俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1548ページ目

「数学の答案胸に合格す」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 数学の答案胸に合格す

いちさん、こんにちは。
御句拝読しました。ちょっと厳し目になるかもしれませんがご容赦ください。
初読では、意味がとれませんでした。例えばこれが、

・満点の答案胸に合格す

とかであれば、「受験で答案って返してもらえるのかな?」という疑問はありますが、まだわかります。
でも原句では、なぜ数学の答案?と。

推敲句の「解なしと終えし数学合格す」もわかりにくいです。これが、「解なしと終えし数学落第す」(季語、落第)ならわかりますし、あるいは、

・数学の解なしされど合格す

であれば、英語や他の科目で抜群の成績で数学をカバー出来たのかと思います。

固いことを申し上げるかもしれませんが、なぜ数学?そして、解なしなのに合格?この辺がわかりませんでした。

なお、「受験」や「落第」は季語として掲載されているのですが、「合格」は当方の歳時記には見当たりませんでした。でも上記の提案ではそのまま使わせていただいています。
よろしくお願いします。

点数: 1

「春寒や炎の中の達磨の目」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春寒や炎の中の達磨の目

春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。達磨のお焚き上げの様子ですね。貴重な場面を的確にとらえていらっしゃると思います。
まず、「の」の連続は気になりませんでした。意味的に必要であり、流れが冗長になっていないからだと思います。
つぎに、「中に」のほうが良かったか、との点ですが、「の」でよろしいのではと思いました。「中に」ですと、位置や方向を表し、「中へ」ほどではないにしても、作者が炎の中へ投げ込んだととられるかもしれません。
私はそうではなく、お焚き上げの炎の中での達磨の目が、こちらを見つめているような気がした、ということだと思いましたので、このままでいいと思います。
そんな目に見つめられていたことが、春寒という季語と響き合っていると思いました。このままいただきます。

点数: 1

「数学の答案胸に合格す」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 数学の答案胸に合格す

いちさん、こんにちは。
再訪です。
私の前のコメントを修正するわけではないですが、イサクさんのコメントから、視点を変えて提案、というか、読み替え句を置かせてください。

・数学の結果を胸に受験生
・数学の結果とにかく受験果つ
・数学の結果わからぬ大試験

どちらもまだ合否はわかっておらず、それは読み手に任せてしまいます。よろしくお願いします。

点数: 1

「聖鐘の音鳴り渡り春立てり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 聖鐘の音鳴り渡り春立てり

あらちゃんさん、こんにちは。
いつも的確なコメントおよびご提案句を有難うございます。
御句拝読しました。教会の鐘を聖鐘と言うのですね!?クリスマスを聖夜とか、勉強になります。

ただ二点、一つ目ですが「聖鐘の音」の「音」は必要でしょうか?ということと、二つ目は「鳴り渡り春立てり」の「り」の繰り返しはあえての狙いでしょうか?私は個人的にですが、「り」は中七か下五かどちらかでもいいのではと思ったということです。

・春立てり教会の鐘野に山に
・春立つや街に聖鐘鳴り渡り
・聖鐘のあまねく響き春立てり

よろしくお願いします。

点数: 1

「橙のカーテン揺れて節替り」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 橙のカーテン揺れて節替り

ヒッチ俳句さん、こんにちは。
拙句「三寒四温」にコメント有難うございました。皆さんからいい感じのご評価をいただいて、えー、これを出せばよかったー!と後悔しています(笑)。発表が恐ろしいです(汗)。

さて御句拝読しました。実は私、御句、ずっと何かが気になっていたのですが、それがなんだかわからずにコメント出来ずにいました。

それがこの週末でようやくわかりました。
これから申し上げますことは、あまのじゃくというか、嫌われるかもしれない覚悟です。

御句、春なので、橙色のカーテンに替えたということですよね?橙色は春っぽい、かもしれません。
最初私は、橙色に限らず、「暖色の」、として、

・暖色のカーテン揺れて節替り

はどうだろうかと思ったのです。
でもここで、「いや待てよ、インテリアを暖色にするのは冬の間だよな…。春になったら逆に涼しげな色合いのカーテンにした方がいいのではないか?」とか思うようになりました。

・空色のカーテン揺れて節替り

とか、ヒッチさんの前句にあやかって、

・みづいろのカーテン揺れて節替り

などはいかがかと思った次第です。

この背景には、余談ですが、昔、ある学園を訪れた際に、その教室のブルーのカーテンが春風に揺れて素敵だったので、翌年、娘をそこに入れようと決意した、ということがあります(実際は偏差値不足でそこには入れず)。

ただ、季節の替わり目をカーテンの取り替えでとらえた感性は、何色であろうと素晴らしいと思います。
よろしくお願いします!

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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