俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1114ページ目

「豪快にレモンをしぼる男飯」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 豪快にレモンをしぼる男飯

春野ぷりんさん、こんにちは。
御句拝読しました。レモンを使うなんて、ご主人のお料理の腕は相当ですね!

私は、「男飯」がインパクト強いですが、意味がわかりませんでした。作るより、食べ物のことかと思いました。
男の人が、何か、どんぶりメシにレモンを絞って掻っ込む(?)景色を想像しました。どういうご飯だろうと。

コメントのような句意であれば、こんなのはいかがでしょう。

・レモン絞る夫の手料理豪快に

点数: 2

「秋空と大地は我を挟みをり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 秋空と大地は我を挟みをり

感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。
私は、秋の空というとどこまでも高く澄んだ高い空を想像してしまうので、そこと地面に「挟まれる」という感覚がちょっと理解できませんでした。

挟まれる雰囲気を出そうと、季語を何かどんよりと重く垂れ込めた空にしようかと探しましたが、秋ではなかなか難しかったです。

それと、俳句は基本的に「我」のことを詠むので、他の人を挟むこともないので「我」は必要かな?とも思いました。

しかし感じさんのことですから、あえて入れたのだろうと。

そこで私の提案ですが、「我」は残して、「挟まれる」は、そのニュアンスは残して言葉は変えてみました。

・秋空の下の大地の上の我

下五、「上に我」と迷いました。

点数: 1

「知る顔も見知らね顔も芋煮会」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 知る顔も見知らね顔も芋煮会

おかえさきさん、こんにちは。
御句拝読しました。
そして懺悔します。
私も本当の芋煮会は、経験ないのです。
当地の地域イベントで、大鍋にお肉や季節の野菜をたくさん入れて煮込み、それを地元の一流レストランのシェフが味付けをしてみんなに振る舞うというのがあり、出来上がる何時間も前から長蛇の列です。
私もいただいたことありますが、美味しくて、あとバンドの演奏や出店もあってとても楽しいイベントです。
これを芋煮会とダブらせて、思いをつなげて作句したりコメントしていました。

「芋煮」は、すみません、よく見たら、芋煮会の傍題になっていませんでした。でも、「芋」が季語ですから、芋煮は、芋煮会と切り離して考えるべきですね。
知ったかぶりして申し訳ありませんでした。

点数: 1

「急行の過ぎゆく駅や秋時雨」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 急行の過ぎゆく駅や秋時雨

水谷さん、こんにちは。
御句拝読しました。
先に感じさんがわかりやすいコメントをなさっていて、私も同感でご提案句に一票です。
あと一つだけ、付け加えさせてください。
御句、「急行過ぎゆく」ですと、10人中9人は、各駅停車しか止まらない駅と思うと思いますが、一人くらいは、「急行が出てしまった」と取るかもしれません。
それはそれで風情があるのですが、もし、急行通過ということをしっかりとお伝えになるには、感じさんのご提案のように「急行の止まらぬ」となさったほうがいいと思いました。否定形に悲しみが募ります。

点数: 0

「入学後だまる教室見るスマホ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 入学後だまる教室見るスマホ

俳句好きの青年さん、こんにちは。
御句拝読しました。

入学が季語だと思いますが、ちょっと気になりましたのは、かなり長い期間を指しているような気がしたことです。

「入学」は、基本的に入学式当日とか前夜の期待と不安、喜びや子育ての感慨とかを表す季語だと思います。

しかし御句では、入学してからずっと、みたいな意味で使われているように読めます。

もしかしたら、入学式が終わった後のその日だけのことかもしれません。
もしそれであれば、そこをもう少し明確にした方がいいと思いました。

・入学式見知る子なくてスマホ見る

これだと入学式そのものでスマホいじっているみたいで、少し違うとは思いますが、とにかく、「高校に入ってからというもの、ずっと〜」というような句意だと、俳句としては輝きが薄れると思いました。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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