「紋白蝶ねむりし猫に羽をやすめ」の批評
回答者 あらちゃん
ゆきえさまおはようございます。
可愛い句をお詠みになられましたねー!
寝ている猫に蝶が止まる、その観察眼に脱帽しました。
常日頃からアンテナを張ってらっしゃるのですね。
句としましてはイサクさま、なおさまに先を越されましたのでコメントすることはありません。
ですが句材の良さは抜群だと思いました。
点数: 1
添削のお礼として、あらちゃんさんの俳句の感想を書いてください >>
作者 ゆきえ 投稿日
回答者 あらちゃん
ゆきえさまおはようございます。
可愛い句をお詠みになられましたねー!
寝ている猫に蝶が止まる、その観察眼に脱帽しました。
常日頃からアンテナを張ってらっしゃるのですね。
句としましてはイサクさま、なおさまに先を越されましたのでコメントすることはありません。
ですが句材の良さは抜群だと思いました。
点数: 1
添削のお礼として、あらちゃんさんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 イサク
おはようございます。
◆散文の語順が気になります。
「紋白蝶(が)ねむ(っている)猫に羽をやすめ(ています)」という文章を、十七音に切り取っただけ、という形です。
◆文法的に間違ってはいませんが、「ねむりし」をわざわざ過去形にしているのが気になりました。音数合わせでしょうか?
本来は「眠っている猫」なので「眠りたる猫」ですね。
◆「羽をやすめ」の表現の安直さが気になりました。
これは使い古された擬人化の比喩で、なおかつ「羽を休めているのだろう」という作者の主観が入る比喩です。
比喩なので主観が入るのはダメではないですが、「休憩している」かどうかは本当は紋白蝶にしかわからないので、こういう「蝶の気持ちになった比喩」を使うなら、他の部分も使って説得力を出したいところです。
・猫眠る背なに紋白蝶とまる
・紋白蝶休むや猫の頭にも
点数: 2
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 なお
ゆきえさん、こんにちは。
御句拝読しました。可愛らしいシーンですね。ほのぼのとします!
ただ、下五がどうしても「はねをやすめ」と六音に読めてしまいます。骨休めではないですが、「羽やすめ」でもいいのではないかと思いました。
また、「紋白蝶」は下五に置いてみてはと思いました。これも六音ですが、季語ですし固有名詞、さらには最後が「ちょう」と長音になりますので気になりませんし。
・猫の背に羽を休むる紋白蝶
・寝る猫に羽やすめゐる紋白蝶
・縁側の猫の額に紋白蝶
よろしくお願いします。
点数: 1
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
猫に止まる蝶