俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1666ページ目

「網戸より眺む羊の毛刈りかな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 網戸より眺む羊の毛刈りかな

あらちゃんさん、こんにちは。
御句拝読しました。
これってとてもいい感じの句だと思うのですが、「網戸」が夏の、「羊の毛刈り」が春の季語だと思うのです(間違えていたらごめんなさい)。
あらちゃんさんのことですから、あえて網戸から眺めたのだと思いますし、別に本当にいまそれが見えたのであれば、季重なりも特に問題ないかと思いますが、この点について何かご教示いただけますでしょうか?
どうぞよろしくお願いします。

点数: 1

「母の日の宅配便心待ち」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 母の日の宅配便心待ち

もなかさん、こんにちは。初めまして。
語彙力なくても俳句は楽しめますよ。それに、やっていくうちに、少しずつ語彙力もついていきますよ。

さて御句拝読しました。母の日に宅配便を心待ち、いいですねー。優しい息子さんをお待ちですね!

基本の音数のことはすでに皆さんから出ていますので、私からは、慈雨さんもおっしゃっていて繰り返しになるのですが、下五の「心待ち」についてちょっとお伝えします。

宅配便を待っていらっしゃるのがこの句の主眼ですので、それは伝えたいのですが、作者自らが「心待ちにしている」、と言ってしまうと、読み手は「そうですか、早く来るといいですね」となってしまって、それ以上に話が続かないというか、想像が膨らまないような気がするのです。

主観的な心境よりも、客観的な状況とかを伝えて、あとは読み手に心境を想像してもらう、という作りだと、句に広がりが出て面白いですよ。
提案句としては、すでに出ているものの他に、

・母の日や子の赴任地の名産品
・母の日や毎年届く旬のもの
・母の日にまた山形の息子から

勝手に息子さんが山形にいることにしてしまいました、すみません。
こういう提案って、ほんの一例であって、何かのご参考になればと置かせていただくもので、「誤りを正した」とか、「こうすべきだ!」「こうしなくてはならない」なんていうものではありません。私を含めてメンバーは、ここにご投句いただいたら一生懸命にコメントしますが、それはお互いに楽しんで上達していけたらと思うからです。
ぜひ一緒に楽しんでいきましょう!よろしくお願いします。

点数: 1

「傘を閉じ子の丈を観るなめくぢり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 傘を閉じ子の丈を観るなめくぢり

万年雑草さん、こんにちは。
御句拝読しました。これって、動詞が複数入っていますが、傘を閉じたのも、「子の丈を観」たのも、人間(作者)ですよね?
なんだか、下五の「なめくぢり」が子の丈を観たみたいです。
なめくぢりは取り合わせではなく、実際にお子さんが見たのですよね?
ごめんなさい、ちょっとわかりにくいです。

・傘閉じてなめくぢり見る我が子かな

ということでしょうか?
他の方々のコメントで勉強させていただきます。よろしくお願いします。

点数: 2

「母の日に母膨らませ風船のごと」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 母の日に母膨らませ風船のごと

負乗さん、こんにちは。
御句拝読しました。読めば読むほど、切なくなる句ですね。泣かせます。

ただ、もしかしたら、お母さんの口から空気を送り込んで空高く…なんていう読み方されるかもと思いました。風船のように膨らむのが思い出でなく、お母さんのように取られるかもと。
それを避けるために、

・母の日や思い出は風船のごと

句またがりで考えてみました。
もう一つ、

・母の日や膨らませたき頬と胸

痩せてやつれてしまったお母さんに、それこそ息を吹き込んででもふっくらとさせてあげたいという思いからです。
よろしくお願いします。

点数: 1

「古書の中恋文一つ薄暑かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 古書の中恋文一つ薄暑かな

博充さん、こんにちは。
御句拝読しました。これは想像が広がる句です。
というのは、良くも悪くも、これが自宅の本棚か古書店かわからず、自宅の本棚でも、この恋文が昔の自分宛のものか、自分が書いた書きかけか、はたまた全く知らない人のものかわからないからです。
どのようにも想像が膨らみますね。

まず私は、古書店で、とある本を手に取り開いてみたら、古い封筒がポトリと。何かと思ってみたら誰かが誰かに宛てたラブレターだった、という読み。

・古書店の本から恋文薄暑光

一方、自宅の話で、その恋文は親のものだったりした場合は、

・書棚より恋文落つる薄暑かな
・字典から父の恋文夕薄暑

よろしくお願いします。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

何もかも高い世なれどカーネーション

回答数 : 6

投稿日時:

行列の先頭いずこ陽炎へる

回答数 : 24

投稿日時:

車庫造るため引き抜きし桜かな

回答数 : 30

投稿日時:

ガラス戸に犯人の顔花の雨

回答数 : 25

投稿日時:

入院の爺見舞う爺春惜しむ

回答数 : 25

投稿日時:

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その他の添削依頼

名月や旅に出てこそ輝けり

作者名 なお 回答数 : 32

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春の梅こころ暗しも前向けた

作者名 山田太一 回答数 : 1

投稿日時:

バイク乗り冬の風切り鳥になる

作者名 まさ 回答数 : 3

投稿日時:

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