俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

濡れそぼつ右ハンドルの蜘蛛の糸

作者 げばげば  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

雨降りの自転車、まといつく。最近は晴天も多いですが。

最新の添削

「濡れそぼつ右ハンドルの蜘蛛の糸」の批評

回答者 朝野光

はじめまして
夏休みの句へのコメントありがとうございます
誰かの疑問に、別の誰かが答えを提示していただけるような句はとてもいきいきするなと思っているところです

雨の中必死になって帰ってきて慌てて軒下に自転車停めたけど、蜘蛛の巣にひっかけちゃって蜘蛛の巣が濡れそぼつ状態になったのかな?
という想像は出来ます
こちらの句は、「濡れそぼつ」がとても大胆で、なおかつ強い雨を感じられるところが強みだと思いました

濡れそぼつ物が蜘蛛の糸だと仮定すると、蜘蛛の糸では頼りない感じがします
蜘蛛の巣、蜘蛛の囲という選択もあります

そして「右ハンドル」では自転車よりも自動車の方が想像できるのは言葉のもつ力です
「ハンドルの右」といえば、農機具や自転車などの可能性が高くなるでしょう
トラクターだと思われても面白い光景だと思います
トラクターに右ハンドルも左ハンドルもありませんから

ハンドルの右に蜘蛛の囲濡れそぼつ

句の評価:
★★★★★

点数: 2

添削のお礼として、朝野光さんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

ハンドルの蜘蛛の巣濡れて光りけり

回答者 よし造

句の評価:
★★★★★

拙句・・好意的コメントいただくと元気が出ます。ありがとうございました。
御句・・眼のつけどころがいいと思います。小さな発見が俳句の一つの持ち味でしょうね。たしかにハンドルの所に蜘蛛の巣がよくはります。
掲句は、右が不要のようなきがしたので削除し、季語を飾って見ました。

点数: 1

添削のお礼として、よし造さんの俳句の感想を書いてください >>

ハンドルもサドルも濡るる蜘蛛の糸

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

最初に句から想像したのは「国産車」で、コメントを見るまで自転車には行きつきませんでした。
言われてみれば「蜘蛛の巣&濡れる」で連想できなくはないのですが、最初に「右ハンドル」の固定概念にとらわれると、「車内で濡れてしまったのは涙か汗か何かの比喩だろうか?それともジュースをこぼしたということだろうか?蜘蛛の糸ということは、しばらく使ってなかった車を家族サービスで引っ張り出してきたのかな?」という、別に破綻していない(当社比)ところで連想が進みます。

◆自転車の景を出す
◆雨の景を出す
◆「蜘蛛の糸」との取り合わせはどうなのか見直す

とりあえず取り合わせはそのままに、提案句です。

・蜘蛛の囲や濡るるサドルへハンドルへ

点数: 1

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

濡れそぼつ右手ハンドル蜘蛛の糸

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。げばげば様、いつも勉強させていただいております。

拙句ESGのご評価ご添削有難うございました。門前は、私も「門前そば」とか「門前の小僧習わぬ経を読む」とかで、寺の前の印象が強く、単に「家の前」を表すにはどうしたらいいかさんざん悩みました。でも結局、これしかないのですよね。で、げばさんのように取られるのも覚悟(というよりそれ普通かも)で投句いたしました。

げばさん、最近恐ろしく精力的に投稿なさってますね。素晴らしい。私は先週から少し体調崩して、それでもこの道場は通っていましたが、どこへ行っても先を越されていました(笑)。そりゃそうだ、こちらは二日も三日も遅れての反応ですから(笑)。頑張らないと。

さて御句。一旦原句拝読して、ははぁ、どこかに置き去りにした外車を覗いてみた時の情景だな、山歩きしているとよくあるよ、こういうこと。と思い、コメントを読む。「おいおい、げばさん、字を間違えて自転車になっているよ!教えてあげないと」そう思いながら他の方のコメントを読み進めていくと、どうやらほんとに自転車のこと?考えてみたら右ハンドルは外車でなくて普通の国産車の仕様だ…。よかった、間違えているよなんて言わなくて。

提案句ですが、車でなくて自転車のことだよーというご添削はイサク様がしてくださっていますので、私は原句を動かさずに少しでも自転車感を、というのを置かせていただきます。

よろしくお願いします。

点数: 1

添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>

「濡れそぼつ右ハンドルの蜘蛛の糸」の批評

回答者 知世

句の評価:
★★★★★

いつもコメントありがとうございます。
俳句に対する真面目かつ愛のある姿勢、素敵だなあと思いながら他所のコメントまで読ませていただいてます。
私もせめて歳時記くらい買って勉強しようかしらと思うこの頃です。

こちらの句、視点がとても良いですね。
読んだときにはハンドルの蜘蛛の巣を眺めているのだなと思ったのですが、他の方のコメント欄見ると濡れたハンドルを握った時の句なんですね。
「右ハンドル」に焦点が合っているのは何かしら意味があるのかな、とは思ったのですがそこまではまだ読み取れませんでした。
ぬっとした感触、といったコメントをされてたかと思うのですが、そこが俳句にしっかり読み込まれていたらさらに面白いだろうなと思いました。

点数: 0

添削のお礼として、知世さんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

水鳥や川のせせらぐ日曜日

作者名 本田太郎 回答数 : 1

投稿日時:

草芽吹く受取人は誰だろう

作者名 春野ぷりん 回答数 : 0

投稿日時:

日曜の露天湯探し四温なり

作者名 世良日守 回答数 : 1

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『濡れそぼつ右ハンドルの蜘蛛の糸』 作者: げばげば
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ