俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1608ページ目

「ガラケーを畳む感じの春の恋」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ガラケーを畳む感じの春の恋

田上大輔さん、こんにちは。
御句拝読しました。失恋を、ガラケーを畳む感じとは、なかなか鋭いですねー。共感します。
あの、ガラケーをパタン!と閉じる(畳む)音なり仕草なりが、何かの終焉を感じさせますね。
感じさせますが、そのまま「畳む感じの」ではちょっと。ここを俳句のようにしたいですねー。

・ガラケーを畳んで終わる春の恋
・ガラケーを畳めば消える春の恋
・春の恋ガラケーたたみジエンドと

ゆきえさんのご提案のように、失恋としてしまったほうがいいかも。
よろしくお願いします。

点数: 1

「桜待てなかった母の命日」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 桜待てなかった母の命日

砂川 恵さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。なんとも切ない句ですねー。
内容的にはいいのですが、口に出して読んでみますと、下五が四音だからでしょうか、字足らずのなんとも座りの悪さを感じます。簡単に解消させるには、命日をお命日にすればいいと思います。

・桜待てなかった母のお命日

一般に、丁寧の意味の接頭語である「お」や「ご」は俳句では不用ということになっていますが、この場合は近しい肉親のことそれも故人のことですので、私はいいのではと思いました。

他には、

・命日や桜待てずに逝きし母

などもありかと思いました。よろしくお願いします。

点数: 0

「ハルウララ幸せさんぽ辺野古みち」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ハルウララ幸せさんぽ辺野古みち

紅莉栖ゆみこさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。辺野古というと、沖縄でしょうか?私は行ったことがないのですが、いいところなのでしょうね!
御句、まず気になりましたのは上五のハルウララです。でももう、先の方々がご指摘ですね。
あと、「幸せさんぽ」、お気持ちはわかりますが、俳句では、幸せとか悲しいとか、個人の主観的な感情を直接には出さずに、その場の光景を描いて、読み手に「ああ、それは幸せなことだなぁ」と思ってもらう、そういう作りが好まれると思います。

基本的には、春の天気のいい日にワンちゃんと散歩をするというだけで幸せ感が漂ってきますので、

・愛犬と辺野古の春の散歩道

とりあえずはこういうことでもいいのかと思います。
また聞かせてください!よろしくお願いします。

点数: 0

「年寄れば白髪の増ゆる花見かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 年寄れば白髪の増ゆる花見かな

ゆきえさん、こんにちは。
御句拝読しました。面白い!複層的に面白いです!
何が言いたいかと言いますと、一般論としては、年を取る(年寄る)と白髪の増えるは重複感がありますが、「年寄れば」が、年を取れば、という意味と、年寄りが集まれば、という意味にも取れ、「白髪の増ゆる」が、作者の白髪がふえるのと、白髪頭が集まる、という意味にも取れる面白さがあります。
ですから例えば、

・声かけて白髪の集う花見かな
・グループに白髪の増える花見かな

なんて展開もできますね。
よろしくお願いします。

点数: 1

「友の忌や話しかけたき春の月」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 友の忌や話しかけたき春の月

おかえさきこさん、こんにちは。
御句拝読しました。お気持ち、よくわかります!
ただ、「話しかけたき」、ということは、話しかけなかったかもしれません。話しかけてみてはいかがでしょう?

・友の忌や話しかけたる春の月

頓さんが、「もう一度母に見せたき桜かな」の句を取り上げていらっしゃいますが、これはおかえさきさんの句ですよね。名句です!
よろしくお願いします。

点数: 2

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

行列の先頭いずこ陽炎へる

回答数 : 17

投稿日時:

車庫造るため引き抜きし桜かな

回答数 : 30

投稿日時:

ガラス戸に犯人の顔花の雨

回答数 : 25

投稿日時:

入院の爺見舞う爺春惜しむ

回答数 : 25

投稿日時:

入院の爺見舞う爺晴惜しむ

回答数 : 2

投稿日時:

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節分や南南東を丸かじる

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除雪車が明け方の夢掻きにけり

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