「母の日の宅配便心待ち」の批評
もなかさん、こんにちは。初めまして。
語彙力なくても俳句
は楽しめますよ。それに、やっていくうちに、少しずつ語彙力もついていきますよ。
さて御句拝読しました。母の日に宅配便を心待ち、いいですねー。優しい息子さんをお待ちですね!
基本の音数のことはすでに皆さんから出ていますので、私からは、慈雨さんもおっしゃっていて繰り返しになるのですが、下五の「心待ち」についてちょっとお伝えします。
宅配便を待っていらっしゃるのがこの句の主眼ですので、それは伝えたいのですが、作者自らが「心待ちにしている」、と言ってしまうと、読み手は「そうですか、早く来るといいですね」となってしまって、それ以上に話が続かないというか、想像が膨らまないような気がするのです。
主観的な心境よりも、客観的な状況とかを伝えて、あとは読み手に心境を想像してもらう、という作りだと、句に広がりが出て面白いですよ。
提案句としては、すでに出ているものの他に、
・母の日や子の赴任地の名産品
・母の日や毎年届く旬のもの
・母の日にまた山形の息子から
勝手に息子さんが山形にいることにしてしまいました、すみません。
こういう提案って、ほんの一例であって、何かのご参考になればと置かせていただくもので、「誤りを正した」とか、「こうすべきだ!」「こうしなくてはならない」なんていうものではありません。私を含めてメンバーは、ここにご投句いただいたら一生懸命にコメントしますが、それはお互いに楽しんで上達していけたらと思うからです。
ぜひ一緒に楽しんでいきましょう!よろしくお願いします。