、素晴らしい文章力と小説執筆のノウハウを感じましたと改めて申し上げます。今後のご活躍を期待しております。

タイトル案

猛る蒼炎、禍つ鉄の奔流〜究極科学の帝国守護者〜

長所。良かった点

登場人物の心情や生き様が有り有りと伝わってくる高い文章力、それを支える綿密な設定が読者を興奮させます。世界観や政治的駆け引きも魅力ですが、やはり個人的には登場人物のクオリティの高さが推しポイントです。

良かった要素

ストーリー キャラクター 設定 文章

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タイトル:帝国の守護者 投稿者: ピロシ

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 そして、突如姿を現わす『帝国の守護者』を名乗る、人造の超能力者たち。彼らは、人の形をした兵器として、戦場で敵を撃ち倒し、自身も戦場で命を散らすことを求められた存在。

 彼らは知らない、人の優しさも恋も。

 雄一はアスカと出会い、様々な災難に巻き込まれていく。二人は葛藤や衝突を繰り返しながらも、やがて立ちはだかる巨大な陰謀を前に、出会った仲間とともに『護るため』の戦いを決意するのだった。

 決して交わることのなかった運命の二人。

 これは、そんな二人が出会ってから10日間の軌跡。

不安しかないです笑笑

自分が読むとき、自分語りだけの作品は読まない傾向があったので、自分が読みたい作品の傾向をそのまま、プロローグに投影した感じです!

タイトルは非なろうですが、ターゲットが非なろう系ではないのであえてです……。ただ、陳腐なタイトルはやはり受け入れてもらいにくいと思ったので、『某皇国』を真似て、興味を引いてもらえるようにしてあります。

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