「急行の過ぎゆく駅や秋時雨」の批評
回答者 こま爺
おはようございます。
推測ですが、列車が通過してしまうなんとも言えない疎外感と秋時雨のちょっと鬱陶しい気分の取り合わせの句ですかね。
「過ぎ行く」は若干情緒的な感じもしますが、ここは冷たく事柄だけを、すなわち「通過する」とするのはいかがでしょうか。
”急行の通過する駅秋時雨”
よろしく。
点数: 0
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作者 水谷 投稿日
回答者 こま爺
おはようございます。
推測ですが、列車が通過してしまうなんとも言えない疎外感と秋時雨のちょっと鬱陶しい気分の取り合わせの句ですかね。
「過ぎ行く」は若干情緒的な感じもしますが、ここは冷たく事柄だけを、すなわち「通過する」とするのはいかがでしょうか。
”急行の通過する駅秋時雨”
よろしく。
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回答者 感じ
こんばんは🌇お世話になります。
さて、御句。
型はしっかりできています。
さて、句意として以下二つ、考えられます。
①今まさに、作者の前を、急行が過ぎている(動)
②(作者が知る)急行が過ぎる駅に作者がいる(静)
俳句としては、多義的な解釈を許す句がよいのかもしれません。
以下は参考。
作者の主題が「その駅」の「淋しさ、哀愁」(作者の感情も含めて)あるのであれば、
・否定形を使って、(静)とした方が「哀愁」は強まる気はします。
(参考)
・急行の止まらぬ駅や秋時雨
よろしくお願いします。
点数: 1
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回答者 なお
水谷さん、こんにちは。
御句拝読しました。
先に感じさんがわかりやすいコメントをなさっていて、私も同感でご提案句に一票です。
あと一つだけ、付け加えさせてください。
御句、「急行過ぎゆく」ですと、10人中9人は、各駅停車しか止まらない駅と思うと思いますが、一人くらいは、「急行が出てしまった」と取るかもしれません。
それはそれで風情があるのですが、もし、急行通過ということをしっかりとお伝えになるには、感じさんのご提案のように「急行の止まらぬ」となさったほうがいいと思いました。否定形に悲しみが募ります。
点数: 0
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