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回答者 慈雨
添削した俳句: 新緑の山はモザイク丘の上
東野宗孝さま、こんばんは。
熱心に勉強されていますね。NHK俳句は勉強になりますが、けっこう難しいですよね。私は俳句を始めた頃に見て「これは自分にはまだ早い」と悟ってしばらく封印してました(笑)。
さて、さっそく夏の句ですね。新緑、爽やかな季語です。
(できれば、コメント欄に句の意味も書いてくださると助かります)
〇「山はモザイク」がちょっとよくわかりませんでした。モザイクがかかったように視界不良で、よく見えないということですか?
そうだとすると「新緑」という、若葉の鮮やかな色彩を示す季語を使っていることに違和感を覚えます。明確に見えてこそ認識できる季語だと思うので。
〇下五「丘の上」というのは、作者のいる場所ですかね?丘の上から山を見ているということ?
これは何のために入れた情報なのでしょうか?ちょっとわからず、、教えてくださると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
点数: 0
回答者 慈雨
添削した俳句: 母の日やカーネーションも物価高
ネギ様、こんばんは。
本当に何もかもが値上がりしていますね(花はチェックしてませんが、やっぱり上がっているのですか?)。
〇「母の日」「カーネーション」の季重なりですね。
季重なりはNGというわけではないですが、母の日と言えばカーネーション、カーネーションと言えば母の日。さすがにどちらかでいいと思います。
〇カーネーションも値上がりしています、という説明調の句になっているのが気になります。ニュースの見出しみたいな印象が…。
何か具体的な映像を入れたいですね。
・母の日や今年の花は手製なり
・母の日やハンドメイドの贈り物
なぜ手製なのかは読者の想像に託していいのではないでしょうか。
どうしても物価高だと伝えたい!ということでしたら、
・値上がりの中を母の日迎へけり
とか。
またよろしくお願いいたします。
点数: 0
回答者 慈雨
添削した俳句: 走り去る終バス遠き蛍かな
東野宗孝さま、こんばんは。
走り去る、ということは最終バスに乗り暮れてしまったシーンですかね。
バスが行ってしまい呆然とした中、遠くには蛍の光が見えているーーと鑑賞しました。
「かな」は句全体を優しく包む切れ字なので、「終バス/遠き蛍かな」と切れを入れない方がいいと思います。
・終バスの去りて遥けき蛍かな
…と思ったら、コメントによると「バスのテールライトが蛍の光に見えます」と。
つまり蛍は実際には目の前にいないのですね。。
プレバトなんかでもよく夏井先生が指摘していますが、季語
を比喩として使うのはやめた方がいいですよー(季語の力が限りなく弱くなるため)。
またよろしくお願いいたします。
点数: 0
回答者 慈雨
添削した俳句: 競馬好きこのダービー馬の父かな
小沼天道さま、こんばんは。
競馬やられるんですね~。私はリアルには分からないですが、昔はダビスタに嵌ってました(笑)。
御句、すみません、ちょっと辛口になりますが、私には意味が分からず…コメントを読んでも、うーん。。難しかったです。
〇「この」をつけても「今ダービーが行われている」という意味にはならないのでは。
私はテレビか何かでダービー馬(以前にダービーに勝ったことがある馬)が映っていて、「このダービー馬は…」と会話しているシーンを思い浮かべました。
〇「競馬好き」なのは誰なのか、迷いました。
「ダービー馬」が競馬好き?「ダービー馬の父」が競馬好き?それとも「私は競馬好きです」という作者の自己紹介?
まあさすがに作者だろうな…とは思えるのですが、非常に説明感があり、中七下五との関係も見えづらい印象です。
〇「このダービー/馬の~」なのか「このダービー馬の~」なのかわかりにくい気がします。
〇「かな」が切れ字と思えず…「父なのかな?」という疑問の意味なのかとしばらく悩みました。
・ダービーや血統に忘れがたき名
リズムが良くなくてイマイチですが、一応置かせてください。
またよろしくお願いいたします。
点数: 0
回答者 イサク
添削した俳句: 競馬好きこのダービー馬の父かな
こんばんは。
説明が多くて苦しい句です。
◆季語を主役とせず、季語以外の部分の説明に使っていますね。
そうすると、季語が「季語ではない部分の説明の【道具】」になってしまうので、季節感が出にくくなります。
◆「競馬好き」という自分(作中主体)の説明はしたくないところ。
言わずに「競馬好きなのでは?」と思わせたいところです。
◆この句の「かな」は詠嘆ではなく疑問なのですかね?
「父かな?」とつぶやいている感じですかね?
あまり好ましい下五「かな」ではないですね。
リズムを崩している効果もあまり感じません。むしろ「五七五に整えきれなかった句」のように感じています。
そもそも競馬好きなら血統を知る・気にする・調べるのは当たり前、と私は思っています。私は特に競馬好きではありませんが、身近な競馬好きを知る限り、ほぼそうです。
なので、この句は、「ダービー」など競馬用語を入れれば、それ以上は説明しなくていいことを、わざわざ説明している気がしてなりません。
それを前提で、元句の句意に近いように提案句をひとつ作ってみます。
季語を主役にするという意図を入れてみますが、
・東京優駿この馬はあの血統か
やはり近いですし、説明臭い気がします。
点数: 0