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死んでも憑いてくる (No: 1)
スレ主 三本木 投稿日時:
目的:趣味で書く
要望:一緒に作品を作って欲しいです!
キャッチコピー:ヤンデレが、死んでも憑いてくる。
カテゴリー:女性向け
あらすじ
ニーナとシオンは孤児院で生まれ育つ。何事にも無関心なシオンはニーナにだけ懐く。
シオンは月の神子として神殿に見いだされるが、ニーナと一緒じゃないと嫌だと言い張り、ニーナも神殿に行くことになる。
ニーナはシオンを守る神殿騎士になりたいと志願し、騎士見習いになる。
シオンは神子として人々から崇められるが、ニーナにしか興味を示さない。ニーナは周囲から嫉妬を受け孤立する。そんな中、騎士団長のルキウスは他と変わらない態度でニーナに接し、ニーナは好意を持つ。
ニーナは15の年まで厳しい訓練を耐え抜くが、ルキウスに騎士になるのは無理だと宣告される。自分でも薄々才能の無さに気が付いていたニーナは、シオンのもとを去ることにする。
しかしシオンはそれを許さず、ルキウスを追放し、ニーナを自分の側仕えにする。さらにシオンはニーナに悪意を見せた人間を次々に罰し、ニーナは針の筵になる。
ニーナは神殿を逃げ出す。街に居場所を見つけ楽しく暮らすが、シオンの捜索により見つかり、連れ戻される。
ニーナはシオンに監禁される。追い詰められたニーナはナイフを自らに突きつけ、シオンを脅して脱出しようとする。しかし、揉み合いになりシオンを殺してしまい、ニーナは神子殺しの下手人として追われることになる。
追っ手に捕まり殺されそうになったとき、シオンの霊が現れ追っ手を殺す。シオンはニーナに恨んでいないと告げ、これからもずっと一緒だと笑う。ニーナはシオンを除霊し、自由の身になることを誓う。
ニーナはルキウスと再会する。シオンに呪われたルキウスは究極の霊媒体質になり、日常生活もままならないでいた。ルキウスはニーナに冷たい態度を取り、ニーナは落ち込む。
しかし、突然ルキウスがニーナにべたべたしだし、ニーナは慌てる。実はシオンがルキウスにとりつき、勝手に肉体を動かしていた。
ニーナとルキウスは何とかしてシオンを祓おうとするがうまく行かない。
いろいろあってニーナはシオンとルキウスの両方と恋仲になる。
キャラクター
ニーナ シオンと同じ孤児院育ちの娘。気が強く、おしとやかな遊びより剣を振り回す方が好き。ルキウスに淡い恋心を抱いている。
シオン 月の神の寵愛を受ける少年。強い力と美しい容姿を持つが、無感動でニーナにしか関心がない。
ルキウス 元神殿騎士団長。公平で義侠心があり、ニーナに対しても普通に接してくれた数少ない人間。シオンの怒りを買って呪われ、いつも霊につきまとわれるはめになった。
作者コメント
はじめまして。三本木と申します。
ヤンデレが出てくる話が好きなのですが、たまにはヤンデレを返り討ちにする強い女の子がいてもいいんじゃないかと思い考えました。
最後は主人公がヒーロー2人と恋仲になるようにしたいのですが、「色々あって」の部分が思いつかず、悩んでいます。何かアドバイスをいただければ、幸いです。
死んでも憑いてくるの返信 (No: 2)
投稿日時:
ラストをニーナがルキウス・シオンの両方と恋仲にする形だと、ルキウス・シオン間の人間関係改善が一番難しそうですねぇ。
ニーナ・ルキウスはニーナは既にルキウスを好き。ルキウスはちょっとニーナに冷たい態度を取ってますが、シオンへの恨みの八つ当たりっぽいと思うので、そこのわだかまりが解ければニーナ自身を嫌う理由は無さそう。むしろ年齢差とか、呪いのせいで迷惑かけそうなところを気にしてルキウスの方が身を引くか?
ニーナ・シオンは既にシオンの愛が過剰なので、ニーナがそれを受け入れられるかどうか。シオンがちょっとやりすぎてる所があるけれど、元々は幼馴染で意図的ではないにしろ殺してしまった負い目もある。ニーナが上手くシオンに首輪をはめる形で収まりそうに思えます。
問題はシオン・ルキウスで・・・
シオンから見れば自分以外のニーナの恋人など許容できないだろうし、ルキウスから見れば職を奪われ、日常生活も困難になる呪いをかけられ、取り憑かれと許す理由が見当たらない。でも、最終的には仲良しとまでは言わずとも互いの存在を認め合うレベルまでは関係改善しないとニーナとしても安心して両方と付き合えないはず。
喧嘩する二者を仲直りさせる方法となると、ベタですが「共通の敵」かなと。
幸い(?)ニーナは既に神子殺しとして月の神の神殿に追われる身。追加の追手が強者でシオンとルキウスはニーナを守るために仕方なく共闘。そのうちに連帯感が生まれてくる、と。
極端な話、月の神ご自身が関わってきてもいいわけですし。だって、寵愛する少年が別の少女ばかり見てるんですよ。ギリシャ神話ならニーナが殺されて星座になる流れです。実は監禁中のニーナがナイフを手に入れたこと自体が月の神の干渉で、死ぬはずだったのはニーナの方、なんて展開もありなのかなと妄想してみます。
何かの参考になりますれば。
良かった要素
ストーリー
死んでも憑いてくるの返信の返信 (No: 3)
投稿日時:
返信ありがとうございます!
誰かに小説の相談をするのは初めてだったのですが、こんなに詳しく考察していただけて嬉しいです。
そうなんです。最終的にシオンはルキウスの体に居候させてもらう形にしようと思っているのですが、どうやってそこまで持っていくか悩みます。
シオンとルキウスの共闘は自分でも考えていたところです!
月の神が関わってくるのも良いですね。自分では思いつきませんでした。
一応、ぼんやりとですが最後までのイメージはあって、まとめるとこうなります。
・ルキウスと再会。一緒にシオンを除霊しようとするが、うまくいかない。
・ なんらかのきっかけ→ニーナとルキウスが両思いになる。
・シオンが嫉妬で悪霊化し、ニーナはルキウスと協力して事態を収める。
・シオンが消える。
・ニーナはシオンへの思いに気づく。
・ニーナのピンチ。消えたはずのシオンが現れ、ルキウスと共闘してニーナを助ける。→和解
・ニーナはシオンとルキウス両方と恋仲になる。
ここから具体化していかないといけないのですが、なかなか思い浮かばず。
元々最初に思いついたのは「死んでもついてくる」という言葉でした。そこから、死んでまでつきまとうならヤンデレかな。どうせならヤンデレを返り討ちにした方が面白いな。主人公が人を殺してしまうような状況ってなんだろう……と想起していった感じです。
なぜその状況になったのかは、割とスムーズに思いつくのですが、問題をどう解決するかで詰まってしまうようです。
貴重なアドバイスをいただけたので、何とかこの先を形にしていきたいと思います。