俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1479ページ目

「我ありてこそ我思ふ冬の月」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 我ありてこそ我思ふ冬の月

あらちゃんさん、こんにちは。
拙句「水鳥」にコメント有難うございました!大変参考になりました。

御句拝読しました。これはデカルトですね。知っています。コギト・エルゴ・スムでしたっけ?
その名言をそのまま置くのではなく、上手くアレンジして、自分のものにしていらっしゃいますね。デカルトを知らない人にも受け入れられると思います。

この考え方は普遍的なもので、それこそ季節などを問わないものですから、気まぐれさんのおっしゃるように、季語は動くというより、年間いつでも合うような気もします。
でも、例えば春や秋の月ですと、別の物思いになりますね。ですからここは、冬の月がハマっていますので、このままいただきます!

点数: 1

「陽炎や君も一緒に長しなへ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 陽炎や君も一緒に長しなへ

さよこさん、こんにちは。
御句拝読しました。バタバタしているうちに、気まぐれさんが実に的確なコメントをなさっていました。
私も同感ですが、そのままでは悔しいので(笑)、重複承知で私からも伝えさせていただきます。

陽炎が、語りかけている相手であるならば、「や」より「よ」、いいですね。これにより、この陽炎の持つ意味が膨らんでくると思います。

長しなへ、はっきり言って難しいです!皆さんはおわかりなのかな?

御句の句意は、「君も一緒に長しなへと行って欲しかった、けど行けなかった」、ということだと思いますが、原句では、行けたように読めます。つまり大願成就です。それでは意図と違ってきますね。
気まぐれさんのこ提案句、胸に迫るものがあります。
私からも一つ。

・陽炎のいずれ消えゆく君のごと
・陽炎よ君もそのうち消へてゆく

提案句が今一つだ。気まぐれさんに任しておけばよかった。まあ、置かせておいてください。よろしくお願いします。

点数: 1

「むき出しの山肌包む雪やさし」の批評

回答者 なお

添削した俳句: むき出しの山肌包む雪やさし

春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。
この山、私は登ったことありますし、眺めたことは何度もあります。実名を出すと他の方々の鑑賞に差し支えるとよくないので、BK山ではないでしょうか?
好きな山ですが、本当に痛々しいですね、あの山肌。
それを雪が包んであげていると捉える優しさ、山に成り変わりお礼申し上げます。
このままいただきます!

点数: 1

「霜柱の焦がれた花影落ちる」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 霜柱の焦がれた花影落ちる

奥谷やよいさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。
二点、気になるところがあります。
一点目、俳句は五七五が基本で、リズム、流れが良いのはご存知と思いますが、御句、私の読み方では六七三になります。「花影」を「かえい」でなく「はなかげ」と読むと六八三で、合計では十七音にはなりますが、なんとも調べが良くないです。
それとも、上五「霜柱」を「しもばしら」ではなく「そうちゅう」と読むというのもありかとは思いますが、それでも解消しません。

これを解消するには、

・霜柱の焦がれた花の影落ちる

とすれば、上五は六音ですが大丈夫と思います。ただ、二点目の問題があります。

二点目は、「霜柱」は冬の季語、「花影」は春の季語です。やはり季語は一つにしたいです。

・霜柱焦がれし赤き実の落ちる

赤い実では句意と違ってくるとは思いますが、花としてしまうと桜の季節の春になるのでこのように。
よろしくお願いします。

点数: 0

「残骸に面布の如く張る氷」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 残骸に面布の如く張る氷

気まぐれ亭いるかさん、こんにちは。
御句拝読しました。
初読では、ちょっと意味がつかみきれませんでした。
でも何回も読んでいますと、わかってきました。
わからなかった理由は、面布がなんだかわからなかったためです。皆さんのコメントでわかりました。

私の提案句ですが、ちょっと詠み方を変えてみました。

・氷張る骸に掛ける布のごと

でもこれだと、解体の残骸に、という点がわからなくなりますね。
ダメかもしれませんが、一応置かせてください。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

行列の先頭いずこ陽炎へる

回答数 : 19

投稿日時:

車庫造るため引き抜きし桜かな

回答数 : 30

投稿日時:

ガラス戸に犯人の顔花の雨

回答数 : 25

投稿日時:

入院の爺見舞う爺春惜しむ

回答数 : 25

投稿日時:

入院の爺見舞う爺晴惜しむ

回答数 : 2

投稿日時:

なおさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

終わりたる匂いも含むか秋風や

作者名 ささゆみ 回答数 : 1

投稿日時:

春愁や少し煮物の固すぎて

作者名 かぬまっこ 回答数 : 2

投稿日時:

美しく強く真白く雪のよに

作者名 立ち呑み 回答数 : 2

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ