俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1576ページ目

「道凍りガリガリ踏みし急ぐ人」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 道凍りガリガリ踏みし急ぐ人

まささん、こんにちは。
御句拝読しました。読むだけで滑りそうですね(笑)!気をつけてくださいね。

御句、中七、「踏みし」では過去になり切れが入ってしまいます。
「道が凍って、ガリガリ踏んだよなぁ…。急ぐ人」と、ちょっと変な感じになります。
それよりも、

・凍る道ガリガリと踏み急ぐ人

ちょっと説明的ですが、自分のことではなく人の動きの観察ということで。
よろしくお願いします。

点数: 1

「雛飾る遺影の母も向かひあひ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 雛飾る遺影の母も向かひあひ

おかえさきこさん、こんにちは。
再訪です。
拙句「三日目のおでん」にコメントおよびご提案句を有難うございました!おかえさんと気が合っていたなら嬉しいことです。
私が「三日目のおでん弁当箱の隅」を皆さんにご意見を伺ったのは、「アツアツの出来立てでない、冷えている」「複数で鍋を囲んでいない、一人で食べている」「弁当のおかずでも、主役でなく隅に入れられている」ことなどから、これでも季語として成立するかをお聞きしたかったからです。
「隅」が消えると、少しは中央に出られますかね(笑)?

さて、ポストの件、ドンマイです!
俳句は選者さんとの相性、というか、先生のお考えがありますからね。
私も夏井先生にはまず選んでもらえませんよ。この道場に来た時は、先輩方がやれポストだ、生活だと言っていて、なんじゃそれ?と思って静観していましたが、そのうち、やらないと話の輪に入れないような気がして投句を始めました。始めてしまえば、スマホで出来て手軽ですし、毎月のテーマができるので面白いと思っています。しかし上位はなかなか…難しいですね。
これからもよろしくお願いします!

点数: 1

「春暁や薄紫の通勤路」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春暁や薄紫の通勤路

やんさん、こんにちは。
御句拝読しました。いい感じの雰囲気ですよね。
ただ、春暁は薄紫というのは、清少納言の枕草子から言われていて、季語にも「空が紫色に変わっていく様子」というような意味が含まれています。
ですので、春暁という季語を置いただけで、もう、薄紫の映像は確保されていますよ。これは例えば、監督が、「おい、次の句は春暁で行くぞ!」と言えば、照明さんが、何も言わずに薄紫の照明を用意するようなものではないかと。
ですので御句では、薄紫のに変わる七音の語句を入れることができます。

・春暁や寝ぼけまなこの通勤路
・春暁や高速飛ばす通勤路

二句目は、クールス時代の舘ひろしさんの「紫のハイウェイ」からイメージしました!

もし、薄紫を生かすのであれば、季語を色合いのないものにして、

・冴え返る薄紫の通勤路

薄紫と通勤で、早朝のことだとわかってくださると思います。
よろしくお願いします。

点数: 2

「春寒きリストカットの傷の跡」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春寒きリストカットの傷の跡

いるかさん、こんにちは。
御句拝読しました。フィクションとのこと、文芸の表現は自由ですから、何をお詠みになっても構いませんが、ここは仲間の集まりです。いるかさんは明るいキャラで、積極的な投句とコメントで定評のある方です。そんないるかさんの、こんな俳句を読めば、そりゃあ心配しますよ。その辺はよろしくお願いしますね(外への投句の場合は大丈夫ですよ(笑)!)

さて御句、俳句として二点、気になりました。一点目、ゆきえさんもおっしゃっていますが、「春寒し」がいいのではと。原句では、「春寒き」と連体形でリストカットにかかっていて少し妙な気分です。

二点目は、「リストカットの傷の跡」という措辞が、若干、「頭痛が痛い」になっているような。リストカットは、手首を切ることで、当然傷が付きますよね。「リストカットの跡」でもいいのではと。
ただ、リストカットというと、もう思い切り「自殺を図った」となると思いますが、私は単に「手首の傷跡」として、えっ?どういうこと?と想像してもらおうとかと思いました。

・春寒し消えぬ手首の傷の跡

傷跡が消えぬでは月並みだとは思いましたが、とりあえず置かせてください。よろしくお願いします。

点数: 0

「旅先の道を迷いて葱坊主」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 旅先の道を迷いて葱坊主

ゆきえさん、こんにちは。
拙句「野遊び」にコメントおよびご提案句を有難うございました!
でも、我が家では「婆より」なんて言ったらご飯作ってくれなくなりますよ(笑)!

御句拝読しました。いいですねー。
道に迷って呆然としている作者と葱坊主が響いています。
もしかしたら、「迷いて」は「迷ひて」とかにするといいかもしれません。
また、ここのお題は機械的に繰り返されているようですので、どうしても何もテーマが浮かばない時の拠り所くらいに思っては。本当はそれではいけないのですけどね。
ゆきえさんくらいでしたら、「皆さん!今月のお題はこれにします!」とか、呼びかけてもよろしいのでは?私、頑張って投句しますよ(笑)。
よろしくお願いします!

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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入院の爺見舞う爺晴惜しむ

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投稿日時:

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