俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1418ページ目

「竹馬の友新道に立ちて風懐かし」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 竹馬の友新道に立ちて風懐かし

ぐうたら亭主さん、こんにちは。初めまして。
外国の方なんですか?俳句はいいですよー。日本語の上達にもってこいです。

さて御句拝読しました。他の方々もおっしゃっていますが、なかなか意味をとらえにくいですね。こうした場合は、推測してみる。これもまた楽しいことです。
特にわからなかったのは「新道」の解釈です。最初は、京都の清水新道とか、横浜新道とか、とにかく、地名(通りの名前)かと思いました。次に、いや、もしかして、新しい進路、みたいなことかな、とも思いました。でも、①竹馬(ちくば)の友、などという日本語をご存知であるならば新しい進路のことを新道などと表現するはずはないだろう、②下五で風が懐かしいと言っているのだから、新しい進路にはそぐわないだろうと考え、地名にしました。

余談ですが、ちょうど一昨日、ある駅の前の「しんみち通り」にある居酒屋で友人と一杯やったところでした。

ごめんなさい、話を元に戻します。

以上の思いに季語を加えて、次のようになりました。

・竹馬の友新道の風懐かしき
・秋風や竹馬の友と新道を

または、

・旧友と清水新道秋の風
・懐かしの友と新道秋の風

これは、竹馬の友を旧友にして、京都の清水新道を舞台にしてしまいました。ご容赦ください。

点数: 1

「秋時雨金木犀の香に濡れる」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 秋時雨金木犀の香に濡れる

ぐうたら亭主さん、こんにちは。
先ほど、前の句にコメントさせていただきました。
前の句もわかりにくかったですが、勝手推測でご返事しました。

御句、先にヒッチ俳句さんがコメントしていらっしゃいますが、ご理解いただけましたでしょうか?

ここは、例えて言えば、道のわからない人に、メンバーが少しでも役に立つかもしれないと、行き方を教えてあげるようなところです。
その場合、初心者かどうかは別として、その人がどこへ行きたいのかがわからないと、道の教えようがないですよね。
それと同じで、ここはコメント欄がありますから、そこに、どこに行きたいか、すなわち、「何を言いたいのか?」を書いて欲しいのです。そうすれば、私たちは「あ、そういうことを言いたいのだったら、こうしたほうがいいですよ」とかアドバイスできるようになります。
よろしくお願いします。

点数: 4

「子と共に秋にたずねし天の川」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 子と共に秋にたずねし天の川

高井和正さん、こんにちは。
御句拝読しました。
俳句季語は一つということはご存知と思いますが、「秋にたずねし天の川」で、「秋」と「天の川」が重なっています。
そもそも、秋にたずねし、とは?

ご自身のコメントで、秋なのに夏の大三角形や天の川が見えることの再発見、とありますが、夏の大三角形は俳句にないからいいとして、天の川は秋の季語でもあり、秋に見えますよ。

まずは、「子とともに見上げる夜空天の川」から始めて、これをもう少し推敲してみてはいかがでしょうか。
よろしくお願いします。

点数: 1

「家計簿は畑と相談ムカゴ飯」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 家計簿は畑と相談ムカゴ飯

餡ころ餅さん、こんにちは。
御句拝読しました。
これは面白いですねー。「家計簿は畑と相談」、という措辞で、ご自身が農業をやっていてある程度野菜が取れる。他の食材を買うかどうかはその取れ具合と相談、という意味ですね。面白い。
下五のむかご飯が効いていますよ。ひらがな表記はすでに出ていますよね(漢字の零余子はちょっと難しいのでひらがなでいいと思います)。

これが栗ご飯とか松茸飯などでは、高級感があって効果がない。松茸は餡ころ餅さんにとっては高級食材ではないかもしれませんが、「むかご」であるところに庶民的なイメージが漂って、御句を身近に引き寄せます。
このままいただきます。

点数: 1

「つる草を越えて日陰の夕化粧」の批評

回答者 なお

添削した俳句: つる草を越えて日陰の夕化粧

不尽さん、こんにちは。
御句拝読しました。コメントで思いは伝わるものの、俳句そのものを読ませていただく限りでは、「つる草を越えて日陰の」という措辞の意味がつかみにくいと思います。
季重なりの問題ではなく、「越えて」の意味の取り方でしょうか。

「越える」にこだわりがあれば、

・つる草を乗り越え咲くや夕化粧

とかであれば、少し意味がわかりやすくなるかもしれません(動詞の連続とかは置いておいて)。

または、越えなくても、

・つる草の中にひときは夕化粧

最初は、「つる草の中に艶やか夕化粧」としようとしましたが、「ひときは」でご想像いただくのもいいかと思いました。
よろしくお願いします。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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