俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1623ページ目

「荒土を押しのけ痩せのアスパラや」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 荒土を押しのけ痩せのアスパラや

ネギさん、こんにちは。御句拝読しました。先に慈雨さんが適切なコメントをなさっていて、これで全て網羅されていると言っても過言ではないような。そこにあらちゃんさんとゆきえさんがいいご提案句を置いていらっしゃいますね。

もう出る幕はないと思いましたが、悪い癖でのこのこ出てきました。慈雨さんの繰り返しになる部分は本当にご容赦ください。

前の句の時にも思って、どうしようかなと思っていましたが、句末の「や」、これは避けてください。
例えて言えば、デザートのあとにメイン料理が出てきたような、紅白のトリの熱唱のあとにNHK会長の挨拶が10分間あるような。もう芝居は終わったのに、なぜか「10分間の休憩です」という案内が流れるような…。いや、どれも上手くないですね、例示はやめておきましょう。

また、俳句では、語句の短縮、略語も避けたほうがいいです。タワーマンションをタワマンとか、自転車をチャリとか。まして季語はなおさらです。

あまり繰り返しのコメントになるのもなんですので、この辺で失礼します。
提案句は、先に申し上げましたように、良いものが出ていますので私は控えます。よろしくお願いします。

点数: 1

「この街はかくも桜の多かりき」の批評

回答者 なお

添削した俳句: この街はかくも桜の多かりき

OYAJIさん、こんにちは。
御句拝読しました。素敵な街ですね。どこの街のことをお詠みでしょうか?あそこかな?あそこかな?想像が膨らみます。

ただ、気になりましたのは、下五の「多かりき」の「き」です。
私は文法に詳しくないので、間違っていたら他の方々に訂正していただきたいのですが、この「き」は過去を表すのではないかと。

そうなりますと、「この街はこのように桜が多かったなぁ(今は見る影もないが)」となり、ちょっと不自然かと(ごめんなさい、もしかしたら私が大間違いしているかもしれません)。

・この街はかくも桜に満ち溢れ

これであれば大丈夫かと思いますが、今回は特に自信がなくて、他の方々のフォローをお待ちします!
よろしくお願いします。

点数: 1

「初蝶や駐輪場の満車札」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 初蝶や駐輪場の満車札

ゆきえさん、こんにちは。
拙句「キャタピラ」にコメントおよびご提案句有難うございました。
おっしゃる通り、この句は、戦争をやめてほしいと思って作っているので、戦は止むとか、ゆきえさんのように安らうとかにしないと力がないと思ったのです。
例えば、工事のブルドーザー等のキャタピラであれば、蝶がとまったところで今日の工事を続けようがやめようがどうでもいいのですが、
戦場における蝶は平和の使い、女神の化身ということで、そのお力で戦争をやめさせてくれると。
そこまで詠んでくださって感謝です。

さて御句拝読しました。実は私は、こういう、季語+名詞だけという句は苦手なのです。作句も鑑賞も。
しかし、慈雨さんのコメントで目が覚めました。この人はすごいですね、悔しい(笑)。一気に好きになりましたよ。

まあ、私なら、

・蝶舞うや駐輪場は満車なり
・満車とや駐輪場に蝶の舞う

というくらいですか。駐輪場がもう満車で人が来ないので、蝶が安心して飛び交っているという光景です。なんだかすみません。
よろしくお願いします。

点数: 1

「杖つく吾を追い越せぬ人花の昼」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 杖つく吾を追い越せぬ人花の昼

おかえさきこさん、こんにちは。
御句拝読しました。
私も初読で、上五は「杖の我」、中七は「追い越せぬ」ではなくて「追い越さぬ」だろうと思いました。
しかしその時点ではもう、多くの方々がコメントなさっていて全く同じご意見なので、私からはコメントしませんでした。
でもそうすると、おかえさんがご心配なさると申し訳ないと思い、このように出てきました。

歩くのは小幅でゆっくりとね、急いで転んだら大変です!
よろしくお願いします。

点数: 1

「どこかしら風にのりたる沈丁花」の批評

回答者 なお

添削した俳句: どこかしら風にのりたる沈丁花

ネギさん、こんにちは。
御句拝読しました。
どこかしら、でも、「どこにあるかわからないが」というニュアンスですから悪くないですが、ご自身のコメントからしますと、

・どこからか風に乗り来る沈丁花

ということではないでしょうか。
よろしくお願いします。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

名の由来知らぬ世代や昭和の日

回答数 : 10

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回答数 : 21

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回答数 : 24

投稿日時:

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