俳句添削道場(投句と批評)

はやさんの添削最新の投稿順の13ページ目

「残る月祖父の好みし加賀干菓子」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 残る月祖父の好みし加賀干菓子

月を見てお祖父様を思い出す、ステキな句ですね。月とお祖父様が好きだった干菓子が心の中で重なるんですね…。なんだかじーんときます。
そしてその干菓子が気になって仕方ない私(食い意地)。
明るくなっても残っている月だから満月ではない…円形ではない。ご年配の方に好まれそうな金沢の干菓子…。ズバリ「柴舟」では?生姜がピリリと効いた大人味のお煎餅。私の祖母も大好きです。
しみじみしたステキな句に、勝手にあれこれ失礼しました。

点数: 1

「焼秋刀魚表と裏で半分こ」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 焼秋刀魚表と裏で半分こ

表と裏で半分こ、ステキですね!
子どもと分けっこをする、というのは日常的にやっている私ですが、表と裏で分けるという発想がありませんでした。それだけなおじいさんと奥様が、お互いを大切に思っている対等な関係だったという証拠ではないでしょうか。
頭と尻尾で半分にしたら、料理担当者はおそらく大きい方を相手の皿に盛るでしょう。それを相手はそのままよしとせず、同じだけ食べようと提案したのではないかと思います。なんていい夫婦!
子どもと分けっこなら、そんなにきっちり分け合えないと思うんです。気に入らなければほぼ残すし、気に入ったらどんどん食べてしまう(そして全部食べられる…)。
「表と裏」という言葉が対等な関係性を表しているようで、とても奥行きのあるいい句だなあと思いました。

「味見だけ…」の添削ありがとうございました。
描写か報告か、私自身の句で示していただいてなるほどと思いました。
俳句の中に「子」を入れるかいつも悩みます。なおじいさんのコメントの「結局全部食べちゃったよ、この子は!(笑)」が正に言いたかったことだったので、やはりここは「子」をきちんと入れた方がよかったなあと思いました。
いつもあたたかいコメント嬉しく思っています。これからもがんばります!

点数: 1

「食いたしと言ふ秋刀魚まだ待てと言ふ」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 食いたしと言ふ秋刀魚まだ待てと言ふ

鬼と人間の問答とは!
子どもの頃に読んだ「こまったさんのサンドイッチ」という本を思い出しました。人喰い鬼に捕まったこまったさんが、鬼の命令でサンドイッチを作る…そしてこっそりイタズラ(罠?)を仕込んでおく。楽しいお話でした。
知世さんの句はいろいろなストーリーが膨らんで楽しいなあと思います。その発想の柔軟さ、羨ましい限りです。

「味見だけ…」の添削ありがとうございました。
丁寧にご指導いただいてとてもためになったのですが、何よりもコメントの中の「暇を持て余した神々の遊び」のフレーズにハートを撃ち抜かれてしまいました。
そんな表現がサラッとできるところが知世さんの感性の素晴らしさなんだなあと思いました。カッコイイなあ…!

点数: 1

「かくれんぼ泡立草の森の中」の批評

回答者 はや

添削した俳句: かくれんぼ泡立草の森の中

いいなあ、好きな句です。
背高泡立草の黄色の森のような様子、かくれんぼにぴったりですね。今でも(というか季節的にはこれからですが)まだワサーーっとなってるのよく見かけますよ。ものすごい繁殖力なのだとか。ちなみに私の歳時記には背高泡立草で載ってました!
しかしこれが小学生のときの句のイメージそのままだとは。恐るべし才能ですね。

「味見だけ…」の添削ありがとうございました。
大人の句として読むと…のところ、確かに大人の句として読めないこともないかもしれないとは思っていました。が、言われてみれば秋刀魚で味見はしないですよね。考えが浅かったなと反省しました。
ご指摘ありがとうございました!

点数: 1

「案山子にも挨拶をする和尚かな」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 案山子にも挨拶をする和尚かな

これはきっと「にも」がポイントなんですね!
案山子にも挨拶するほど、地域の人たちとも親しんでいる様子が浮かびます。
「も」は安易に使わない方がいいとよく皆様が指摘してくださいますが、こういう使い方ならあり、という例示でしょうか。
案山子って最近はイベントとか観光のものになっている気がしていて、実用的なものとしての案山子って今もあるのかなと思いました。スクーターから最近の様子かなとも思ったのですが、結構昔なのかな…とか。コメントを読まなければ昔の田園風景というのがしっくりくる気がします 。

「味見だけ…」の添削ありがとうございました。
「味見だけ」が説明とは…思いもしませんでした。子どもの言葉をそのまま使ったつもりだったのですが、返って説明になっていたのですね。難しい!
何が俳句なのか、何が詩なのか、まだよく理解できていないようです。勉強します。
いつも丁寧な添削ありがとうございます!

点数: 1

はやさんの俳句添削依頼

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夏休み吾子と俳句を作りたい

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七さいのひとは七つね蝉の殻

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ランタナの花色変える立秋や

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神宮に流るる涙わたり鳥

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