俳句添削道場(投句と批評)

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食いたしと言ふ秋刀魚まだ待てと言ふ

作者 知世  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

秋刀魚大好き〜この時期は週一で食べてしまう。
でも俳句にするとなると難しい!
美味しそうに詠むのは無理そうなので逆に不味そうに詠むのを目標とします。
今回は鬼と人間の問答をイメージしています。
秋刀魚(解凍)が知恵を絞って私という鬼の手から逃れようとしている。
でもコメントなしでは伝わらないですね。
前提がわからん、主語がわからん、辛うじて擬人化の句であることはわかるかな?

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「食いたしと言ふ秋刀魚まだ待てと言ふ」の批評

回答者 はや

鬼と人間の問答とは!
子どもの頃に読んだ「こまったさんのサンドイッチ」という本を思い出しました。人喰い鬼に捕まったこまったさんが、鬼の命令でサンドイッチを作る…そしてこっそりイタズラ(罠?)を仕込んでおく。楽しいお話でした。
知世さんの句はいろいろなストーリーが膨らんで楽しいなあと思います。その発想の柔軟さ、羨ましい限りです。

「味見だけ…」の添削ありがとうございました。
丁寧にご指導いただいてとてもためになったのですが、何よりもコメントの中の「暇を持て余した神々の遊び」のフレーズにハートを撃ち抜かれてしまいました。
そんな表現がサラッとできるところが知世さんの感性の素晴らしさなんだなあと思いました。カッコイイなあ…!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「食いたしと言ふ秋刀魚まだ待てと言ふ」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

「まだ焼けてないから」という親子の会話に見えます。それはそれで悪くないです。

ぱっと見では擬人法とは思わなかったです。
秋刀魚の置き位置がそうでしょ?という思惑なのだと思いますが。

タイムアップなのでここまでで。また来るかもです。

点数: 1

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「食いたしと言ふ秋刀魚まだ待てと言ふ」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも深いコメントありがとうございます。

秋刀魚、難しいですねー、私はどっぷり類想の沼でした(*'▽')
御句、初読はまだ焼けてないよーという会話。次に、「秋刀魚食いたし」じゃないのかー、じゃあ、擬人かな、となりました。でも、鬼までは行けずでした。
でも鬼の発想面白いしなー。
まだ食べるなと鬼に言ふ秋刀魚焼く

これでそんな味わいでるかなー。何を食べるなって言ってるの?秋刀魚?私?鬼に食べられそうなのだったら、なぜそんな今秋刀魚焼いてるの?これでも鬼に秋刀魚はまだ焼けてないよって言ってる感じかな?でも、自分が食べられそうで秋刀魚に誘導してるのかな?鬼はそもそも焼いてカボスかけて食べるのかな?

いろいろ妄想できる発想で面白かったでーす(^▽^)/
「無神論者を秋の日が取り囲む」これも想像してたら面白い。「むし」から「無神論者にいくのも、知世ワールドですが、取り囲まれてるんですね、秋の日の光に。何か爽やかな日に囲まれてる無神論者を頭に思い浮かべてクスリと来ました。

点数: 1

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「食いたしと言ふ秋刀魚まだ待てと言ふ」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。知世様、いつもお世話になってます。

御句、とてもいい感じの句、ほのぼのとしました。
初読で仲のいい夫婦の会話と思いました。旦那さんだけテーブルに座って、サンマが焼けてくるのを待っている。奥さんが焼きたてを持ってきた。「食べていい?」と聞く夫。「いけない、大根おろし忘れた!ちょっと待ってて!」と妻。

そんな情景を思い浮かべました。「知世さんて、独特の世界を持っているけど、こういう句も詠むからいいんだよなぁ…」とか思ってコメントを拝読。たまげました。「鬼と人間の問答」?「サンマが鬼の手から逃れようと」?擬人法も含めて、全く想像だにしませんでした。

このように無邪気に夫婦の会話と捉えた私は何なのか…。しかしますますサンマが食べたくなったことは確かです(笑)。

点数: 1

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「食いたしと言ふ秋刀魚まだ待てと言ふ」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

日本語としてこの語順を普通に読むなら、秋刀魚は、「食いたいと言っているか」「まだ待てと言っているか」どちらかじゃないと。。秋刀魚が目的語ならこの語順はおかしい。

秋刀魚が食いたいっていうのは変だから、これは、誰がが「食いたい」と言っていて、秋刀魚が「まだ待て」と言っているという擬人化とは自然に読めました。

まぁ妄想は全部書いても広く共感は難しいと思うので、妄想は妄想として楽しんでいただいて(100人に数名は同じ妄想を感じてもらうことを期待して)、句に表現す流には無理のないちょうどいい分量かと。

秋刀魚のまだ待ても、もがいて逃れようとする知恵ではなく、普通に単にまだ食べごろじゃないぞ、もう少し待てよというほっこりするように読めました。(そこから深読みして、殺されて食われるのにそんなこと思うか?→逃れれようとする嘆きという読みにはたどり着こうと思えばできます。)

まぁ発送の起点はどうだったにせよ、出来上がった作品としては美味しそうな楽しみな秋刀魚の印象がありいい句だと思います。さらに、食われる秋刀魚の悲しさから、鬼のような笑みに我々人間が見られているようなそんな読みに発展していくこともできる。

このくらいで良いと思いました。

点数: 1

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食いたしと言ひ秋刀魚まだ待てと言ひ

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。再登場です。

元句「食いたしと言ふ秋刀魚まだ待てと言ふ」

主語と助詞の省略「(Aが)食いたしと言ふ秋刀魚(を)(Bが)まだ待てと言ふ」と取れ、そうすると親子・夫婦の会話になります。
ABどちらかに自分をあてはめても良いです。その場合、普通はBでしょうか。

知世様や卓鐘様の言いたいのは
主語と助詞の省略「(Aが)食いたしと言ふ秋刀魚(が)まだ待てと言ふ」ということですよね?

主語と助詞を両方省略しているので、これは受け手の感性と思い込み次第。
誤読を避けたいのであれば、何かする必要があります。

点数: 1

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「食いたしと言ふ秋刀魚まだ待てと言ふ」の批評

回答者 すかんぽ

句の評価:
★★★★★

いつもありがとうございます。
この俳句から、絵本の一画面が浮かびました。
鬼に食べられたくなくて、童?が必死に策をめぐらしてたような。
その絵本のように、滑稽で楽しい俳句だと思いました。。
確かにこの時期、スーパーに並ぶサンマは痩せてて小ぶり
手をだしかねます。昔のような油の乗った大きなサンマ食べたいものです。

点数: 1

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「食いたしと言ふ秋刀魚まだ待てと言ふ」の批評

回答者 ダック

句の評価:
★★★★★

知世様
こんにちは。いつもコメントありがとうございます。
御句の発想はとても面白いと思います。私は「鬼」が全く思い浮かびませんので、説明が無ければ全く違った解釈になってしまいますが。
私なりに作ってみました。でも良くないですね。
秋刀魚好き鬼来たれども待たすべし

点数: 1

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「食いたしと言ふ秋刀魚まだ待てと言ふ」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

再登場失礼します。

なるほど、納得です!
私も調べて知った「ぎぎう」、馴染みが無さ過ぎて、どんな感慨か感想を持ちにくいということなのかー(^▽^)/
しかもしかも、「ませふ」も完全にこれが正解と思ってました。知世さん、卓鐘さん、ありがとうございます!

しりとりの「ハレルヤ」も大好きです。椋の鳥の光景だけでなく、人生讃歌のような味わいがありました(*'▽')

点数: 1

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「食いたしと言ふ秋刀魚まだ待てと言ふ」の批評

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

知世さん、「しまなみ」句に対する感想ありがとうございます。

御句について。

・「食い」は「食ひ」です。
・初読したときは、変わった形の句だと思って読んでいました。季語「秋刀魚」を真ん中に据えて、「食いたしと言ふ」と「まだ待てと言ふ」とが同じ力で引っ張り合っている。やじろべえのような形と見えました。そして、これは食卓に置かれた秋刀魚を挟んで行われる親子(または夫婦)の会話かと想像して、他の方と同じようなイメージに落ち着いたのですが(食べる側と食べられようとする側とは思わず)。

「待て」という主体を秋刀魚だと解らせるにはやはり助詞「の」「は」は外せないかと思います。

 食ひたしと云へば秋刀魚は待てと云ひ
 食ひたしと請へば秋刀魚の命請い

くらいかと。まあ、2句目は冗談めいてますが(秋刀魚さん、あんたもう死んで冷凍にされてますで)。

今後ともよろしくお願いします。

指摘事項: 新旧仮名遣いの混用

点数: 1

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添削対象の句『食いたしと言ふ秋刀魚まだ待てと言ふ』 作者: 知世
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