「カフカ魅すお城を照らす名月や」の批評
森田拓也さん、こんばんわ。
今回の添削依頼は手強いですね。
三段切れ・下五に置いた切れ字のや・季語は名月さらにカフカを全く詠んだ事がないからです。
森田拓也さんは切れ字のかっこよさにとり憑かれていますね。そしてなんとか切れ字を用いて一句を成立させたいともがいているようです。
多いに結構だと思います。自分ももがいています。一緒にもがきましょう。
ここでヒントを1つ。代表的な切れ字にや・かな・けりがあると以前申し上げましたがそれらの切れ字がどこで使われているか他人の句を見て調べてみてください。
ネットでも歳時記の例句でも俳句に関する本でも構いません。ある法則のような物があると思います。
勿論それぞれの切れ字には役割と個性がありますのでそれを把握していなければなりません。
さて添削句も参考句も今回はありません。手強過ぎました。
ですが読書と月をお題にして一句
読み耽るカフカの城や朝の月
たぶん類想です。
では城と月をお題にして一句
三日月や青葉城址に騎馬の像
ハオニーさんに喧嘩を売っているみたいですが私の実力ではここまでです。
添削のお礼として、腹井壮さんの俳句の感想を書いてください >>
こんにちは。
カフカとその代表作『城』をかけて連想しました。
お城(と自らの代表作『城』)を名月が照らしていて、
カフカが感動し魅了されているという句意です。
よろしくお願いします。