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元記事:役立たずの魔物使いは、卵を背負って旅に出る。の返信

まず良いところは、世界観にまとまりがあるところ。「魔物使い」自体は少ないがそういう職種の世界観として作られていて、他に目移りするようなこともなく、「魔物使いの主人公」の話だと理解できる。
えーと、例えば子供用の玩具のアニメや漫画ってあるじゃん。ミニ四駆とか。そういう玩具が国際競技になってたり世界を救うことになったりするけど、ただの玩具の話なのに「そういう世界観」で納得できてしまう。
そういった「世界観のまとまり」があって、魔物使いの世界観として受け取れるので、作者の中で強くイメージ出来ているのだろうと思う。

キャラクターもあくまで設定上の土台部分においては良いと思う。主人公が役立たずで、ヒロイン?の王子は有能な人物なのでこの二人の性格に落差があって衝突が考えられるので相性がいい。
また、おそらく卵に「ドキドキ」を与える、つまり卵が「ドキドキ」を要求すると思われるので、ぎこちない二人に「ドキドキ」を強制させる要素として卵の設定も良い。
魔物は死んだら卵に戻るって設定もいいね。

こっからは んー と思うところ。
とはいえ先に言い訳を入れておくけども、私は漫画原作には関わったことがないし賞についても詳しくなく、そもそもこの賞が何を求めているのかを知らないため、「それでいい」のか「それは違う」のかの判断はできない。

まずはっきり言ってストーリーまたはコンセプトからは面白味を受け取りにくい。
応募規定の項目にも書いてあるはず。
>端的に作品の魅力を伝えることを心がけてください。
と。
応募規定のキャッチコピーの欄に書いてある例には、
>(例)ヤンキーに憧れる女子高生、異世界で特攻服作り⁉
と、このような例がある。
この例はさすが編集に携わる人の例だけあって非常にヒントが多く参考になる。
まず「ヤンキーに憧れる女子高生」というだけでキャラが立ってる。
元は普通の女子高生なんだけどヤンキーに憧れてるからちょっとツッパったり強気に出るけど内心は心臓バクバクいってる感じがわかるでしょ。
そんな女子高生が学校で変な友人に囲まれたりするだけでも絵になるのに、更に「異世界」で、異世界には不要だろうになぜか「特攻服作り」をテーマに持ってくる。
本来では合わないだろう具材を混ぜ込んで上手く料理に仕立てるだろうセンスを感じる良い例です。

対して御作は、
>魔物使いを目指す女の子は、追手の王子とワクワクドキドキして卵を孵します!
と、このように書きたい内容を端的にしただけなので、魅力が出せていない。
では、御作において「魅力」とは何かと考えてあらすじを読んでみると、
キツいことばかり書いて筆を折らないでほしいが、プロになりたいとのことなのでそのレベルで物を言うと、
正直、キャラ頼みの展開で押し出せる魅力がほぼない。
設定やキャッチコピーから読み取れる御作の魅力は、おそらく「王子と主人公の関係」と「卵の孵化」あるいは「卵の正体」であろうと思う。
けど、あらすじでは主人公と王子が旅に出る経緯で文字数の半分以上を使い、魅力を出さなければならない「旅の道中での王子と主人公の進展」や「孵化の進行状況」や「卵の正体」については端折っていて、ほぼ書かれていない。
これでは設定はわかるけど魅力はわからないと思う。
そして、設定は別途設定の欄を読めばわかるので、あらすじで端折るのは設定のほうだと思う。

また、キャラ頼みと書いたけど、だからと言ってキャラ立てが上手くできてるわけではなく、これもキツいこと言うけど、「こういう設定のキャラだから上手く描いてね」感がすごくあって、そのキャラの良さ・魅力をストーリー上で表現できていない。つまりキャラに丸投げしてるだけに見える。

例えば、主人公は「役立たずから脱却していく姿」とアピールに書いてあるわけだから、最初は役立たずのはず。
つまり王子の足を引っ張ったり失敗して凹んだりして、脱却すべき現状を書いておかないといけない。
なのに、第一話から活躍してて積極的で行動的で、全然設定に書いてあるキャラクターを表現できていないと思う。
最初に主人公は上司に怒られてるけど、これじゃ主人公の失敗ではなく上司が嫌なヤツという描写になってしまうので、主人公の天然や役立たず感は出ない。
第一話は、主人公のキャラクター性を最大限に前に出すべき(作品にもよるが)なので、主人公の性格や特徴の結果物語が動きます、という展開が望ましい。
つまり、主人公は天然で役立たずなので、ドジって間違えてミスをして、その主人公のミスが遠因となって神殿に火がつく。混乱の中逃げ遅れると、そこへ卵の声が。とか。
火事が主人公のせいってのもアレだから、上司が主人公に嫌がらせをしようとしたけど主人公がミスと天然で回避して不発、それに腹を立てた上司は怒って立ち去るけど、上司は嫌がらせの片付けをしないでどっか行ったので、それが原因になって火事になる、とかのがベターか。

一話の序盤は魔物使いと卵の設定を上手く短く端的に解説してると思うけど、「説明」なんて入れなくても、せっかく上司がいるんだから「大事な魔物の卵になんてことしてくれるの!」と言わせれば「魔物の卵は大事なんだな」ってわかるし、「そんなだからロクに契約も出来ないのよ、役立たず!」って言わせれば、「魔物使いになるためには卵と契約するんだな」ってことがわかるし、そのうえで「不自然な場所にある不自然な卵」が出てくれば「これは特別な卵だ」って理解できる。
そういう読者の「理解」は一種のカタルシスになるから、説明しなさすぎるのは良くないけど、説明せずにこうして描写してやると説明を省略できるし読者の興味も引きやすくなる。

漫画原作については詳しくないが、たぶん、1・2・3話の構成が上手くないと思う。
1話で主人公のキャラクターを、2話で王子のキャラクターを、3話で二人の関係性がどう発展するかを、それぞれアピールするのが王道な構成かなと思うけど、主人公視点を意識しすぎてるのか、2話目は王子のキャラ立てに集中できてないし、だから王子の事情語りが3話終盤まで引っ張っちゃって二人の関係性まで書けていないし、
確かに応募規定には「この3話で話を完結させる必要はない」と書いてあるけど、作者の実力は試される3話だから、この3話で最低限ないし最大限の魅力を出しきらないとダメだと思う。
ということは、時系列順にただ話を3話分書くだけじゃダメだと思う。

正直なとこ、ストーリーは面白味さえ用意できれば、あとは編集と作画との話し合いとかで詰めることができるから、細かい部分や物語自体の完成度はあまり重要視されてないと思う。
でも、漫画だからこそキャラ立てはラノベ以上に重要だと思うし、そのための演出の技術やセンスは問われるものだと思う。
設定なんかのアイディアも、そもそもキャラ立てのために考えたほうが良いと思う。
この3話で魅力を出し切れるアイディアは何か、って。
例えば、適当なこと書くけど、王子の「王子様である」ってこともキャラの魅力の一つだから、そうそう書いてしまうのもアリではあるけど考える必要があるよね。
王子が追っ手になるのも別に理由付けしてしまってもいいと思うけど、例えば二面性があって昼は王子で夜は暗殺者(諜報員)になるとかでも読者からすれば「なんで?」からの興味に繋がるし、
1話で上司との会話で王子の話題を出しておいて、2話で名無しで追手を出しといて、3話で「あなたがあの王子!? なんで追手に!?」って展開でもいいわけだし。
そんな中で卵は王子とのドキドキを要求してくるから、卵を孵したい主人公はドジで天然だけど勇気を出して行動し、やや浮世離れしてる王子とすれ違うも、何かのきっかけで二人の気持ちが噛み合うと卵がドキドキを感じてなんらかの変化を見せる。
と、そこまでを3話でまとめられればそっから二人はどうなるんだろうと思えるから、漫画原作ってことを考えると、キャラの作り込みとその演出、キャラ立てに力をいれたらいいトコまでイケるんじゃないかと思う。

上記の返信(役立たずの魔物使いは、卵を背負って旅に出る。の返信の返信)

スレ主 ふ じ た に : 1 投稿日時:

サタン様、コメントさっそくありがとうございます!
こんなに早くいただけると思っていなかったので、すごく嬉しかったです!

スレの書き込み時にも書きましたが、一次選考は通過するけど、二次は……な状況だったので、何かしら押さえどころに気づいていなんだろうなって自分でも気づいていたので、色々と気になった点を教えてくださって本当にありがたかったです。
現状では、受賞とか無理だと思いますけど、二次突破レベルを目指して少しずつ成長できるように頑張りたいと思います。

ではさっそく個別の返信に入らせていただきます。

>まずはっきり言ってストーリーまたはコンセプトからは面白味を受け取りにくい。

今作では、散歩中に設定を思いついて物語をフワッと考えて、次にキャラ同士のシチュだったので、そこまでキャラ立てを考えていなかったんですが、そこが本作の弱さに繋がっていたんですね。なるほど!って思いました。

>そのキャラの良さ・魅力をストーリー上で表現できていない。

これもその通りですよね。
キャラ立てにそこまで意識がなかったので、二人が出会う過程しか注目してませんでした。
でも、そこに至るシーンまで遅かったので、これもどうなんだろうなって個人的に気にはなってました。

>例えば、主人公は「役立たずから脱却していく姿」とアピールに書いてあるわけだから、最初は役立たずのはず。

ご指摘を頂いてから気づいたんですが、私の書き方(日本語)が完全に良くなかったですね。
最初、資質があるけど卵と契約できないから「役立たず」であり、主人公を逆恨みしている貴族の娘たちのせいで悪評が立っていた主人公(不遇系)だったけど、主人公の活躍により評価が見直されていくようなニュアンスを伝えたかったんですが、ご指摘があったとおり、違うニュアンスにも受け取れられますよね。本当にごめんなさい(土下座)。
あと、元々卵と契約できたら、アッサリ役立たずから卒業なので、もっと工夫が必要だと気づきました。主人公のキャラを立てつつ、それを利用されて嘘の悪評を立てられている。それを王子にも聞かれていて、主人公を疑っている感じで描いた方が良かったかなって思いました。
不遇だったけど、環境が変わって本来の自分が周囲に受け入れられていくような流れ(テンプレ)を目指したいと思います。

天然さも上手く出せてなかったですよね。
ご指摘をいただくまで、世界観や設定を描くことを優先しすぎて、キャラまで強く意識が向いてなかったので、とても勉強になりました。

>第一話は、主人公のキャラクター性を最大限に前に出すべき(作品にもよるが)なので、主人公の性格や特徴の結果物語が動きます、という展開が望ましい。

キャラクター性をもっと出せるように直したいと思います。
サタン様に気になる点を言語化していただけて、本当にありがたかったです。
特に「性格や特徴の結果物語が動く」ほうがいいんですね。そこまで意識してなかったので、助言ありがとうございます。
確かに言われてみれば、コミカライズ向きの作品は、キャラの特徴や目的が強調されていることが多いですよね。理由が分かってスッキリしました。

>火事が主人公のせいってのもアレだから、上司が主人公に嫌がらせをしようとしたけど主人公がミスと天然で回避して不発、それに腹を立てた上司は怒って立ち去るけど、上司は嫌がらせの片付けをしないでどっか行ったので、それが原因になって火事になる、とかのがベターか。

なるほど! こういうので、天然さを演出するのも面白いですよね。

>一話の序盤は魔物使いと卵の設定を上手く短く端的に解説してると思うけど、

なるほどー。見せ方ですね。もうちょっと考えてみたいと思います。

>漫画原作については詳しくないが、たぶん、1・2・3話の構成が上手くないと思う。
1話で主人公のキャラクターを、2話で王子のキャラクターを、3話で二人の関係性がどう発展するかを、それぞれアピールするのが王道な構成かなと思うけど、

ストーリーに意識が向き過ぎていて、個々のキャラまで意識がいってませんでしたね。
選評でまとまっていると評価されるけど、それ以上の評価がないのは、そういうところも原因だったのかもしれないと思いました。
漫画一話にどれだけ情報を詰めていいのか、まだ感覚が分からず、戸惑いもあったんですよね。ちょっと一旦ページ数は忘れて考えてみたいと思います。

あと、自分語りで申し訳ないんですが、割と自作の短編(2万字程度)の反応は良いけど長編はいまいち……が多かったんですよね。たぶん短編だと短い文字数で山場アリでまとめようと頑張ったので、サタン様が書かれたとおり、なにかしら面白さが早く伝わっていたからかもしれません。それを長編でも活かせたらいいなぁって思いました。
だから私の場合は考え方を変えて、三話でまとめるぞ(短編にするぞ)って思ったほうが冒頭はいいのかもしれないと、ちょっと思いました。序盤でまとめるためには、情報も限られる(少なくなる)ため、設定説明がグッと減って、物語の進み具合が良くなるかなって思いました。どこを三話目のゴールにするのかまだ決めかねていますが。もっと関係性まで描きたいですよね。

>でも、漫画だからこそキャラ立てはラノベ以上に重要だと思うし、そのための演出の技術やセンスは問われるものだと思う。

なるほどー。そこが、コミカライズの押さえ所だったんですね。
前にゼ□サムのコミカライズ系の公募に全然カスリもしなかったんですが、なんでかなーって理由を考えている最中だったので、気付けてよかったです。
これからはキャラ立てをもうちょっと意識して頑張ってみようと思います。自分では全然気づかなかったと思うので、色々と教えていただけて本当にラッキーでした。ありがとうございます!
ただ、また自分の中でキャラ立てについて感覚化ができていないので、意識を向けて研究したいと思います。

>例えば、適当なこと書くけど、王子の「王子様である」ってこともキャラの魅力の一つだから、そうそう書いてしまうのもアリではあるけど考える必要があるよね。

なるほど。序盤で王子の存在を匂わせるけど正体は伏せて置いて、読者にとって「この追手は何者?」って気になる要素にしちゃうのも一つの手だってことですね。
そして、少し物語が先に進んだら、「実は彼が〜」みたいに情報を出すって感じですよね。
確かにそのほうが、三話の中で王子を出しつつ主人公のキャラ立てに集中しやすそうな気がしてきました。

うーん、構成に悩んでいるので、試行錯誤してみたいと思います。実はこのプロットに至るまでに色々と何度も設定を変えているので、この作品の修正に関して心折れるとかないのでお気になさらないでくださいね。

色々と為になる情報を教えてくださり、ありがとうございました。
また機会がありましたら、ご指摘よろしくお願いします。

もしかしたらキャラ設定や構成がガラッと変わるかもしれませんが、改稿(主にキャラ立て)をこれから頑張ります!

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スレッド: 役立たずの魔物使いは、卵を背負って旅に出る。

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元記事:勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出る

なろうやノベル道場に最初の数万字を公開した後コピー保存し今は連載の為先を書いています。前に足りないと思った部分などにアイデアを加えたりして少し練りました。

上記の返信(勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出るの返信)

投稿者 あわ : 0 投稿日時:

万能アンカーのスロットに入れるのは古代文字カードではなく、
前世で勇者だった自分が使えていた能力や魔法が封印された結晶などにしましょう。
しかしそれで無双してしまうと万能すぎるので、重いペナルティを発生させましょう。

女神と主人公をもっと絡ませたいので、前世での勇者との関係性を持たせましょう。
そして、主人公に助力する度に見返りとして、私にラブラブしなさいと言う様な乙女属性を与えても良いかもしれません。

良かった要素

オリジナリティ

スレッド: 勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出る

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元記事:役立たずの魔物使いは、卵を背負って旅に出る。

いつも公募で一次選考通過どまりなことが多いので、話作りの段階で評価を伸ばせる余地があるなら、直して二次選考通過を目指したいと考えております。
もしよかったら、気が付いた点を教えていただけたら嬉しいです。

上記の返信(役立たずの魔物使いは、卵を背負って旅に出る。の返信)

投稿者 あわ : 1 投稿日時:

あっという間に6ページまで読了。あれ!ここまでなの!?
もっと読ませろ~書け~この後どうなるんだ~??
読ませる世界観、人物配置といった構築は充分だと思います。

1次選考通過止まりが多いという事で、その原因は人物の感情の表現が不足しているのかなと予想します。
まず最初の魅せ場は、シリルが今までどの卵とも契約出来なかったのに、初めて契約出来た場面。
ここでは契約出来たことによる安心感、喜び、自己肯定感を前面に押し出しましょう。
次は、氷で火事を消せるほどの力を使えることによる高揚感、万能感。など。
この最初の魅せ場で、読者にシリルとスーを好きになって貰えれば勝ち。
あっさり読まれてしまえば負けでしょう。
おそらくストーリーの進行に気を取られ過ぎて、個々の人物の感情表現が希薄になり、読者が感情移入しにくくなっているのでは。
そのため、あっさりとした作品だなという判断を審査員にされているかもしれません。
作者様が最終選考を通過して賞を貰えれば、人生で最高に嬉しいはずです。
あの場面のシリルは正にそれなのです。

また、読者を物語に引き込む定石として、序盤に謎を配置しておいて段々と謎が解けていくというのも有効です。
なぜ主人公は今まで魔物と契約出来なかったのか?
なぜスーは主人公を選んだ(もしくは、実はスー以外とは契約不可能だった?)のか?など。

良かった要素

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スレッド: 役立たずの魔物使いは、卵を背負って旅に出る。

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元記事:勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出る

なろうやノベル道場に最初の数万字を公開した後コピー保存し今は連載の為先を書いています。前に足りないと思った部分などにアイデアを加えたりして少し練りました。

上記の返信(勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出るの返信)

スレ主 元々島の人 : 0 投稿日時:

ありがとうございます。私が気づかなかった点を指摘していただきうれしいです。
アンカー(これ自体も多少引っ掛かる)に入れる物を考えていただきありがとうございます。
主人公と女神に今より関係を持たせるのも全く考えていませんでした。主人公には他に好きな人がいるからです。絡みが確かに少ないです。ご意見をありがとうございます。

スレッド: 勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出る

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元記事:役立たずの魔物使いは、卵を背負って旅に出る。の返信

あっという間に6ページまで読了。あれ!ここまでなの!?
もっと読ませろ~書け~この後どうなるんだ~??
読ませる世界観、人物配置といった構築は充分だと思います。

1次選考通過止まりが多いという事で、その原因は人物の感情の表現が不足しているのかなと予想します。
まず最初の魅せ場は、シリルが今までどの卵とも契約出来なかったのに、初めて契約出来た場面。
ここでは契約出来たことによる安心感、喜び、自己肯定感を前面に押し出しましょう。
次は、氷で火事を消せるほどの力を使えることによる高揚感、万能感。など。
この最初の魅せ場で、読者にシリルとスーを好きになって貰えれば勝ち。
あっさり読まれてしまえば負けでしょう。
おそらくストーリーの進行に気を取られ過ぎて、個々の人物の感情表現が希薄になり、読者が感情移入しにくくなっているのでは。
そのため、あっさりとした作品だなという判断を審査員にされているかもしれません。
作者様が最終選考を通過して賞を貰えれば、人生で最高に嬉しいはずです。
あの場面のシリルは正にそれなのです。

また、読者を物語に引き込む定石として、序盤に謎を配置しておいて段々と謎が解けていくというのも有効です。
なぜ主人公は今まで魔物と契約出来なかったのか?
なぜスーは主人公を選んだ(もしくは、実はスー以外とは契約不可能だった?)のか?など。

上記の返信(役立たずの魔物使いは、卵を背負って旅に出る。の返信の返信)

スレ主 ふ じ た に : 0 投稿日時:

あわ様、コメントありがとうございます!
続きを期待してくださって、とても嬉しかったです。

>1次選考通過止まりが多いという事で、その原因は人物の感情の表現が不足しているのかなと予想します。

他の方からキャラ立て不足のご指摘を頂いていたので、たぶん同じような理由が根底にあるのでは?って個人的に感じております。

なので、キャラの感情もプロットから伝わるように気を付けたいと思います。
教えていただき、感謝いたします。

>また、読者を物語に引き込む定石として、序盤に謎を配置しておいて段々と謎が解けていくというのも有効です。

なるほど。そういうのもプロットから伝わるように気を付けたいと思います。

この度はお忙しい中、拙作のためにありがとうございました!
なかなか自分では気づけないので、教えていただけて非常に助かりました。
また機会がありましたら、よろしくお願いします!

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スレッド: 役立たずの魔物使いは、卵を背負って旅に出る。

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ヤンデレが出てくる話が好きなのですが、たまにはヤンデレを返り討ちにする強い女の子がいてもいいんじゃないかと思い考えました。
最後は主人公がヒーロー2人と恋仲になるようにしたいのですが、「色々あって」の部分が思いつかず、悩んでいます。何かアドバイスをいただければ、幸いです。

上記の回答(死んでも憑いてくるの返信)

投稿者 ただのネコ : 0 投稿日時:

ラストをニーナがルキウス・シオンの両方と恋仲にする形だと、ルキウス・シオン間の人間関係改善が一番難しそうですねぇ。

ニーナ・ルキウスはニーナは既にルキウスを好き。ルキウスはちょっとニーナに冷たい態度を取ってますが、シオンへの恨みの八つ当たりっぽいと思うので、そこのわだかまりが解ければニーナ自身を嫌う理由は無さそう。むしろ年齢差とか、呪いのせいで迷惑かけそうなところを気にしてルキウスの方が身を引くか?

ニーナ・シオンは既にシオンの愛が過剰なので、ニーナがそれを受け入れられるかどうか。シオンがちょっとやりすぎてる所があるけれど、元々は幼馴染で意図的ではないにしろ殺してしまった負い目もある。ニーナが上手くシオンに首輪をはめる形で収まりそうに思えます。

問題はシオン・ルキウスで・・・
シオンから見れば自分以外のニーナの恋人など許容できないだろうし、ルキウスから見れば職を奪われ、日常生活も困難になる呪いをかけられ、取り憑かれと許す理由が見当たらない。でも、最終的には仲良しとまでは言わずとも互いの存在を認め合うレベルまでは関係改善しないとニーナとしても安心して両方と付き合えないはず。

喧嘩する二者を仲直りさせる方法となると、ベタですが「共通の敵」かなと。
幸い(?)ニーナは既に神子殺しとして月の神の神殿に追われる身。追加の追手が強者でシオンとルキウスはニーナを守るために仕方なく共闘。そのうちに連帯感が生まれてくる、と。
極端な話、月の神ご自身が関わってきてもいいわけですし。だって、寵愛する少年が別の少女ばかり見てるんですよ。ギリシャ神話ならニーナが殺されて星座になる流れです。実は監禁中のニーナがナイフを手に入れたこと自体が月の神の干渉で、死ぬはずだったのはニーナの方、なんて展開もありなのかなと妄想してみます。

何かの参考になりますれば。

スレッド: 死んでも憑いてくる

カテゴリー: 女性向け

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元記事:花男爵の遺言

こんにちは、カイトと申します。

以前見ていただいたプロットを大幅に手直ししてみました。「物語の基本」を押さえることに重点を置いたため、オリジナリティはほぼありませんが、「物語」進行、展開としてはいかがでしょうか。

前回と同じく、以下の三点についてご意見いただけると嬉しいです。
・ストーリー、キャラクターに多少なりとも興味を引かれるか
・あらすじが破綻していないか
・ツッコミどころ、物足りなさ

よろしくお願いいたします。

上記の回答(花男爵の遺言の返信)

投稿者 さる・るるる : 0 投稿日時:

蛇足。

まず、「3.ツッコミどころ、物足りなさ」は、
長々と書いてありますが、
内容よりも、こんなに量があるよ、といった目安と考えてください。
要は「辻褄を合わせましよう」と。

ただ、辻褄わせは、あっちを直すと、こっちが変になり、
こっちを直すと、あっちが変になる、と言った感じで、とっても厄介ではあります。

例えば、「なぜ、突然、薔薇男爵が登場するか?」と言った疑問があります。
それは、「庭園づくりの主役といえば、薔薇が基本である。
つまり、薔薇男爵とは、我が家にとって、欠かせない人物なのである」と書いてあれば、「あまり疑問を持たない」わけですね。
つまり、言葉足らずなわけです。

しかし、これらすべての疑問に答えると、プロットが何倍にも膨れ上がるでしょう。
プロットで、「書く部分」と「書かない部分」の取捨選択は非常に難しいです。
自分では分かりにくいからです。
なので、どんどん人に読ませて、
「分かる? 分からない? しつこい?」を人に聞いてみてください。

そして、プロットは「骨子」です。
まず、「軸」となる部分を作ります。
そして、後で、サイドストーリーや細部を、足していきます。

例えば、「オリヴィアとダニエル」の恋愛話を軸にプロットを練ったとします。
その後で、「母とハリソン」の恋愛話を足していけばいいわけです。

その際、ここも「対比」させます。
母は「結ばれず(事実)」、オリビアは「結ばれる(予定)」となります。

そして、主人公を成長させます。
母は、【最初】自分と同じ苦しみを味わうと思い、
なんとか「やめさせよう」と考えますが、【最後】は「娘を応援しよう」と誓います。
オリヴィアは、【最初】「母のようになりたくない(惨め)」と思っていますが、
【最後】「母のようになりたい(幸せ)」と感情が変化します。

その変化を、軸となる物語に、さらに組み込んでいけばいいわけです。

必然性は、言葉を変えれば、やはり「辻褄合わせ」でしょうか?
庭園づくりを扱うことが問題なのではありません。
「庭園づくり」に、もっと重要な意味を持たせると言うことです。
庭園づくりにおいて、「何を伝えようとしているのか?」と言う部分をしっかりと明記します。
プロットですから、端的に、言い切ってください。

例えば、現代では、庭づくりのイメージは「女性」ですが、
当時は、「男性の仕事」でした。

「ヴェルサイユの宮廷庭師」は、
「庭園づくり」を【男性社会の縮図】として描いています。
ここが、大前提です。
庭園づくりは、「男の仕事・貴族の仕事」でした。
そこへ、「女性が入ってきた」と。

そこで、「男性社会」という大前提を、
「女性は生きにくい時代だった」ということを、
読者が頭の片隅に置くように促します。

多くの人は、「分かると思ってた(←自分で作っていますからね)」
「察してください」と言いますが、それではダメです。
分かることでも、あえて「念押し」で、書いておくことをオススメします。
意外にも、大前提が「まったく伝わっていない場合」って、結構、多かったりします。
書いてあるだけではダメです。記憶に残る部分に書いておくこと。
「現代と違う部分」は、必ず、前もって強調しておくことです。

また、王立の庭園だったり、貴族の庭だったりでは
スケールが大きくて【他人事】です。
それを【自分事】に引き寄せていくために、
身近なシーンに例えて、親しみを作ってからスタートさせていきます。
入口は小さい話で、出口は大きい話に、が原則です。

例えば、「小さな花壇が心を癒すと評判の修道院がありました。
そこの担当をしているオリヴィアは・・・」といった花壇からの始まれば、
後半の庭園づくりに繋がることも、違和感がありませんよね?
ハリソンの娘だからと、何のキャリアもなく、庭師の才能を発揮したりはしません。
「ヴェルサイユの宮廷庭師」の主人公は、もともと庭師ですよね。
きちんと、前振りを置いておくことで、違和感のない展開を心がけていきます。

また、ダニエルと叔父ロバートの庭園対決も、
詳細が書かれてないのですが、逆にこういう部分はしっかりと書いてください。
そして、この部分は、ダニエルが勝たなければ意味がありません。

つまり、「弱いものが、強いものに挑んで、勝つ!!」という展開です。

そこで、キャリアのあるロバートに勝つにためは
「ダニエルならでは」のアイデアと発想で、勝たなければ意味がありません。

例えば、オリヴィアが、修道院で、
子供たちと一緒に、紙に書かれた迷路を解いている見て、
ダニエルは、ハッとします。
庭園は、園内を歩きながら楽しむ方法と、
宮廷から見下ろし広大な風景を楽しむ方法の2つがある。
つまり、庭園に巨大迷路を作れば、
園内を歩くと、美しく整った植栽だが、
宮廷から見れば、巨大迷路を眺めることができる。
もちろん、来賓者には、
実際に迷路を歩かせ、楽しんでもらう。
答え合わせは、宮廷から見れば、分かる仕掛けだ。
ダニエルは、この評判の庭園づくりで有名となり、
巨大迷路の第一人者となって後世に名を残した・・・とか。

また、オリヴィアが、修道院で、
子供たちと一緒に配色独楽で遊んでいるのを見て、
ダニエルは、ひらめきます。
配色独楽とは、円盤に色を塗り、回すと混色して、色が変わる遊びです。
大人たちが色や品種によって、薔薇をレイアウトするが、
ダニエルは、色違いの薔薇をセットで植えることにした。
例えば、赤や白のバラをセットで植える。
色の違う薔薇を見るためには、広大な敷地を移動せざるを得ないが、
この方法なら、一回で、2種類の花々が楽しめる。
つまり、半分の労力で庭が楽しめるのだ。
そして、宮廷から見れば、赤と白のバラが植えてある場所は、
混色して、ピンクに見えるのだ。
目の錯覚を利用した仕掛けだが、この植え方が斬新で面白いと評判になり、
巨大な敷地を持つ庭園では、一気に広まった、とか。

つまり、いずれも、庶民の遊びをヒントにしたアイデアが生まれます。
庶民のオリヴィアと出会わなければ、発想し得なかったアイデアで、ダニエルを勝利へと導きます。

そして、薔薇男爵曰く、
素晴らしい品種の薔薇と、素晴らしい品種の薔薇を交配させても
決して美しい薔薇は生まれない。
人間もそうだ。貴族と貴族、庶民と庶民、男と男、女と女、
そんなことにこだわるよりも、分け隔てなく、人と付き合う方が、人生は豊かになる。
それを、オリヴィアが教えてくれた・・・と、
最後に、こういった教訓めいたことを書いて、言いたいことをまとめます。

ま、だいたい、こんな感じ考えていきます。
だらだらと書き連ねてみましたが、少しはお役に立ちましたでしょうか?
長々と、お疲れ様でした。ではでは。

スレッド: 花男爵の遺言

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

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元記事:僕がどんどん増えていく

バラバラ殺人事件に遭った平凡な主人公の身体が増殖していく事に思い悩みつつも、犯人を捜す不条理ホラーです。主人公が殺害された理由や事件の真相が明かされる場面に自信がありませんので、批評・改善案を書いて下さい。この他にも、気になる箇所があれば、指摘してほしいですが、必ず長所も一緒に書いて下さい。

上記の回答(僕がどんどん増えていくの返信)

投稿者 みりん : 0 投稿日時:

>主人公が殺害された理由
殺害の動機は、この話ではそれらしければ何でもいい気がします。
コナンを読んでいても、「え、そんなしょうもない理由で?」とか「ありがち」
というような動機で人が死んでいます。
コナンは、謎解きを楽しむということが面白ポイントだから、
犯人が殺人をおかした理由なんて何でもいいんだと思います。

>事件の真相が明かされる場面
>そして、遂に警察に小柳8がやって来た。彼は、頭部から再生した事から、自分が何故やられたかという記憶があった。
この場面でしょうか。
この場面が緊迫感に欠ける理由は、主人公(視点主)が何も行動をしていないのに
勝手に真実が歩いてやって来てくれるからです。
主人公が推理によって真実を導きだしたり、主人公が正しい選択をしたそのアクションの結果、真実が明るみになるような設計じゃないと面白くありません。
同じ理由で、クライマックスでも、組員の方から勝手に主人公に会いに来てくれているので、そこもいまいちだと思います。
何故かというと、「犯人を捜す不条理ホラー」というキャッチコピーの作品だから。
主人公が捜すというアクションをしないと看板通りと言えません。

気になった点は、「なんで増殖するんだろう?」という謎です。
この話は犯人が誰かを捜すことをテーマとされているようですが、
普通は殺したら再生するはずがないので、なんで主人公は再生するように
なったんだろう? という謎の方が気になってしまいました。
例えば、コナンみたいに、組織が研究していた薬を飲まされて、
あるいは注射されたせいで、スパイダーマンみたいに蜘蛛に噛まれて、など、
中盤くらいには理由がわかった方がいいと思いました。

他にも、私ならこうする、という案はありますが、
それを書いてしまっては押し付けになってしまいそうなのと、
創作の楽しいところを横取りしてしまうことになるので、今回はここまでにします。
私もいま、三幕構成を勉強しなおしているんですが、
どういう展開のさせ方をすれば面白くなるかわかって良いので、おすすめですよ。

スレッド: 僕がどんどん増えていく

カテゴリー: 一般文芸

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