小説のプロット相談掲示板

エニシダさんの返信一覧。最新の投稿順1ページ目

元記事:夢を食むの返信

萩野真帆が体験した出来事としては上手くまとまっていると思いましたよ。

ただ、主人公常盤雅巳で、ワトソン役が萩野真帆という話には、あまりなっていないように感じました(ごめんなさい)。

もっと二人が絡んで関係性を築かないと、相棒という雰囲気は感じないと思いました。
序盤で萩野真帆が彼に依頼して、彼と接するうちに、彼の人となりを彼女を通して伝えるとか、そういった工夫があると良かったと思いました。

色々と気になることを書きましたが、あくまで個人の意見なので、
合わなければ流して頂いて構いませんので!

プロットの書き方、とてもお上手ですね。
すごく分かりやすかったですよ!
私のプロットはすごく雑なので、尊敬です!
ではでは、失礼しました。

上記の返信(夢を食むの返信の返信)

スレ主 エニシダ : 0 投稿日時:

ふじたにかなめさん、はじめまして!
プロットを褒めていただきありがとうございます!

二人のからみが弱いですよね・・・
構想中、話の中盤くらいで雅巳を登場させて真帆と関わらせようとも思ったのですが、ダラダラと長くなり分かりづらくなってしまいまして・・・
なら、いっそのこと雅巳の登場を最初と終盤に絞って、コンパクトにまとめてしまおう、と削った結果こんな感じになってしまいました。

シリーズものの第1話で、言わば二人の出会い編だからと安直に考えていました。
貴重なアドバイスありがとうございました!

スレッド: 夢を食む

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元記事:異世界での俺のパワハラ事情を聞いて欲しい(BLです)

BLですが、プロットにつまり、藁にもすがる思いでこちらに相談しにきました。もし禁止されておりましたらすぐに削除致します。

友人にプロットを見せたところ、どこを直せばいいのかわからないが、壮大な割にストーリーが雑と言われ、どうすればいいのかわからずにおります。

助言をお願いいたします。

上記の返信(異世界での俺のパワハラ事情を聞いて欲しい(BLです)の返信)

投稿者 エニシダ : 0 投稿日時:

ちむすぶさん、はじめまして!
プロット読ませていただきました!

私が気になったのは、タイムスリップ設定についてです。
・なぜ、過去から来てしまったのか?
・異世界人だから魔法を無力化できる。しかし、本当は異世界人ではなく、タイムトラベラーだった。では、なぜ魔法を無力化できたのか?

カイラスとハクギンが魔法を無力化できるコウを利用するため、過去から連れてきた、という事でしょうか?
魔法を無力化できるのは、コウが過去の人間だからなのでしょうか?
それとも、コウが特別な存在なのでしょうか?
また、現段階のプロットからは、タイムスリップ設定が、活かせていないと思います。これからの展開で、からんでくるのでしょうか?

異世界ファンタジーと見せかけて、実はタイムスリップだったという発想は面白いと思いましたので、この設定をストーリーにどう組み込むか、を考えてみてはいかがでしょう。

長所。良かった点

異世界召喚と見せかけて、本当はタイムスリップという発想

良かった要素

設定

スレッド: 異世界での俺のパワハラ事情を聞いて欲しい(BLです)

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元記事:異世界での俺のパワハラ事情を聞いて欲しい(BLです)の返信の返信

エニシダ様、ご指摘ありがとうございます。

・なぜ、コウが過去から来てしまったのか?
カイラスの目的(国家転覆)を果たすには力が必要でした。そして、魔法に頼りきった戦争を打破するには魔法が効かない人物が必要でした。なので、カイラスはハクギンに頼み、魔法を効かない人物を持ってくることになった。
ハクギンは今より650年ほど前の人間だったら魔法が効かないので、タイムマシンを使用し、偶然コウをタイムスリップさせた。

・異世界人だから魔法を無力化できる。しかし、本当は異世界人ではなく、タイムトラベラーだった。では、なぜ魔法を無力化できたのか?
この世界の魔法は600年前の流行病を克服した人々の世界です。しかし、そのウイルスは体内に潜伏しています。ウイルスの副作用で人々は自分や他のウイルス潜伏者に対して「魔法」を使用できるようになりました。
しかし、650年前の一部の国の人々は幼少期に打った他の病気のワクチンが作用しウイルスにも耐性があるので、コウは流行病にもかからず、魔法が効かないのです。

それぞれ考えていたのですが、組み込みきれずにつくっただけの設定にはなっておりました。

タイムスリップを組み込むというのは私も設定をつくっただけになっていると指摘で実感したので、アリスがコウを騙していたのを知った後に、ハクギンに元の世界に戻してくれというエピソードを書けば伝わるかな、と思いますが、いかがでしょうか

上記の返信(異世界での俺のパワハラ事情を聞いて欲しい(BLです)の返信の返信の返信)

投稿者 エニシダ : 0 投稿日時:

今のプロットではタイムスリップ設定を組み込めていないというのは、「コウがこの世界に来た原因」を「タイムスリップ」にしなくとも、物語が成り立ってしまっているという意味です。

「タイムスリップ」という設定を出さなくても、「異世界召喚」だけでストーリーは成立しています。
人類衰退の原因となったウイルスについても、この設定を使わなくても「異世界召喚」だけで矛盾なく物語を組立てる事ができます。
むしろ、ウイルス等の説明を省ける分、異世界召喚にした方が分かりやすくなります。
じゃあ、ただ単に異世界召喚でもいいのでは?となってしまいます。

そうならないためには、「タイムスリップ」である必要性を持たせなくてはいけません。
つまり、コウが過去から来たからこそ、ここが異世界ではなく未来世界だからこそ、展開できるストーリーを考えなければいけないのです。

魔法はウイルスの副作用により生まれたとのことでしたが、この設定をもっと物語にからめてみてはいかがでしょうか?

例えば、体内に潜伏していたウイルスに何らかの異変があり、ワクチンの効力が効かなくなり再び発症してしまった……とか
アリスも発症してしまい、コウは原因を探っているうちに、ここが異世界ではなく未来の地球だと知る……とか
実はこの異変には、探し人のウサギが関わっていた……とか

あくまで例えですので、こうしろという訳ではありません。
実際にどういう展開にするかは、ちむすぶさんの自由です。
少しでも参考になればいいのですが。
では、失礼しました!

スレッド: 異世界での俺のパワハラ事情を聞いて欲しい(BLです)

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元記事:ログラインの評価をお願いします

最近小説を書き始めた小説のたまごです。今構想を練っている途中なのですが、この企画は客観的にみて面白いのでしょうか。アイデアや修正点などあれば教えてほしいです。

上記の返信(ログラインの評価をお願いしますの返信)

投稿者 エニシダ : 2 投稿日時:

はじめまして。エニシダと言います。

読ませていただきましたが、正直、これだけの情報ですと面白いかどうかは分からないです。

主人公とヒロインがどういう性格なのかも分からないですし。
作者自身がどういう物語を作りたいか、だけでも教えてもらいたいです。

これは主人公とヒロインの恋愛ものということでいいんですよね?
ならば、その恋愛には何か障害があって、それを乗り越えていくのが、シンプルな流れですかね。では、その障害とは何かを、考えてみてはいかがでしょう。

それとも、主人公がヒロインに恋に落ちるというのは、動機・切っ掛けにすぎず、物語的には別の目的があるのでしょうか。

例えば、桃太郎で言うと。
育ててくれたおじいさんとおばあさんを助けたい、というのが桃太郎の動機。
そのため困らしている鬼を退治する、というのが物語の目的。
主人公の動機がストーリーのスタートであるのに対し、物語の目的はストーリーのゴールになります。

主人公がヒロインに恋をして、成就させるために奮闘するという話にすることもできる。
また、恋をしたことはあくまで主人公に行動を起こさせる切っ掛けにすぎず、物語を進める中で別の目的が出て、それを解決する話にすることもできます。

桃太郎も始めはおじいさん達のための行動でした。
しかし、鬼達は実は人間から迫害を受けていて、仲間を守るために仕方なく人間を襲っていたという設定にしたとします。
桃太郎は鬼に同情し、対立する両者を和解させようとする。
すると、物語の目的は二つの種族の和解になり、もうおじいさん達は、関係なくなります。
始まりと終わりが、必ず同じ方向を向いているわけではないんですね。

灼熱氷菓さんのお話は、どういう物語なのでしょうか?
まずは、物語の落とし所から考えてみてはいかがでしょう。

駄文失礼しました。
参考になれば幸いです!

良かった要素

設定

スレッド: ログラインの評価をお願いします

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元記事:ゲームの勇者と入れ替わりました。

異世界転移・転生はつまらないので、お互いが自分の身に起きた事態に困惑しつつも2人で協力していく内容にしていきたいと思います。
それで今後の展開についてどうやって話を進めて行けば良いか分からないので、皆さんからアイデアを募集して行きたいと思います。

上記の返信(ゲームの勇者と入れ替わりました。の返信)

投稿者 エニシダ : 0 投稿日時:

あまり入れ替わりものを読まないので、参考にはならないかも知れませんが…

良明とカイトの、それぞれが解決する問題を、どう区別化するか考えてみてはどうでしょう。

良明は普通の高校生なので、人間的な成長やゲーム世界のキャラ達と衝突で、色々と展開を作りやすそうだなと思います。
反対にカイトの方は、真面目で正義感が強いとあるので、人格者っぽいです。しかも文武両道で実力もある。良明とは違い、すでに完成されたキャラです。
なので、良明と同じ課題を与える訳にはいきません。

ならば、どういう問題をカイトに解決させるかを考えてみてはどうでしょう。

あとストーリー的にも、二人の視点それぞれに違いを作った方がいいと思います。
良明ストーリーでは戦闘メイン、カイトでは謎解きメインみたいな。

同じことを二人にさせては、せっかくのダブル主人公設定が活かしきれないので。
それぞれ別の角度から、物語の真相に近付けてみてはいかがでしょう。

長所。良かった点

ラノベでダブル主人公ものは珍しいなと思いました。うまく作ればとても面白くなると思います!

良かった要素

ストーリー 設定

スレッド: ゲームの勇者と入れ替わりました。

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元記事:寿国演義 銀鈴、都へ行く

 プロット相談掲示板やプロローグ掲示板に投稿している『寿国演義』の、2年前の話です。プロット相談掲示板やプロローグ掲示板投稿分は、構想を広げ過ぎて、収拾がつかなくなりました。ですので、練習で掌編か、短めの短編の、比較的単純な話を書いてみようと考えました。

 ついては、特に以下の2点にご意見をいただけませんか。また、それ以外にも、お気軽にご意見をいただければ幸いです。

 1、お見合いの仕掛け開示のタイミングは?

 今回は基本的に「銀鈴視点」で進めるつもりです。以下のお見合いの仕掛けは、時系列順に仕掛ける場面を書いたほうが良いのでしょうか。それとも、最後に仕掛け人一同で、銀鈴不在の打ち上げ会をして「こういう仕掛けをしましたけど、うまくいって良かったですね」と話させたほうが良いのでしょうか。

 ・仁瑜が銀鈴の履歴書を見初める場面。
 ・忠元が食堂車に、仁瑜と銀鈴を相席にするよう頼む場面。

 2、銀鈴に同行するのは、引率の女官だけで良いのか?

 掌編でキャラを増やすのが良くないとは承知しています。ですが、「ツッコミ役」として、銀鈴と同じく、後宮太学の志願者で、高飛車でそこそこいい所のお嬢様を出したほうが良いのか? とも考えています。

 いくら銀鈴が物怖じしない性格とはいえ、予備面接の時に少々話をしているぐらいの相当目上の引率女官相との2人旅ではしゃげるのか? との疑問もあります。

上記の回答(寿国演義 銀鈴、都へ行くの返信)

投稿者 ヘキサ : 0 投稿日時:

あー、「銀」と元気だけが取り柄の少女皇后ってどっかであったなって思ってたらあれだったんですか、私ジブリのアニメのほうしか見てませんが。
そうすると、裁判もののほうのモデルはあれかな、宋の名判事。滝口琳々の「北宋風雲伝」しか見たことないけど。

他の人とのやりとりで白熱してそうなところで何だけど
・悪役を出さずに「山場(障害)」を出すにはどうしたらいいか?
これですが、実は旅ものはいちばん「人以外の障害」が出しやすいジャンルです。
西遊記で「腐った柿が道を塞ぐ場所」を「猪八戒が巨大化して撤去」しましたが、旅ものは、行き先を塞ぐものがあれば、それが戦いでなくても何でも盛り上がります。というか、何があっても乗り越えないといけない。

水戸黄門でも、大雨続きで宿に足止めをくらい「いいねーあんたらは金に困ってなさそうで」と言われるくらい、貧乏人にとっては死活問題だったり。
何があったら鉄道が止まるか? を考えてみてはどうでしょうか。

あと、余計なことかもしれないけれど、もし今後「裁判もの」をやりたいのだとしたら、銀鈴の行動力、バイタリティの高さはどこかで印象づけないといけないんじゃないのかな。どう考えても彼女は(頼まれなくても勝手にやる)実行部隊だと思うので。

「天は赤い河のほとり」の外伝では、ヒロインが皇后になっても地方をうろついてトラブルに自ら足を突っ込む、何年経とうと少女の外見のままのキャラクター、という後日談がありましたが。

結局のところ主人公に欲しいものって行動力だけだと思うんよ、それ以外は好きにすればいいと思うけど、これがないと話ができないから。

スレッド: 寿国演義 銀鈴、都へ行く

カテゴリー: キャラ文芸

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元記事:スローライフル

どうも初めましてバリバリの初心者です。最近Among 〇s で遊んでいた時に思いついたストーリーです。まだキャラクターの名前も見た目も浮かんでおりません。ただシリアスなスローライフというジャンルで書いていければなと考えています。今回欲しい返信内容は途中の物語の一例、キャラクターの細かい設定などです。それ以外にも単純に思ったことや、もっとこういう役職あるよって方は返信お願いします。

上記の回答(スローライフルの返信)

投稿者 : 1 投稿日時:

話を頑張って作ろうとしてるのは偉い。
でももっと、誰に読んでほしいかを考えて話を書いてもいいかもね。
異世界だからなろう好きなのか、アモアス遊んでるフレとかかなり狭い範囲なのか。
誰に向けて書くかを考えるとこちらとしてもアドバイスしやすいかなーって思います。
あと興味なかったらごめんだけど、人狼系を題材にしたシナリオ重視のゲームなどもあるので話作りの参考になるかもしれません。
「グノーシア」とか「レイジングループ」とか。
役職名は違うけど、やってること思いっきり人狼なので小説を書き起こすときのなにか参考になるかも。

スレッド: スローライフル

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

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元記事:花男爵の遺言

こんにちは、カイトと申します。

以前見ていただいたプロットを大幅に手直ししてみました。「物語の基本」を押さえることに重点を置いたため、オリジナリティはほぼありませんが、「物語」進行、展開としてはいかがでしょうか。

前回と同じく、以下の三点についてご意見いただけると嬉しいです。
・ストーリー、キャラクターに多少なりとも興味を引かれるか
・あらすじが破綻していないか
・ツッコミどころ、物足りなさ

よろしくお願いいたします。

上記の回答(花男爵の遺言の返信)

投稿者 さる・るるる : 1 投稿日時:

■2.あらすじが破綻していないか

残念ながら、まだ、プロットとして、ジャッジするレベルにはありません。
とりあえず、高慢な貴族のダニエル(男)に、庶民のオリヴィア(女)が
恋をする話として仮定して、基本的な流れをご説明します。

まずは、三幕構成(起承転結)。
ファーストシーンは「最悪の出会い」、ラストシーンは「両思い」です。
となると、真ん中の部分は、「好きになっていく過程」となります。

次に、「人物配置」と「性格づけ」。そして「対比」。
主人公はオリヴィア、相手はダニエル。
そして、関係は、必ず、「対比」させます。
つまり、オリヴィアは「女」、ダニエルは「男」。
オリヴィアの「庶民」に対して、ダニエルは「貴族」といった具合です。
もちろん、性格も同じです。
オリヴィアは「いい人」で、ダニエルは「ヤな奴」です。

ただ、これでは、人物が不足しています。
つまり、ダニエルの「ライバル」を登場させましょう。
そう、三角関係を作るのです。三角関係は、物語の基本です。

そして、ここもまた、「対比」を意識して、
ダニエルの「ヤな奴」に対し、ライバルは「いい人」にしましょう。
ライバルは、「貴族」でも、「庶民」でも、どっちでもいいです。

つまり、オリヴィアから見れば、
性格の悪いダニエルを選ぶか、性格のいいライバルを選ぶか、という構図になります。
そして、もちろん、ヤな奴のダニエルとくっつくように作らなければなりません。

そこで、“美点(良いところ)”と
“欠点(悪いところ)”を【意識して】作っておく必要があります。
主人公のオリヴィアは10のうち、9の「美点」と、1の【欠点】を考えます。
そして、ダニエルは、1の【美点】と、9の「欠点」を考えます。

ここが【最も重要なポイント】です。
オリヴィアの「欠点(悪いところ)」と
ダニエルの「美点(良いところ)」は【対比である(セットである)】ということ。

例えば、オリヴィアは、【慎重に考えてから、行動】します。
しかし、考えすぎてしまい、実は、行動に移せないことが多いのです。
そして、ダニエルは、【後先も考えず、すぐに行動】します。
そのため、失敗も多いが、実は、目標に向かって確実に進んでいるのです、といった具合です。

つまり、オリヴィアの「足りない部分」を、ダニエルが「持っている」という点です。
主人公が「最も欲している部分」が、ダニエルには「ある」のです。

そして、オリヴィアの抱えている「問題や障壁」は、
この部分を解放してあげることによって、解決へと繋がるようにように作ります。
ここが、一発逆転となる「大きなターニングポイント」です。

実は、ヤな奴の「美点」は、とっても目立ちます。
怖そうなヤンキーが、雨の中、捨て猫を拾っているシーンと同じです(笑)。
つまり、ヤな奴だと思い込んでいたのに、実はいい奴だったと。
そこをきっかけに、さらに自分の思い込みを、ひっくり返していく事実が出てきて、
主人公は、ヤな奴を見直し、恋に落ちていくのです。
ま、ギャップ萌えですな。

それゆえ、自分の勝手な思い込みをたくさん作っておいて、
それを、ことごとく、ひっくり返していくのです。
読者の予想を裏切っていく展開にしていく、と。

例えば、「貴族だから、好きなことを、なんでもできるのだろう」とか、
「貴族だから、自由な時間がたっぷりあるのだろう」とか、
「貴族だから、お金には全く苦労しないのだろう」とか、です。
だから、私は、貴族と同じようにできなくて、当然だと。
自分に、都合のいい「言い訳」を、用意しているワケですね。

しかし、ダニエルと出会い、
物語後半から、自分の考えが、まったく間違っていたことに気づくのです。
今まで心に根強くあった貴族への偏見が、
ダニエルと会うごとに、どんどん消えていくように作って行きます。
そして、オリヴィアは、ついに【自分自身と対峙する】ハメになります。
そこで、次に、自分がどんな行動に出るのかで、物語が決まってきます。
ここも、かなり重要なポイントです。

ここで、展開の参考となる映画作品をご紹介しておきます。
「こんな夜更けにバナナかよ」というノンフィクションを、映画化した作品です。
小説よりも、映画の方が、理解しやすいですので。

ここで取り上げる部分は、【三角関係(映画のオリジナル部分)】です。
・筋ジストロフィーの超ワガママ野郎・鹿野(大泉洋)。
・イケメン医大生の超いい人・田中(三浦春馬)。
・田中の恋人・美咲(高畑充希)。

美咲から見て、「鹿野」を取るか、
「田中」を取るか、という選択肢は、
どこをどう考えて「田中」しか、考えられません。
もともと、田中の恋人ですし。

しかし、誰もが予想しなかった展開となります。
美咲(女性)の視点ですが、男でも共感できます。

それは、鹿野を「男としての魅了」ではなく、
「人間としての魅力」を描いているからです。

詳しく解説はいたしませんが、
女性視点でも、男女ともに、グッとくるシーンを作るための「手順」と、
その「伏線」を、ここで学んで欲しいと思います。

だらだらと書きましたが、プロット作りの基本は、
主人公の、感情の変化(成長の過程)を、誰もが分かるように見せることです。

ラストで、主人公が感情を爆発させるためには、
かなりのタメ(問題や葛藤・伏線)を必要とします。

そのタメが、どれぐらい必要なのかは、経験値なのかもしれませんが、
ラストから逆算して作ると、わりかし、作りやすいと思いますよ。
ではでは。

スレッド: 花男爵の遺言

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

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