俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の903ページ目

「爽籟や湖水に光る葉の濃くて」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 爽籟や湖水に光る葉の濃くて

コウさん、こんにちは。
御句拝読しました。
先のお二方のおっしゃることの繰り返しも意味ないことのように思いますが、堪えてお聞きください。

「爽籟や」、これは気持ちのいい季語ですね。というか、私も最近他の方の作品で知りました。これは生かしましょう。
「湖水に光る」これがその後の「葉」につながって、湖に浮かんでいる葉っぱのように読めるのです。
「濃くて」、秋はどうしても紅葉か、あるいは「色褪せて」のイメージですので、「色濃き」ですと新緑のイメージですね。

そこで私の提案句ですが、次のようになりました。

・爽籟や湖面に映る葉の揺れて

ただ、「揺れて」で普通っぽくなってしまったかもです。ご参考になればと願います。

点数: 1

「義時の鎌倉巡りて秋は更け」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 義時の鎌倉巡りて秋は更け

駒川義輝さん、こんにちは。
この時期の鎌倉散策は気持ちいいでしょうね。
御句拝読しました。私は大河ドラマを観ていないので、的外れなことを申し上げたらすみません。

御句、まずは中八を解消したいです。「巡りて」の「て」を取れば簡単ですが、私は義時とくれば鎌倉と出さなくても活躍の舞台として伝わるのではないかと思いました。

・義時の足跡巡り秋深し
・義時の遺功訪ねて秋の空

点数: 3

「落ちそうな枯葉残して日の暮るる」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 落ちそうな枯葉残して日の暮るる

コウさん、こんにちは。
御句拝読しました。「最後の一葉」を彷彿とさせますね。ちなみに私にとっては、オー・ヘンリーより太田裕美さんですが。おっと余談でした。

私はいい句だと思います。「落ちそうな枯葉落ちずに日の暮るる」でなくて「残して」というのがいい。どう違うか、上手く説明できないところが初心者の辛いところですが…(汗)。

一点、下五を「日の暮るる」とするのであれば、上五は「落ちさうな」とかにする方がいいのかな?と思いました。

点数: 1

「秋灯し車庫入れ慣れぬ新天地」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 秋灯し車庫入れ慣れぬ新天地

卯筒さん、こんにちは。
御句拝読しました。卯筒さん久しぶりですから出来るだけ早くコメントしたかったのですが、なんとなく、どのように申し上げたらいいかわからなかったので考えていました。
先程負乗さんのコメントを拝読して、そうだ、これだと思いました。
私も同じなのですが、要するに、新天地と車庫入れが難しいという問題レベルのバランスの問題です。
新天地へ行く、これはすごいことです。NYのブロードウェイのミュージカルあるいはパリやミラノで料理の修業とかを思い浮かべます。
それに対して、車庫入れの落差が大きくて、これは狙いかな?とか悩んでいました。

もし会社の転勤(転職)とか引越しとかであればわかります!

・秋灯し車庫入れ慣れぬ借家かな

点数: 1

「ガラ携の折れ目のホコリ秋うらら」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ガラ携の折れ目のホコリ秋うらら

ちゃあきさん、こんにちは。
もうすぐ一年ですか。早いものですね。
一年前の秋うららは、向かい席の女の子の眉の句でしたね。着眼点が面白いと思いました。

御句拝読拝読しました。ガラケーの折れ目のホコリと秋うららとはまた、げばさんの世界ですね(すごい褒めています)。私にはとても出来ない(これも)。

これは、「ガラケーはもう使っていないから(スマホを使っているから)、どこかに置きっぱにしておいたのでホコリが溜まっているよ、毎日使っていればそんなことないのになぁ」ということですかね。
いずれにしても、あまりにのどかな、やることのない好天の秋の一日、普段の忙しい毎日であれば気が付かない細かなところに気がついたということですね。
一年前の前の席の子の眉毛も、そんな日でなければ気にならないですものね。

そんなわけで、私には掲句は前回同様、「取り合わせの妙!」という感じでした!

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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ガラス戸に犯人の顔花の雨

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投稿日時:

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