俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1286ページ目

「白銀にて目をも刺したる氷柱ばり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 白銀にて目をも刺したる氷柱ばり

嘉手納北見さん、こんにちは。
御句拝読しました。
雪国の情景でしょうか。ただ、それはわかるのですが、それ以上はよくわからなくて鑑賞が進まないのが残念です。
「白銀にて」、これはおそらく雪のこと、一面の銀世界ということだとは思います。その舞台の中で、「目をも刺す」ということは、目以外のものも刺すのだと思いますが、それはどこを刺すのか?心でしょうか?

さらに「氷柱ばり」。これは、刺すから連想すると、氷柱を針のように見立てたということでしょうか?
慈雨さんもおっしゃっていますが、氷柱は先が尖っているのが特徴ですから、季語にその点は含まれています。ですから、氷柱だけでいいと思いますよ。

・太陽とともに目を刺す氷柱かな

こんな意味かと思いますが、氷柱の鋭利さと雪に反射した太陽光の眩しさは、別々に詠んだほうがいいと思いました。

点数: 0

「夕焼けや駒うつ音の影二つ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夕焼けや駒うつ音の影二つ

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。縁台将棋ですよね。いいですねー。私は将棋は得意でないですが、やってみたいです。
御句、「駒うつ音の影」という措辞が気になりました。音の影、は、詩的な表現ではありますが、逆に駒を打てば音は出るから、外してもいいかなとは思いました。

・夕焼けや道に駒打つ影二つ
・夕焼けや庭に駒打つ影二つ

これは、「音の」を外した分の音数で、家の中ではなく外で打っているのだということを強調しているのですが、「夕焼けや」とか「影」で屋外は想像できますね。

・夕焼けや駒を打ち合う影二つ

対局を意識してみました。ただどれも、原句より良くなっているとは思いません。提案道場です(笑)!

点数: 1

「梅雨曇明日に到着開始せよ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 梅雨曇明日に到着開始せよ

シゲさん、こんにちは。
御句拝読しました。シゲさんの句は私のような者にはわかりにくいのが多いのですが、これもわかりにくかったです。
たまらずコメントを拝読。なるほど、そういうことですか!

それならまず、「曇」ではなくて「雲」のほうが伝わると思いますよ。
次に、「明日の到着開始せよ」、面白い措辞ですが、たとえば誰かに、「明日の到着を開始してください」と言ったとして、その人は理解できるでしょうか?
あと少し言葉を足して、「明日到着できるように準備を開始してください」「移動を開始してください」ということならわかると思うのです。

そこで、
・梅雨の雲明日着くように動き出せ

ということではどうかと思いました。
しかし、どこに?なんのために?という疑問が残ります。

・明日は晴れ移動始めよ梅雨の雲

こんな感じもありかと思いました。

点数: 2

「亡き恩師偲びて墓に水を打つ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 亡き恩師偲びて墓に水を打つ

山口雀昭さん、こんにちは。
御句拝読しました。恩師のお墓参りをなさるとは素晴らしいことだと思います。

ただ俳句として見た場合、季語はどれでしょうか?
墓参りや墓掃除、あるいは墓洗ふは季語ですが、墓だけでは季語になりません。
では水を打つを季語として置いていらっしゃるのかと思いましたが、打ち水とは、ご存知の通り、涼を求めるために庭とか家の前の通りにホースやバケツで水を撒くことですので、ちょっと意味が違うと思います。
私は墓に水を掛けますが、墓に水を打ってしまっては、恩師の先生が少し気の毒に思います。

・亡き恩師偲び墓参りで一句
・恩師の墓洗ひつつ南無阿弥陀仏

点数: 2

「ヒートンぐりぐり薄暑の壁抉る」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ヒートンぐりぐり薄暑の壁抉る

長谷さん、こんにちは。ご無沙汰しています。
この度はポスト木曜日秀作おめでとうございます㊗️!
懐かしいお名前を拝見して、我がことのように嬉しくなりました。入選句は、木曜日の中で一番いいですね。私にはとても詠めない。

私は今回、月曜日でしたよ。いつも火曜日はなんとかたどり着いて、水曜日を狙っているつもりでしたが、早々と。
私は全ボツが何回もあるので、水曜日までに出ないと、期待と不安が交錯した不思議な気持ちになるのはよくわかります。
今回、薄暑はどれも自信がなくて、結果、月曜日に出てしまいました。

長谷さんにあやかって木曜日、いや、まずは水曜日を目指します。

さて、御句ですが、よくわかりませんでした。ヒートンがわからなかったから。ググりました。あれか!?あれをヒートンと言うのですか。

・ヒートンの壁ぐりぐりと薄暑かな
・ヒートンの薄暑の壁をぐりぐりと

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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