俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

案山子にも挨拶をする和尚かな

作者 イサク  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

スクーターに乗っていそう

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「案山子にも挨拶をする和尚かな」の批評

回答者 74

こんばんは。いつもコメントありがとうございます。

鈴虫と家鳴りの句はテーマ発表の時点で投げやりな面もあり、げばげばさんと卓鐘さんの丁寧なご指摘や皆さんの提案句に頭が下がるばかりですorz
今週は予選でふたつか三つの兼題ということで、見るだけにしようと決心しています^^;

立町の仮設商店街の句へもコメントありがとうございます。
季語選び難しいー!の叫びは置いといて、当時の体感で選んだのは間違ってはなかった様子だけど、季語を説明に使ってしまってる問題にぶつかり座礁した気分です。句を通して見える光景の寂しさと、言外の復興ステップアップの雰囲気を両立させる手立てがないか探りたいです。
地名を立町にした理由を考えてたら長くなりました^^;
1.実際に旅行で訪ねて、見た場所なこと。
2.「石巻市」には把握できる限り、旅行当時(2016年)には三箇所の仮設商店街があったようです。1箇所しか立ち寄らずに石巻と広い範囲を指定するのは気が引けました。
3.行政区分ではない地名の範囲が不明瞭なこと。石巻といえば港とイメージするのであれば、合ってるけど立地が違うので…狭い範囲の指定をしたつもりです。
4.石巻立町復興ふれあい商店街と、できたらそのままの名称にしたかったので「立町の仮設商店街」で一括りのつもりでした。
俳句としてはすぐに震災を連想できる石巻の方が力のある言葉なんですよねー…しかし実態に不誠実な気がして悩ましいです。

御句拝読しました。
かなり皆さんに出遅れてますが、読んではいたのです…!
牧歌的なような長閑な雰囲気が良いですねーそれとも連日檀家さん巡りで参ってる和尚さんか?どちらで読んでも成立すると思えます。
コメントを踏まえるとスクーターでタタタタタと次へ向かう和尚さんがすれ違う人々と案山子におざなりに挨拶してる感があります。これぞ諧謔、落語になりそうなお話として読めて面白いです。
プレバト風に言えば掲載決定!レベルの良さを感じます。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

案山子にも挨拶するやわが和尚

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

イサクさん、こんばんは🙂
いつも丁寧なコメント、ほんと、ありがとうございます。
「人の腹〜秋刀魚焼く」の拙句ですが、「突いて」は"つついて"でした。"ついて"では只ならんですよね。

御句、「挨拶をする」の「を」が気になりました。"挨拶するや"とかで、良くないですか…

点数: 2

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「案山子にも挨拶をする和尚かな」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも的確なコメントありがとうございます。

ぎぎう、スウイングの句コメントありがとうございます。
ぎぎうは実景ではなかったんです。
というか今回は光景をほぼ見ずに作った句なので違和感があったのだと思います。
ぎぎうが岩陰で鳴いているということに対して、寄り添っていく句というのは成立するのだろうか、そこで独りで鳴いているのなら、家で一緒に鳴かないかみたいなことを詠もうとしてのですが、全くもって光景の描写ではなく、はたしてどうかなと思っていたものです。

御句、これはこの「和尚」、またはこの辺りの村・町の雰囲気まで、「案山子と挨拶する和尚」でうまく表していますね。とてもほのぼのとした村に、袈裟のスクーターが入っていて、今日もおつかれさんと今日もおつかれさんと案山子に話しかけている、そんな空気感まで漂ってきました(*'▽')

点数: 1

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坊さんに挨拶されし案山子かな

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

イサクさん、「西のかた」「秋刀魚の目」句の批評ありがとうございます。

目が澄んでいることのほかに、もう一つ何かを入れてみるということで、

 秋刀魚の目澄んだ黒目のラップ越し

「澄んだ黒目」も「ガラス越し」なら往年の恋愛映画だけれど、ラップ越し。秋刀魚だから仕方ない。

御句について。

・誰彼かまわずとりあえず挨拶していく和尚さん(檀家受けアピールしか頭にないとか、難しいことを考えすぎて周囲の身近な人のことはちゃんと見ていないとか)に対する皮肉と言った風に読みました。
・「案山子にも」の「にも」は、“案山子以外の何を持ってきてもよかったのだけど”と、動く季語を宣言しているようにも見えます。また「挨拶を」の「を」についても負乗さんの指摘に同じ感覚です。…これはもしや、助詞についてのチャレンジ句でしょうか。

提案句は、句の主眼を「和尚さん」から「案山子」側に変えることで、助詞「にも」「を」の使用を回避した形です。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

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「案山子にも挨拶をする和尚かな」の批評

回答者 よし造

句の評価:
★★★★★

イサクさんが詠むべき俳句ではないというのが率直の感想(読解力不足の危険は大いにあることは認識していますが)。禅問答見たいですが、私の言いそうなことはお分かりになると思うので省きます。

ところで、私はここでは私の理解する「俳句らしい」俳句を出している積りですが、松山ポストでは変化球を投げています。イサクさんも投句されていらっしゃるので、お暇なときにご覧いただくと嬉しいです(なお、ハンドルネームは風の鳥です)。

点数: 1

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「案山子にも挨拶をする和尚かな」の批評

回答者 はや

句の評価:
★★★★★

これはきっと「にも」がポイントなんですね!
案山子にも挨拶するほど、地域の人たちとも親しんでいる様子が浮かびます。
「も」は安易に使わない方がいいとよく皆様が指摘してくださいますが、こういう使い方ならあり、という例示でしょうか。
案山子って最近はイベントとか観光のものになっている気がしていて、実用的なものとしての案山子って今もあるのかなと思いました。スクーターから最近の様子かなとも思ったのですが、結構昔なのかな…とか。コメントを読まなければ昔の田園風景というのがしっくりくる気がします 。

「味見だけ…」の添削ありがとうございました。
「味見だけ」が説明とは…思いもしませんでした。子どもの言葉をそのまま使ったつもりだったのですが、返って説明になっていたのですね。難しい!
何が俳句なのか、何が詩なのか、まだよく理解できていないようです。勉強します。
いつも丁寧な添削ありがとうございます!

点数: 1

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「案山子にも挨拶をする和尚かな」の批評

回答者 よし造

句の評価:
★★★★★

再訪です。
先ずは拙句のコメントありがとうございました。
御句・・イサクさんらしくないと感じた1点だけを言いますと、この句の中で和尚とか住職、駐在、校長などを登場させると凡句的になりませんか。私の句もご指摘のように、日々とか月日、「頃のこと」などの言葉は凡人ワードなので、人のことは言えないのですが。

点数: 1

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「案山子にも挨拶をする和尚かな」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。イサク様、いつもお世話になってます。
いつも拙句に的確なアドバイスコメント有難うございます。またこの度は、友人作の三連作にご評価ご添削有難うございました。

蚊の句は、蚊が嫌いとはいえ暗殺者とまで言うか、と思いましたが、確かに暗殺者としての蚊の説明ですね。
二句目は、秋の蝉がうるさいような句はダメですね。
守宮の句は、ケケケと鳴くことをサラリと言えばいいですね。君知るやとか言わずに…。
友人は、私の影響で少しは興味を持ったかもしれませんが、俳句を続けようとは思っていないようです。でも、季語や説明のこと等、しっかり伝えておきます。

御句、私はとても好きです。これまでのイサクさんの数多の中で二番目に好きです(一番目はカタカナ苦手な親父の句)。案山子があるから当然農村でしょう。盆の頃にスクーターで檀家を回る和尚さん。案山子にまで挨拶するという描写で、和尚の忙しさ、人柄、天気などを全て嫌味なく伝えていますね。見習いたいです。

点数: 1

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「案山子にも挨拶をする和尚かな」の批評

回答者 知世

句の評価:
★★★★★

いつもお世話になっております。
だいじょうぶだよ〜の句、大方親子の句に見えるかな?と(それでもいいと)思ったのですが「つきよ」のあたりで少し引っかかってくれないかな〜と思っていたので言及していただき嬉しいです。
ナシか、まあアリかくらいしか言いようのない句を添削道場に出しちゃダメですね。

「案山子にも挨拶をする」人柄が端的に表れていて良いなと思ったのですが、機械児様のコメントを見ておざなりに挨拶をする上っ面な人に対する皮肉、そういう見方もあるのかと。
根っから善人か間抜けな偽善者か、色々考えて私はどっちでもないのだと結論付けました。
和尚さんも案山子とお話できるようなピュアな人ってわけではないでしょうが、人の形してるものにはつい感情移入してしまう、そんな自分を恥じたり取り繕わなくなる程度には悟った人なのである、と。
イメージは良寛さんです。
「和尚」私は真宗なのであまり馴染みがなくて昔話のような印象を抱きましたが今でも普通に使うんでしょうか和尚。

案山子にも挨拶をする若御院
スクーターに乗ってきそうな今っぽさを強調できないかな〜と思ったのですが別に必要ない改変でしたね。
多分こっちはおざなりに挨拶してる人です。

点数: 1

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「案山子にも挨拶をする和尚かな」の批評

回答者 まほろば

句の評価:
★★★★★

イサク様。コメントをありがとうございました。はい!承知致しました。私の書き方が未熟で、十分に本意が伝え切れず卓鐘様に相当の負担をおかけしてしまった事を申し訳なく思っております。(^^;

拙作群は今まで、十年二十年、それ以上、地中に埋もれていた蝉の幼虫みたいなものも多く、私がいなくなる前に日の目を見せてやりたい、俳句のともがらの方々の少しでも目に止らせてあげたい気持ちで掲げたものなので、添削を望んでのことではないと、きちんと書かなければいけない所でした。(誤解を生じさせてしまうといけませんが、多分自分的にはまだまだ10年、15年は生き延びられるだろうとは漠然と思っております。(^^))

今後は投稿句の一句に絞って投句させて頂きます。大変お騒がせしました。

私事が先に立ってしまいました。
御句で以前読んだ小林秀雄の明恵上人を思いました。短い文でしたけれど、樹下石上に瞑想し、島どのや石どのにも手紙を書いたとか、記憶が曖昧ですけれどそんな話だったでしょうか?上人自身の言葉も読んでみたくなりました。

また、以前テレビで、非行少年少女たちを徹底的に庇い、更生させている和尚さんの事も思い出しました。

どうもありがとうございました。

点数: 1

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「案山子にも挨拶をする和尚かな」の批評

回答者 はや

句の評価:
★★★★★

「窓の下…」の添削ありがとうございました。
三段切れになっていたとは全く気づいていませんでした。だから上五は切らない方がいいんですね。納得です。
最初は「見下ろせば」だったのですが、もっと具体的に描写!と思って「窓」を入れていました。提案句の「窓覗く」いいですね。
毎回勉強になります。これからもがんばります!

点数: 1

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