「連発の花火や犬の遠吠えす」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 連発の花火や犬の遠吠えす
ちゃあきさん、こんにちは。
御句について。
・「~す」の形に落着させているからか、因果を感じます。
・「遠吠え」は、「連発の花火」に対する応えにしては時間が掛かりすぎでは?
「ドン」「ワオーーー(ドン)ーー(ドドド)ー(ドドドド)ー」
「遠吠え」は「遠」のないものに変えて、対置の形にすれば、
連発の花火よ犬の咆哮よ
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 連発の花火や犬の遠吠えす
ちゃあきさん、こんにちは。
御句について。
・「~す」の形に落着させているからか、因果を感じます。
・「遠吠え」は、「連発の花火」に対する応えにしては時間が掛かりすぎでは?
「ドン」「ワオーーー(ドン)ーー(ドドド)ー(ドドドド)ー」
「遠吠え」は「遠」のないものに変えて、対置の形にすれば、
連発の花火よ犬の咆哮よ
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 炎天にひるがへす赤土のラリー
こあめさん、こんにちは。
御句について。
・げばげばさんは迷われたようですが、私は迷うことなく赤土の荒野を行く自動車レースをイメージしてました…。
・動詞「ひるがへす」が何を指しているのか、(自動車でもテニスでも)よく解りませんでした。コメントからすると「行ったり来たりしている状態」…ラリーの言い換えを試みているだけのような。
「赤土」は「クレー」に変えて(テニスと伝わりやすいように)、「ひるがへす」をラリーの形容に使って、
炎天のクレー際限なきラリー
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 噴水ショー夜空に浮かぶ神の鳥
友也さん、こんにちは。
御句について。
・「噴水」は季語ですが、ショーにされると、どうだろう…? 季節感のないアトラクションという感じがします。
・中七下五は、その噴水ショーの説明みたいに見えます。
季語を噴水から変えて、中七下五が何事かは読者の想像に委ねる、というのでもよいかなあと、
涼しさや夜空に浮かぶ神の鳥
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 炎天に朱塗りの門の遠く見ゆ
なおじいさん、こんにちは。
御句について。
・「遠く見ゆ」という落着に、尻すぼみな感じがしました。朱塗りの門の観察・描写にいくわけではないんだ…と。
遠くにあることは上五・中七のうちに述べてしまい、末尾を「門」か「炎天」(炎天下)で終えたほうが良いと思います。
炎天や遠目に映ゆる朱の山門
朱の門の近づきがたし炎天下
今後ともよろしくお願いします。
点数: 2
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 夏の夜に念には念の旅支度
ごたさん、こんにちは。
御句について。
・「念には念」を具体的な描写にしたい、というイサクさんの指摘は同感で、よくある言い回しで音数を無駄遣いしている感じもします。
・「夏の夜」というのが一つの季語ですが、句としては、これは「春の夜」でも「秋の夜」でも、どの季節の夜でもいい感じがして…。夜としての季節感は活きていないように思いました。
季語を「夏」にして、夜は省略し(旅支度だから、出発前夜と想像は出来るだろう)、「念には念」を動作に変えてみました。
旅支度夏のかばんを何度開く
今後ともよろしくお願いします。
点数: 0
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