俳句添削道場(投句と批評)

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はなびらの点字なぞれば桜かな

作者 森田拓也  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

こんばんは。
読んで下さり、どうもありがとうございます。

「はなびら」という点字を指でなぞったら、
たぶん、桜だろうなって、盲人の方が思われたという
句意なんですけど。
よろしくお願いします。

最新の添削

やっと読めた点字のさくら花吹雪

回答者 虚俊

「点字」とあれば「なぞる」が要らない。点字が花びらでできていると解釈されてもおかしくない。この二点でしょうか。
実際の桜を想像できるのは前に見たことがあるから。事故などで盲目になったと読み手に想像させるために、字余りではありますが「やっと読めた」と置きました。
さらに、花びらから桜を想像したよりも、桜を思い出して花吹雪に包まれている方が迫力もあっていいかと思いました。
となれば点字で「はなびら」よりも「さくら」の方がしっくりきますかね。音数もぴったり。
やっと読めた点字の「さくら」花吹雪
手直しした俳句の欄に「」を使うと不備があるという扱いになるらしく、こちらの方が最終的なものにいたします。
なかなか面白い句でした。

点数: 2

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

はなびらの点字なぞれば桜かなの批評

回答者 三日酔いの防人

森田拓也様、お早うございます。良い句かと思います。着眼点、発想力のいずれも秀逸であると感じました。句意についても納得します。盲人の方が春の訪れを感じている様子、風や周囲の音、触感、そこに駄目を押して点字がくる。素晴らしいと思います。一つだけ推敲の余地があるとすれば上五ですね。中七、下五で花や花びら的な点字をなぞったのは確実です。(違う捉え方であればすみません)ですので、原句も素晴らしいのですが、上五で違う言葉を持って来れば劇的に変化する句だと思います。

点数: 2

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「はなびらの点字なぞれば桜かな」の批評

回答者 腹井壮

森田拓也さん、おはようございます。

いつも素晴らしい鑑賞を頂きありがとうございます。
紅葉の句のアイデアは良かったですね。自分の技量不足で俳句に仕立てるのは難しそうですがチャレンジしてみます。

掲句に関しての感想は酔いどれ防人さんと全く同感です。
さらに言えば切れ字の「かな」がとても効果的です。
>切れ字はやっぱりある意味で俳句の究極の追求だと感じます。
と仰っていましたが全くその通りです。
初心者へのアドバイスとして俳句を詠む時には無理してでも切れ字を使えという言葉もあります。

上五に関しては酔いどれ防人さんも御指摘されていましたが中七の表現も再考ありと思います。また、桜の立場になるか目の見えない人の立場になるかでも大きく変わる句だと思います。

最近、新規の添削依頼者で森田拓也さん以外にも才能のある方や一気に伸びてしまう方が何人か見受けられます。
正直、こういう方達とコンペで競争したくないので皆さんハイポとか一句一遊に流れていって欲しいです。

点数: 2

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