秋深し男の作るナポリタン
作者 腹井壮 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
古酒の晩男が作るナポリタン
回答者 三日酔いの防人
腹胃壮様こんにちは。森澄雄氏の句ですね。本歌取り面白いですね。原句は取り合わせの句であり、取り合わせは季語選びと、取り合わせるものとの切れが重要だと思います。
大変恐縮ですが一つ、『秋深し男の作るナポリタン』食事の際に詠んだものかと思います。原句の季語『名月や』一目で秋の夜の情景が浮かびます。『秋深し』様々な情景が浮かんでしまい、原句に嵌めた場合季語がぼやけてしまいます。後半の男が作るナポリタンが生きてきません。余程の季語選びができなくては成功しないでしょう。であれば、季語に時間帯やストーリー性を持たせて詠うのもありかと。私は『古酒の晩』として時間帯を出しながら、男の一人酒を詠みました。長々とすみませんでした。本歌取りたまにしてみるのも良い経験ですね。
点数: 1
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「秋深し男の作るナポリタン」の批評
回答者 ハオニー
これは率直な感想がほしいのですね
取り合わせの意図がどのように反映されたのか、先入観なく判断してもらいたいのですね
「秋深し」ですから、真っ赤な紅葉の降る光景を想像しました
男のつくるナポリタンとありますから...
クマさんのような体格の豪快な男性が、とっても真っ赤なナポリタンをつくった
と私は読みました
この句を手直しするには、作者さんの目指したイメージが分からない限り出来ません
私なら、赤のイメージを強くするために
紅葉降る男のつくるナポリタン
なんて、少し寂しさを思わせる句にしようかなと思います
点数: 1
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「秋深し男の作るナポリタン」の批評
回答者 森田拓也
腹胃壮さん
こんばんは
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。
『本当の俳句を求めて』ついに届きましたよ(笑)
今から読むんですけどね。
それと、俳句のための文法書4冊と漢字辞典・漢和辞典も買いました。
やっぱり、僕はどうしても、有季定型俳句を極めたいです。
今から、ちょっと川柳添削道場さんも見学してきますね。
どうもありがとうございます。
本歌は、森 澄雄さんの句ですね。
でもでも、僕は本歌よりも、この腹胃壮さんの句の方が、
魅力を感じます。
どういう点に魅力を感じるかといいますと、
本歌よりもモダンでおしゃれな雰囲気がします。
森 澄雄さんの本歌は男の力強さが前面に出過ぎてるような気がするんです。
日本料理から、イタリアンへの発想の転換が興味深いです。
「ナポリタン」というお言葉がすっと発想として表現されることに、
やっぱり、腹胃壮さんの俳句の個性を感じます。
点数: 1
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一読してわかるように
名月や男の作る手打ち蕎麦
の本歌取りです。
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