俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1426ページ目

「捨てるよな陶器の皿にラフランス」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 捨てるよな陶器の皿にラフランス

めいさん、こんにちは。
拙句「秋時雨長柄の傘をたたみけり」にコメント有難うございました。
私は先週は、ちょっとバタバタと立て込んでいまして、満足なご返信ができませんでした。申し訳ないです。

何やら、もしかして、「傘をたたむ」で、私が何かをやめるとか、そういうことを心配くださっていますか?
もしそうなら、有難いですが全然そんなことはないです。そもそも、「たたむ」は、店をたたむ、とかであれば退店を意味してあまり景気のいい措辞ではありませんが、私がたたむのは傘です。傘をたたむということは、雨がやんだ、晴れた、目的とするところに着いたというようなことを意味して、決してネガティブな意味ではないと思いますよ。

それと、「後朝」の文、というのはなんでしょう?ごめんなさい、よくわからないです。
最近めいさんは、投句とかコメントが消えた、消されたとかよくおっしゃっていましたが、それとは違うとは思いますが、大変申し訳ありませんがもう一度送っていただけますか?
このコメントでもう大丈夫であれば、別に結構ですけど。
よろしくお願いします。

点数: 1

「提案句不快指数梅雨のごと」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 提案句不快指数梅雨のごと

餡ころ餅さん、こんにちは。
御句拝読しました。

コメントから、提案句は不要とのこと、不要どころか、俳句から受ける印象としては不快なようですね。

基本的にあらちゃんさんやおかえさきさんのご意見に同感なのですが、これまで、他の方々へのコメントには、できるだけ提案句を添えるよう努力してきた者として、少しお伝えさせてください。

ここは添削道場ですので、誰かから投句があれば他のみんなで添削します。これはいいですよね。

ただ、ここの特徴は、名のある先生がいてその人がビシビシ直していく、というのではなく、俳句好きな仲間が集まって、みんなで相互に意見を言い合ったり、評価しあったりして少しずつでも上達していこうというサイトです。
ですから、添削道場という名前ではあっても、誰も名のある先生ではないので、本来の添削であれば、「それはダメ、こうしなさい。」とか、「そこは違う、正しくはこうでなければならない。」と、上位者からの明確な指示、指導のもとに行われるものだと思いますが、メンバーは別に先生と思っていませんし、確固たる自信があるわけではないですから、やはり控えめに、「それはこうしたほうがいいのではないですか?」「それもいいけど、こういう語順もあるのでは?」「こういう言い方もあると思います」という言い方になります。
これが「添削」という強い拘束力を持つ言い方ではなくて「提案」になる一つの理由であり、これを、よりわかりやすく、具体的に俳句の形にして示そうとしたのが提案句になります。

また、このサイトでは、夏井先生の添削本やテレビのプレバトのように、赤マジックで言葉を消したり、矢印で、「これを先頭に」とかの移動を意味したりすることができません。
ですから、添削の場合に、「上五のやを取ってのにして、それを下五に持ってきて、その下五のこれをそれにしたほうがいい」、とか言っているとわけがわからなくなるので、実際の俳句の形で置き直してあげることがあります。それも提案句となります。
これもひとえに、その方が投句してきた人にもわかりやすいだろうと思ってのことです。

私も最初の頃、よく手直しされました。ていうか、添削道場に出しているのですから手直しされて当然です。でも、直された句は確かにいい。いつか私もこんな句が詠めるようになりたいと思うと同時に、いつかは私がこんなふうに、あとから来る方々に、して差し上げなければと思っていました。
いま、いつのまにかここでは古い方になって、偉くもなんでもないですが、一生懸命にコメントして、できる限り提案句も置かせていただいています。

しかしそれも、人によっては不快であると知りましたので、これからは餡ころ餅さんには提案句は置きませんからご安心ください。
ご投句はお続けくださいね。今後ともよろしくお願いします。

点数: 4

「梨かじる図鑑三冊開きをり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 梨かじる図鑑三冊開きをり

素因数分解さん、こんにちは。
御句拝読しました。
俳句だけ読みますと、図鑑を三冊広げて梨をかじっている光景が浮かびますね。それがどなたかは別として、というより、俳句では特に言及されてなければ作者自身ですが、悪くないと思います。秋の一日、何を調べているのかはわかりませんが、いい光景ですよね。

ところがご自身のコメントを拝読しますと、ちょっと話が違ってきます。図鑑を三冊読み終わったあと?ご自身でも「一冊読むのに時間がかかる」とおっしゃっていますよね。だいぶ長時間のことをお詠みですか?
このコメントですと、いま現在、机の上に三冊開いているのではなくて、時間をかけて三冊順番に読んだということですか?

それですと、

・梨かじる図鑑三冊読み終へて

というようなものであれば、かなりコメントに近くなるのではないでしょうか?

次に、素因数分解さんのコメントについて少しお伝えします。
俳句は五七五だけで伝えたいことを伝えるものですから、本来はコメント(自句自解)が付属するものではありません。
しかしこの道場は有名な先生のご指導を受ける場ではなく、俳句を趣味として上達を目指す、わかりやすく言えば初心者どうしで意見や感想を伝え合うサイトです。
ですからどうしても作者自身によるコメントがあったほうがメンバーもコメントしやすくなります。
素因数分解さんの今回のコメントですが、「あまり自句について語るのは好きじゃない」、これは構わないと思います。他にもそのような方はいらっしゃいます。
しかし次のコメントを見ると、「どうも俳句の読み方をよく分かっていないと思しき方が散見される」との表記、これは失礼ですね。気をつけたほうがよろしいかと思います。
ご自身のことをおっしゃっているのかもしれませんが、これを読んだメンバーは、ほとんど全員、「私のことか?」と思うと思います。なぜならここは、まだまだ勉強中の人たちの集まりだからです。
しかしこのように言われて、気分の良い人がいるでしょうか?
できましたら、そういうことも配慮のうえでお続けいただければと思います。

御句の、「をり」の使い方の違和感や、取り合わせについてのご理解不足については、すでに他の方々がおっしゃってくださっていますので、私は繰り返しません。

コメントの中の、「俳句初心者の方は、ひとまずこの取り合わせの型を習得することをオススメします」というのは、私もそれを勉強始めたところですので、一緒にやりましょう、という意味ですよね?

最後に結んでいらっしゃるように、「まだまだ修行中」なのですね、わかります。
一緒に勉強していきましょう!よろしくお願いします。

最後に、私が取り合わせの句のお手本として大事にしている句をご紹介します。

「カタカナ語苦手な父や茄子の花」

これは私が尊敬する達人の句です。

点数: 4

「朝刊の敗戦結果秋思かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 朝刊の敗戦結果秋思かな

博充さん、こんにちは。
御句拝読しました。
私は、スポーツ(野球)と選挙と、どちらかな?と思いました。どちらも盛り上がりましたからね!

老婆心ながら、一点お伝えさせていただきますね。
俳句に限らず、文芸作品では、政治、宗教、人種、性別等については、扱いが極めてセンシティブになってきています。
御句も、俳句だけで見ますと、ああ、ご贔屓のチームが負けてしまったのだな、くらいで済み、特段の問題はないと思います。

ただ、時節柄、選挙の結果と取る人はいらっしゃると思いまして、事実、博充さんは選挙結果のことをお詠みですね。そうなると、「敗戦」という措辞が微妙になってきます。世の中には、「大勝利」と喜んでいる方がたくさんいらっしゃると思いますので。
もちろん、俳句は本番ではコメントはつきませんから、何の敗戦かは読み手の想像に委ねられます。
だから別にいいのですが、私は安全策としては、選挙のことなら、

・朝刊の投票結果秋思かな

くらいがいいのではと思いました。もちろん、博充さんが選挙結果にどのような感想を持とうが構わないのですが、ネットは怖いです。それもこれも、博充さんが余計な攻撃に遭わないためを思ってのことです。どうかご理解ください。

なお、最後が「かな」ですので、調べについてのコメントが入るかもしれませんが、私はこれで失礼します。よろしくお願いします。

点数: 1

「バーの床殻積もりゆく落花生」の批評

回答者 なお

添削した俳句: バーの床殻積もりゆく落花生

めいさん、こんにちは。
御句拝読しました。雰囲気のある句ですね。
私はそのバーに行ったことがないのですが、そういう、豆の殻とかを床に落とすシステムなのですか?今でも?
何だか、ハードボイルドなのか、殻入れに入れたらいいのにと言ったらいいのかよくわかりませんが(笑)、雰囲気はありますね!

ただ、他の方々もおっしゃっていますが、「積もりゆく」ですと、ずーっと見ていたことになります。
多分、楽しいお話がはずんで長時間いらっしゃった意味を含めようとなさったのかなと思いますが、やはり、最後の記念写真が床まで写っていたとして、

・バーの床殻の重なる落花生
・バーの床一面落花生の殻

などはいかがでしょうか。
そういうバー、行ってみたいです!

点数: 2

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