カフカ魅すお城を照らす名月やの批評
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: カフカ魅すお城を照らす名月や
森田拓也様、こんばんは。カフカ作の『城』私も読んだことはありませんが、面白そうな作品ですね。城を訪れた主人公がなかなかお城にたどり着けないのだとか。
句意では、お城を照らす美しい月にカフカ本人が見惚れている様子ですね。
名月は照らされるものですので照らすは推敲できると思います。語順を変えて見惚れた様子を素直に詠ってみましょう。
名月の城にカフカは見惚れたり
点数: 2
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: カフカ魅すお城を照らす名月や
森田拓也様、こんばんは。カフカ作の『城』私も読んだことはありませんが、面白そうな作品ですね。城を訪れた主人公がなかなかお城にたどり着けないのだとか。
句意では、お城を照らす美しい月にカフカ本人が見惚れている様子ですね。
名月は照らされるものですので照らすは推敲できると思います。語順を変えて見惚れた様子を素直に詠ってみましょう。
名月の城にカフカは見惚れたり
点数: 2
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: 夏の空入道雲が涙して
会田様、こんばんは。ハオニー様御指摘のとおり季重なりですね。『入道雲が涙して』よいフレーズですね。涙には、怖い、悲しい、悔しい、嬉しい、はたまた笑い涙なんて言葉もありますね。入道雲はどんな涙の雨を降らしたのでしょうか。こんなことも考えると句の幅が広がることでしょう。私は単純に涙イコール怖いとして鬼瓦を使いました。一句失礼します。
鬼瓦入道雲も泣きにけり
点数: 3
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: 三陸の漁師に加護を三社祭
腹胃壮様、こんばんは。三社祭の神様が漁師だったとは知りませんでした。大変勉強になりました。まとまりの良い句だと思います。一点だけ三陸の漁師とすると少し限定的に捉えしまう可能性があり気になりました。漁師に程よい距離の言葉でも良いかもしれません。私は『大漁』として提案させて頂きます。
大漁の加護三陸へ三社祭
点数: 1
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: 寄せ鍋で世間の寒さ吹き飛ばし
会田様、こんばんは。寒い日の寄せ鍋は格別ですね。この句はご友人と鍋をつつきあいながら愚痴でも語り合っている様子が浮かびました。
まず、寄せ鍋と寒さで季重なりになる可能性があります。世間の寒さとは何か、ここがポイントですね。愚痴であれば素直に愚痴という単語を入れるのも手ですよ。
一句失礼します。
鍋つつき語り友なる一字かな
今年の一字はお前のことだよなんて感じの句にしました。
点数: 1
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: はなびらの点字なぞれば桜かな
森田拓也様、お早うございます。良い句かと思います。着眼点、発想力のいずれも秀逸であると感じました。句意についても納得します。盲人の方が春の訪れを感じている様子、風や周囲の音、触感、そこに駄目を押して点字がくる。素晴らしいと思います。一つだけ推敲の余地があるとすれば上五ですね。中七、下五で花や花びら的な点字をなぞったのは確実です。(違う捉え方であればすみません)ですので、原句も素晴らしいのですが、上五で違う言葉を持って来れば劇的に変化する句だと思います。
点数: 2
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