「天高く昇る竜虎は今何処」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 天高く昇る竜虎は今何処
頓さん、こんにちは。
再訪です。
奥様がご病気で、しばらくこの道場をお休みなさるとのこと、どうぞ奥様をお大事になさってください。
そしてまた、奥様が回復なさいましたらお戻りください。
お伝えしておきたいことがあるのですが、復帰なさってからだと私が忘れてしまうといけないので、今のうちに書き留めさせていただきます。
まず、頓さんのコメントとして、「これは私が竜虎さんに宛てたものなので、構わないで欲しい」感がありました。
この道場は、特定の個人宛の投句する、ということは想定されていません。メンバーから広く意見を求めるために投句しているのですから。とにかく、この道場は、良くも悪くも、全員が全員の投句もコメントも見ることができるのです。当然、コメントすることもできます。
もし、特定の誰かに宛てたい句がありましたら、その方の投句へのコメントの中で伝えるべきです。今回であれば、竜虎さんの投句へのコメントとして。それなら、投句へのコメントは意見を求める対象ではないので、あまり他の人から干渉されないですよ。
ここまで、ご理解いただけますでしょうか?
もし、最近ご無沙汰している方への消息を尋ねるような投句をなさる場合は、他のメンバーからも色々な意見や感想が出ることを想定してなら構わないと思いますけど。
あともう一点。御句、私は前回はそこまで書きませんでしたが、竜虎はどちらも強くて力が拮抗していることを意味しています。
御句の「天高く昇る竜虎」という措辞ですが、龍が天に昇る様子を踏まえてお詠みだと思いますが、「天高く昇る」、これは言い換えれば「昇天」で、ご存知のように死去を意味しますので、縁起でもないように誤読される恐れもあることをお伝えしておきます。
こういうことを申し上げると、「あんたは管理人か?」とか、「どれだけ偉いんじゃ?」とか、言われることがあります。
当然のように私は管理人でもなければ偉くもありません。ただ、私が入りたての頃に、この道場のお作法とかルールとかを、先輩方に教えていただきましたので、長くいる者としては、それを伝えていかなくてはと思うのです。
どうか、ご理解いただきたく、よろしくお願いします。
点数: 5