俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1549ページ目

「節分を鬼も間違う二日かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 節分を鬼も間違う二日かな

まささん、こんにちは。
御句拝読しました。お気持ちはわかりますよ。えっ、今年は2日なの?毎年3日ではないの?ということですよね。
でもご存知のように、節分は立春の前の日です。そうなると、立春がいつなのかが、ポイントになってきます。立春とか、立秋とかは、毎年必ず決まった日ではないのです。1日くらいはズレます。
御句で気になりますのは、下五の「二日」です。俳句で二日というと、1月2日のことをいう季語になります。御句はそのつもりでなくても、避けたほうがいいですし、避けても十分に詠めると思います。

・節分の鬼も間違ふ今宵かな
・節分の鬼も一日早く着き
・節分の日取りを鬼も間違えり

よろしくお願いします。

点数: 1

「傷ついた革靴で踏む霜柱」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 傷ついた革靴で踏む霜柱

太田ゆうきさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。あらちゃんさんやイサクさんから的確なご解説があり、もう十分かと思いますが、私も考えていたのでコメントさせてください。
御句、お気持ちはわかりますが、何より避けたほうがいいのは「傷ついた」という措辞ですね。
俳句だけ読みますと、傷ついた革靴?どういうこと?となります。仕事に疲れた、辛いなあ、という方向に想像が行けばいいですが、貧乏とか怪我とかそんな方向に読まれてしまうと違う鑑賞になってしまうと危惧します。

霜柱だけで午後の句ではないとは思いますが、まだ日が昇る前の出勤と、嫌だなぁ感を足取りが重くなることに示して、

・夜明け前重き革靴霜柱

と考えました。ただ、名詞が続いて流れがブチブチ切れる感じがしますので、

・早出なる革靴重し霜柱

早出は、ご承知のように早朝出勤のことです。

冬場でも明るくなってから出勤する私が言うのもなんですが、以前は会社に着いてもまだ夜が明けていないことがありましたし、逆に仕事していたら夜が明けたこともありました(笑)。お互い、身体に気をつけて頑張りましょう!

点数: 1

「福寿草クラリネットの風を呼ぶ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 福寿草クラリネットの風を呼ぶ

博充さん、こんにちは。
拙句「三寒四温」にコメント有難うございました!「『母の腕まくり』という表現が、母親の動作を通して季節の移ろいを感じることが出来た「とのこと、有難うございます。
御句拝読しました。春らしい句ですね。普通、下五に置きたくなる「福寿草」という季語が上五に来ているので、福寿草が、クラリネットの風を呼ぶ、という意味かなと思いました。暖かくなったので、クラリネットの練習も屋外でやっていらっしゃるのかな?
このままいただきます。

点数: 1

「春の筆そらのあおさを塗り終える」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春の筆そらのあおさを塗り終える

めいさん、こんにちは。
御句拝読しました。これはいい句ですねー。気持ちが晴れ晴れとして、自然の風景が一枚の水彩画のようです。
このままでも面白いですし、素材がいいので、いい意味で色々に読み替えたくなる句ですね。
おそらく他の皆さんもそうではないかと思ったりして。

私は、「春の筆」を、季節の区切りを明確にするために、暦の上で春になったからだとしてみました。

・立春の筆そらのあお塗り終えて

うーむ、やはり中七に助詞を入れたほうがいいかなぁ。

・立春や空の青さを塗り替へて

下五を、今までの色とは違う色になったという意味で「塗り替えて」にしました。
また、原句で「あおさ」とひらがなになっているのは、「青」という漢字にこだわらなかったからだと思いますが、誤読を防ぐために漢字表記にさせていただきました。よろしくお願いします。

点数: 1

「立春や節を其処此処分け鳴らす」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 立春や節を其処此処分け鳴らす

負乗さん、こんにちは。
拙句「三寒四温」にコメント有難うございました。それよりも、お仕事やめてしまったのですか?
私も◯年前に、あとさき考えずにそれまで30年以上勤めた会社を辞めてしまいました(不祥事ではないですよ(笑)!自主的に円満にです)。
負乗さんに合った、次のお仕事が早く決まるといいですね。

さて御句拝読しました。これはわかりにくいですねー。皆さんから出ていますが、「節」が立春と一緒になっているからてっきり季節かと思いきや、関節とは。それと、「其処此処」が読めない!
寒い冬の間は縮こまっていたが、春だと聞いてなんとなく関節をポキポキ鳴らして、さて、やるぞー!という気持ちになる、それはわかりますので、もう少しわかりやすくなさってはいかがですか?

・立春や関節ポキポキ伸ばしをり

中八といえば中八ですが、オノマトペですのでご容赦いただいて。
でも中八を許してもらえない場合に備えて(笑)、

・立春や身体ポキポキ伸ばしをり

よろしくお願いします!

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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