俳句添削道場(投句と批評)

三日酔いの防人さんの添削最新の投稿順の11ページ目

表紙なき本からパサリ紅葉かな

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 古本の紅葉パサリと落ちにけり

腹胃壮様、おはようございます。古本のページの間に挟まった紅葉、詩的で素晴らしい着眼点ですね。お見事です。
『パサリ』という音は、紙や葉っぱのような軽いものが落ちた時の音のようです。ですので下五、落ちにけりは推敲の余地があると思います。古本という表現も良いかと思いますが、私はあえて表紙なき本と提案させて頂きます。他は、ページの染みやページ折れといった言葉でも古本は想像できますので、参考としてください。

点数: 2

向日葵や秘密警察立つてをりの批評

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 向日葵や秘密警察立つてをり

腹胃壮様、今晩は取り合わせの距離感はバッチリだと思います。私は好きですね。この句。俳ポ受けすること間違いなしです。
私なりに何点か考えてみました。相手は秘密警察ですので、詠み手は革命家ですね。革命家の感情が入っていても良いのではと思いました。また、向日葵の姿から秘密警察が佇む様子が分かりますので、個人的に下五は推敲の余地があると思います。
向日葵やお前が秘密警察か
と提案させて頂きました。

点数: 1

初めてのキスは血の味木下闇の批評

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 初めてのキスは血の味木下闇

腹胃壮様、お早うございます。私のような凡人には残念ながら句意を読み取ることが出来ませんでした。したがって心理戦が効いているかも分かりません。
おそらく中七がキーワードになっているのでしょうね。血の味ですから、鉄の味と解釈しても良いのかと、刃物や鉄棒、はたまた夏の季語ですので、蚊やヒルなのかも…いずれにしても分かりませんでした。

点数: 1

流氷や終の棲家となるバーボン

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: バーボンに流氷沈むグラスかな

腹胃壮様、こんにちは。流氷で飲むオンザロック美味しそうですね。
句意は十分伝わると思います。お洒落なバーの雰囲気も出ています。しかしながら単なる説明句になっている感も否めません。バーボンと流氷が出て来ればオンザロックは容易に想像できます。よってグラスは別の言葉に変えることができるのでは。同じ3文字でも交わすとすれば人物が2人以上描けます。色々と試してみてください。
季語の流氷について、以前、番屋の句を腹胃壮様が作っていました。荒々しい海が想像できて素晴らしい句だと思いました。今回の流氷はどちらかというと、長旅を終えるころの哀愁の影が見えましたので、私は終の棲家という言葉で提案させて頂きました。

点数: 3

雪解道やけにあなたはおおきくての批評

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 雪解道やけにあなたはおおきくて

満州逆路様、初めましてこんばんは。雪解けの春と子供の成長、季語選びと子供をあなたはとする点は詩的で素敵だと思います。
句を最初に拝見した際、上五の字余りがもったいないと感じました。この字面であると、雪解道や/上七で切れると思われてしまいます。事実、私は三回ほど読み返しました。道という言葉も重要なワードだと思いますが、雪とけでも十分通じると思います。個人的な意見ですが、ひらがなを使用することによって、目線言葉が柔らかみを帯びて、温かい雰囲気を醸せ出していると感じました。
雪とけてやけにあなたはおおきくて
と提案させて頂きます。
私も一句失礼します。
雪とけて帰郷する子の背中かな
なお帰省は夏の季語になる可能性があります。悪しからず。

点数: 2

三日酔いの防人さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

玉子酒頑固親父の曳く屋台

回答数 : 5

投稿日時:

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回答数 : 8

投稿日時:

新作のルージュは果てて秋渇き

回答数 : 4

投稿日時:

ケロイドの腕に立秋宿しけり

回答数 : 5

投稿日時:

炎天す給仕の髪の黒きこと

回答数 : 3

投稿日時:

三日酔いの防人さんの添削依頼2ページ以降を見る

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竹の花そば屋にかかる古暖簾

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作者名 根津C太 回答数 : 1

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投稿日時:

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