俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1619ページ目

「地中にはゾンビの眠る花の宴」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 地中にはゾンビの眠る花の宴

感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。面白い句ですね!
でも私はどうしても、ゾンビというと、ホラー映画とかに出てくるあの気持ち悪い、正直言って化け物を思い浮かべます。
じつは私は、古い人間なのか、地中には祖国を守ってくださった英霊やご先祖様が埋まっていて、その方々の思いが、毎年きれいな花を咲かせているのだと教わってきましたし、また、今でも信じています。
そんなわけで、御句にはちょっと賛同しかねる部分があるのですが、一方で、なおじい2号が、「バカやろう、何言ってるんだ!感じさんのことだ、そのくらいわかっているよ。ここでいうゾンビは、あんな化け物のことではなく、この平和な世界をこれまで築き上げてきてくださった累々たる屍のことを言っておられるのだよ。でも先祖とか英霊とかいうと類想類句になるでしょ、だからゾンビと置いたのだよ。そこまで読み取りなさい!」と言っています。

そうかもしれません。勉強になりました。

点数: 1

「ミスティといふ名の酒や花明かり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ミスティといふ名の酒や花明かり

るるさん、こんにちは。
御句拝読しました。いいですねー。
先月末、あるイベントでバンド演奏の司会(MC)をしましたが、最後の曲が「ミスティ」でした。ジャズのスタンダードナンバーです。カクテルのミスティは、それから名づけられたそうです。
御句。「ミスティ」は、ここではお酒のことです、とおっしゃっているのはいいと思います。でも、慈雨さんやヒッチさんのおっしゃるように、◯杯目、とか、グラスを入れてお酒と匂わすのは上手いなあと思いました。
いい夜でしたね。

点数: 1

「紋白蝶ねむりし猫に羽をやすめ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 紋白蝶ねむりし猫に羽をやすめ

ゆきえさん、こんにちは。
御句拝読しました。可愛らしいシーンですね。ほのぼのとします!

ただ、下五がどうしても「はねをやすめ」と六音に読めてしまいます。骨休めではないですが、「羽やすめ」でもいいのではないかと思いました。
また、「紋白蝶」は下五に置いてみてはと思いました。これも六音ですが、季語ですし固有名詞、さらには最後が「ちょう」と長音になりますので気になりませんし。

・猫の背に羽を休むる紋白蝶
・寝る猫に羽やすめゐる紋白蝶
・縁側の猫の額に紋白蝶

よろしくお願いします。

点数: 1

「入学式マック予備校犬散歩」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 入学式マック予備校犬散歩

慈雨さん、こんにちは。
御句拝読しました。ヒッチさんと同じで、ごめんなさい、よくわかりません。難しい。

マックはマクドナルドだとはわかりました。
ただ、入学式でいきなり予備校が出てきたことに戸惑いました。私には、予備校というと、入試に失敗して、翌年にリベンジするためにいわゆる浪人生が一年間通う学校を思い浮かべます。もし現役生が放課後に行くとしたら、それは「塾」です。

さらに難しいのが、犬の散歩です。勉強とは正反対の行動で、老若男女するものですし、入学式とどうつながるのか?
もしかしたら、入学式の終わった後で、ある人はマックへ行き、ある人は予備校へ、そしてある人は犬の散歩のために帰宅する、ということでしょうか?
でもそれだと特に入学式でなくても…。

・春夕焼マックだ塾だ愛犬だ

すみません、よろしくお願いします。

点数: 3

「飛ぶ蝶のパンチの猫をくぐりけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 飛ぶ蝶のパンチの猫をくぐりけり

ゆきえさん、こんにちは。
御句拝読しました。猫パンチ!猫ちゃんが目が覚めて、「おれの背中で羽休めするな!」と怒り出したのでしょうか?(笑、勝手にオス猫)
続けてコメント失礼します。

語順的に、

・飛ぶ蝶の猫のパンチをかいくぐり

とかのほうがすんなりするのではと思いました。

また、別のことですが、「飛ぶ蝶の」の「の」が、所有格の「の」に読めますので、

・紋白蝶猫のパンチをくぐり抜け
・蝶ひらり猫のパンチをかわしをり

なんてのもありかと思いました。
よろしくお願いします。

点数: 2

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

キャタピラに蝶のとまりて戦止む

回答数 : 1

投稿日時:

年ごとに歩く距離減る花見かな

回答数 : 20

投稿日時:

街道に名残の雪の消え残り

回答数 : 24

投稿日時:

うららかやカゴに特売品の山

回答数 : 25

投稿日時:

朝食にパンのよく出る春休み

回答数 : 23

投稿日時:

なおさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

独り身の秋を自由に蛍かな

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老いてなお歳時記にらむ夜長かな

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濡れそぼつ右ハンドルの蜘蛛の糸

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