俳句添削道場(投句と批評)

長谷機械児さんの添削最新の投稿順の71ページ目

「連発の花火や犬の遠吠えす」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 連発の花火や犬の遠吠えす

ちゃあきさん、こんにちは。

御句について。

・「~す」の形に落着させているからか、因果を感じます。
・「遠吠え」は、「連発の花火」に対する応えにしては時間が掛かりすぎでは?
 「ドン」「ワオーーー(ドン)ーー(ドドド)ー(ドドドド)ー」

「遠吠え」は「遠」のないものに変えて、対置の形にすれば、

 連発の花火よ犬の咆哮よ

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「炎天にひるがへす赤土のラリー」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 炎天にひるがへす赤土のラリー

こあめさん、こんにちは。

御句について。

・げばげばさんは迷われたようですが、私は迷うことなく赤土の荒野を行く自動車レースをイメージしてました…。
・動詞「ひるがへす」が何を指しているのか、(自動車でもテニスでも)よく解りませんでした。コメントからすると「行ったり来たりしている状態」…ラリーの言い換えを試みているだけのような。

「赤土」は「クレー」に変えて(テニスと伝わりやすいように)、「ひるがへす」をラリーの形容に使って、

 炎天のクレー際限なきラリー

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「噴水ショー夜空に浮かぶ神の鳥」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 噴水ショー夜空に浮かぶ神の鳥

友也さん、こんにちは。

御句について。

・「噴水」は季語ですが、ショーにされると、どうだろう…? 季節感のないアトラクションという感じがします。
・中七下五は、その噴水ショーの説明みたいに見えます。

季語を噴水から変えて、中七下五が何事かは読者の想像に委ねる、というのでもよいかなあと、

 涼しさや夜空に浮かぶ神の鳥

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「炎天に朱塗りの門の遠く見ゆ」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 炎天に朱塗りの門の遠く見ゆ

なおじいさん、こんにちは。

御句について。

・「遠く見ゆ」という落着に、尻すぼみな感じがしました。朱塗りの門の観察・描写にいくわけではないんだ…と。

遠くにあることは上五・中七のうちに述べてしまい、末尾を「門」か「炎天」(炎天下)で終えたほうが良いと思います。

 炎天や遠目に映ゆる朱の山門
 朱の門の近づきがたし炎天下

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

「夏の夜に念には念の旅支度」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 夏の夜に念には念の旅支度

ごたさん、こんにちは。

御句について。

・「念には念」を具体的な描写にしたい、というイサクさんの指摘は同感で、よくある言い回しで音数を無駄遣いしている感じもします。
・「夏の夜」というのが一つの季語ですが、句としては、これは「春の夜」でも「秋の夜」でも、どの季節の夜でもいい感じがして…。夜としての季節感は活きていないように思いました。

季語を「夏」にして、夜は省略し(旅支度だから、出発前夜と想像は出来るだろう)、「念には念」を動作に変えてみました。

 旅支度夏のかばんを何度開く

今後ともよろしくお願いします。

点数: 0

長谷機械児さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

初詣一里塚めく句碑をたどり

回答数 : 5

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回答数 : 7

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汗ばむやネクタイにつながれしまま

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ヒートンぐりぐり薄暑の壁抉る

回答数 : 2

投稿日時:

長谷機械児さんの添削依頼2ページ以降を見る

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合格を知らせるメール冬の雲

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