「焼秋刀魚表と裏で半分こ」の批評
表と裏で半分こ、ステキですね!
子どもと分けっこをする、というのは日常的にやっている私ですが、表と裏で分けるという発想がありませんでした。それだけなおじいさんと奥様が、お互いを大切に思っている対等な関係だったという証拠ではないでしょうか。
頭と尻尾で半分にしたら、料理担当者はおそらく大きい方を相手の皿に盛るでしょう。それを相手はそのままよしとせず、同じだけ食べようと提案したのではないかと思います。なんていい夫婦!
子どもと分けっこなら、そんなにきっちり分け合えないと思うんです。気に入らなければほぼ残すし、気に入ったらどんどん食べてしまう(そして全部食べられる…)。
「表と裏」という言葉が対等な関係性を表しているようで、とても奥行きのあるいい句だなあと思いました。
「味見だけ…」の添削
ありがとうございました。
描写か報告か、私自身の句で示していただいてなるほどと思いました。
俳句
の中に「子」を入れるかいつも悩みます。なおじいさんのコメントの「結局全部食べちゃったよ、この子は!(笑)」が正に言いたかったことだったので、やはりここは「子」をきちんと入れた方がよかったなあと思いました。
いつもあたたかいコメント嬉しく思っています。これからもがんばります!