寒灯や岬の先の一つまで
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: 寒灯や岬の先の一つまで
大浦美津子様、こんにちは。良句かと思います。季語と岬の取り合わせは、切れ字も非常に効果的に作用しております。淋しげな情景が上手く切り取れていると思いました。
点数: 2
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: 寒灯や岬の先の一つまで
大浦美津子様、こんにちは。良句かと思います。季語と岬の取り合わせは、切れ字も非常に効果的に作用しております。淋しげな情景が上手く切り取れていると思いました。
点数: 2
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: ピカソ忌や無色に変わる青の時代
森田拓也様、こんにちは。一物仕立ての句ですね。青の時代が無色になる良い表現かと思います。ピカソ忌、4月8日のようですね。忌日の季語について、その人物について、一物仕立てて掘り下げるのはとても難しいことでもあり、勉強になることでしょう。毎年、毎年、回ってくるこの日、世間は春真っ盛り、この状況との対比を上手く描ければこの句は成功と言えるでしょう。強いて言えば、中七の『無色』が無難な印象を持ちました。推敲の余地はあります。一句失礼します。
ピカソ忌や静かなるまま色は失せ
点数: 2
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: 彼岸花ファインダ越しやボードレル
森田拓也様、お早うございます。句を拝見させて頂きました。森田様の着眼点は非常に独創的で日々刺激を与えられます。この場をお借りして御礼申し上げます。
さて、ボードレールの句ですが、ボードレルでは違う人物になってしまうため、字余りになったとしても、的確に表記する必要があります。季語との取り合わせはについては、ハオニー様御指摘のとおり死者を連想させることや作風などから良いと思います。この句で一番難しいところは、ボードレールと季語のどちらに重きを置くかです。情景だけを切り取ると、彼岸花の写真を撮影に行った人物がカメラのファインダーを覗くとそこにはボードレールの亡霊がいたとなります。
つまり撮影者がボードレールに対して深い思い入れがないと句が成り立ちません。私は耽るという言葉を提案させて頂きます。
この際、ファインダーは切り捨てて破調で失礼します。
ボードレールに耽け白き曼珠沙華
点数: 1
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: 運動の第二法則林檎降る
腹胃壮様、こんにちは。日頃から御添削誠にありがとうございます。数字を入れて詠む、楽しい試みですね。別の句も拝見したいところです。
これはまさしくニュートンですね。第二法則、林檎、降るときているので、上五の『運動の』は推敲できると思います。人物を入れて提案致します。
姪を連れ第二法則降る林檎
叔父さんは物知りなんだぞっといった感じを出しました。
点数: 1
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: 初雪や白紙に戻る黒い地図
森田拓也様、今晩は。黒い地図とは斬新でございます。言いたいことはわかります。白と黒、明と暗の対比、良い着眼点だと思います。この句は『白紙に戻る』がキーとなっております。この表現をしたいがために、黒い地図という言葉ができたのかと(違ってたらすみません)感性で詠む俳句も良いことだと思います。しかし無理に対比を使う必要もありません。森田様にとって汚れた世界とはなんですか、
私は欲としました。初雪という季語に求めるのは今年初めてのその白さですね。そこで白を強調します。私は普段リフレインを使ったことはありませんが、強調するには効果的です。一句失礼します。
初雪や五欲へ白く白白く
点数: 2
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