俳句添削道場(投句と批評)

三日酔いの防人さんの添削最新の投稿順の13ページ目

若人の背を家路へと春時雨

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 若者の背押して帰す春時雨

満州逆路様、こんにちは。またまた、難しい句意ですね。目の付け所は素晴らしいと思います。
若者と春時雨はこの句のメインワードですので外せませんね。中七は推敲の余地があります。『背押して帰す』押しては省けると思います。

点数: 3

寒灯や連れ込み宿に吸ひ込まれの批評

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 寒灯や連れ込み宿に吸ひ込まれ

腹胃壮様、こんばんは。『連れ込み宿』が『売春宿』でしたらいかがわしいと感じますが、原句ではさほどいやらしさは感じません。
私としては、季語との取り合わせが秀逸と感じました。寒灯という季語、煌びやかなネオンとはほど遠いですね。ポツンとある街灯、街はずれ連れ込み宿に吸い込まれて行く様子は禁断の恋なのでしょうね。吸い込まれという下五も気に入りました。

点数: 2

貝寄風や想い飛ばして指輪ごとの批評

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 貝寄風や想い飛ばして指輪ごと

満州逆路様、こんばんは。想い出を指輪ごと飛ばす…壮絶な状況ですね。貝寄風という季語ですので海に投げたのでしょうね。淋しい季節の季語と感じたので、失恋を詠うのには良いと感じました。ハオニー様の句も素晴らしいですね。やはり俳句は読み手に想像させるのが醍醐味なのだと痛感させられました。
私は別れてから多少時間が経ったカップルということですので
此の頃は環指(かんし)淋しき貝寄風や
と提案させて頂きます。

点数: 2

こもれ日と揺れる眠たげ春の森の批評

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: こもれ日と揺れる眠たげ春の森

木漏れ日は文字通り、木々の間から溢れる暖かな日差しですね。眠たげな春の森にマッチしております。
揺れるは、おそらく木々がそよ風に吹かれている様子でしょう。そよぐという言葉も良いと思います。文法的なものは勉強不足で助言しかねますが、人、生き物など登場人物を入れても面白いかもしれません。
木漏れ日や天女は眠る春の森
と提案させて頂きます。天女が木こりと運命的に出会った様子にしてみました。

点数: 2

画集焚べピカソ逝きたる日の決意

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 画集焼き画家を挫折すピカソ忌に

森田拓也様、こんばんは。様々なドラマがある句ですね。それだけに17音に収めるのはなかなか難しいですね。腹胃壮様御指摘のとおり似通った言葉が並んでいる点は気になるところです。ピカソ忌という言葉、季語に当たるか分かりませんが調べると4月のことのようですね。物事に挫折するということは、必ず新たな何かを始めたり、心境が変化していることでしょう。私は挫折という言葉から決意として、ネガティヴな雰囲気を減らし提案させて頂きます。

点数: 1

三日酔いの防人さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

玉子酒頑固親父の曳く屋台

回答数 : 5

投稿日時:

たなごころ熟れしトマトの脈拍や

回答数 : 8

投稿日時:

新作のルージュは果てて秋渇き

回答数 : 4

投稿日時:

ケロイドの腕に立秋宿しけり

回答数 : 5

投稿日時:

炎天す給仕の髪の黒きこと

回答数 : 3

投稿日時:

三日酔いの防人さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

貴婦人のレースの日傘風に飛ぶ

作者名 花恋 回答数 : 5

投稿日時:

炎天をゆく托鉢の黒づくめ

作者名 久田しげき 回答数 : 0

投稿日時:

手花火の尽きるを夏の終わりとす

作者名 秋沙美 洋 回答数 : 7

投稿日時:

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